日夜新しい作品や、シリーズ最新作が発売される一方で、ここ数年は特に過去の名作のリメイク作や、後継作といった古い作品のリブート的な部分が注目されることが多いですね。
純粋なリメイクであったり、意識した続編・後継作であったりと色々と違いはありますが、往年の名作を遊べるという点で喜ばれることが多いです。
今回は、多くのゲーマーを深い沼に叩き落した名作の後継作「Elin」とハードについて、コンシューマーへの移植の可能性などについて解説していきたいと思います。
Elinが遊べるプラットフォームは?
11月も中頃に入りはじめまして、本格的に冷え込む日も増えてきましたが、いよいよ冬が到来しそうではありますね。
暦的には冬なのですが、まぁ本当に厳しい寒さになってくるのはこれから、という感じですが、寒くなったら家の中でじっくりゲームをプレイして過ごしたいもの。
そんな冬の長い時間を過ごすのにもピッタリな作品といえば、先日も紹介した自由過ぎる冒険を繰り広げられるローグライクRPG「Elin」ですね。
待望の続編といいますか、有名なフリーゲームの後継作ということで、なんだかんだ注目していた人も多いのではないかと思うタイトルです。
以前も作品についてはきっちりと紹介しているので、詳しい内容はこちらの記事を参照してもらうとして、今回は対応ハードなどについての話をしていきたいと思います。
といっても、あまり勿体つけても意味がありませんので結論から書きますが、現在Elinが遊べるのはPC、かつSteamでの配信のみとなっています。
PCゲーム関連のプラットフォームは、昨今複数大手と呼べる場所が増えてきているものの、やはりSteamが最大手という印象は拭えませんね。
そして、現在ElinはSteamのみで配信中、とまぁいわゆるインディーズゲームとしては非常にオーソドックスな状態での販売となっています。
元々Elin自体が無料のフリーソフト「Elona」の後継作、という位置づけだけに、まぁPCでゲームが配信されるというのはごくごく自然な流れとも言えますね。
また、なぜSteamで配信が開始されたのかと言えば、やはりアーリーアクセスという形式で配信が行えるという点が大きいのかなと思います。
アーリーアクセスは、いわゆるβ版のような状態からゲームを販売し、つど売上を開発費に充てることで、ゲームのアップデートを続けていく、という方式。
勿論ゲームが完成しきっているわけではない、という状態で販売されるので、場合によってはバグの多さなどで炎上してしまうこともあるわけではありますが。
とはいえ、インディーズゲームにおいて開発費などを回収するのは大変なことではあるので、こういった形式で販売が行えるSteamは大きなメリットがあります。
まぁそういった開発側のメリットなどもありますし、同時にユーザーは遊んでいて気になった点などを開発側に意見として伝えやすいというメリットもありますね。
とまぁ色々な事情もあるとは思いますが、現在ElinはSteamにて絶賛配信中、という形になっており、遊ぶためにはPCが必要になります。
元々のElonaもPCフリーゲームではあったので、経験したことのある人はPCであることに特に違和感は感じないと思います。
Elinの配信スタートで興味を持った、という人や、Elona Mobileから興味を持ったという人も、PCを用意して遊んでみてはいかがかなと思います。
Elinを遊ぶのに必要なPCスペックを解説!
