まだまだ雨の日も多く、しっかりとした梅雨明けには遠そうな日が続きますが、気圧などもあって体調が中々良くない人も多いのではないでしょうか。
ジメジメとした空気を払拭するためにも、ゲームを遊んだり、楽しみな新作の情報を仕入れたりして気分をスッキリさせたいですね。
今回は、情報が公開され注目を集めている人気シリーズ最新作「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」についての情報や過去作との繋がりなどについて解説していきます。
目次
ゼルダの伝説 知恵のかりものとは?
毎年6月過ぎになってくると、新作の情報などが発表されることが多くなってくる気がしますね、これは毎年恒例だったE3などと決して無関係ではないと思います。
まぁゲームの発売もなんとなく一旦落ちつく時期でもありますし、新作の発表や開発に各メーカーが注力する時期でもあるのかもしれません。
最近発表された新作タイトルの中で、注目を集めている作品といえば、人気シリーズのスピンオフ、新たなアプローチで話題となった「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」ではないでしょうか。
今回はこの「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」について、色々と解説していく記事となりますので、まずは作品について紹介していきましょう。
「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は、2024年9月26日に発売が予定されているニンテンドースイッチ用タイトル。
ゼルダの伝説といえば、直近でもブレワイやティアキンなど、ゲーム業界でもトップクラスの人気を誇る作品を輩出したシリーズ作品。
そんなシリーズ作で、今までになかったタイプのスピンオフ、ということで結構な注目を集めているのではないかなと思います。
それもそのはず、今回の「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は、お馴染みの主人公リンクが冒険……ではなく、ヒロインでもあるゼルダ姫が主人公の作品になります。
長寿シリーズのヒロインが主人公となったスピンオフ作品、というのはマリオシリーズなどの例もありますし珍しくはありませんが、ゼルダの伝説シリーズでは本当に初の試み。
タイトルには名前が入っているのに主人公ではない、というようなネタにされることも多かったゼルダ姫も、遂に主人公になることになりました。
謎の裂け目によって王国の民や、リンクまでもが神隠しにあってしまった世界で、それを救い出すためにゼルダ姫が奔走する、というストーリー。
ゲームとしては、いつものゼルダシリーズらしい謎解きも踏まえたアクションRPGといった風情ですが、今回の特徴は「トリィロッド」と呼ばれるアイテムが肝。
フィールドや街の中にある物体を「借りる」ことで、ダンジョン内などに再度設置して足場にしたり、ギミックを解除するのに活用したりと「カリモノ」と呼ばれるシステムが特徴です。
グラフィック的にはニンテンドースイッチにてリメイクされた「夢を見る島」に近く、リンクやゼルダのビジュアルもどちらかといえばそちらに近い感じのデザインになっています。
視点は見下ろし型のアクションとなるため、ゼルダ的にはちょっと昔なつかしい雰囲気も漂う、そんな感じの作品ですね。
本作と同時発売として、オリジナルデザインの「Nintendo Switch Lite ハイラルエディション」も発売予定となっています。
シリーズ初の試みが盛り込まれた記念作的な部分もありますし、本体と合わせて購入して遊んで観るのもおすすめかもしれませんね。
シリーズとの繋がりはある?
さて、ゼルダの伝説シリーズの新作、ということで新たなギミック体験などなど、様々な期待がかかる「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」ですが、やはり気になるのは「繋がり」ですね。
ゼルダの伝説自体、シリーズとしてはかなりの作品数があるものの、ストーリーの繋がりなどがしっかりしているシリーズというわけではありません。
一応公式サイド的には年表があり、一部はパラレルワールドとしつつも繋がっている、とされているものの、それを意識しなければ楽しめないゲームというわけでもありません。
直近の「ブレスオブザワイルド」と「ティアーズオブザキングダム」の2作は、はっきりとストーリーに連続性のある続編として位置づけられていました。
しかし、意外なことに、はっきりと連続性があることが確定している作品はそれほど多くなく、ファンでも本当に繋がりがあるのか?と疑問に思うことも少なくありません。
今作「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」に関しては、世界観の説明やグラフィックなどから「夢を見る島」の続編、とみることもできなくはありません。
つまり、初代シリーズ・神々のトライフォースシリーズからの続編という見方もできるのですが、あくまで憶測でしかないため、実際に繋がりがあるかは微妙なラインというところです。
まぁゼルダシリーズ自体、がっつりとストーリーが繋がっている場合を除き、あくまでもなんとなく匂わせる程度で終わっている、ということもよくあるシリーズです。
今作でも、ハッキリと「どの作品の続編」といったようなことが明言されるようなことはないのでは、というのが正直なところですね。
恐らく今作でもストーリーの繋がりはそれほど気にしなくてもいいと思いますので、この辺りは今後ファンサイトなどの考察を眺める程度で良いのではないかなと思います。
なんだかんだ前作などを知らない状態で遊んでも楽しめる、というのもゼルダシリーズの魅力の一つではあるので、それほど気にしなくても良いポイントではあると思います。
マップなどの形状から、どのシリーズとの繋がりがあるのか、といったことを考察しているファンなども多いので、この辺りを見てみるのも楽しいものです。
ゲーム発売後、色々な考察などが出てくると思うので、それを楽しみにしつつ、ゲームはゲームで単純に楽しむのが一番おすすめかなぁと筆者は思います。
何にせよ、この作品単体でも楽しめるのは事実だと思うので、シリーズ間の繋がりはあるにしろないにしろ、気にしなくても平気ではないでしょうか。
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過去作はどれか遊んでおくべき?
