10月も下旬に入りまして、秋はどこへやら、冬並みの寒さの日も増えてきて、慌てて衣替えをした、という人も多いのではないでしょうか。
同時に、日が落ちるのも早く、夜の時間が増えてきましたが、そんな時間を過ごすゲームはいくらあっても困りませんね。
今回は、発売から一ヶ月ほどたち、にわかに話題が上がり続けている異色の作品「CloverPit」について解説していきたいと思います。
CloverPitとは?どんな作品?

日夜様々なジャンルのゲームが発売されている昨今、時にそんなものまでゲームにするか?と思ってしまう内容のものが生まれたりするのもまた醍醐味の一つ。
今、世間でにわかに話題になっている作品といえば「CloverPit」というインディーズゲームですが、今回はこの作品について色々と解説していきたいと思います。
「CloverPit」は、Panik Arcadeが開発、Future Friends Gamesが発売しているタイトルで、発売したのは2025年9月26日。
概ね発売から一ヶ月が経過した作品ですが、内容はなんと「スロットマシン」での「ギャンブル」を利用して進めていく「ローグライト」系の作品となっています。
狭苦しい独房に閉じ込められてしまった貴方、つまりプレイヤーは机の上のスロットマシンを回し、次々と期限が迫ってくる借金返済をし続ける、という内容の作品です。
ただ、勿論ただスロットを闇雲に回し、運良く当たりが出るまで待つ、といったようなゲームではなく、ローグライトらしく、様々な方法で有利な状況を作ることができるのが特徴。
スロットに存在する特定の絵柄を増やして当たりが出やすくしたり、当たりが出たときの金額を底上げしたりと、ルールを捻じ曲げて遊ぶスロット、という感じ。
勿論、遊ぶ際にリアルマネーがかかるようなことはありませんが、ゲーム内で借金が返せなければ即ゲームオーバー。
実際にお金を使うことはなくとも、ギャンブル特有のヒリついた空気感などは楽しめる、ある意味ゲームならではのいいとこどりな作品とも言えるでしょう。
ギャンブル、といえば漫画やアニメ、実写などでも人気の作品は多い題材ですし、当たった時の高揚感などはやはり独特のものがあると思います。
実際のお金をかけることなく、そういった高揚感を楽しみつつ、更にゲーム自体はマルチエンディング方式を採用、と楽しめる要素はかなり多い作品です。
元々スロットやパチスロ、という題材自体、ゲームとの相性は良いのか、実在するものを題材とした作品も過去多く発売されています。
そこにローグライトなゲーム性をもたせた、という意味でも、非常に楽しみやすく、また作品の価格自体もインディーズゲームゆえにかなりの安価。
価格の安さとは裏腹に、中毒性も高くついつい遊んでしまう、そんな魅力にも溢れた作品となっているので、是非秋の夜長のお供に遊んでみてはいかがでしょうか。
CloverPitが遊べるハードは?

さて、スロットを利用したギャンブルと、ローグライトを組み合わせた斬新さがウリとも言える注目のタイトル「CloverPit」ですが、インディーズゲームと紹介しました。
この時点でなんとなく察しがついた方も多いと思いますが、CloverPitが現在遊べるハードについても解説していきましょう。
2025年10月現在、CloverPitが遊べるのはSteamのみ、つまりPC専用のタイトルとなっているので、注意が必要です。
現時点では発売されたばかりのタイトルなので、他ハードや他のPCゲーム配信サイト等での販売は行われていないため、遊ぶ際にはSteamへの登録が必須となります。
まぁ、PCゲームを遊ぶ上でSteamだけを利用しない、という人はそうそういないと思うので、PCゲームを遊ぶ習慣がある人は問題ないでしょう。
とはいえ、要求されるPCスペック自体はとても低く、一般的なゲーミングPCでは全く問題なく、多少スペックが低くとも動作する、というの強みがあります。
また、Steamのストアページでは「CloverPit」のタイトル本体以外にも、CloverPitが影響を受けた、とされる様々なゲームとのバンドル商品も販売されています。
具体的には、様々な要素を組み合わせたローグライト作品「BALL x PIT」や、ポーカーを題材としたローグライト作品「Balatro」とのバンドルなどが販売されています。
これらのバンドルされている作品も評価が高く、また価格自体が安いタイトルばかりなので、ゲームをお得に購入するのにもうってつけです。
どれも中毒性の高いタイトルなので、CloverPitを遊ぶ以外にも、楽しめるようにこちらのバンドルを購入するのもおすすめではないかな、と思います。
勿論、CloverPit単体だけを購入しても、十分に楽しめるだけのボリュームや中毒性がある作品ではあるので、この辺りは好みになるでしょう。
どのバンドル作品も、CloverPitが制作されるに辺り、インスパイアされた作品ばかり、とのことなので、興味があれば、という感じでしょう。
何にせよ、バンドルを購入してもフルプライスゲームなどよりも大幅に安価な作品なので、遊ぶゲームのストック作り的な目的で購入してしまうのもおすすめかもしれませんね。
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今後スマホやSwitchで発売される可能性は?

