5月というのに夏並みの暑さになってみたり、急に冷え込んでみたりと、体調にも影響が出そうな今日このごろ、皆様は健康にゲームライフを送っておられるでしょうか。
連休が空けて微妙に休みボケが発生している、なんて人もまだ居そうですが、体調には気をつけてゲームを遊んでいきたい物ですね。
というわけで今回は、普通のRPGとはちょっと違うスローライフが楽しめる「ルーンファクトリー5」についてまとめていきたいと思います。
ルーンファクトリーとは?シリーズおさらい!
出典:https://twitter.com/RuneFactory_PR
ナンバリングタイトル、という言い方をするシリーズ作品、皆様も遊んだことがあると思います、ある意味シリーズ物の定番とも言えますね。
続編として発売されるのか、それともあくまでシリーズタイトルで直接的な関係はないのか、その辺りは開発側のさじ加減ではありますが。
とはいえ、ユーザーとしては全く知らない新規タイトルを購入するよりは、ある程度「このシリーズなら面白いかも」という安心感があるのも事実。
今回の記事は、そんなナンバリングタイトル最新作として発売される「ルーンファクトリー5」についてまとめていきたいと思います。
まずは「ルーンファクトリー」シリーズのおさらいをしつつ、最新作「5」についての情報などを紹介していきたいと思います。
「ルーンファクトリー」はマーベラスインタラクティブから発売されたRPG作品で、農耕などのスローライフを行いつつ冒険する、という作品です。
今では完全にシリーズ作品として定着しているルーンファクトリーですが、実はこの作品自体がスローライフ作品の代表作「牧場物語」からの派生作品です。
基本的には携帯機ハードで展開されてきたシリーズで、牧場物語とは違い「ファンタジー」な世界観や冒険要素を盛り込まれているのが特徴。
これまでにシリーズ作品がいくつか発売されていて、牧場物語からの派生ではあるものの、独自路線のシリーズとしても定着しています。
現在で発売されているシリーズ作品は以下の通り
・ルーンファクトリー -新牧場物語- (DS/2006年8月24日発売)
・ルーンファクトリー2 (DS/2008年1月3日発売)
・ルーンファクトリー3 (DS/2009年10月22日発売)
・ルーンファクトリー4 (3DS/2012年7月19日発売)
・ルーンファクトリー4スペシャル (Switch/2019年7月25日発売)
・ルーンファクトリー フロンティア (Wii/2008年11月27日発売)
・ルーンファクトリー オーシャンズ (PS3/Wii/2011年2月24日発売)
とこのような感じですね、4の発売以降長らくシリーズ展開自体が止まっていましたが、スペシャルの発売、そして今回「5」の発売でシリーズが再始動という感じですね。
今作の「5」では、記憶を失ってしまった主人公が「リグバース」という平凡な街に辿り付く所から始まり、農業や冒険を行う、という内容ですね。
今回は「Seed」と呼ばれる警備組織に属する事になりますが、この辺りはファンタジーらしく意外とシリアスな背景が用意されていたりするようです。
ファンタジー世界を舞台にしているだけはあり、RPG的な要素も多いシリーズですので、この辺りのシナリオなどにも期待がかかります。
とはいえ、基本的には世界観やキャラクターを一新しているだけで、シリーズの「農業+冒険」というコンセプトはそのまま。
後はキャラクターのデザインなどが好みかどうか、という所が購入の決め手となるのではないか、と思います。
基本的にシリーズを通して評判は比較的良い作品が多いので、最新作「5」の出来にも期待して良いのではないかと思います。
「5」の発売予定日は、今月5月20日、ニンテンドースイッチでの発売となっています、一度延期してしまっていますが、流石にここから延期はないでしょう。
スローライフを楽しみながら冒険する、というのは需要自体は意外とありそうですが、作品としては少ないのも事実。
これまでのシリーズを遊んだ人は勿論、ここから新たにシリーズに触れてみて遊んで見るのもアリではないかと思います。
「4」との連動特典の内容は?
