日夜尽きることのないゲームの話題、勿論その中にはソフトだけではなく、ゲームハード自体の話題が混ざっていることもありますね。
特に、新型モデルの発売や次世代機ハードの話が出てくると、噂段階でも盛り上がるのが、注目度の高さを表す指標の一つとも言えるでしょう。
今回は、新型のハイエンドモデル発売の噂が話題となっている「PS5 Pro」について、噂についての解説などを含めてまとめていきたいと思います。
PS5 Pro発売の噂は本当?
ゲームの発売情報や新作の情報というのは、いつ見てもワクワクしたり、ある意味ハラハラしたり、様々な驚きを与えてくれますね。
そんな中でも、特に良い意味でも、悪い意味でも話題となりやすいのはゲームタイトルよりも、ゲームハードの情報ではないかなと思います。
昨今物価の高騰や性能の高性能化もあり、ゲームハードというのは決して安い買い物ではなくなってしまいました。
昔1万円とそこそこで買えるゲームハードが普通にあったことが、今では信じられないという時代に突入してしまっていますね。
そんなタイミングではありますが、巷ではPS5の上位モデルとなる「PS5 Pro」が発売されるのでは、という噂が色々な所で取り沙汰されています。
今回はこの「PS5 Pro」の噂と、それに付随した話題について色々と解説していきたいと思いますが、まずは噂の真偽についてですね。
この「PS5 Pro」発売の噂に関しては、まだ公式再度からは何の発表もされていません、あくまでリーク情報とされる情報が公開されたことが噂の発端です。
毎度の話ですが、この手のリーク情報、というのはそもそも違法な手段で入手した情報の公開であったり、そもそも何の根拠もない話だったりもするので注意が必要です。
とはいえ今回は、このリーク情報についてまとめた動画などを、ソニーサイドが削除申請しているといったところから、話自体は本当なのでは?という信憑性を持たせたわけですね。
ただ、繰り返し言いますが、現状ソニーサイドからは一切PS5 Proの発売などについては一切コメントをしていません。
リーク情報の信憑性の高い低いは抜きにして、公式から発表がない以上はあくまでも「噂」レベルに留まる話でしかない、ということは覚えておくべきですね。
ただ、PS5も発売から数年が経ちましたし、PS4の時のことなどを考えれば、ハイエンドモデルやマイナーチェンジ版が販売される可能性自体は低くはないと思います。
ただ、あくまで現時点では噂でしかないので、これらの情報に踊らされてあれやこれやと憶測で物を語るのはあまり良くないかなぁとは思ってしまいますね。
PS5自体は既にマイナーチェンジ版が発売され、値上げまでされていますし、その上で更に性能を引き上げた上位モデルを発売、というのはそんなに早く行えるのか、とも思います。
リーク情報の信憑性自体は高そうですが、まだまだ詳細は不明ではありますし、PS5 Proになったことでどうゲーム体験が変わるのか、というのも分かりません。
単なるリーク情報を鵜呑みにするのではなく、現状では公式から正式な発表が行われるのを待つ、というのがユーザーにできることではないでしょうか。
PS5 Proが出るとしたら性能はどうなる?
さて、発売が噂されるPS5 Pro、現状はリークされた情報を参考に性能や発売日を予想する程度しかできないわけですが、そこについてもある程度予想を立てたいと思います。
あくまで公式サイドからの正式な発表があるまでの、暫定的な話ではあるので、あくまで予想とリーク情報を基本とした話になることはご容赦ください。
今の所、開発サイドからリークされた、とされるPS5 Proの性能は以下のようになっています。
・PS5よりも45%高速なレンダリング
・2~3倍(場合によっては4倍)のレイトレーシングパフォーマンス
・GPUの演算性能は33.5TFLOPS(PS5は10.3TFLOPS)
・PSSR(PlayStation Spectral Super Resolution Upscaling)アップスケーリング/アンチエイリアスソリューションに対応
・将来のSDKバージョンでは最大8Kの解像度をサポート予定
・カスタム機械学習アーキテクチャ搭載
・8bit整数演算性能が300TOPS/16bit浮動小数点演算能力が67TFLOPSになるAIアクセラレータ
と、まぁこのような感じですね、まぁ身も蓋もない言い方をすると専門用語塗れでなんのこっちゃ、となるような内容ですね(笑)
わかりやすく噛み砕いて書くと、PS5から比べて
・画質が40%前後程良くなる
・処理速度などは2~3倍程度速くなる
・最終的に8K画質に対応できるようにする
といったような感じで、ユーザーに直接的に影響がありそうなのはこの辺りでしょうか、あくまで情報が本当なら、という注釈は付きます。
これが本当であれば、性能的にはハイエンドモデルというか最早次世代機レベルなのでは、と感じさせるような部分もあります。