さて、ゲームとしては中毒性の高さや、スロット+ローグライトという面白いジャンルの組み合わせで注目度の高いCloverPitですが、現状ではPCでのみプレイ可能。
しかし、PCでのゲームプレイがどうしてもできない、という層もなんだかんだで多いですし、他のハードに発売されて欲しい、という人も多いのではないでしょうか。
今回の記事の〆として、CloverPitがスマホやNintendo Switchなど、他ハードへの移植が行われる可能性について予想を立てて終わりたいと思います。
結論から言うと、可能性自体は十分にある、という感じですね、皆様もご存知の通り、インディーズゲーム市場は現在かなり大規模になりつつあります。
Steamで配信される、が一番展開としては早いですが、その後スマホ版が配信されたり、Nintendo Switchでも遊べるようになる、というのは枚挙に暇がありません。
今回の「CloverPit」も、現状Steamで中々の人気がありますし、今後他のハードに移植が行われる可能性は高いのではないかと思います。
ただこの辺りについては、開発メーカーがどう判断するか、というのもありますし、人気があるからといって必ず移植が行われる、とも限りません。
技術的な問題や、開発メーカーの資金的な問題で結局移植などは行われない、ということも多々あるので、確実に行われる、とは言い切れないでしょう。
あくまで、可能性自体は高い、という程度の話なので、この辺りは注意が必要なポイントではないかなと思います。
とはいえ、CloverPit自体は、ゲーム性はシンプルで複雑な操作を要求されるわけでもない作品なので、特にスマホなどとは相性が良さそうではありますね。
ただ、ゲーム性を考えるとスマホでも買い切り型のアプリ形式になるのは間違いないと思いますので、スマホ用タイトルとしては比較的高い部類になりそうです。
また、Nintendo Switchも、現在ニンテンドーeショップがインディーズゲームの配信にも力を入れている、ということもあり、移植が行われる可能性は十分に高いと思います。
勿論、PS5など他のハードに移植が行われて遊べるようになる、という可能性も十分にあるので、PCで遊べる環境がない、という人は少し待ってみるのもアリかもしれません。
なんにせよ、現時点ではSteamで遊ぶ以外の選択肢がないため、他ハード待ち、という人はどうあがいてもある程度期間を待つことになる、というのは注意点ですね。
Steamであればすぐに遊び始めることもできますし、今後アップデートなどが行われた際も素早くアップデート分を楽しめるので、可能ならPC版を遊ぶのがおすすめです。
CloverPitまとめ

- スロット+ローグライト!組み合わせが異色なインディーズ作品!
- 現在はSteamでのみ配信中!他作品とのバンドルも多数!
- スマホやSwitchに移植される可能性はアリ!今後の続報待ち!
こういった移植の組み合わせ、ある意味大手メーカーでは思いついたとしても作れないゲーム性、というのがインディーズゲームの強みですね。
ゲーム自体は中毒性もボリュームも十分な作品なので、値段分以上に楽しめるのは間違いなく、秋の夜長に遊ぶのにピッタリな作品ではないでしょうか。