
8月も下旬に差し掛かり、お盆も過ぎ、暑さもここ数年に比べればずいぶんマシな気もしますが、それでも油断は禁物な時期。
休みも終わったという人も多そうですが、まだまだこれから休みがある、という人も多い今日このタイミング、じっくりと世界観に浸りながら楽しめる作品が欲しいところですよね。
今回は、そんなじっくりと腰を据えて遊べるADVゲーム「STEINS;GATE RE:BOOT」について解説していきたいと思います。
目次
STEINS;GATE RE:BOOTとは?

8月も下旬に差し掛かりましたが、まだまだ今月は注目の新作などが待ち構えています、まぁ学生の皆様なども含めれば、夏休みも真っ盛りなのでゲーム業界的には書き入れ時。
今からでも遊びたいタイトルなどには注目し、購入を検討していきたい時期だと思いますので、今回はそんな中から注目タイトル「STEINS;GATE RE:BOOT」を紹介したいと思います。
「STEINS;GATE RE:BOOT」は、MAGES.が開発、スパイク・チュンソフトが発売する「アドベンチャー作品です。
キャラの立ち絵と会話劇で主にシナリオが進行し、ストーリーを楽しむことを目的としたジャンルの作品となっています。
タイトルからわかる通り2009年にXbox 360で発売された「STEINS;GATE」のリメイク作品となっており、グラフィックの刷新などを含め大幅にパワーアップした作品です。
主人公、岡部倫太郎は、秋葉原の一角でヘンテコな発明をする「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、仲間と共にヘンテコな発明を繰り返す日々を過ごしています。
そんな中、最新作として作り上げたガジェットには、なんと過去へのメール送信機能が備わっていて……。という導入からスタートする作品ですね。
作品のジャンルとしてはSF及びミステリー要素の強い作品で、作品中には「世界線」という言葉が頻出するなど、いわゆる「並行世界」などを取り扱った内容。
シナリオ自体は難解な部分もあるものの、一癖も二癖もあるキャラクターたちが織りなすテンポの良い会話や、壮大な内容へと展開するストーリーなどで、多くのファンを獲得しました。
いくつかの続編やスピンオフタイトルも発売され、シリーズ累計売上は400万本を突破、アニメ化などもされた人気タイトルが、遂に現代のハードに合わせてリメイク。
発売されるハードはNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PS5、PS4、Xbox Series X|S、Steamと、現時点で遊べるハードを全て網羅しています。
気になる発売日は2026年8月20日、この記事を書いているタイミングから明日発売と、まさに直近のタイミングとなりました。
あくまでリメイク作品であり、残念ながら続編ではないものの、リメイクされた部分に関しては多岐に渡り、もはや新作と言っても過言ではない、という具合。
過去に「STEINS;GATE」を遊んだことがある、あるいはアニメを見たという人も、名前は知っているけど遊んだことがない、という人にもおすすめなタイトル。
終わりも見えてきた残りの夏は、じっくりADVを楽しんでみるのもアリではないでしょうか。
原作との違いは?追加要素などを解説!

さて、リメイク作として発売される「STEINS;GATE RE:BOOT」ですが、リメイク作であるからには当然原作からの違い、というのはかなり気になるところですよね。
「STEINS;GATE」自体は、以前にもアニメ映像をメインとしてシナリオを楽しむ作品として「ELITE」が発売されていますが、そちらともまた違う内容のリメイクとなっています。
追加要素や、変化した部分などを大まかに解説していきますので、気になる人は是非ご覧になって購入の参考にして頂ければと思います。
「STEINS;GATE RE:BOOT」の追加要素・変更点は以下のようになっています。
■ボイスを全て再収録
元々フルボイスでゲーム内のボイスを収録していた「STEINS;GATE」ですが「RE:BOOT」では、そのボイス周りを全て再収録。
とはいえ、各キャラクターを担当する声優さんは変更されておらず、あくまでも「ボイスの再収録」というところがメインとなっています。
原作の発売から年数も経ち、様々な作品が展開され、声優さんたちの演技にも磨きがかかった中、どういった表現になるのかがかなり楽しみなポイントですね。
■キャラクター・背景・イベントスチルなどの刷新
つまるところ、グラフィック周りの刷新が大きなポイント、立ち絵や背景などは勿論、これまでスチルの存在しなかったシーンなどにも新たにグラフィックが追加。
当然ながら、原作が発売されたのは2009年、17年も前なので、グラフィックを担当している方の画風は変わらないまでも、絵柄の変化などはあります。
その辺りの違和感をなくす、という意味や、時代に合わせて新しさを押し出すための措置とも思えるので、この辺りもリメイク作ならではの要素かなと思います。
■E-moteによるキャラクター表現の強化
グラフィック面の強化にも繋がる部分でもありますが、新たにキャラクターの表現を上げるシステムとして「E-mote」が追加されています。
「E-mote」はADV系のゲームで良く使われる機能で、立ち絵や表情などにアニメーションをつけることで臨場感を盛り上げたり、感情表現をより分かりやすく表現するもの。
特に「STEINS;GATE」は多くが会話劇で展開されていくゲームのため、各キャラクターの表情などが分かりやすくなるのは、物語への没入感も高まるのではないでしょうか。
■BGMを全てリメイク
音楽も評判が良かったBGM周りも、現代に合わせてリメイク、とはいえ元々の楽曲をアレンジするという形になるようなので、雰囲気がガラッと変わってしまうことはなさそう。
日常パートでの空気感や、不穏な雰囲気になったときの印象や、緊張感など、様々な楽曲で世界観を彩る作品だけに、ここも注目ポイントですね。
その一方で、主題歌は原作と同じく「いとうかなこ」氏が歌う「スカイクラッドの観測者」がそのまま使われるなど、リメイクながら原作の核は変えない、というイメージが伝わります。
■新シナリオ「γ世界線」が実装
「STEINS;GATE RE:BOOT」の大きな追加ポイントとして、完全新規シナリオとして「γ世界線」を舞台とした新ルートが追加される、というのは注目ポイント。
「STEINS;GATE」を知らない人のために詳細な点は伏せますが、様々な「世界線」が存在する作品なので、それまでとはキャラ同士の関係性なども違うルートが展開。
こちらのルートは過去ドラマCDなどで語られたことのあるルートのゲーム化、という感じになっているため、新規の方にも既プレイの方にも楽しめる内容となっています。
と、追加される要素についてはこのような感じですね、リメイク作品らしく、元々ゲーム内に存在したコンテンツのアップデートから、新規要素まで多岐に渡ります。
一方で、シナリオ自体は基本的にそのまま、ということでもあるので、今見ると当時の時代感などで少し古く感じる部分もあったりするかもしれません。
とはいえ、現代に合わせて描写を変える、のではなくビジュアルなどから見やすくしてシナリオを楽しみやすくする、というリメイクの方向性はファンとしては有り難いもの。
追加要素となる新規シナリオに関しても、これまでとは全く違う展開や空気感を楽しめるので、原作から大きくパワーアップしている、と言えるのではないでしょうか。
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原作などは遊んでおくべき?

