Switchで任天堂公式のGCコンを使うには「GCコン接続タップ」が必要です。
「スマブラといえばGCコントローラー!」
という方があまりに多く、この接続タップがスマブラの影響で品薄状態になっているようです。
今回は「どうしてもGCコンでスマブラを遊びたい!」という方向けに、接続タップの入手法について書いていきます。
GCコン接続タップとは?
出典:https://store.nintendo.co.jp
今回の記事の主題「GCコン接続タップ」について、まずはタップ自体のおさらいと、GCコンの説明から初めていきたいと思います。
GCコン、と今回の記事中で指しているのは、2001年9月に発売された任天堂のゲームハード「ゲームキューブ」のコントローラーを指します。
発売から実に18年近く、現在ニンテンドースイッチでゲームを遊んでいる人の中には、このコントローラーよりも年下だ、という人も多いでしょう。
形状としてはパッと見るとかなり独特な形状ですが、使い慣れると非常に扱いやすく、ユーザーフレンドリーな作りになっている事がわかります。
そんなGCコンですが、任天堂ハードとしてはかなり昔の代物、ニンテンドースイッチから数えて三代も前のハードで使われていた物です。
にもかかわらず任天堂系の作品、特にアクション要素の強いゲームではこのコントローラーを使いたい、という熱狂的な人たちも数多くいます。
これは、Wii以降の任天堂系ハードが、良くも悪くも独特な、ゲームのコントローラーらしくないデザインの物が多い事も原因の一つだと思います。
体感型のゲームなどには非常に扱いやすいWiiコンやスイッチのコントローラーも、普通のアクションゲームをやる上では微妙に感じる事も多いですね。
それを解消するためにProコン、と呼ばれるコントローラーが発売される事も多いですが、やはりGCコンの根強い人気は中々払拭されないようです。
そんなGCコンを、ニンテンドースイッチに接続して使うための商品、というのが今回の記事の主題である「GCコン接続タップ」というわけです。
こちらの商品、実はニンテンドースイッチで初めて発売するわけではなく、前世代のハード「Wii U」時代にも同じ物が発売されています。
それが今回、スマブラSPでGCコンを使いたい、という要望に答える形で、再販がかかる、ということが決定しました。
これに関しては非常に嬉しいのですが、前回、つまりWii U時代に既に購入している人は、新たに購入する必要性はありません。
以前、ニンテンドースイッチのアップデートによりこのGCコン接続タップが使えるようになった、と話題になったタイミングもありましたね。
あれはあくまで想定外の事態だったようで修正されてしまったようですが、今回の再販にあたってしっかりと使えるようになっています。
前回購入していない、という人も今回の再販に合わせて購入をオススメできる物だと思いますので、是非購入の準備をしておくと良いと思います。
スマブラとの相性は抜群!
出典:https://www.smashbros.com
さて、商品の説明が終わった所で、このGCコン接続タップとGCコンがなぜオススメなのか、という点についても説明していきたいと思います。
ぶっちゃけた事を書くと、このGCコン接続タップ、全てのニンテンドースイッチ系のゲームに対応しているわけではありません。
これはWii U時代もそうでしたし、恐らく今回も変わらないと思うので一応注意として書いておく必要があると思います。
まず第一に、昨今のゲームハードではほぼ間違いなく実装されている「ホームボタン」と言うものがGCコンには存在しません。
ゲームハード本体のメインメニューで色々と操作をしなければいけない、という都合上、全ての操作をこのGCコンで行うのは恐らく不可能でしょう。
そんな難点を抱えつつも、このGCコンが人気な理由、それはまず間違いなく「スマブラ」シリーズとの相性の良さが最大の理由でしょう。
以前当ブログの記事でも触れた事があると思いますが、スマブラシリーズは最新作がハードごとに発売されています。
しかしながら、そのゲーム性は過去作から基本的に変わらず、特に操作性の面ではほとんど同じ仕様を守っています。
その事から、GC時代のスマブラから遊んだ事のある人は特に、このGCコンを使ってプレイするのが一番やりやすい、と感じるわけです。
そういった意味では、最新ハード特有のメニュー画面操作などは出来ない物の、それを補って有り余る魅力がある、という見方もできます。
実際、スマブラ系のゲームをプレイする際の使用感に限った話であれば、このGCコンは最高の相性、といっても良いでしょう。
何せ、筆者の自宅では約18年前当時に購入したGCコンが、未だに現役で動かせている、という所も驚きのポイントだと思います。
勿論、流石に新品のコントローラーに比べればボタンは埋まり気味、スティックも滑り安く入力が怪しく感じる事もあるレベルではあります。
とはいえ、それだけの長い期間スマブラと共に稼働していた、というのは事実ですし、コントローラーの頑丈さはお墨付き。
個人的にGCコンとスマブラの相性の良い所は、スティックの重さ、ではないかと思う部分が大きいです、
勿論他のボタン入力もですが。
全体的に小ぶりでスッキリしてしまったWii UのPROコンやスイッチのPROコンに比べてボタンが大きめで、この辺りは特に使いやすく感じますね。
「スティックを弾く」という独特な操作が必要なスマブラでは、軽く動かしやすいコントローラーよりも、スティックの手応えが重めな方がプレイしやすいと思います。
そういった部分で人気があるのでは、というのはあくまで筆者の推測に過ぎませんが、ともかくスマブラにおいて相性が良いのは事実です。
スマブラSPの発売に合わせて、GCコンの再販も行われていますので、新しく買い直したい人は勿論、これまでに触れた事がない人にもオススメ。
実際、ニンテンドースイッチのProコンは値段がネックな部分もありますので、接続タップと合わせてGCコンを購入するのはアリだと思います。
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買うならどこが可能性が高い?
