3月も終わりに差し掛かり、いよいよ新年度を迎え新生活などがスタートする、という人も多いのではないかと思います。
そんな忙しいタイミング、なんだかんだで疲れる事も多いですし、ちょっとした癒やしなどが欲しくなる、という人も少なくないでしょう。
今回は、そんな忙しい現代人の心の癒やしにもなるスローライフ作品「牧場物語」についてまとめていきたいと思います。
目次
牧場物語とは?シリーズをおさらい!
出典:https://store-jp.nintendo.com/
年度末に限った話ではありませんが、なんだかんだと忙しい現代社会、ゲームを遊ぶのが趣味だとしてもなんだか疲れてしまう、そんな事もあると思います。
そんな時でものんびり遊べるゲーム、というのも色々あると思いますが、なんだか雰囲気で癒やされてしまうのが「スローライフ」系のゲームですね。
まぁ実際にやり始めて効率的なプレイなどを始めると忙しくなるタイプのゲームも多いですが、なんとなく癒やしを求めてプレイする人も多いのではないでしょうか。
特に、日本のメーカーが制作したこの手のスローライフ系ゲームといえば、まず最初に名前が上がるであろうシリーズが「牧場物語」ですね。
今回はこの作品などについてまとめた記事となりますので、まずは「牧場物語」がどんな作品なのか、シリーズ作品を含めておさらいしていきたいと思います。
「牧場物語」は1996年8月にスーパーファミコンにて発売された作品で、ジャンルとしては経営シミュレーションゲームとなっています。
経営とはいってもいわゆる「シムシティ」などといった作品ほどガッツリとした経営要素はなく、農場を経営してスローライフを送るのが目的となる作品です。
ゲーム的には明確なエンディングは存在せず、農場を経営して農作物を育てたり、動物を飼育したり、登場する女の子と恋愛をして結婚する、といった自由なプレイが可能です。
期間は1年目の春から3年目の夏まで、ゲーム内で2年半の間を自由に過ごす、というのが目的になるという感じになっています。
以降のシリーズ作品も基本的に、こういった要素を強化・ピックアップした物となっているため、基本的にはのんびりとした雰囲気で遊べる作品と言えるでしょう。
開発元や販売元などはちょくちょく変わっている物の、これまでに移植版・リメイクなどを含め実に34本ものタイトルが発売されています。
中でも特徴的なのは、作品シリーズの途中までは主人公の性別を選択するという方式が取られておらず、主人公を女性に変更したバージョンが発売されていた事でしょう。
シリーズの途中からは性別を最初から選択できるようになったため、こういったバージョン違いは発売されなくなりましたが、まだまだシリーズは続いています。
発売されたゲームハードも、SFC、GB、N64、DSなどなど、携帯機・据え置きハードに関わらず多数のハードで発売されているため、シリーズ作全てを遊んだという人は意外と少ないかもしれません。
今回はシリーズ作品が非常に多いため、いわゆる発売されたタイトル一覧、に関しては省略させて頂きますが、長く続いているシリーズのため変更点なども多数。
特に「新牧場物語」とタイトルを改めて発売されたシリーズに関してはRPG的な戦闘要素なども盛り込まれていく事になります。
しかしながら、ゲーム性があまりに変わってしまったためか、このシリーズに関しては「ルーンファクトリー」という実質的な別シリーズとして独立。
また、システムを流用したいわゆる「コラボタイトル」なども発売されており「ポポロクロイス物語」や「ドラえもん」とのコラボタイトルも発売されています。
歴史も長く作品数も多いだけに、その全てが良作・名作といえるわけではありませんが、それでも今日までシリーズが続いているだけの理由はある、という感じですね。
戦闘や銃の撃ち合いなどに疲れたら、牧場物語シリーズを遊んでのんびりと時間を過ごす、というゲームプレイに浸ってみるのもアリなのではないでしょうか。
スイッチで遊べる牧場物語は?