さて、追加要素などについて解説してきた「STEINS;GATE RE:BOOT」ですが、こういった「リメイク作品」を遊ぶ際に気になるポイント。
それは「リメイク前」の作品つまり「原作」を遊んでおくべきなのか否か、という話題ではないかと個人的に思うところがあります。
やはり、原作を知っている場合「ここが変わっていて面白い」「こういう風に変化をさせたんだ」と明確に違いを楽しむことができるので、楽しみ方が一つ増えます。
そういった楽しみ方もリメイク作品の醍醐味の一つだと思うので、当然原作をプレイしておくのはおすすめの方法の一つではあります。
ただ、今回の「STEINS;GATE RE:BOOT」に関しては、必ずしも「原作」を遊んでおく必要があるか、と言われると微妙なラインかもしれない、というのが筆者の意見です。
というのも、今回の「STEINS;GATE RE:BOOT」は、確かにグラフィック刷新やBGMのリメイク、ボイス新録など、かなり大幅に手が入れられています。
一方で、ADVゲームの肝になる「シナリオ部分」に関しては、新たなルートである「γ世界線」以外の部分は調整程度に留まっている、というところがポイントです。
つまり「STEINS;GATE RE:BOOT」を購入して遊べば、グラフィックなどは違うものの基本的に原作と同じ話を楽しむことができるようになっている、ということでもあります。
それに加えて「STEINS;GATE」自体がかなりボリュームの多い作品なので、実際に「RE:BOOT」を遊ぶ前に原作をプレイする、となるとかなりプレイ時間がかさみます。
どうしてもグラフィックなども含め、当時多くのファンを生み出した作品の原典に触れてみたい、というのであればあえて先に原作をプレイするのはアリでしょう。
とはいえ、流石にゲームとしては古い部分もあり、特にUIなどは現在発売されているようなADVゲームに比べると古さを感じてしまう部分もあるかも。
そういった時代性の違いなども考えると、「STEINS;GATE」を完全に遊んだことがなく、原作を知らない、という人は「STEINS;GATE RE:BOOT」から入っても問題ないでしょう。
逆に原作を昔遊んだ、という人は、敢えてリメイク版となる「STEINS;GATE RE:BOOT」を改めて遊んで、その話の面白さなどを楽しむのがおすすめ、といったところ。
ちなみに「STEINS;GATE」自体はアニメ化もされていますので、あえてそちらを鑑賞してから遊ぶ、といった方法を取るのもアリではないかなと思います。
何にせよ、無理に原作を遊んでから「STEINS;GATE RE:BOOT」を遊ぶべき、というほどではないとので、最新ハードで遊びやすいところからスタートするのがアリではないでしょうか。
STEINS;GATE RE:BOOTまとめ

- 名作SF ADVが全面リメイク!発売は8月20日!
- グラフィック面など全面刷新!新たなシナリオ追加ルートも!
- 原作は無理に遊ばなくてもOK!「RE:BOOT」で原作内容も遊べる!
様々なメディアミックスやスピンオフも行われているため、それほど時間が経ったという気もしませんが、長年愛されてきたタイトルが遂にリメイク。
現行ハード全てで遊べるようになる、というのも地味に大きなポイントなので、これまで遊んだことがない人も、原作ファンの人も是非チェックしてほしいタイトルですね。







