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いつの時代も、好きな作品の続編が発売される、と発表されると期待半分、不安半分と複雑な気持ちになるのはゲームユーザーの常ではないでしょうか。

特に、ゲームシステムなどが秀逸な作品は、続編でそれが崩されてしまわないかと不安になる、という事も多いような気がしますね。

今回は、システムやシナリオなどが高評価を受けた作品「戦場のヴァルキュリア」と、そのシリーズ最新作についての情報などを紹介していきたいと思います。

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戦場のヴァルキュリアとは?


出典:https://www.amazon.co.jp

まずは今回の主題になるシリーズの初作「戦場のヴァルキュリア」についての紹介、シリーズのおさらいからスタートしたいと思います。

 

このシリーズの初作は2008年4月24日、PS3で発売されたタイトルからスタートした「アクティブ・シミュレーションRPG」というジャンルのゲームです。

プレイヤーが戦術・戦略を駆使して攻略していく「シミュレーションRPG」と「アクションゲーム」の要素を取り入れたシステムの作品ですね。

 

舞台は「架空の1930年代」のヨーロッパの小国「ガリア公国」を舞台にしており、現代・近未来をイメージした作品などとは雰囲気が大分違います

いわゆる「架空戦記」というジャンルの体裁を取っている作品でもあり、ストーリーは「ガリア戦線記」という「本を読む」という形で進行していく、というのも特徴の一つですね。

 

アニメ化や続編の発売など、シリーズ的な展開・メディアミックスも多い作品で、ストーリーやゲーム内容なども高い評価を得ています。

特に評価が高いのは「BLiTZ」と呼ばれる独特な戦闘システムで、これがこのシリーズの肝といっても良い部分ですね。

 

具体的には上でも挙げた通り「シミュレーション」と「アクション」の要素を取り入れた戦闘システムとなっていて、大まかに分けて二つのパートで戦闘が進行します。

まず、俯瞰視点のマップ画面で、敵の状況把握味方の位置確認などを行う「コマンドパート」で、どのユニットを動かすかなどを決定します。

 

その後、選択されたユニットを実際に動かす「アクションパート」に移行するわけですが、このパートはさながらTPS系ゲームのようにプレイヤー自身が操作する事になります。

このアクションパートではまだ発見できていない敵の索敵なども行われ、臨場感や緊張感を描写するのにも一役買っています。

 

また、登場するユニットは歩兵偵察兵、突撃兵、支援兵、狙撃兵)、対戦車兵戦車とそれぞれ3すくみが成立するようになっており、それぞれを活用する必要があります。

また、TPS風のゲームシステムではある物の、敵に対しての攻撃は命中率などからランダムに判定されるので、距離を近づけなければいけないといった制約もあります。

 

この特徴的な「BLiTZ」というシステムはシリーズ作品ほぼ全てに共通しているシステムなので、やはり「シリーズ最大の特徴」といっても良いと思います。

最新作「4」の発売が決定!


出典:http://portal.valkyria.jp

さて「戦場のヴァルキュリア」の特徴的なシステムについてのおさらいはここまでにして、ついに新作の発売が発表されたのもシリーズファンとしては大きなニュースですね。

 

これまでに「戦場のヴァルキュリア」シリーズ、その関連作品・続編のリリースは以下のようになっています。

・戦場のヴァルキュリア (PS3 2008年4月24日発売)
・戦場のヴァルキュリア2 (PSP 2010年1月21日発売)
・戦場のヴァルキュリア3 (PSP 2011年1月27日発売)
・戦場のヴァルキュリア リマスター (PS4 2016年2月10日発売)
・蒼き革命のヴァルキュリア (PS4・PS Vita 2017年1月19日発売)

正確に言えば「蒼き革命のヴァルキュリア」は続編というわけではなく、同一のプロジェクト内で制作された関連作品、といった方が正確なのですが念のため。

 