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さて、シリーズとして人気も高い牧場物語シリーズですが、長年シリーズが発売され続けているため、発売されたゲームハードも多岐に渡っています。
そもそも初作の時点でSFC、そして次作の時点でGBと、最近の若いゲーマーはそもそも触った事がないハードも多いのではないかと思います。
それらを遊べる環境を今から整える、というのも中々に難しいですし、確実に中古などで購入する事になるため抵抗があるという人もいるかもしれません。
そこで、現在の最新ハードである「ニンテンドースイッチ」で遊べる牧場物語について、発売日順に解説していきますので、興味がある人は参考にしてみてください。
現在ニンテンドースイッチで遊べるタイトルは、以下のような感じになっています。
■ドラえもん のび太の牧場物語
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2019年6月13日に発売、ニンテンドースイッチになってから一番最初に発売されたシリーズ作品は「ドラえもん」とのコラボ作品となっています。
他シリーズと違い、明確にメインストーリーが存在する点や、当然コラボタイトルであるため登場キャラクターとして「ドラえもん」や「のび太」が登場するのが特徴ですね。
ゲーム性自体は牧場物語ではある物の、コラボ作品という事で比較的雰囲気も変わっている作品といえるので、最初に遊ぶのにはあまりおすすめできないかもしれませんね。
■牧場物語 再会のミネラルタウン
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2019年10月17日発売、2003年に発売された「ミネラルタウンのなかまたち」のフルリメイクで、男性・女性でバージョンが分かれていたタイトルを統合した内容となっています。
キャラクターイラストなどが新規に書き起こされ、原作当時には居なかった結婚候補のキャラクターが増えるなどの追加が行われています。
スイッチで最初に発売された本家シリーズという事もあり、ある意味では最もオーソドックスな内容として遊びやすいタイトルと言えますね。
■牧場物語 オリーブタウンと希望の大地
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2021年2月25日発売、シリーズ25周年記念作品となり、これまでリメイク作品などが多かった中で久しぶりの完全新規タイトルとなっています。
シリーズでは初となる「エキスパンションパス」による追加要素なども盛り込まれ、開拓をテーマとしたシリーズでも屈指の自由度の高さがウリの作品。
発売当初こそロード時間の長さや不具合などで不満点も多いとされた作品ですが、現在はアップデートが重ねられた事で、遊びやすくボリュームもたっぷりに改善されています。
■ドラえもん のび太の牧場物語 大自然の王国とみんなの家
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2022年11月2日発売、同じくドラえもんとのコラボ第二弾となるタイトルですが、作品的な繋がりはなくどちらから遊んでも平気な構成になっています。
また、オフラインで二人プレイが出来るのも特徴で、一人プレイ時には進行に合わせて同行してくれるキャラクターが居るといった変更点もあります。
複数のキャラクターと共同作業を行っている、という雰囲気で一人では収穫できない巨大な野菜なども登場するため、前作に比べてオリジナリティも増えています。
■牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ
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2023年1月26日発売、現時点でニンテンドースイッチで発売されているタイトルの中では最新作となっている作品です。
GCで2003年に発売されたタイトルのフルリメイク作品で、シリーズの中でもかなり長い期間をプレイする事になる本当のスローライフゲームと言えるでしょう。
性別は「おとこ」「おんな」「その他」から選べるようになるなど、現代的なアレンジも入り、同性婚も可能になっているなど、まさに現代に合わせたリメイク作品と言えるでしょう。
と、このような感じですね、現在ニンテンドースイッチで遊べるタイトルとしては計5本がプレイ可能となっています。
どの作品も魅力のある所ではありますが、コラボ作品となる「ドラえもん」二作に関しては、本来の牧場物語要素は少し薄い、という感じでしょうか。
まぁそもそも牧場物語での特徴の一つでもあった「結婚システム」なども存在していないわけなので、少々風変わりに見えるのも仕方のない事ではありますね。
なんだかんだでリメイク作品にも積極的であるため、今後もニンテンドースイッチなどで新作やリメイクなどが行われる可能性はかなり高い作品シリーズ。
まだ一度も遊んだ事がない、という人は今からでもどれか気になるタイトルを遊んで見るのもおすすめと言えるのではないかと思います。
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今から遊ぶならどれがおすすめ?
