気になるゲームがある時、自分が所持していないハードでしか配信されていない、発売されていないとなるとユーザー的には困る物。
昨今ではマルチプラットフォームがごく当たり前になってきたこともあってそういったタイミングは減ってきたようにも思いますが。
今回は、リリースから1年が経過した人気作「原神」と、いまだに配信されない「Switch版」についての予想などをまとめて行きたいと思います。
原神とは？改めてゲームをおさらい！
出典：https://genshin.mihoyo.com/
買い切り型のゲームも勿論そうですが、ゲームというのは配信・発売からある程度の時間が経過して、初めて評価がある程度固まる物だと思います。
特にオンラインゲームやソーシャルゲームなど、アップデートなどによって評価が大きく変わる、ということも多くあるという印象ですね。
筆者的な観点では、サービス開始から1年が過ぎた辺りの評価が一番参考になるのではないか、と思っている所もあります。
そんなサービス開始から1年弱が経過したオンライン型のゲームといえば、様々な意味で話題にもなった「原神」ではないかと思います。
今回はまず、この「原神」について、改めて取り上げる所からスタートしていきますので、お付き合いいただければと思います。
「原神」は中国のゲーム会社である「miHoYo」が開発・運営するオープンワールド型アクションRPGで、基本プレイ無料のゲームとなっています。
現在配信されているハードはPC・スマートフォン・PS4・PS5となっており、様々なハードで遊べるマルチプラットフォーム形式を採用しています。
「テイワット」と呼ばれるファンタジーな世界観を舞台に、様々な風土・文化を持つ国々を渡り歩いて冒険する、というファンタジー作品ですね。
ゲーム的に勿論アレンジはされていますが、現実に存在する国をイメージして制作されている、というのも特徴の一つで、その辺りを調べてみるのも面白い作品です。
アニメ調の美麗なグラフィックで遊べるオープンワールドアクション、という点でも評価できる作品で、メインとなるストーリーなどもしっかり用意されています。
ゲーム的には7種類の「炎、水、風、雷、草、氷、岩」という元素が存在し、登場するキャラクターはいずれかの属性を扱う事が出来るのが特徴。
これらの元素を敵などに当てる事で様々な効果を発揮する「元素反応」というシステムが特徴的な作品とも言えますね。
例えば、「水」に濡れている状態の敵に対しては「雷」を当てる事で感電を引き起こしたり「氷」を当てる事で凍結を引き起こしたり、という具合。
複数の属性を組み合わせて使いこなすのがゲーム攻略の鍵、という感じのシステムになっているので、この辺りは慣れるまでは難しく感じるかも。
基本無料、という事でゲーム内にはキャラや装備を獲得できるガチャが用意されている他、イベントでミニゲームなどをプレイする事も可能。
また、入手するごとに付随するステータスが変動する装備「聖遺物」を厳選したりという楽しみ方もあり、ハクスラっぽい要素も盛り込まれています。
オンライン型の作品でこそありますが、マルチプレイは必須というほどではなく、ソロでも十分すぎるほどプレイ可能なのでRPG作品が好きな人にもオススメ。
ゲーム性的には協力プレイはあっても対人要素はないので、いつプレイを開始しても自分のペースで遊べる、という所もオススメポイント。
オープンワールドを探索するのが好き、RPGをじっくり腰を据えて遊びたいといった人にもオススメが出来る作品ではないでしょうか。
Switch版が配信されない理由は？
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さてさて、サービスの開始から1年が経過し、十分過ぎるほどユーザーを獲得したと思われる「原神」ですが、プラットフォームが複数用意されているのも魅力。
少し前のアップデートでPS4及びPS5でも、アカウントの連携が可能になったのでPC版やスマホ版のデータを共有して遊ぶ事が可能になりました。
こうなってくると、やはりゲームユーザー的には気になるのは「ニンテンドースイッチ」への配信が行われていないのは何故か、という所ですね。
まぁ世にあるマルチプラットフォームの作品が全てのハードに対応しているわけではありませんが、人気作だけにこういった所に焦点が当たるのも仕方のない所。
そして、そもそも「原神」は既に公式でも「ニンテンドースイッチ版」をリリース予定として公式サイトまで立ち上げていますが、未だリリースはされていません。
この理由については、あくまで予測でしかありませんが「ニンテンドースイッチ」のスペックが足を引っ張っている、という所ではないでしょうか。
そもそも「原神」はかなり広大なオープンワールド型のゲームで、かつグラフィック自体もアニメ調ではありますがかなり綺麗に作られています。
そのため、PC版でも快適に動かすにはそれなり以上のスペックが要求されるレベルですし、PS4ではロード時間がかなり長いといった問題が発生しています。
