ゲームというのは、発売された後にいわゆる「廉価版」が販売される事がありますね、ユーザーとしてはお求めやすい価格になるので嬉しい限りです。
この「廉価版」に相当する物の中には、新たな追加要素を加えて販売、といった事も多々あり、新しくゲームに触れる人もお得に遊べる事があります。
今回は、そんな「廉価版」が発表された「バイオハザード7 ゴールドエディション」についての情報などを調査していきたいと思います。
ゴールドエディションの内容は?
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PSVRにも対応し、原点回帰とも言える「恐怖表現」が話題になった、人気シリーズ最新作「バイオハザード7」ですが、この度「ゴールドエディション」の発売が発表されました。
「ゴールドエディション」という豪華な名前を見ると、色々な追加要素をプラスした完全版、のような印象を受けますが、実質的には「廉価版」が近いですね。
発売からある程度経ったヒット作品などは「ベスト版」などといった名称で、お求めやすい価格になって発売される、という事が多いですね。
今回のこの「ゴールドエディション」もそれに近く、価格は5,000円以下になっているので、かなり値下げされているのがわかりますね。
単に安くなっているだけではなく、勿論ゲーム的な要素にも手が入っているのが特徴です、といっても「ゲーム本編」への追加はありません。
具体的な内容としてはこれまでに配信されていた「有料DLC」を同梱、さらにはゲーム本編の後日談となる「新DLC」も付属しているのが特徴ではないでしょうか。
今回のゴールドエディションに付属するDLCは以下のようになっています。
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■BANNED FOOTAGE Vol.1 & Vol.2
こちらは、ゲーム本編中で語られる事のなかった、事件を描いた、いわば番外編のようなシナリオと、ミニゲームなどが収録されたDLCです。
こちらが、既に配信されているDLC2つに該当する物なので、既に本編と合わせて遊んだ、という人も多いかもしれませんね。
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■END OF ZOE
こちらが、今回の「ゴールドエディション」に新たに収録される新規DLC、本編終了後の時系列で起きる、最後の事件と紹介されています。
本編に関係のあったキャラクターの結末が描かれるなど、本編を遊んだ人にとっては見逃せない内容となるのではないでしょうか。
これまで別個に購入する必要があったDLCが同梱、それに加えてゲーム自体も価格が安くなっている、とオトクな内容ですね。
これまでに「バイオハザード7」に興味がありつつも、遊ぶ機会がなかった、という人にオススメではないかと思います。
気になる発売日は2017年12月14日、冬休みが近くなってくる、という人も多いと思いますので、この機会に遊んでみては如何でしょうか?
追加DLCは単品での販売も!
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さて、追加DLCが新たに収録される、という点について気になるのは「新たにゴールドエディションを購入しなければいけないのか」という所でしょうか。
勿論ではありますが、新たに配信される追加DLC「END OF ZOE」については、勿論DLC単品での配信もあるので、既にゲーム本編を購入している人は心配いりません。
唯一の注意点としては、既にDLCとして販売されている「シーズンパス」には、新規DLCである「END OF ZOE」は対応していない、という点ですね。
バイオハザード7発売当時にシーズンパスを購入している人でも「END OF ZOE」だけは新たに購入する必要がある、という所が唯一の難点と言えるかもしれません。
単品での販売価格は1,400円前後、DLCとして見るとそこそこの値段といった所ですので、最後のシナリオとしてのボリュームも期待できそうではありますね。
一応、ダウンロード版のみではありますが「ゴールドエディション」の発売後、「バイオハザード7」本編の値段改定が行われる、というアナウンスもありましたね。
ただ、ゴールドエディション発売後にあえて通常版とDLCを別々に購入する、という意味はないと思いますので、この辺りは気にしなくても良いと思います。
また、これは「ゴールドエディション」とは直接的には関係のない内容ではありますが、発売日同日には無料DLC「Not A Hero」の配信も予定との事。
こちらも、本編のクライマックスから直接つながる形での後日談、となっているようなので、本編をクリアしている人にはたまらない内容となっていますね。
各DLCの配信日は「ゴールドエディション」の発売日と同日、2017年12月14日となっていますので、既に購入済みのユーザーもすぐに遊ぶことができそうです。
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グロテスク版と通常版の違いは?
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さて、今回「ゴールドエディション」として販売される「バイオハザード7」ですが、発売当時にも話題になった「グロテスク版」とは何ぞや?という人もいると思います。
「ゴールドエディション」で初めて「バイオハザード7」の購入を検討している、という人も結構多そうな気がするので、しっかり違いについても紹介していきましょう。
といっても、ゲーム的な部分においては違いは一切なく、通常版とグロテスク版で違うのは単純に映像面での「演出の違い」といった所です。
具体的には、グロテスク版のみ「人体の欠損表現」があり、グロテスク版に比べて通常版では「出血表現」も一部抑えられています。
こういった表現は、ホラーにおいてはつきもの、と言える表現ではありますが、日本国内ではゲームの「人体欠損表現」には厳しい物があります。
ですので、グロテスク版の方は「CERO:Z」と一番年齢制限の高い指定を受けているので18歳未満は購入できない、という制限も受けています。
逆にいえば、そういった表現以外には特に違いがないので、購入する際には良く考えてから決める、といった感じでしょうか。
そういった表現で気持ちが悪くなってしまう、という人もいると思いますので、年齢制限を満たしている場合は、好みの方を購入するのが良いと思います。
ちなみに、今回の記事の主題となった「ゴールドエディション」ではパッケージ版の販売は「グロテスク版のみ」となっているので注意しておきましょう。
「ゴールドエディション」の「通常版」が欲しい場合は「ダウンロード版のみ」となるので、購入を検討している場合はしっかりハードのHDD容量を空けておきましょう。
バイオハザード7 ゴールドエディションまとめ
- 配信済みのDLC・新規DLCも込みでお求めやすい価格に!
- DLCは勿論単品販売もあり!シーズンパスに未対応なので注意!
- ゴールドエディションのパッケージ版は「グロテスク版」のみ!
バイオハザード7というと、まだ新作という印象ですが、もうこんな「ベスト版」的な物が出るタイミングなんですね、時が経つのは早い物です。
とはいえ、無料DLCの配信、新規DLCの追加など、ファン的にもかなり期待できる発表も同時に来たので、これは嬉しい発表ですね。