こうしてみると、これまでに発売されたタイトルの中で、ナンバリングタイトル据置で新たに制作されるのは初、というのがわかりますね。

やはり、シミュレーションRPGとアクションを組み合わせた特徴的な作品だけに、据置で腰を据えてプレイしたい、という人も多いのではないでしょうか。

 

それだけに、新たに発表された最新作「戦場のヴァルキュリア4」への期待感は高まるばかり、と言えるかと思います。

気になる「戦場のヴァルキュリア4」の販売プラットフォームは「PS4」と「ニンテンドースイッチ」となっています。

発売予定に関してはPS4版が2018年3月21日スイッチ版が2018年夏頃、となっており、スイッチ版が少々遅れる形になっていますね。

 

これは恐らくではありますが、途中までPS4用として開発していたところに、急遽スイッチでの発売が決まった、と考えるのが妥当な所でしょう。

久しぶりの据置機での新作発売、という事もあり、現時点で公開されているプロモーションムービーなどからもかなり気合が入っているのが感じられますね。

 

元々シリーズの特徴でもある、イラスト調のグラフィックなども、かなり美麗になっているのがわかりますので、シリーズファンはまずPVを確認してみましょう!

 

 

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戦場のヴァルキュリア4のシステムなどはどうなる?


出典:http://portal.valkyria.jp

さて、やはりシリーズをプレイしている人としては、気になるのは特徴的なシステムや印象的なシナリオなどが続編でどうなるか、というのは非常に大事な所ですね。

 

現時点で公開されている内容では、ゲームの舞台となるのは「1935年」のヨーロッパ、つまり初代「戦場のヴァルキュリア」と年代がまったく同じです。

つまり、シナリオ的には初代と同じ戦争中別の場所で起きていた事件を描く、というようなある種の「外伝」的な内容になるのが予想できますね。

 

それを意識してか、現時点で紹介されている限定版「メモリアルパック」では、初代に登場した主人公たちがユニットとして使用可能になる、といったコードも用意されています。

今作「4」では、1作目がベース、という話も出ていますので、恐らくシステム的には1で使われていた物のアップデート版、といった形になるのでしょう。

 

シリーズの特色とも言える上記のシステム「BLiTZ」を下地に、現時点では「新たな兵種が増える」といった内容も確認できますね。

あくまで予想ではありますが、複数の兵種が選択できたのは「歩兵のみ」ですので、追加もここに含まれる可能性が高いのではないでしょうか。

 

勿論、残った「戦車」「対戦車兵」にも何か新たな兵種などが追加されて、より戦略に幅が広げられるようになる、というのも予想できますね。

この辺りに関しては、新要素や新兵種といった物は追加されても、大きくシステムを変更する、といったような事はないと思います。

 

これまでの続編シリーズでも基本的にこの「BLiTZ」が主軸になったゲームという事で、戦闘周りはブラッシュアップされるのみに留まっている印象もありますね。

初代にはなかった新たな育成・やり込みといった要素は盛り込まれるのではないか、と思いますが、大きな変更点はないと見て良いと思います。

 

また、1作目をベースにしている、という事を考えると、ストーリーの進行は初代と同じく「戦記」を「本として読み進める」というような形式になるのではないでしょうか。

先に触れたように「初代と時間軸がまったく同じ」という点がどうシナリオに組み込まれるのか、などファン的には気になる所ではありますね。

 

何にせよ、今後の続報などで新システムなども予想ではなくしっかりした内容が告知されると思いますので、続報を楽しみにまっておきましょう。

戦場のヴァルキュリア4 まとめ

  1. シミュレーションとアクションを組み合わせた名作シリーズ
  2. シリーズでも久しぶりの据置完全新作!期待感が高まる!
  3. 4」のシステムは恐らく初代に新要素・新兵種を加えたような感じ?

リマスター版の話題がついこないだ、という印象だったので、続編の情報も大分早く出してきたなーと少々驚きでした。

しかし、こういった続編などの情報が矢継ぎ早に出てくるのは、シリーズファンとしては嬉しい気持ちも強いのではないでしょうか。

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