スマホ版でもそれ用に調整はされていますが、かなり高スペックなスマホが必要になる上、長時間のプレイではカクつきや発熱なども発生する状態。
そういった観点からすると、現状で一切のストレスなく遊ぶには高スペックなPCで遊ぶPC版か、あるいはロード時間なども改善されているPS5版といった所。
これらの事を考えると、ニンテンドースイッチ版のリリース自体は現状予定には入っている物の、開発に難航している、という感じなのではないかと思います。
恐らくニンテンドースイッチ自体のスペックを考えると、スマホ版などがベースになるという感じになるのではないかなとは思いますが。
ちなみに原神のリリースは2020年9月28日、それに対してPS5版の配信開始は2021年4月28日となっていて、サービスの開始から約7ヶ月が経過しています。
その分、PS5ならではのハプティクスフィードバックといったシステムにも対応しているので、単純にそれまでのゲームをベタ移植したわけではないというのがわかります。
これらの事を考えると、ニンテンドースイッチ版はそれはそれで、ニンテンドースイッチならではの操作感などを盛り込んでくる可能性もあります。
スイッチ用への調整などに手間取っている、開発が難航していると考えればまぁ未だに配信が行われないのは仕方のない部分かもしれません。
とりあえず、現時点で公式で「ニンテンドースイッチ版」は開発中止、といった話が出ているわけではありませんし、悲観的になるのは早いという所でしょうか。
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Switch版が配信されるのはいつ頃になる？
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さて、恐らく開発が難航しているのではないか、というような事を予想で書いた「原神」ではありますが、恐らく的外れではないとは思います。
単純に今後もゲームのアップデートが繰り返される事は確定している以上、容量の問題などもニンテンドースイッチにつきまとうのは事実。
単純なスペックや容量だけの問題ではなく、任天堂側との契約など問題が発生している、という事も考えられなくはありません。
とはいえ、公式が未だリリース予定のまま公式サイトを残している以上は、リリースの予定が消えた訳ではないでしょう。
では、リリースされるとしたらSwitch版はいつ頃になるのか、予想などを立てて今回の記事を〆ていきたいと思います。
一応の予想としてはまず「2022年9月頃辺り」に配信される可能性はそれなりにあるのではないか、と思います。
まず開発が難航しているならそれぐらいまで期間は掛かりそう、という事と、もう一つは2022年9月で「原神」が二周年を迎える、という事が予想の根拠です。
こういったオンライン型のゲームなどでは○周年を迎えた際に大きな発表を行う事が定例化していますし、2周年でスイッチ版配信、となれば大きなニュースになるでしょう。
同じくマルチプラットフォームで人気のある作品「APEX」を例に上げると、こちらもリリースは2019年2月、Switch版の配信開始は2021年3月となっています。
やはりこちらも実際のリリース開始からSwitch版配信に2年以上の間が空いているので、原神もコレぐらい空く可能性は高いと思います。
無論各制作会社やタイトルによって制作規模などは違うので、APEXがこうだったから原神もこう、と言い切る事はできませんが。
アカウント関連の紐付けの問題は勿論ありますし、原神も「マルチプレイ」の問題が発生するので、この辺りのすり合わせに難儀しているのではないでしょうか。
なんだかんだ複数のプラットフォームにゲームを配信する、というのはユーザー側が思っている以上に障害がある、という可能性も否定できません。
何にせよ「原神」のSwitch版配信に関しては、もうしばらく時間がかかりそう、というのは間違いないと思います。
Switch版を今しばらく待ってプレイを開始するか、あるいはスマホやPS4などでプレイを開始するかはお好みで、という所でしょうか。
ハードが手に入るのであれば、快適にプレイが可能なのでPS5版もオススメですので、持っている人はそちらで初めて見るのもアリだと思います。
原神Switchまとめ
- アニメ調オープンワールド！1周年で人気も絶頂！
- Switch版リリース予定はあるも続報なし！スペックが原因？
- Switch版配信開始は2022年9月？2周年辺りになるかも？
マルチプラットフォームだとどうしても全てのハードでの配信、というのが話題になりがちですが、スペックに差もあったりするので難しいポイントなのだと思います。
もう少しばかり時間は掛かりそうですが、ユーザー側からも期待されているSwitch版に関しては今後の続報待ち、という事で気長に待つのが良さそうです。