出典:https://twitter.com/RuneFactory_PR
さてさて、発売が迫る「ルーンファクトリー5」ですが、今回はシリーズとして前作に当たる「4スペシャル」との連動が用意されています。
これまでこういったシリーズ間の繋がりはあまり強くない作品だったので、知っている人は驚きポイントかもしれません。
まぁ「4スペシャル」も「5」も同じニンテンドースイッチでの発売、という事でちょっとしたオマケ要素的な物だと思っておきましょう。
気になる連動特典の内容については、以下のような感じになっています。
■「4スペシャル」のキャラクターが登場
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女性と男性からそれぞれ一人ずつ、女性は「マーガレット」が、男性は「ダグ」がゲストキャラクターとして登場するようになります。
この二人からは依頼を受ける事ができたり、仲良くなると一緒に冒険に出る事ができるようになるなど、前作を遊んだ人には嬉しい特典ですね。
ただし、あくまで仲間キャラクターとして同行できるようになるだけで「花嫁」「花婿」の候補になるわけではないので注意が必要です。
■「4」主人公の衣装が獲得可能
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上記で紹介した「ダグ」「マーガレット」からの依頼をクリアする事で、報酬として前作「4」の主人公「レスト」と「フレイ」の衣装が入手可能。
こちらもデフォルトの主人公の衣装とは全く違う雰囲気を楽しめるので、前作を遊んでいる人にも、そうでない人にも嬉しい特典。
上記のキャラクター登場も含め、ある程度ゲームを進行する必要がある、というのだけは注意が必要な点かもしれません。
と、この2つが連動特典として紹介されており、前作を遊んでいる人にはちょっとお得な特典、という感じになるかと思います。
当然ではありますが、この連動特典を受け取るには「ルーンファクトリー4スペシャル」のセーブデータが必要となります。
スイッチ版が存在しない無印の「4」を遊んだ事があっても、これらの特典は受け取れないので、勘違いしないようにしましょう。
こちらの連動特典を受け取るだけなら、公式でも特に説明がされていないので「4スペシャル」をクリアしている必要自体はないと思われます。
セーブデータさえ作成しておけば恐らく受け取れるものだと思いますし、パッケージ版・ダウンロード版は問わない、との事。
気になるようであれば「5」の発売に合わせて「4スペシャル」を購入してセーブデータを作っておくと、これらのちょっとお得な特典も楽しめる、と思います。
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前作「4」は遊んでおくべき?
出典:https://twitter.com/RuneFactory_PR
こういったシリーズ作品を取り扱った記事では恒例ですが、今回の記事の〆として「前作を遊んでおくべきか」という話題をまとめていきたいと思います。
上では「セーブデータ連動特典」について解説しましたので、単純に特典が気になるなら、前作「4スペシャル」が必要になります。
ただこれはあくまで「5」において、特典のためにセーブデータが必要になる、というだけの話で、作品的にプレイしておくべき、という話ではありません。
上の方でも解説しましたが「ルーンファクトリー」というシリーズは、基本的にナンバリングタイトル間の繋がりはかなり薄い作品です。
システム的な話や、ゲームのコンセプト的な部分は継承していても、作品毎に独立した世界観などを持っている作品群となっています。
なので、仮に「5」だけを遊んでも楽しめるはずですし、それ以前のナンバリングタイトルを遊んでいないとわからない要素がある、という事は基本的にありません。
システム自体も、基本的な部分は共通していても、新システムなどが盛り込まれるのが常ですので、その辺りに関しても特に問題はありません。
結論としては「プレイしておいてもそうでなくてもどちらでも良い」という感じになりますが、ゲームとしては楽しめる作品ではある、と思います。
何より、ルーンファクトリーというシリーズ自体、農業と冒険、果ては気に入ったキャラクターとの恋愛要素を楽しむ作品でもあります。
なので、個人の好みによって大きく評価が変わる部分もあると思いますので、最新作よりも前の作品の方が好きだった、という事もままあると思います。
システムなども含めれば基本的に新しい作品の方がプレイしやすい、といった面はあると思いますが、キャラクターの好みなどはそうは行きません。
そういった意味では「5」の前提として過去シリーズや前作を遊んでおく必要性は特にありませんが、プレイする意味自体はある、と思います。
特に、システム周りに関してはどうしても新しい物から遊んでしまうと、古い物には馴染みにくい、という側面もあると思います。
前提としてのプレイは必要ありませんが、この機会にシリーズタイトルに触れてみる、というのはアリだと思いますので、そういう意味では過去作もオススメです。
といっても、流石にルーンファクトリーシリーズもそこそこ歴史が長い作品なので、古いハードの物は遊びづらいというのも事実ではあります。
その点「4スペシャル」は最新作と同じ「ニンテンドースイッチ」で発売されていますので、一緒に購入して遊んで見るのも良いのではないかと思います。
ルーンファクトリー5まとめ
- シリーズ最新作!農業&冒険のファンタジーRPG!
- 「4スペシャル」との連動あり!セーブデータが必須!
- 前作はプレイしてもしなくてもOK!ここからプレイもアリ!
こういった単なるRPGではない、という作品も今となっては結構多い印象もありますが、スローライフと組み合わせた、というのは中々珍しいと思います。
ある意味でオンリーワン的な立ち位置にあるゲームですので、シリーズ最新作である「5」にも期待が掛かりますね。