6月に暦も変わって、雨の日も増えてきたことで、そろそろ本格的な梅雨入りが見えてきた今日この頃、ジメジメとした湿気がイヤになりますね。
そんな湿気に負けないよう、ゲームに熱中して過ごせば、少しは快適に過ごせるかもしれませんが、遊ぶゲームに困ってはいませんか?
今回は、マルチでもソロでも楽しめる、新たなローグライトサバイバルゲーム「エルデンリングナイトレイン」について解説していきたいと思います。
エルデンリングナイトレインとは?

出典:https://store.steampowered.com/
暦も6月に入り、様々な新作ゲームも控えているタイミングですが、もう既に新しいゲームにのめり込んでいる、という人も多いのではないでしょうか。
今回は、5月30日、前月の末頃に発売され、早くも350万本を売り上げた、と報告された話題の最新作「エルデンリングナイトレイン」について紹介していきたいと思います。
エルデンリングナイトレインは、タイトルの通りフロムソフトウェアから発売された本格ダークファンタジー「エルデンリング」から派生したスピンオフタイトルです。
スピンオフタイトルではあるものの、いわゆる外伝作品や続編、というわけではなく、ゲームシステムなどを一部流用した、実質的な別作品となっています。
プレイヤーはリムベルド、と呼ばれる地で「夜渡り」となり、3日間を生き抜いていき、最終的に現れる強敵「夜の王」たちを倒すことを目的とした、サバイバルゲームとなっています。
ゲームとしてはエルデンリングを下地としているだけあって高難易度なのが売りで、慣れない内は1日目を超えることすら難しい作品です。
リムベルドは拠点の位置やアイテムなど、挑戦する度に構造が変わるランダム生成も特徴で、毎プレイごとに生き抜くために知恵を絞る必要があります。
また、ゲーム中に登場する敵の一部は、エルデンリングではなく「ダークソウル」シリーズから登場する敵も一部存在しています。
これは、設定的には「夜の王」の力によって、別世界から引き寄せられてきてしまった、ということで、ある意味夢の共演が果たされています。
それ以外にも、ダークソウル時代から人気のキャラクター「アルトリウス」を模した装備が登場するなど、エルデンリング以外のタイトルファンも気になる要素が満載。
こんな感じで、エルデンリングナイトレインは、エルデンリングの根幹となる設定である「破砕戦争」があったあとの世界観の作品です。
ただ、世界線は平行世界のようなものであり、本編エルデンリングとは、ストーリー的には独立しているため、本編を知らなくても十分に楽しめる作品。
高難易度なサバイバルゲームとして見ると、かなり完成度は高く、システムなどを理解すればかなり楽しめる作品だと思います。
一方で、難易度自体はかなり高めに設定されているので、遊ぶのであればかなり覚悟が必要なゲームでもある、という感じです。
ある意味いつものフロムソフトウェア作品、という印象の作品ですが、ゲームシステムなどかなり目新しいものもあり、探索要素なども楽しめるのでおすすめではないかと思います。
エルデンやダークソウルなどのシリーズが好きな人は勿論、ローグライトサバイバルなどのジャンルが好きな人はぜひ挑戦してみてくださいね。
ナイトレインソロとマルチの違いは?

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さて、高難易度サバイバルを楽しめるエルデンリングナイトレインですが、ゲームとしては3人でのマルチプレイか、ソロプレイ両方がプレイ可能な作品です。
ソロとマルチでは、主に登場する敵の体力が変化し、ソロの時は相応に敵の体力が少なく、マルチの場合は敵の体力が増強されます。
他のゲーム性という部分などには変化はない、といいたいところですが、ソロの最大の難点は倒されてしまった際に、ダウン状態ではなく即座に死亡扱いになる点が違いです。
これは味方プレイヤーに救援してもらう、という行為自体ができないため、仕方のない部分ですが、ペナルティがかなりキツくなる、と考えていいでしょう。
また、ソロプレイ時は、夜になってから死亡した時点でゲームが終了、となってしまうため、難易度は跳ね上がります。
マルチプレイを遊ぶ場合は、そのままゲームをスタートし、ランダムでマッチングするか、あるいは合言葉を設定してフレンドなどと遊ぶのもアリです。
ソロプレイで遊ぶ場合は、ゲームをスタートしたあと「出撃設定」の項目から「シングルプレイ」を選択しておけば、そのままゲームがスタートします。
ゲーム的には、マルチ・ソロともにやる事自体は同じで、内容や目的などが変わる、ということはありませんので、その辺りは不安に思わなくてもいいでしょう。
ただ、大きく変わるポイントとしては、やはりソロプレイだと難易度が高くなる、というところに尽きるのではないかなと思います。
実際、発売直後のSNSなどでは、ソロプレイの攻略がかなり難しい、難易度が高いといった声がよく見られた一方で、マルチプレイでしっかり連携できればクリアできた、という声も。
また、ソロでは、レベルアップに必要なルーンを集めたり、装備を整えたりといった、ゲーム進行上重要な作業を、分担することができないといったデメリットもあります。
ソロとマルチプレイでは攻略に必要な知識や立ち回り、戦闘の方法など、大きく変わるところもあるので、ゲームの内容は変わりませんがゲーム性は大きく変わるでしょう。
遊ぶ際はその辺りも含めて、よく考えた上で挑戦してみるのがオススメではないかなと思いますので、マルチプレイの用意などもしておくのが良さそうですね。
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ソロでも楽しむことは可能?

