【真三國無双ORIGINS】過去作(前作)との違いを解説！ストーリーの繋がりは？

1月も中頃に入りまして、ますます寒い日などが増えてきましたが、風邪などには気をつけつつゲームを楽しんでいきたいものです。

今月も、様々な期待の新作が発売予定ですが、皆様は購入予定のタイトルや、注目しているタイトルなどはあるでしょうか？

今回は、長期に渡って続いているシリーズの最新作として注目を集める「真三國無双ORIGINS」について色々と解説していきたいと思います。

 

真三國無双ORIGINSとは？シリーズもおさらい！

2025年1月も、半分ほどを過ぎましたが、今年遊ぶゲームや、注目のタイトルなどなど、そろそろ情報を追いかけ始めたという人も多いのではないでしょうか。

一方で、長く続いているシリーズの最新作が発売予定であったりと、そちらに注目しているという人もやはり多いと思います。

 

そんな中で、シリーズが長く続いている中での新作発売が注目されている作品といえば「真三國無双ORIGINS」ではないかなと思います。

今回はこの「真三國無双ORIGINS」についてあれこれと解説していきますので、まずは「真三國無双ORIGINS」と「真三國無双」シリーズ全体のおさらいから初めていきましょう。

 

「真三國無双ORIGINS」は、1月17日に発売が予定されているシリーズ最新作で、プラットフォームはPS5の他、XboxシリーズやSteamなどに対応。

今回は一人のプレイヤーが無数の敵をバッサバッサとなぎ倒していく爽快感を盛り込みつつも、ハクスラ要素や戦略的な要素なども強めた作品となっています。

 

また、これまでのシリーズに比べてストーリー性が強く描かれており、そういった部分でも「ORIGINS」のタイトルにふさわしい、原点回帰を考えた作品と言えるでしょう。

三國無双シリーズ自体は、昨今は少々迷走気味と言われることもあるものの、ある意味1ジャンルを築いたゲーム業界の功労者とも言える作品群です。

 

これまでに「三國無双」とつくタイトルだけでもかなりの数の作品が発売されており、ナンバリングタイトルは「8」までが発売されています。

その他、各ナンバリングタイトルを拡張する「猛将伝」や「Empires」といった、スピンオフ的タイトルなども発売されており、既に20本以上が発売されている有名シリーズですね。

「三国志」及び「三国志演義」をモチーフにしつつ、独自の解釈などを盛り込んだキャラクターを操作し、時には史実に記された戦いを、時にはいわゆるIFの戦いを繰り広げます。

 

これまでに発売されたナンバリングタイトルは以下のようになっています。

・真・三國無双（PS2/2000年8月発売）
・真・三國無双2（PS2/2001年9月発売）
・真・三國無双3（PS2/2003年2月発売）
・真・三國無双4（PS2/2005年2月発売）
・真・三國無双5（PS3/Xbox 360/2007年11月発売）
・真・三國無双6（PS3/2011年3月発売）
・真・三國無双7（PS3/2013年2月発売）
・真・三國無双8（PS4/Xbox One/STEAM/2018年2月発売）

以上のような感じですね、なんだかんだでコンスタントに発売されている上、間には上でも触れた「猛将伝」などのアペンドディスクなども発売。

 

作品を追う事にスケールなどはアップし、登場武将も増える一方で、一部の作品ではキャラごと固有だったモーションが武器種で共通化されてしまうといった難点も。

また、シリーズとしては「ORIGINS」を除き最新作となる「8」では、初のオープンワールドを採用するも、中国大陸を忠実に再現しすぎて内容の薄さを批判されるといった事態に。

 

シリーズとして長く続いているがゆえの弊害ではありますが、若干のマンネリと、新要素がイマイチ受けないなどの悩みを抱えたシリーズでもあります。

とはいえ、様々なコラボ作品を生み出した「無双」シリーズの元祖作品でもあるので、遊べば楽しめる部分はどの作品にも必ずある、というシリーズではあります。

 

今回新たに「ORIGINS」も発売されることですし、8などの比較的直近で遊びやすい作品を遊んでみるのもおすすめかなと思います。

ORIGINSと過去作の違いは？

さて、というわけでシリーズのおさらいが終わったところで、今度は新たに発売される「真三國無双ORIGINS」と、過去作の違いについて解説していきたいと思います。

基本的には「三国志」を題材としており、プレイヤーが一人で複数人の敵を倒していくアクションゲームである、というところは変わりません。

 