さて、というわけで現在遊べるハードは残念ながらPCだけ、ということで他ハードへの移植が行われるかどうかは未知数ですね。
つまり、この記事や以前の記事などを読んでElinに興味が湧いた、という人の場合でも、PCで遊ぶことになるので注意が必要になるわけです。
一応ではありますが、PCで遊ぶからには当然必要になるのはPCスペックですね、ここはコンシューマーハードとの大きな違いの一つです。
Steamにて公開されている「最低動作保証」を満たしたPCスペックは、以下のようになっています。
・OS:windows 7以降
・プロセッサー:SSE 2 (Pentium 4 or later)
・メモリー:4GB RAM
・DirectX:Version10
・ストレージ:1GB の空き容量
と、このような感じのスペックですね、昨今のPCゲームのインフレ具合を見ていると、大分動作環境は軽く作られているということがわかります。
むしろ、PCゲームに慣れている人は「え?こんなもんでいいの?」と思ってしまうかもしれませんが、一応現在はWindows10以降でないとSteamクライアントが動かないので注意です。
Elinのゲーム的には、動作環境はかなりゆるく、一般的に言われるゲーミングPCのようなスペックはいらないので安心は安心です。
まぁグラフィックの観点から見ると、十分に綺麗に作られてはいるものの、いわゆるドット絵で製作されていますし、ものすごく派手なエフェクトなどが盛り込まれているわけでもありません。
そのため、PCでゲームを遊ぶ際に注目されがちなグラフィックボードも、それほど高性能なものを必要としてはいない、というところも魅力と言えるでしょう。
以前の記事でも紹介したようにゲーム性の高さや自由度の高さ、中毒性の高いゲームながら、それこそちょっとしたノートPCでも十分に動作するのは良い点ですね。
流石に仕事用のPCでプレイするのはどうかなとは思いますが、普段ノートPCを持ち歩く人はインストールしておいて遊べるようにするのもアリかもしれませんね(笑)
とまぁ、必要スペックは最新の大型タイトルなどと比べても大分低く、正直現状PCを所持していて利用している人なら大体遊べるのではないかな?ぐらいの規模です。
普段はPCでゲームを遊ばない、という人でも十分プレイを視野に入れられると思うので、気負わずに遊んでみても良いのではないかなと思います。
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Elinは今後他のハードに移植される?
さて、現在はPCでのみ遊ぶことができるElinですが、必要なPCスペックは低い、と上で解説させていただきました。
とはいえ、ゲームをPCで遊ぶという習慣がない、環境がないという人もやはりまだまだ多い時代だと思いますし、コンシューマーハードへ移植してほしいという声も多くありそうです。
では、今回のElinはSteam以外の、他のハードに移植などが行われる可能性があるかどうか、というところを推測していきたいと思います。
まず結論から書きますと、可能性としては決してゼロではないかな、というのが筆者の予測です、あくまで予測なので確定的ではありませんが。
根拠としてはやはり、昨今インディーズゲームというものへの注目度が高く、少しでも売上が伸びた場合、すぐさまPS5やSwitchなどのコンシューマーに移植されることが多い点です。
ここについては、当然各ハードで動作するかなどをチェックする、動作に問題がないように最適化する、といった労力などもかかります。
とはいえ、開発・販売をしている側からすれば、やはり色々なプラットフォームでプレイできる方が、売れる可能性も高くなるので、できることなら移植をしたいと思うのが普通でしょう。
これが企業が販売するメジャータイトルだと、移植用の作業や開発費の捻出などと天秤に掛けて微妙……という判断をすることも多いと思いますが。
一方でインディーズであればその辺りは融通が利くことも多く、意外とフットワークが軽く対応しているという印象も多いですね。
まぁ勿論Elinは現状まだアーリーアクセス、つまり正式版がリリースという状態には至っていないので、このアップデートがある程度落ち着いてからだとは思います。
とはいえ、アーリーアクセスが終了し、正式版がリリースを開始した、というタイミングで他のコンシューマーハードに移植される、というタイトルは意外とあります。
まだまだ配信自体がスタートしたばかりで少し気は早いですが、早ければ1年後ぐらいにはコンシューマー版が配信されている可能性も十分にあると思います。
上でも解説したようにPC版でも必要スペックは高くないので、まず気になるならPC版で遊び始める方がおすすめではありますが。
今後PS5やSwitchなどで遊べるようになる、という可能性は十分にあるので、どうしてもPCで遊べないという人は、待ってみるのも一つの手かもしれませんね。
もちろん移植自体は確定的ではないですし、PC版では今後MODなどが導入できるので色々な遊び方ができるようになる可能性もあります。
そういった意味ではまずPC版を購入して遊んで見るのがおすすめ、という点は変わらないので、その点も含めて色々検討してみてはいかがかなと思います。
Elin他ハード移植まとめ
- Elinは現在Steamでのみ配信中!PC以外では遊べないので注意!
- 必要なPCスペックは低め!簡単なノートPC等でも十分遊べる!
- 今後PS5などに移植される可能性は高い!アーリーアクセス終了後?
昨今PCゲームというと美麗グラフィック!というのが前面に押し出されまくっている印象もありますが、実際にはインディーズゲームなど内容で勝負!なゲームも多くあります。
Elinはまさにそのゲーム性と中毒性によって様々なファンを沼に落としたゲームでもあるので、低スペックPCでも十分に遊べる作品ゆえ、おすすめしやすい作品でもありますね。