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さてさて、一応の主戦場であるニンテンドースイッチでも複数のタイトルが既に発売されている「牧場物語」シリーズ。
歴史が長いだけに、タイトルこそ知っているけど遊んだことはない、という人もそれなりに居るのではないかと思います。
そんな人達に向けて、今から牧場物語を遊ぶならどれがおすすめか、という話題で今回の記事を〆たいと思います。
遊びやすさ、という点を考慮すると、自動的に上の項目で解説した「ニンテンドースイッチ」で遊ぶ事が出来るタイトルからになります。
筆者の主観的な意見も大分入りますが、個人的に一番最初に遊ぶのであれば、実質的には最新作である「牧場物語 Welcome!ワンダフルライフ」かなと思います。
シリーズの中でも珍しく、子供の成長を見守るといった所までプレイが続く、良い意味で長いゲームになるため、スローライフを楽しみたい人にはうってつけの作品となります。
逆に、一応紹介しては居ますが「ドラえもん」コラボ二作に関しては、どちらかといえばドラえもんのファン向けという側面が強め。
あくまで「牧場物語」として最初に遊ぶのにはあまり適していない作品である、と言えるのではないかと思います。
勿論「ドラえもん」シリーズが好きな人が、牧場物語に触れるきっかけとしては悪くないとも思うので、その辺りは好みにもよる所ではあります。
完全新規となるタイトルである「オリーブタウンと希望の大地」もおすすめだとは思うのですが、こちらはいわゆるDLCなども込みでの評価になります。
ボリュームこそありますが、ある意味ではDLCも多少前提になってしまうので、最初に遊ぶのにはあまり適していない作品かなと思います。
他の作品を遊んでみて「牧場物語」シリーズが魅力的である、と思ったのであればDLCと合わせて購入して遊んで見る、というのがおすすめ、というのが筆者の考えです。
その他にも、ニンテンドースイッチだけではなく様々なハードに発売されているのが「牧場物語」の特徴でもあります。
スイッチだけではなく、古いハードなどを遊べる環境があるのであれば、気になるタイトルを探して遊んで見るのもおすすめですね。
流石にシリーズ作品が多すぎて全ての作品がリメイク・リマスターされる、というのは少々難しい所もあるでしょう。
ニンテンドーDS系などであればまだまだ中古で安く購入する事も可能なので、あえて今それらのハードで遊んで見るというのも一興ではないでしょうか。
何にせよ、基本的にはシリーズ内で世界観の繋がりなどが登場する事はあっても、各作品はどれも独立しています。
どこから遊んでも「よく分からない」といった状態になる事は早々ありえないので、ある意味ではどれから遊んでも問題はないシリーズです。
一部の作品はPS4版なども存在していますので、遊びやすいハード、遊びやすいタイトルを選んでまず遊んで見るのがおすすめ、という所でしょうか。
牧場物語まとめ
- ゆったり牧場スローライフ!長い歴史のある人気シリーズ!
- スイッチでは5作品プレイ可能!コラボ作品もあるのでお好みで!
- おすすめは「ワンダフルライフ」!中古で他のハードで遊ぶのもアリ!
シリーズが長くなると、当然ながら全ての作品を追いかけるのは難しい、というのは当然ですが、要素が大きく変わらない安定感のような物も出てきますね。
基本的にはどのシリーズもスローライフをゲーム内で体験する、という独自性は保たれているので、どこから遊んでみても好みに合えば楽しめるシリーズなのは間違いありません。