とはいえ、前作「8」はオープンワールドだったのに対し「ORIGINS」では大陸地図を歩き回り、戦場を選ぶ、という方式に変更。

流石に広すぎるオープンワールドと、大規模な合戦・戦が題材となる「三國無双」は相性自体があまり良くなかった、ということかもしれません。

 

更に「ORIGINS」で大きく変更されたポイントとしては、今作では「オリジナルの主人公」がプレイヤーキャラとして固定になった、というところでしょうか。

これまでのシリーズでは三国志に登場する武将がプレイアブルキャラとして選択できましたが、今作では一部のステージで随行している武将を一時的に操作できるのみ。

 

そういった意味では、三國無双シリーズとしてはかなり異色な作品とも言えるのですが、一部の作品ではキャラメイキングでオリジナル武将を作れる作品などもありました。

今回はどちらかというとストーリー重視となっており、様々な戦場を駆け巡る、というよりは三国志の話をオリジナルの主人公視点で追体験する、という感じのようですね。

 

また、これまでの作品でお馴染みだった必殺技を発動するための「無双ゲージ」以外に、様々なアクションを発動できる「武芸」システムのための「闘気ゲージ」が追加。

その他では、敵の攻撃をタイミングよくガードすることで発生する「弾き返し」や、直前で回避すると「見切り」が発動するなど、近年のアクションゲームらしさも増えています。

 

その分、敵武将はいわゆる大ボス的な立ち位置となり、かなり強力な敵となっているため、これまでのように雑魚敵のついでに倒す、といったようなことは難しくなっています。

ゲーム的にはしっかり無双感を残しつつも、歯ごたえのあるアクションも楽しめるようなシステムになっている、という感じですね。

 

オリジナルの主人公を操作する、という点や、これまでのシリーズからも続投している有名武将が一部のシーンでしか使えない、という点は少々気になるところではありますが。

とはいえ、昨今は三國無双シリーズも、キャラ数があまりに増えすぎて最初の時点でプレイが躓いてしまう、というケースがあったのも事実。

 

新たにストーリー重視の三国志ゲーム、無双シリーズの派生と考えれば十分に楽しめる範疇のゲームになっているのではないかと思います。

むしろ、シリーズを知らない人が始めるのにはちょうどいいタイトルとも言えそうなので、無双シリーズを触れたことがない人も遊びやすいのではないでしょうか。

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真三國無双ORIGINSにストーリーのつながりはある？

さて、ゲーム部分はこれまでの三國無双シリーズから大きく変わっているところもある、という感じの「真三國無双ORIGINS」ですが、ナンバリングも外れた新規作品という印象ですね。

ゲーム的な違いはさておいて、シナリオやストーリー部分においてつながりなどがあるのか、というところが気になる人も多いのではないでしょうか。

 

今回は記事の〆として、そういった部分も解説していきたいと思いますので、三國無双シリーズを遊んだことがない人や、ORIGINSの購入を考えている人も参考にしてみてください。

結論からいえば、真三國無双ORIGINSには、過去作などとストーリーのつながりはありません、というか、三國無双シリーズ自体がストーリー的なつながりは薄い作品です。

 

そもそも三國無双シリーズ自体が、三国志を題材とした作品であり、一部は本来存在しないエピソードなども展開される場合はあります。

しかし、基本的には「三国志」に纏められている内容で有名な戦を舞台としていたりと、基本は三国志の内容に沿ったシナリオが展開されます。

 

そのため、独自のエピソードなどがあったとしても前作からガッツリストーリーがつながっている、というような形式になっていたことはなく、その辺りはどこから遊んでも平気です。

むしろ今回は、三国志で有名な「魏・呉・蜀」の三国が成立するまでの重要なエピソードである「石壁の戦い」までを、主人公の視点でそれぞれの国を選んで遊ぶという感じです。

 

そのため、かなりオリジナル要素が強くなる可能性も高いですし、これまでの三國無双シリーズを前提として遊んで置かなければいけない、ということはありません。

特にシリーズに触れたことのない人が今作から遊び初めても問題ないですし、シリーズ経験者も忘れてしまっているなぁと思っても問題ありません。

 

ちょうど心機一転、三国無双シリーズに興味が湧いた人も、三国志に興味があるという人の導入としてもちょうど良い作品になるのではないかなと思います。

ストーリーは今作で十分に楽しめると思うので、もし興味が湧けば、三国志の続きを小説や漫画などで読んでみるのもおすすめですよ。

 

真三國無双ORIGINSまとめ