10月に入り、ようやく涼しさも感じられる気候になってきましたが、今度は秋の夜長をどう過ごすのか、などなどゲームライフに悩みはつきもの。
まだ少し気の早い話ではありますが、11月に発売予定のタイトルにも、注目作が多く何かと忙しい日々が続くのではないでしょうか。
今回は、11月に発売が予定されている注目作「ゼルダ無双 封印戦記」についてと、過去シリーズとの繋がりなどについて解説していきます。
ゼルダ無双 封印戦記は11月発売!

暦も10月に入り、2025年も残り3ヶ月といったところになってきましたが、今年もまだまだ発売予定のタイトルが控えています。
10月は勿論のこと、来月11月にも発売が予定されているタイトルが多く、どのタイトルを購入し、遊ぼうか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
まぁ遊ぶゲームが多いというのはある意味贅沢な悩みではありますが、そんな中でも注目したいタイトルといえば「ゼルダ無双 封印戦記」ではないかと思います。
「ゼルダ無双 封印戦記」は、11月6日、Nintendo Switch 2にて発売予定のゼルダシリーズの最新作となっています。
いわゆるゼルダの本家シリーズではなく、制作にコーエーテクモが関わる「無双」シリーズとのコラボ外伝作品、といった立ち位置の作品ですね。
ゲームの内容としては、ゼルダシリーズ特有の冒険・謎解き要素はかなり薄く、無双シリーズらしい大量の敵を相手に戦うアクションゲーム要素が強い作品です。
ストーリーとしては「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」にて語られた、太古の歴史「封印戦争」時代を描いた作品になる、とのこと。
作品として何より特徴的な点は今回の作品では、ゼルダシリーズ共通の主人公である「リンク」の姿が登場していない、という点。
詳しい内容については「ティアーズオブザキングダム」の内容のネタバレにも繋がるので、あえて触れませんが、実質的に「ゼルダ姫」が主人公の作品といった感じになりそうです。
ゼルダ姫が主人公の作品といえば、以前「知恵のかりもの」が発売されていることもあり、昨今ではゼルダも色々変わり種の作品が発売されていることがわかります。
今回の「封印戦記」は、まさにそんな変わり種の作品になりそうな作品ではありますが、無双とのコラボも遂に3タイトル目。
ゲーム自体の出来としては、既に初代「ゼルダ無双」や「厄災の黙示録」で保証されているようなものなので、ある意味安心して遊ぶことができるタイトルでもある、といえますね。
発売日までは約1ヶ月、ということで関連作品などを遊ぶ余裕もあると思いますので、封印戦記に興味があるという人は、関連作などもにも是非目を向けてみてください。
前作「厄災の黙示録」やティアキンとの繋がりは?

さて、期待の高まるゼルダ新作「封印戦記」ですが、外伝とはいえ「シリーズ作品」という事実はあるため、繋がりなどが気になる、という人も多いでしょう。
今回の「封印戦記」で比較・注目するべきは、やはり本家シリーズの「ティアーズオブザキングダム」と、無双シリーズとしての前作「厄災の黙示録」との繋がりでしょう。
こちらについても解説していきますので、購入を考えている人や、プレイを考えている人は是非参考にしてみてください。
まず、無双シリーズとしての前作にあたる「厄災の黙示録」ですが、こちらとは実質的な繋がりはかなり薄いかと思われます。
一応、こちらは「ブレスオブザワイルド」の過去のエピソードを描いた作品、ということで作品自体の立ち位置自体は似ているところもあります。
ただ、ストーリーなどに関しては、ブレスオブザワイルドとティアーズオブザキングダムのゼルダ姫が同一人物である、という点以外には共通する部分がないとも言えます。
なので、厄災の黙示録に関しては、ゲームシリーズの前作ではあるものの、ストーリーなどの「内容的な部分」はかなり繋がりが薄い作品、となっています。
一方で、ストーリー的な繋がりが深いのは「ティアーズオブザキングダム」の方、と断言してしまっても問題はないでしょう。
こちらに関しては、そもそも今作のタイトルになっている「封印戦記」に関わる単語である「封印戦争」という単語は、ティアーズオブザキングダムにて登場しています。
また、登場するキャラクターについても、基本的にティアーズオブザキングダムに準拠しており、ティアキン内では語られなかった過去の出来事が描かれる、というのが主題。
ティアキンの中では語られなかった過去、設定などが開示される、といった内容になりそうなので、ストーリー的な繋がりは比較的強い、とも考えられます。
そういった観点から、シリーズ作でこそないものの「ティアキン」との繋がりの方が強く、逆にシリーズ作である「厄災の黙示録」との繋がりが薄い作品、という形になりますね。
無論、作品としては基本的に独立していますし、ゲームジャンルも違うため、どちらかを遊んでいないと楽しめない作品、ということはありません。
前作「厄災の黙示録」も、ブレワイと繋がりのある作品ではありましたが、内容自体は独立していてしっかりと楽しめる内容となっていました。
「封印戦記」から単体で遊んで、他のゼルダシリーズを遊ぶ、というのも当然アリですし、無双シリーズファンがゼルダシリーズにふれるキッカケにもなるのではないかと思います。
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前作やティアキンは遊んでおくべき?