他の点では、標準搭載されているSSDの容量が上がる、といったようなマイナーチェンジも行われそうな雰囲気はありそうですね。
まぁ実際にこういったスペックがあったとしても、それに見合ったモニターなども必要になるため、PS5 Proだけがすごくてもあまり意味がないとも言えるのですが。
これだけの性能の物がゲームハードとして発売されるのであれば、ゲーミングPCよりも実際にお得な物として購入できる可能性もあります。
ただあくまでこれは現状予定とされている性能であるため、実際に発売される際には「この機能は無理」と判断されたりして、カタログスペック通りにならない可能性もあります。
発売時期に関しては、色々な憶測が飛び交っているのでなんとも言えませんが、筆者の予想としては早くて2025年の春以降ではないかなと思います。
少なくとも、2024年内に発売される、という状況はないと思います、そんなに早い段階で発売されるのであれば、既に情報が公表されていなければおかしいと思いますし。
何にせよ、今すぐ発売、といったような状況は100%ないと思いますし、発売まではもう少し掛かるのではないかなと思います。
GTA6がロンチタイトルとして発表されるのでは、なんて噂も立っていますが、この辺りは本当に公式から情報が出ないことにはなんともコメントしづらいですね。
今後の動きがどうなるのか、ソニーサイドの情報発表や、今後開催される予定のゲームイベントでの発表などを細かくチェックしていくのが良いかもしれません。
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今PS5を買うのは時期が悪い?
さて、ここまでPS5 Proの予想や噂についての情報をまとめてきましたが、それでも書いてきた通り公式からの発表は未だにナシ。
そんな状態を踏まえた上で、今このタイミングでPS5本体を購入するのは時期が悪いのかどうか、という点について解説して今回の記事を〆たいと思います。
まずゲーム的な部分、PS5専売のタイトルが増えてきたことで、PS5をそろそろ買うかどうかと迷っている人も増えていている頃合いという点を注目するべきでしょう。
世間的にはPS5の品薄、品切れが続いていたり、転売問題が解決せずでズルズル来てしまっているというのが実情です。
実際には現在では購入することはそれほど難しくなく、むしろ発売当初よりもいつでも買えるという状態になっているとは思います。
そんな状況でPS5 Proの噂が出てきたことで、今このタイミングで購入するのは時期が悪いのでは、と思う人の気持ちもわかります。
しかし、リーク通りの情報が本当だったとしても、まず価格面の問題が発生する可能性もありますね、現在のPS5の価格でも十分ゲームハードとしては高価です。
もしも噂通りのスペックで発売されるとすれば、更に高価になって、下手をすれば10万円台に近い価格になるのでは、というのが概ねの予想です。
そうなった場合価格面での負担はかなり大きいですし、そしてPS4 Proが発売された時と同様、また品薄・転売の的にされるのが予想できるのも問題ですね。
つまり、新型のPS5 Proが凄そうだから、そちらを買えばいい、という単純な話にはなり辛いのではないか、というのが筆者の予想です。
そもそも現時点でPS5を所持し、遊んでいる筆者的な観点にはなりますが、ゲームハードとして現状PS5への不満は特にありません。
もちろん、画質面などを更に向上させてより美麗な画質で遊びたい、という人がPS5 Proを購入したい、というのを止める気はありませんが。
とはいえ、結局ゲームハードというのは遊びたいゲームが出た時に買うもの、遊びたい時に買うものだと思いますので、時期はそれほど気にしなくてもいいでしょう。
実際、PS4 Pro自体は売れ行き自体は良かったようですが、PS4から買い替えしなかった、というユーザーも多いと思います。
Proでなければ遊べないタイトル、というのも出てくることは正直ないと思いますし、今このタイミングでPS5で遊びたいタイトルがあるなら、購入してしまって問題ないでしょう。
ハイエンドモデルなどの噂が出るとこういった話題はつきものではありますが、結局遊びたい時、買いたい時に買うのが一番です。
Proが出たからといって確実にProを購入できる保証もありませんし、遊びたいゲームと合わせて今このタイミングでPS5を買ってしまうのも十分アリな選択肢です。
PS5 Pro噂まとめ
- 噂の情報源はリーク情報!信憑性自体は高そう?
- 噂が本当なら性能は大幅アップ!価格もかなり高くなりそう?
- 今PS5を買うのは損ではない!むしろ買える内に購入するのがおすすめ!
こういった新ハードの噂、というのは真偽の程はさておき、とりあえずゲーマーとしてはついつい食いつきたくなってしまうものです。
とはいえ、完全な次世代機ハード、というわけではありませんし、よほど拘るのでなければ必ず買わなければいけないというものでもないのが救いでしょうか。