
Switch2本体の発売から半年が経ち、ソフトのラインナップもかなり充実してきましたね。
特にこの2025年の年末は、ビッグタイトルが目白押しで「時間が足りない!」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな中、多くのゲーマーを悩ませているのが「結局、今から遊ぶなら『カービィのエアライダー』と『マリオカート ワールド』、どっちがおすすめなの?」という問題です。
6月のSwitch2ローンチと同時に発売された「マリオカート ワールド」。
そして、22年ぶりの復活でファンを歓喜させ、先月(11月)発売されたばかりの「カービィのエアライダー」。
どちらも任天堂の看板タイトルですが、実際に遊んでみると「似ているようで全く別物のゲーム」だということが分かります。
今回は、この2大アクションレースゲームを徹底比較して、それぞれの魅力や違い、そしてどんな人にどちらがおすすめなのかを解説していきます。
年末年始、家族や友達と盛り上がる一本を選ぶ参考にしてみてください!
目次
プレイスタイル別のオススメはこっち!

詳しい比較に入る前に、まずはズバリ結論からお伝えします!
この2作、どちらも面白いのは間違いないのですが、楽しめるポイントが明確に異なります。
- アクション操作の爽快感を重視したい人
- 1試合ごとのハチャメチャな展開や駆け引きを楽しみたい人
- 短時間でサクッと遊べる対戦ゲームを求めている人
- かつてゲームキューブ版「カービィのエアライド」に熱狂した人
- 広大な世界を冒険・探索するワクワク感を味わいたい人
- レースだけでなく、のんびりドライブやコレクション要素も楽しみたい人
- 安定した王道のレースゲームとして、初心者から上級者まで幅広く遊びたい人
- 長くじっくり遊べる「メインの1本」を探している人
一言でいうなら、短時間でもワイワイ盛り上がって遊べるのが「エアライダー」、仲間との対戦はもちろん、長く遊び倒すのに向いているのが「マリカワールド」、といったところでしょうか。
「エアライダー」はここはオススメ

2025年11月20日に発売されたばかりの「カービィのエアライダー」。
発売前から大きな話題となっていましたが、実際に遊んでみると、期待を上回る面白さです。
1. 「シティトライアル」の進化
本作の最大の目玉と言えば、やはり「シティトライアル」ではないでしょうか。
箱庭のような街で制限時間内にパワーアップアイテムを集め、最終決戦(スタジアム)で勝負を決めるこのモード。
Switch2のスペックを活かし、街の密度やギミックが大幅にパワーアップしています。
本作は、マシン操作がスティックとBボタンだけというシンプルさなのですが、「チャージ」や「ドリフト」のタイミング一つで勝敗が分かれる奥深さがあります。
また、街中で「乗りたいマシンが勝手に逃げていく」という珍現象(仕様?)も報告されており、SNSでは「裏切りマシン」なんて呼ばれて話題になっていましたね。
(※ちなみに、12/12本日配信された更新データVer.1.2.0でバランス調整が入ったようなので、この挙動は修正されたようです!)
他にもレアコンテナの中に爆発する偽物が隠れていたりといった、ちょっとしたイタズラ仕様が用意されているので、こういった予期せぬハプニングも含めて、パーティゲームとして盛り上がりそうです。
2. 新モード「ロードトリップ」とソロプレイの充実
「対戦は苦手...」という方のために追加された新モード「ロードトリップ」にも注目です。
これは広大なマップを旅しながら、お題をクリアしてマシンを強化していくシングルプレイ向けのモード。
序盤は遅いマシンでも、旅を進めるごとにどんどんスピードが増していき、最終的には超高速バトルへと発展していく過程は、まさにRPGのような成長体験。
前作ファンが求めていた「エアライドらしさ」を維持しつつ、一人でもじっくり遊べる工夫が凝らされていて、面白いです。
3. とにかく操作が気持ちいい
「エアライダー」の魅力は、何と言ってもそのスピード感と浮遊感。
地面を滑るように走り、段差でフワッと飛び上がる。
この独特の操作感は他のレースゲームでは味わえません。
マシンは勝手に前方に進むので、Lスティックは左右の入力だけ。
どのタイミングでブレーキやダッシュをするかで勝敗が決まるのは爽快です。
Switch2の性能によって60fps(あるいはそれ以上)でヌルヌル動く画面は感動モノですが、あまりのスピードに「3D酔いしそう」という声もちらほら聞かれます。
それくらい、没入感と疾走感が凄いということですね。
スポンサーリンク
「マリカワールド」はここが凄い!

一方、Switch2のローンチタイトルとして2025年6月5日に発売された「マリオカート ワールド」。
こちらは発売から半年が経過してもなお、売上ランキングの上位に君臨し続ける王道タイトルです。
1. 「コース」の概念を壊したオープンワールド
今作の最大の特徴は、オープンワールドになっていること。
タイトル通り「ワールド(世界)」そのものがコースになっているんです!
「グランプリ」モードでも、4つのレース会場が物理的に繋がっており、各会場間の移動も含めて順位が決まるので、次の会場への移動中も気が抜けません。
山岳地帯から海辺、そして都会のネオン街へと、ロード時間なしでシームレスに景色が変わっていく体験は、まさに次世代機ならでは。
「次はどんな場所に行けるんだろう?」という冒険心が刺激され、ただ走っているだけでも飽きない作りになっています。
2. 緊張感MAXの「サバイバル」モード
まったり走破も楽しいですが、ガチ勢におすすめしたいのが「サバイバル」モード。
これは大陸の端から端までをノンストップで駆け抜ける超ロングレースなのですが、途中のチェックポイントを規定順位以内で通過できないと、その場で即脱落となる過酷なルール。
24台のカートが一斉にスタートし、徐々に脱落していく緊張感はバトロワFPSにも通じるものがあります。
コース取りの自由度が高いため、「正規ルートを行くか、危険なショートカットに賭けるか」という瞬時の判断が試されるのがドキドキで楽しいです。
3. 探索とコレクションの楽しさ
「フリーラン」モードでは、レースを忘れて広大な世界を自由にドライブできます。
世界各地にある「ヨッシーズ」というエリアで食事(ダッシュフード)をすると、キャラクターの新コスチュームが手に入るという要素も見逃せません。
「寿司を食べたら和服マリオになった!」なんて発見があり、コンプリートを目指して世界中を走り回るのも本作の醍醐味。
本作は対戦ゲームとしてだけでなく、「ドライブゲーム」としての完成度も極めて高いのが「マリカワールド」の特徴と言えます。
「エアライダー」「マリカワールド」オススメまとめ

- 「エアライダー」は、シンプル操作でアクションが楽しい
- 「マリカワールド」は、多彩な遊び方ができるシームレスな世界が楽しい
- 短時間でワイワイ盛り上がる「エアライダー」、じっくり遊び倒す「マリカワールド」
個人的な意見を言わせていただくと、「迷ったら両方買う」のが正解だと言いたいくらい、どちらも素晴らしい出来栄えです。
ただ、年末年始に家族や親戚が集まるようなシチュエーションなら、誰でも知っているマリオキャラクターが登場し、操作の敷居も低い(アシスト機能も充実している)「マリオカート ワールド」の方が、より万人受けしやすいかもしれません。
一方で、ゲーマー仲間と集まって「朝まで対戦しようぜ!」というノリなら、中毒性の高い「カービィのエアライダー」が最高かもしれないですね。
ぜひ、あなたのプレイスタイルに合った1本を選んでみてください!











