ジメジメとした日が多くなり、梅雨入りをなんとなく実感する時期になってきましたが、そんなジメジメを吹き飛ばすなら爽快感のあるゲーム!
キレイなコンボなどが決まれば気持ち良い「格闘ゲーム」はある意味、そんなジメジメを吹き飛ばすのにもうってつけかもしれないジャンルですね。
今回はシリーズ最新作「ストリートファイター6」に搭載された新たな操作モード「モダン」モードなどに焦点を当てて解説していきたいと思います。
目次
スト6各操作モードの違いは?
格闘ゲームというジャンルの中でも、大型のタイトルとなる「ストリートファイター6」が発売され、界隈は大盛りあがり。
更には今まで格闘ゲーム界隈に興味がなかった層などにも注目されるといった事になっており、今月発売タイトルの中では最大の注目タイトルと言えるでしょう。
そんな「ストリートファイター6」の特徴として、操作モードが複数用意されている、という物で、これが様々な人が遊びやすくなる要因ともなっています。
今回はこの「ストリートファイター6」の操作モードについてや初心者の人に向けた記事となりますので、まずは各操作モードの特徴などを紹介していきたいと思います。
各操作モードには、以下のような特徴が存在しています。
■クラシックモード
いわゆる、これまでの格闘ゲームと同じく「コマンド入力」を行ってプレイする、ある種スタンダードな操作方法ですね。
慣れている人は「なんとなくこんな感じだっけ」とコマンドを入力しても何かしらの技が出たりする物ですが、格闘ゲームの中で最初のハードルともなるのが「コマンド入力」ですね。
例えば良く言われる「波動拳コマンド」と呼ばれる物を文字で表記すると「↓↘→+P」や「236P」と言った書き方をされますね。
初心者はやはりこのコマンドを覚える、正確に入力する、といった所が難しく、挫折してしまうというパターンも多いのではないでしょうか。
■モダンモード
こちらは今作から導入された新たな操作モード、必殺技ボタンと、十字キーのいずれかを入力するだけで簡単に必殺技が出る、というアシスト付きのモードといった所。
これに類する操作方法が導入されていた格闘ゲームは他にもいくつかありますが、ストリートファイターシリーズで導入されるのは初。
難しいコマンド入力などをナシで技を出せる、というのは非常に楽であり、プロゲーマーの人なども概ね肯定的な見方をしているようです。
上級者が使いこなせば更に強く、初心者でもカジュアルに遊びやすい、と格闘ゲームの敷居を下げる事に期待する声も多くあるようですね。
■ダイナミックモード
こちらは対戦などでは利用できない、シングルプレイ時限定のモードで、相手の距離に合わせてオート攻撃ボタンを押すだけで自動的に距離に合わせた技を出してくれる、という物。
自分で様々なコンボを編みだす、といった楽しみ方は難しいかもしれませんが、ともかくアクションが苦手な人でもバンバン爽快感のあるコンボを繰り出す事が可能。
あくまでシングルプレイを楽しむ際のオマケモードのような物ではありますが、こちらも気楽にゲームをプレイしたい人にとってはかなり有り難い操作モードですね。
と、このような感じでストリートファイター6には3つの操作方法が用意されており、自分がどのようなプレイをしたいか、で選ぶ事ができるようになっています。
まぁダイナミックモードはあくまでシングルプレイ用の操作方法なので、おまけのような物ではあるのも事実ですが。
何にせよ対戦でも好きな方を選べる「クラシック」と「モダン」という操作方法2つは、今後どちらを使っていくのか、といった所も格闘ゲーム界において重要なポイントになりそうです。
とはいえモダン操作に関しては、よりカジュアルにゲームを楽しみたい、という層にもうってつけな操作方法だと思うので、今後発展していく事も期待したい所ですね。
初心者が遊ぶならどちらがおすすめ?
