【GTA5】エンハンストとレガシーの違い！データ移行はできる？

3月も中頃に差し掛かった時期ですが、まだまだ冷え込んだ日も多かったりするので、体調には気をつけて過ごしていきたいですね。

新作ゲームの発売はもちろんですが、中にはアップデートやリメイク・リマスターなどでグラフィックが強化された作品を遊んでみるのも一つの手。

今回は、大型アップデートにより、最新機種向けのグラフィックに進化して遊べるようになった「GTA5」について、解説していきたいと思います。

GTA5エンハンストとは？

新作ゲームが日夜発売される一方で、一部のオンラインゲームなどは、長年のアップデートを続けて運営する、というのが理想的な形となっています。

例えば、MMO RPGとして有名な「ファイナルファンタジー14」などは、既に10年以上運営が続けられていますし、少し前にグラフィックアップデートなどもありました。

 

このように、決して最新のゲームではないものの、繰り返しアップデートを行うことで、現代のクォリティに合わせて行く作品というのもそれなりにあるわけです。

最近、そんなアップデートが行われたことで注目を集めている作品といえば、長らく愛され遊ばれ続けているオープンワールドアクションRPG「GTA5」ではないでしょうか。

 

GTA5といえば、2024年時点ではMinecraftに次ぎ、世界で2番目に売り上げたゲーム、としても知られている名作ですね。

オープンワールドで表現された都市「ロスサントス」を舞台に、様々な犯罪などを行いながら自由なプレイができる、という魅力的な作品です。

 

シリーズの最新作となる「GTA6」の発売が発表されつつも、未だ詳しい詳細などは不明で、発売時期なども公開されていないのが現状。

そのため、なんだかんだでGTA5がオンライン要素を追加するなどして、ファンも長く遊んでいる作品となっていますが、つい先日新たなアップデートが行われました。

 

「エンハンスト」というタイトルに改題され、アップデートを行ったことで、対応ハードはPC、PS5、Xbox Series X|Sと、最新ハードのみに統一されることになりました。

アップデート前のGTA5に関しては「レガシー」というタイトルに改題され、そちらも各ストアから購入して遊ぶことができます。

 

新しいハードに対応し、パワーアップした方を遊びたい場合は「エンハンスト」を、これまで通りの旧版をプレイしたい、という場合は「レガシー」を選びましょう。

発売から既に10年以上が経過している作品ではあるものの、最新作の発売がまだである以上、GTAシリーズを遊ぶならこれ一択になりつつある作品。

 

そんな作品故に、最新ハードに合わせたアップデートが行われたのは、純粋に嬉しいと感じるファンも多いかもしれません。

過激な描写なども多いので、人を選ぶ側面こそありますが、ゲームとしての面白さはかなり評価が高いのも事実なので、この機会に改めて遊んでみるのもおすすめではないでしょうか。

レガシーとエンハンストは何が違う？

さて、アップデートが行われたことで「エンハンスト」と「レガシー」の二種類に分けられることになった「GTA5」ではありますが、改めてそれぞれの違いについて解説していきます。

まぁとは言っても「レガシー」の方は、いわゆる「これまでのGTA5」なので、基本的には「エンハンスト」になったことで変わった部分の解説になります。

 

GTA5のエンハンスト版にて、変更された主な箇所は以下のようなものが挙げられます。

・グラフィック表現の向上（レイトレーシング対応など）
・GTAオンラインの要素を追加（新車両やミッションなど）
・ロード時間の短縮（SSDなどへの最適化）
・新世代機に合わせた動作の快適化

と、大まかに上げるとこのような感じです、あくまでリメイク作、というわけではなく、ちょっとした追加要素と、最新ハードに合わせた最適化がメインですね。

 

ゲームの内容自体は変わらず、レガシー版でできていたことはそのままエンハンスト版でもできる、というような感じになっています。

とはいえ、流石に発売から10年が経過しており、グラフィックの進化に関しては言うまでもないので、最新グラフィックに相当する状態でGTA5が遊べるのはかなりありがたいですね。

 

また、SSDなどへ最適化が行われたことで、ロード時間が大幅に短縮された点は特に評価できる点ではないかと思います。

ただし、その分エンハンスト版は、PC版の要求スペックが高くなってしまっているので、その点だけは注意が必要ですね。

 

それまで普通にGTA5が動いていたPCであっても、エンハンスト版では動作しなくなってしまった、というケースもありえるので、アップデートする際には注意しましょう。

とはいえ、根本的にグラフィック周りなどが強化され、特に水まわりの表現や光源の反射といった部分がキレイになるので、没入感などは更に増します。

 

可能であれば、エンハンスト版で遊ぶほうがより楽しめるのではないかな、と思いますので、PCスペックなどを確認した上でアップデートしてみましょう。

 

エンハンストの推奨スペックは、Steamでは以下のように表示されています。

・64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要
・OS：Windows 11
・プロセッサー：Intel Core i5-9600K/AMD Ryzen 5 3600
・メモリー：16 GB RAM
・グラフィック：NVIDIA GeForce RTX 3060 (8GB VRAM)/AMD Radeon RX 6600XT (8GB VRAM)
・ストレージ：105 GB の空き容量
・追記事項：SSD with DirectStorage-compatibility

元のスペックに比べて、かなり高スペックなPCでの稼働を前提としているので、この部分だけは本当に注意が必要です。

 

逆に言えば、推奨スペックを満たしている状態であれば、気分を一新してGTA5を遊ぶことも可能なので、是非自分の環境と見比べてチェックしてみましょう。

スポンサーリンク

データの移行はできる？

さて、無料でのアップデートとしては、かなり大型の物となっているエンハンスト版ですが、GTA5自体は長くアップデートが続けられている作品です。

その分、長期に渡って遊んでいた、あるいは現在でも遊んでいるという人もかなり多い作品なので、気になるのは「データの移行」ではないでしょうか。

 

かなり長くやり込んだデータは一切引き継げません、となってしまうと困ってしまいますが、今回のGTA5エンハンストに関しては、データはそのまま移行できるので安心です。

ただ、新たに追加された実績システムなどは、一部はミッションの攻略をし直さなければ達成されない、といったこともあるので、注意は必要です。

 

とはいえ、今まで遊んでいたデータをそのまま引き継いでエンハンスト版で遊べるようになるのは十分にありがたい措置といえるでしょう。

ただし、データ自体は移行できるものの、エンハンストとレガシーでは、マルチプレイなどを行うことができません。

 

もしオンラインで遊んでおり、複数人のフレンドなどと一緒に遊んでいた、という場合、エンハンストは全てエンハンスト版で、レガシーは全てレガシー版で遊ぶしかありません。

アップデートによってマルチプレイのメンバーが減る、というようなことがあっては困りますし、アップデート前に相談するのが良いかもしれませんね。

 

とまぁ、データ移行自体はできるため心配はありませんが、クロスプレイ自体はできないという点はしっかり覚えておく必要があるでしょう。

上でも解説したように、遊ぶためのスペックが大きく上がっている、というのも注意点なので、アップデート前に色々とチェックしておくのは重要だと思います。

 

身も蓋もない話をすれば、エンハンスト版にアップデートしなければ遊べない、というわけではないので、必要がなければレガシー版のまま遊ぶのも十分にアリな選択肢です。

この辺りに関してはマルチプレイやスペック、個人の都合で決めて問題のない部分だと思いますので、アップデートするかどうかはお好みで選びましょう。

GTA5エンハンストまとめ