
すっかりと冷え込んだ日も多くなり、早くも冬の様相を呈してきた今日この頃、皆様体調を崩したりはしていませんか?
寒さに負けず、ゲームを熱中して楽しんで暖を取りたいところではありますが、最近話題のゲームは一人でじっくり遊ぶのにも向いていそうです。
今回は、発売から2週間で大きな話題となりつつある「エスケープフロムダッコフ」について解説していきたいと思います。
エスケープフロムダッコフとは?作品を解説!

10月も終わりが見えてきて、暦的には冬が近づいている時期ですが、気温的にはもう冬なのでは?と思ってしまう寒さが目立つ日が増えてきました。
過ごしやすい秋はどこへやら、寒さに負けて風邪などひかないように注意していきたい時期ですが、温かい部屋でじっくりとプレイできるゲームを探していきたいところ。
今回紹介したいタイトルは、発売から2週間ほどでかなりの人気を誇る新作タイトル「エスケープフロムダッコフ」ですね。
可愛らしいデザインながらもプレイし応えのある骨太ゲームとして人気を博しており、かなりゲーム性の高い新作となっています。
今回はこの「エスケープフロムダッコフ」について、色々と解説していきたいと思いますので、まずは作品について紹介していきましょう。
「エスケープフロムダッコフ」は、Team Sodaが開発、Bilibili Gameが販売する見下ろし型の視点が特徴のシューティングゲームとなっています。
タイトルから察しがつく人も多いと思いますが、2017年に発売され話題となった「エスケープフロムタルコフ」にインスパイアされた、ある種のオマージュゲームです。
リリースはこの記事を書いている現在から約2週間前、10月16日に配信が開始された作品となっており、その最大の特徴は「見た目」ですね。
プレイヤーが操作するキャラクターを含め、登場するのはほぼ全て可愛らしい見た目をした「アヒル」、たまに犬もいますが、ともかくデザインが可愛らしいのが特徴。
しかし、可愛らしいのはあくまでも見た目だけ、中身はかなり骨太で、敵に倒されてしまうとアイテムを全ロストしてしまうなど、かなりシビアなゲーム性となっています。
プレイヤーはアヒルを操作し、ダッコフ、と呼ばれる島から脱出するため、スタート地点とフィールドを行き来して、拠点を拡充しながら脱出への道筋を模索する、という内容。
ゲームとしては「PvE」つまり、プレイヤーとNPCの敵と戦いながら進めていくゲームとなっているため、対戦要素などはありません。
まずプレイヤーはスタート地点となる地下施設を拠点に、地上を探索、物資などを集めてキャラクター自身の強化や、施設の拡充を行っていきます。
探索・戦闘・育成を繰り返し、少しづつ探索できる範囲を広げて、最終的にはフィールドの脱出地点まで到達することが目的になります。
その間、当然戦闘が発生するわけですが、可愛らしいアヒルたちが持つのはアサルトライフルなどの可愛さの欠片もないゴツい重火器の数々。
こういったギャップもまた、ある意味可愛らしさを際立たせる結果にはなっていますが、バンバン敵を倒したいシューティングゲーム好きにもたまらない内容となっています。
本格的なシューティングゲームはちょっとリアル過ぎて苦手、というような人も楽しめると思いますので、是非アヒルちゃんたちと共に脱出を目指してみてはいかがでしょうか。
現在エスケープフロムダッコフが遊べるのは?