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さて、マルチプレイ及びソロでのプレイが可能なエルデンリングナイトレインですが、上ではソロとマルチの違いについて解説しました。
ゲーム内容こそ変わらないものの、立ち回りや攻略といった点で、ゲーム性に変化はある、と紹介しましたが、ソロでも楽しめるのかどうか、が気になる人も多いでしょう。
結論から書けば、難易度は跳ね上がる部分があるものの、ソロでも楽しめるのは間違いない作品ではないか、というのが筆者の意見です。
ただし、元々エルデンリングや、ダークソウルといった高難易度系のアクションゲームに慣れていて、ある程度練習することを前提にした話になるかなと思います。
まず、上でも紹介したように、ソロでは「仲間から救援」という形で蘇生ができず、即死亡となってしまうため、ペナルティが重くのしかかります。
また、経験値を稼いだり装備を集めたり、といった作業を全て時間内に一人で行わなければいけないため、マルチで遊んでいるときよりもプレイ時間がシビアになります。
敵の体力はマルチプレイ時よりも低く設定される、とは書きましたが、出現する敵の数や攻撃力には変化がないため、注意が必要です。
他の仲間と一緒であれば、敵の攻撃を引き付けてもらったり、一緒に撃破することで危険度を下げられますが、ソロではあっさり囲まれボコボコにされてしまう、ということも。
また、最初にベータテストが行われた際などには、ソロプレイが用意されておらず、実際に正式リリースされてからソロプレイが実装されていた、というのも見逃せません。
つまり、開発元的には、元々マルチでプレイすることを前提にしていて、本来はソロでのプレイはあまり想定に入っていなかったのではないか、と考えられます。
まぁそれでもソロでも遊びたい、という猛者たちの意見を取り入れてソロプレイモードを実装したのではないかと思われますので、必然的にソロは難易度が高くなります。
そういった観点から、ソロモードは全体的にゲームに慣れた上級者向けの遊び方、という感じなので、最初からソロで挑戦するのは難しいかもしれません。
もちろん、ソロならではのシビアな時間管理や高難易度感、また他の人に気兼ねせずに自由にプレイできる、といったメリット自体はあるでしょう。
このような感じで、ソロでの攻略は難しい箇所が増える部分もありますが、当然高難易度アクションを楽しみたい人にとってはかなりプレイのしがいがあります。
こういった高難易度を楽しめるように練習するのもアリですし、マルチでワイワイ騒ぎながら遊ぶのもアリと、どちらの遊び方でも楽しめる作品になっているでしょう。
おすすめは、少しマルチでプレイしてみて、コツや戦い方、操作などに慣れてきたら、ソロでの攻略に挑戦してみる、という流れがおすすめではないでしょうか。
エルデンリングナイトレインまとめ

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- エルデンリングスピンオフ!ダークソウルの装備や敵も登場!
- ソロとマルチの違いは敵の体力のみ!戦うための戦略は変わるので注意!
- ソロはかなり難しい攻略難度!マルチで慣れてきてからがおすすめ!
色々なところで魅力的なエルデンリングナイトレイン、これまでフロムソフトウェアが発売してきた高難度アクションともまた違った楽しみ方ができる作品です。
まだまだ新たに見つかった隠し要素なども多数報告されていますし、かなり奥深いゲームだと思うので、一度は挑戦してみて損はないのではないかと思います。