さて、ストーリー的な部分では繋がりがあるかどうか、微妙なラインと紹介した「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」ですが、ゲーム的システム的には新しいものとなっています。
上でも紹介したように、今回は2Dタイプのゼルダでありつつも、カリモノを駆使して様々なギミックを解いていく、解法は十人十色、というのが特徴の作品です。
必ずしも過去作を遊んで履修しておく必要性は薄いかな、とも思いますが、そこはシリーズ作なので過去作を何か遊んでおこう、という人もいると思います。
今作ではゲームシステム的には、新要素の加えられた2Dアクションゼルダ、という感じの作品になっているので、過去作を事前に遊ぶならいくつか候補があります。
いくつか紹介していきますので、もし興味があれば過去のゼルダシリーズも遊んでおくのも検討してみてくださいね。
ゼルダの伝説 夢を見る島 (ニンテンドースイッチ版)
やはり、今回の「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」に一番システム上、近しい内容となっているのはSwitch版の「夢を見る島」ですね。
かつてGBで発売された作品のリメイクで、2Dシステムではありつつも3Dグラフィックにリメイクされ、遊びやすくなったリメイク作品です。
ハードも同じ「ニンテンドースイッチ」ということで、ゲーム的なおさらいをするのにもちょうど良いですし、遊び比べてシステムの違いを感じやすい作品だと思います。
ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣
こちらもあくまで現時点では恐らく、ではありますが、世界観的に繋がりがありそうな2Dゼルダの傑作である「神々のトライフォース」の移植版。
本来はGBAで発売されたゲームなので、現状では遊びづらい環境となっていますが、幸い2024年6月から、SwitchOnlineの+追加パックで配信を開始しています。
こちらも同じくニンテンドースイッチで遊べて、システム的に近いものがありますし、何より名作と名高い作品なので、遊んだことがなければ履修しておいて損はありません。
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
こちらは現状ゼルダシリーズでは最新作となっている作品、評価も高く、話題性も十分、そして様々なギミックを十人十色なやりかたで解決できる辺りは似ています。
とはいえ、こちらは完全に3Dでオープンワールドタイプの作品なので、ゲームシステム的にはかなり違う部分が多く、あえて遊ぶにはちょっと遠いものがあります。
あくまでゼルダシリーズの過去作として遊んでみる、というのにおすすめというだけなので、システム的に見比べるといった目的で遊ぶには微妙なラインかもしれませんね。
とまぁ、今回あえて過去作を遊んでおくかどうかで選ぶのなら、この辺りかなぁとチョイスしてみました、基本的には環境的に遊びやすいものをチョイスしています。
あくまで遊ぶという前提の元で選ぶならこの3本辺り、という程度の話で、「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」の前に必ず遊んでおくべき、というほどの話ではありません。
気が向いたら、興味があれば遊んでみるのもアリ、程度の話なので、そこまで深く考えずに、発売までの間の穴埋めなどに考えてみてはいかがでしょうか。
ゼルダの伝説 知恵のかりものまとめ
- ゼルダの伝説最新作!初のゼルダ姫主人公のスピンオフ!?
- 作品的には夢を見る島などが近い?ストーリーの繋がりは不明!
- 過去作は遊びやすいものがおすすめ!遊んでおかなくても大丈夫!
シリーズとして最新作が発売するのも当然めでたいことですし、ゼルダ姫が初の主人公を務める、というのも地味にシリーズファンとしては嬉しいですね。
外伝作でプレイアブルキャラクターになったことはありますが、主人公になるのは本当に初なので、今回はそういった意味でも注目している人が多そうな作品です。