出典:https://store.nintendo.co.jp(11月28日に閲覧)
さて、そんなスマブラSPとの相性もバッチリなGCコン及び接続タップ、スマブラの発売に先駆けて早くも発売されています。
しかしながら、GCコンの方はさておき…
接続タップの方は早くも品切れ、品薄な状況が発生していて、Amazonなどでは転売ばかりが並ぶ状況です。
この記事を書いている現状、残念ながら正規の価格で取り扱っている、というネットショップは筆者の見る限りでは見つかりませんでした。
Amazonではいわゆるマーケットプレイスによる出品、正規の価格から倍近い値段での出品がほとんど、といった感じですね。
筆者的にはまたか、といった具合ですので、今回の「GCコン接続タップ」に関してはAmazonはアテにならない、と思って間違いないでしょう。
GCコン接続タップの発売日は11月16日、少なくとも筆者がチェックしていた限りでは、一部のサイトではたまに在庫が復活したりもしていたようです。
スマブラSPの発売に伴って再出荷があるのでは、とも考えられますので、まだ悲観的になるのは早いかもしれません。
また、今回も在庫が品薄になっているのが確認できているのはネットショッピング系のサイトのみなので、実店舗はまた話が別になるかもしれません。
こればっかりは各自ゲームショップ、家電量販店などに問い合わせていただくしかありませんが、ネットショップよりはまだ確率が高いのではと思います。
また、任天堂公式のサイトである「マイニンテンドーストア」では、発売日後に在庫があった事も一応確認できています。
現在品切れ、という状態にはなっていますが、今後在庫が復活する、という事も大いに有り得ると思いますので、こまめにチェックしてみるのが大事でしょう。
無論在庫の復活、という点に関しては、どこのネットショップでも「再入荷」があればいいだけの話ですので、まったく可能性がないというわけではありません。
・実店舗への問い合わせ
・ネットショップの在庫をこまめにチェック
と、この二点が「GCコン接続タップ」を今から購入するのに大事なポイントになるのではないかと思いますので、行動するのが吉。
一方で、同じく再販されているGCコンの方に関しては、マイニンテンドーストアは勿論、色々なネットショップで在庫が残っている様子。
こちらの心配はあまりなさそう、といった感じですので、GC接続タップの購入を考えている人はそちらに集中して問題なさそうですね。
どちらにせよ、ネットショップ系で一番在庫復活の可能性が高そうなのは、マイニンテンドーストアになるのではないでしょうか。
スマブラSP発売までには在庫の復活や、あるいは再出荷の情報なども出るのではないかと思います。
こまめな情報収集はしつつ、あまり焦っらないのもこういった買い物の際には重要ではないかと思います。
実は接続タップがいらないGCコンもある!
ここまで、GCコンを使うには接続タップが必要でそれを入手するために…
と長々話してきましたが、実は接続タップが必要ないGCコンも存在します。
それは、「ホリ クラシックコントローラー for Nintendo Switch」(通称:ホリコン)
こちらのGCコンは、任天堂公式ではなくゲームの周辺機器を販売する「HORI」という会社が製作しています。
任天堂の正式なライセンス商品で、もちろんSwirchでの動作も保証されているコントローラーです。
任天堂公式のGCコンと違うのは、
・接続端子がUSB(つまり接続タップが不要)
・ホームボタンなどSwitch専用のボタンがある
特に、ドックに直接繋ぐことができるというのが大きなポイント!
ワイヤレス非対応、ジャイロ―センサー/HD振動なし、という部分は公式のGCコンと同じですね。
お値段も3200円とお手頃。
GCコンを1台もお持ちではない方は、公式のGCコンと接続タップを買うより、ホリ製のGCコンを買った方が安上がりです。
どうしても任天堂公式のGCコンがいい!スマブラSP仕様のGCコンを使いたい!という方以外は十分選択肢に入ってきますね。
Amazonやヨドバシドットコムといったネットショップでもまだ在庫がありますが、欲しい方は早めにご購入されることをオススメします。
(12月17日現在、ホリコンの評価が爆上がりしたため在庫不足で手に入りづらい状態になっています)
ちなみに、このGCコンの色は「ゼルダ(黒)」「マリオ(赤)」「ピカチュウ(黄)」の3種類!
出典:https://hori.jp/products/nsw/classic_controller_mario/
GCコン接続タップまとめ
- スマブラSPとの相性バツグン!使った事がない人も是非!
- 接続タップは実店舗やマイニンテンドーストアで在庫のチェックを!
- ホリ製のGCコンなら接続タップが不要!
ゲームハードに対して他のハードのコントローラーをつなげる、という機器自体は珍しくありませんが、ここまで話題になるのは稀ですね。
とはいえ、GCコンとスマブラの相性の良さはもう10年以上も前から保証されている、といっても過言ではないので、無理もない話なのかもしれません。