さて、可愛らしいアヒルちゃんたちと、ゴツい銃の数々といったギャップがすごい「エスケープフロムダッコフ」ですが、現在遊べるハードが限られている作品です。
ゲーム内容からしてなんとなく察しがつく人もいると思いますが、いわゆる「インディーズゲーム」に分類される作品となっています。
まぁ実際に発売を行っているのはBilibili Gameという大手メーカーなので、これをインディーズと言っていいかは議論の余地がありそうですが、まぁそれはさておき。
現在配信が行われているのは、インディーズゲームの配信ハードルが最も低くリリースしやすい「Steamのみ」となっています。
つまり「エスケープフロムダッコフ」は、現在「PCゲーム」として世の中に配信が行われている、という状態です。
価格は1,800円となっていて、まぁインディーズとしては一般的な価格となっており、手は出しやすい価格帯の作品だとも言えるでしょう。
PCゲーム配信プラットフォームはいくつかありますが、その中でもSteamに限定されている、という点は注意が必要かもしれませんね。
とはいえ、まず最初はSteamから配信をスタート、というPCゲーム自体は珍しくなく、それだけSteamの市場が大きい、という証左でもある、と言えるかもしれません。
とまぁそんな話は置いておいて、エスケープフロムダッコフが遊べるPCのスペックは、ストアページの表記(推奨スペック)では以下のようになっています。
・OS:Windows 10
・プロセッサー:intel Core i7-9700/AMD Ryzen 7 5700
・メモリー:16 GB RAM
・グラフィック:NVIDIA GeForce GTX 2060/AMD Radeon RX 6600
・DirectX:Version 11
・ストレージ:16 GB の空き容量
昨今のインディーズゲームとしては、推奨スペックは比較的高めな印象、可愛らしくデザインされつつも、グラフィックは結構凝っているのでそれが原因かもしれません。
とはいえ、ミドルクラスのゲーミングPCでも十分に動作する範疇ではあると思うので、普段からPCゲームを嗜んでいる人にはそれほど問題にはならなそうです。
一応、画質などを下げればもっと低いスペックのPCでも十分に動作するようになっているので、ご自身のPCとスペックを比べてチェックしてみてくださいね。
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今後他のハードで発売される可能性はある?

さて、現在はPCでのみ遊ぶことが可能となっている「エスケープフロムダッコフ」ですが、今後他のハードに発売される可能性などはあるかどうか、について解説したいと思います。
まず、ゲームとしてはPvEの形式を取っているため、オンライン要素などはなく、一人で遊ぶタイプの作品であるため、他ハードへの移植ハードルはかなり低いと思われます。
他のゲームの移植について書いた記事などでも触れていますが、基本的に、PCで発売された作品が他のハードに移植されるかは、開発メーカーの事情も関わってきます。
例えPCゲーム市場で人気を博し、様々なハードへの移植を熱望されたとしても、移植が実際に行われなかった、という作品は数多くあります。インディーズなら尚更ですね。
一応、今回の「エスケープフロムダッコフ」は発売元である「bilibili Game」が、過去にPS5などでもゲームを発売している、という実績があります。
そのため、今後の売れ行きや需要次第では、PS5やNintendo Switch 2用に「エスケープフロムダッコフ」が販売される、という可能性は比較的高いかもしれません。
ただ、これもあくまで可能性の話であり、現時点ではハッキリと「発売される!」と言い切ることはできませんね。
bilibili Gameから打診があったとしても、開発メーカーにPS5やSwitch 2向けの開発ノウハウがない、といった可能性もなくはありません。
勿論、移植が行われる際には別メーカーが移植用の作業を担当する、というのもゲーム業界においては珍しい話ではありません。
PCゲームながら2週間弱で100万本の販売を達成した、というめでたい情報も流れてきていますし、他ハードへの発売ハードルはかなり下がっているといえます。
勿論、PCから他ハードへ移植を行うには、それなりに時間がかかるものなので、仮に予定されていたとしても今すぐに!とはならないでしょう。
PS5やSwitch 2、ひいてはスマホ版など、他機種版が発売される可能性は十分にありますが、まだしばらくは続報がない、と考えるのが妥当です。
こういったインディーズゲームは多くの場合、アップデートなどで追加要素などが出ることも多く、それらが落ち着いてから他機種版を発売する、というケースも多くあります。
何にせよ「エスケープフロムダッコフ」は、発売からまだたったの2週間、他機種などへの発売を期待するには早すぎる時期とも言えるので、気長に情報を待ちましょう。
PCで遊べる環境が整っている人なら、他機種への移植を待たず、Steamで遊ぶのが吉だと思うので、是非検討してみてください。
エスケープフロムダッコフまとめ

- タルコフにインスパイア!アヒルを操作してシビアな脱出ゲームに挑め!
- ダッコフが遊べるのは現在Steamのみ!要求スペックはそこそこ!
- 他機種へ移植される可能性は十分アリ!ただ時間は時間はかかりそう!
こういった他のゲームからビジュアルを変えて開発されるインスパイアゲームというのは意外と多いですが、あまりにも意外な組み合わせで驚いた人も多そうです。
とはいえ、可愛らしいデザインと骨太なゲーム体験、というのは意外と相性の良い組み合わせでもあるので、興味が出たら是非遊んでみて欲しいタイトルの一つですね。








