すっかり気温も下がり、秋を通り越して段々と冬が近づいてきたような印象で、2018年も残すこと2ヶ月を切っているというのも驚きですね。
寒くなってくるとどうしても外での遊びが辛くなる、という人も多いですし、そんなときはこたつにはいってゲームをプレイというのも乙なもの。
今回は、そんな寒さも吹き飛ばす熱気ある作品「フォートナイト」の「世界を救え」モードについての情報などを纏めて行きたいと思います。
「世界を救え」モードとは?
出典:https://www.epicgames.com
最大100人による、オンラインでのバトルロイヤルが最大のウリである作品「フォートナイト」ですが、皆様まだまだ遊んでいる事と思います。
単に銃器などのアイテムを探し出し戦うだけでなく、時には隠れてやり過ごし、そして時には拠点を建築して有利に立ち回ってみたりと魅力的な作品ですね。
そんな「フォートナイト」に、いわゆるPvP、対人戦以外のモードがある、というのはご存知でしょうか?案外知らない人もいるかもしれません。
その名も、今回の記事になっている通り「世界を救え」という大仰かつストレートな名前のつけられたモードで、こちらは「PvE」モードとなっています。
PvEというのは「プレイヤーVSエネミー」の略で、詰まる所このモードではプレイヤー同士の戦い、ではなくNPCの「敵」を倒すのが目的です。
次々と襲い来る敵に対し、プレイヤーはマップに点在する武器やアイテムをかき集め、トラップや拠点建築を駆使してこの敵を倒していく、というモード。
本来のゲームモードである「バトルロイヤル」とは違い、敵を倒さなければいけない、という明確な指標があるのも特徴です。
つまり、バトルロイヤル時のように「隠れてやり過ごす」という事は基本的に出来ず、ゲームをクリアするためにはしっかり戦わなければいけない、という事。
そういった意味では、バトルロイヤルモードで戦闘が苦手、という人にとっては良い練習になるモードかもしれませんね。
また、全てのプレイヤーが全て同条件からスタートするバトルロイヤルに対し、こちらの「世界を救え」ではキャラクター毎にクラスが設定されています。
大まかなクラスが4つに分けられ、それに対してサブクラス、というものが各クラスに多数用意されているので、かなり能力に差が出たりします。
勿論クラス毎に、独特なアビリティを習得していく、といった要素もあるので、RPGなどが好きという人にも面白いのではないかと思います。
「世界を救え」モードでは、以下のようなクラスが用意されています。
■ソルジャー
メインクラスに設定されているクラスの中でも、随一の火力役、圧倒的な攻撃力を持つ、まさに殲滅役と言っていいクラスです。
自分や味方の攻撃力を上げたり、広範囲に弾を連射できる「ミニガン」を取り出して攻撃できるといったクラスなので、最初にプレイする際にもオススメかも。
■ニンジャ
こちらは、忍者のイメージどおり、スピーディで高い機動力と、様々な飛び道具や体術といったアビリティを駆使して戦うクラス。
手裏剣を投げて攻撃したり、時には二段ジャンプをしたり出来る上、アビリティでの範囲攻撃が多いので爽快感のあるプレイが出来るかも。
■アウトランダー
こちらは、戦闘よりもどちらかといえば支援に回る事が得意なクラス、ツルハシを使って建築用の資材をかき集めるのが得意。
他のクラスに比べてツルハシのダメージが大きく設定されており、建築物を破壊するのが早く、攻撃性能を持つ建築物を立てたりといった事も可能。
■コンストラクター
こちらは、アウトランダーと同様、戦闘よりも味方の支援を目的としたクラスで、建築のスペシャリストといった所でしょうか。
既に建築した拠点などを強化したり、キャラクター自体もHP及び耐久力に優れるなど、ちょっと風変わりではある物のいわゆる「盾役」として運用できそうです。
と、このような4つのメインクラスに加え、かなり多岐に渡るサブクラスを組み合わせて戦う、といった形になっているのが特徴です。
役割ややるべき事がはっきりしているので、どれを選ぶかは個人の好みによると思いますが、最初はソルジャーがオススメかもしれませんね。
醍醐味である「バトルロイヤル」というモードからは大分かけ離れたゲーム性である物の、こういった所を楽しめるのもフォートナイトの魅力。
どうしても緊張感のあふれる対人戦に疲れてしまったら、こちらのモードで息抜きをしてみるのもありではないでしょうか。
無料化されるのはホント?