さて、3つの(対戦では実質2つ)操作法が存在する「ストリートファイター6」ですが、初心者が遊ぶとしたら「モダン」と「クラシック」の操作方法どちらかからスタートする事になります。
では、どちらで遊ぶのがおすすめなのか、という点についても解説していきたいと思いますが、筆者は別にプロゲーマーではありません。
なのであくまで参考意見の一つ程度に考えて貰えれば、という前置きをした上で、初心者がまず遊んで見るなら「モダン」モードがおすすめだと思います。
やはり格闘ゲームのハードルの一つとして「操作の難しさ」という所は切っても切り離せない物がある、と筆者は思います。
コマンドを単純に覚えるだけでも大変ですが、そこから更に正確な入力が必要になる、というだけでもお手軽に遊べるジャンル、とは到底言えないですね。
なのでやはり、簡単な入力方法で技を出す事が出来、カジュアルに遊べるようになる「モダン」モードは初心者にとってある種の救済ではないでしょうか。
このような「十字キー入力」+「必殺技ボタン」という簡単な操作で、人気を博したゲームといえば「スマブラ」シリーズという前例があります。
あちらはまぁ対戦格闘ゲームか、と言われるとちょっと違う気もしますが、その分色々な人が遊べ、そして様々な層が遊べる名作と言えるでしょう。
そういった観点から見ると、格闘ゲームにおいてもそういった簡単な操作で遊べるようになる、というのはメリットは多くデメリットは少ない、と言えます。
数少ないデメリットがあるとすれば「モダン」操作で慣れてから「クラシック」操作に移行して、というのはもしかしたら難しい部分もあるかもしれません。
また、これからプロゲーマーを目指す、というような目標がある場合に限っては、最初は「クラシック」で操作を覚えてから、キャラによって使い分ける、といった事も必要になるでしょう。
なので、カジュアルにゲームを楽しむ事が出来るようになる、という一方で、覚えなければいけない事はなんだかんだで多いという所は変わらないでしょう。
結局の所、格闘ゲームというのは研究・対策・練習が重要である、という根本の部分は変わらないので、操作方法の違いはむしろ選択肢が増えただけ、とも言えるかもしれませんね。
ただまぁ、やはりコマンド入力という一つのハードルが取り除かれた、と考えれば初心者やこれまで格闘ゲームを遊んだ事がない人でも楽しめるようになるのは事実。
やはり初心者におすすめなのは「モダン」モードで、後々「クラシック」に移行して遊ぶかどうかは人それぞれ、という所ではないでしょうか。
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スト6は初心者でも楽しめる?
さてさて、ここまで「モダン」「クラシック」それぞれの違いなどについて解説してきましたが、やはり最後はこういった話題。
ずばり「ストリートファイター6」は「格闘ゲーム初心者」でも楽しめるのかどうか、という所をしっかり紹介していきたいと思います。
格闘ゲームというと、ゲームがeスポーツとして認知される前からいわゆるプロゲーマーが生まれたり大会も多く開催されていたりと、いわゆるガチなジャンルという印象があります。
そういった意味でどうしても格闘ゲームに触れた事がない人にとっては、遊んでも楽しめるのかな?と及び腰になってしまう所もあるのではないでしょうか。
しかし「ストリートファイター6」ではその辺りの「初心者が触れるための要素」を多く盛り込んでおり、かなり気を使って制作されている事がわかります。
例えば、最終的には格闘ゲームの目的は「対人での対戦」になるわけですが、そういった要素に入る前に楽しめる「シングルプレイ専用」のモードが用意されています。
もう既に動画や配信などでも知っている人も多いと思いますが「ワールドツアー」と呼ばれるいわゆる「ストーリーモード」が用意されています。
オリジナルのキャラクターをメイキングし、ストリートファイターシリーズお馴染みのキャラクターに技を教えてもらったり、といった遊び方ができます。
当然キャラクターメイキングが含まれているので、周囲のショップで服を購入して着飾ってみたり、といったオープンワールドアクションのような遊び方も可能。
街行く人に突然攻撃を仕掛けて正に「ストリートファイト」を仕掛けてみたりといった自由なプレイが楽しめるので、こちらを目的にして遊んでみても良いくらいですね。
こんな感じで単に「キャラを選んで対戦する」というだけのゲーム性だけではなく、一人で遊んでもしっかり楽しめるゲームモードがかなり魅力的な作品になっています。
上で紹介した「モダン」「クラシック」といった操作タイプの違いのみならず、こういった部分でも初心者がゲームを遊びやすい配慮がされています。
まずは対人での対戦などを深く考える事はせず、こちらのゲームモードを上でも紹介した「モダン」操作で遊んで見るのもおすすめではないでしょうか。
それが楽しいと思えたのなら、今度は対戦を目指して練習をしてみる、という方向性にシフトするのも勿論アリ。
間違いなく初心者でもしっかりと楽しめるゲームになっていると思いますので、格闘ゲームに触れた事がない、という人も遊んで見てはいかがでしょうか。
ストリートファイター6 モダン&クラシックまとめ
- 3つのモード搭載!好みで選んで遊べるカジュアルさも魅力!
- 初心者なら「モダン」モードがおすすめ!敷居が下がって遊びやすく!
- ソロプレイモードも充実!初心者でも楽しめるストリートファイター6!
ゲームモードや操作方法の追加など、ともかくこれまでの格闘ゲームから見ると「初心者」やカジュアルに遊びたい人にもおすすめできるようになったSF6。
特にモダンモードなどは今後の格闘ゲームジャンルを左右するシステムにもなり得ると思うので、他の作品も意識して研究してみて欲しいシステムですね。