さて、前作などとの繋がりなどについても解説した「封印戦記」ですが、プレイするに辺り、前作やティアキンなどの関連作を遊んでおく必要があるか。
あるいは、遊んでおかないと「封印戦記」自体を楽しめないのかどうか、という点について解説して今回の記事を〆たいと思います。
シリーズ作というか関連作であるがゆえに、やはりこういった遊んでおくべきか、プレイ済みか否かで楽しさが変わるのか、というのは付きまとう問題であると言えます。
結論から書くと、前作「厄災の黙示録」はさておき「ティアキン」に関しては、遊んでおくのがオススメではないか、というのが筆者の意見です。
上でもストーリー的な繋がりについて触れていますが「封印戦記」の内容は、ティアキンの中で触れられつつも、語られることのなかった「古代のエピソード」となっています。
こういった作品の内容を考えると、やはり「ティアキン」を遊んでおいた方が、封印戦記を遊ぶときも、ストーリー的に楽しめる、という部分は否定できないでしょう。
ただ、ティアキンの過去を描いている、とはいっても、時代的には本当に遥か古代の話を描く、というような内容なので、そこまで密接的ではない、とも言えます。
知っていればより楽しめる、というような内容になる可能性が高いため、必ずしも「ティアキン」を遊んでおく必要性があるか、と言われればなんとも言えません。
むしろ「封印戦記」を遊んで気になるようであれば「ティアキン」を遊ぶ、という発売順とは逆の遊び方をしても十分楽しめる可能性はあると言えるでしょう。
まぁそもそもティアキン自体、ゲームボリュームが非常に多く、気軽に遊べる作品である、とはとても言い難いゲームである、というのがネックです。
「封印戦記」が発売されるまではこの記事を書いているタイミングから数えて約1ヶ月、その間にティアキンを遊び切る、というのは少し難しいのでは、とも思います。
単純にストーリーだけを見るのであれば十分に可能だと思いますが、遊ぶ内に寄り道をしたくなるタイプのゲームなので、やはり難しい部分が多いと思います。
時間的な余裕などがあるのであれば、ティアキンを事前にプレイしておくのはかなりオススメだと思いますが、あくまで余裕があれば、で大丈夫だと思います。
ティアキンと共通している登場人物もいますが、基本的には時代が大きく離れている時代のエピソードなので、封印戦記だけでも充分に楽しめるでしょう。
余裕があればティアキンを遊ぶ、そうでない人は封印戦記から遊ぶ、といった感じで問題ないと思いますので、購入の際にはその辺りも頭の片隅に置いておくと良いでしょう。
まぁ、一旦ストーリー的な部分をさておくと、ゲームジャンル自体が違うので、遊んだときのゲーム体験は「封印戦記」と「ティアキン」で別物になるでしょう。
その辺りを楽しめるのであれば、ストーリー的な部分はあとから追いかけても楽しめると思いますので、あまり考えすぎずにプレイしてみるのもおすすめです。
ゼルダ無双 封印戦記まとめ

- 「ティアキン」から過去のエピソード!ゼルダ無双シリーズ第3作!
- 厄災の黙示録やティアキンとの繋がり自体は薄め?独立して遊べる作品!
- 可能であればティアキンをプレイ推奨!遊んでおいた方がより楽しめそう!
ゼルダシリーズもファンが多く、長く続いているシリーズですが、コラボとなる「ゼルダ無双」シリーズも着々と発売されているのがファンとしては嬉しいポイントですね。
ゲーム性もさることながら、本編のストーリーを更に補強してくれる内容も含まれるので、単に爽快感のあるアクションゲームとして遊んでも、シリーズとして遊んでも満足感が高そうです。