出典:https://www.epicgames.com
さて「世界を救え」モードの紹介が済んだ所で、今度はプレイヤーにとっては嬉しい情報についても纏めて行きたいと思います。
フォートナイトは元々「基本無料」という形式を取っており、ただゲームを遊ぶだけであればお金はかからない、というのが嬉しい点です。
しかしながら、上で紹介した「世界を救え」モードに関しては、現状では有料早期アクセス、という体を取っている状態です。
様々なアイテムなどがセットになった、有料DLCである「ファウンダーズパック」の一部に特典として付属しており、購入する事でプレイが可能になっています。
ただし、これらはあくまで「早期アクセス」という、DLCを購入した人へのオマケ的な扱い、となっているという点は注意が必要です。
というのもこの「世界を救え」モードは、2018年内に「無料化される」という風に公式から紹介されているので、無料で遊びたい人は待つのもアリ。
……と言っていたら、公式からの発表で「2018年内」での「無料化」は残念ながらナシ、延期される事が発表されてしまいました。
これまで日本語版にも対応しておらず(2018年8月23日のアップデートで対応)という状態だったので、ちょっと開発に遅れが出ているのかなと思います。
まぁ、爆発的に人気が出たゲームですし、それによって様々なハードへの対応を行っている作品なので、仕方のない所かもしれません。
とはいえ、あくまで「2018年内の無料化」がナシになった、というだけで「無料化」されるの自体がなしになった、というわけではありません。
スケジュールに遅れが出ている、というだけの話ではありますので、無料で遊びたい人はもう少しだけ待ってね、といった感じだと思います。
とはいえ、身も蓋もない話をすれば、現状でもしっかりと遊べる内容の物になっているので、こちらを遊ぶためにファウンダーズパックを購入するのもアリ。
「世界を救え」モードを最安値で遊べるのは、4,320円で購入する事ができる
「スタンダード・ファウンダーズパック」
ですね。
ぶっちゃけフルプライスのタイトルを一本購入するよりもよほど安いですし、フォートナイトのゲーム内クレジットなどのアイテムも多数。
そう考えれば、決して高い買い物ではない、と思いますので、あえて無料化を待たないでプレイするというのもアリだと思います。
どちらが良いかは人によると思いますが、普段のフォートナイトとはまた違ったゲーム性で遊べるので、損はしないのではないでしょうか。
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スイッチでの実装はある?
出典:https://www.epicgames.com
さて、様々なゲームハードでの配信が行われている「フォートナイト」ですが、クロスプレイが盛んな作品でもある、というのはプレイ中の人たちにとっては常識でしょう。
しかしながら、現状では今回の記事で紹介している「世界を救え」モードは、ニンテンドースイッチにおいては実装されていません。
この件に関してですが、勿論ニンテンドースイッチでフォートナイトを遊んでいる人は、世界を救えモードもスイッチに!と思う人が大半でしょう。
ですが、現状公式サイトのQ&Aにおいては「Nintendo Switchに「世界を救え」を移植する予定はありません」と明言されてしまっています。
2018年11月現在、世界を救えモードを遊べる機種はPS4、Xbox One、PC、Macの4種類のハード、という事になっています。
いわゆるAndroidといった、携帯機としての区分のハードではプレイ不可、となっているのがわかるかと思います。
その事を考えると、実際のハードの性能やらはおいといて、ニンテンドースイッチはフォートナイトの開発側にとっては「携帯機」という扱いなのではないでしょうか。
同じゲームとはいえ、スペックなどによって変更点があるのはまぁ当然ではありますので、この辺りは仕方のない部分ではあるかもしれません。
あくまで推測ではありますが、ニンテンドースイッチ版は、他の携帯機と同じシステムを下地にして制作されているのかもしれませんね。
現状では、公式側が「移植しない」と明言されてしまっている以上、いつ頃実装されるのか、という予想を立てるのも意味がないといえます。
勿論、今後開発側が「スイッチの移植を検討する」という風に方針を転換する事も考えられなくもありませんが、現状では予定はない、という事です。
いつものフォートナイトとは違う遊び方が出来る、貴重なモードでもあるので是非スイッチにも移植して欲しいものではあります。
現状ではユーザーとして要望を送る程度の事しかできませんので、開発側の気が変わるように気長に待っているのが正解ではないでしょうか。
フォートナイト世界を救えまとめ
- いつもとは違うプレイ感!RPG的要素もあるモード!
- 2018年内の無料化ならず!無料化まではもう少し待ってね!
- スイッチへの移植予定は現状ナシ!今後の方針転換に期待!
こういった「同じゲーム」でも全く遊び方やルールが違うモード、というのはフォートナイト然りスプラトゥーンしかり面白い物だと思います。
それだけに、スイッチへの移植予定が現状ではナシ、というのはちょっと寂しくもありますが、今後に期待といった所ではないでしょうか。