暦も11月に入りましたが、10月は新作ラッシュだった事もあり、まだまだ遊ぶゲームで忙しいという人も多いのではないでしょうか。
そんな中でも特に、長い歴史のあるシリーズ作品からの新作も多く、古参のゲームユーザーもなんだかんだと忙しいタイミングだと思います。
今回はそんな長い歴史を持つシリーズ作品の最新作「スパロボ30」について各ハードでの違いなどについて解説していきたいと思います。
スパロボ30発売!
出典:https://store.steampowered.com/
ゲームをプレイしている人の年齢、というのは皆様が考えているよりもずっと、意外なほど多岐に渡っていると思います。
ゲームというものが一つの趣味として世に出てからそれなりの時間が経過しているので、それはまぁ当然ではありますが。
そういったゲームの中には、歴史も長く全ての作品を遊んだことがある、という人は流石に稀なシリーズ作品も存在したりしますね。
そんな歴史のあるシリーズ作品といえば、先日ついに30周年記念作品が発売された「スパロボ」シリーズではないでしょうか。
「ガンダム」や「マジンガー」といったいわゆるロボット物を題材として取り扱う、クロスオーバー作品の代表的なシリーズ作品。
中には原作を持たない、ゲームオリジナルのキャラクターや機体なども登場し、外伝的にオリジナルオンリーの作品が発売されたりもしています。
今回はその30周年記念作品である「スパロボ30」についてまとめた記事となりますが、まずはスパロボシリーズの歴史について軽くおさらいしていきましょう。
スーパーロボット大戦シリーズ、通称「スパロボ」は、1991年4月30日に発売されたGB用作品「スーパーロボット大戦」からスタートしました。
流石に今回は発売されているタイトルが多すぎるので、過去作の紹介は割愛しますが、初作以降様々なハードで発売されています。
日本で一般的に入手する事ができたゲームハードで発売されていない機種はほぼなく、かなりの作品数が存在します。
ゲーム的な特徴としては、上でも書いたように様々なロボット物作品が夢の共演をする、という所が最大の特徴であり魅力でもありますね。
中には、アニメなどの映像化がされていないにも関わらず登場している作品などもあり、このシリーズから原作となる作品を知った、というパターンも多そうです。
発売当初から長くは2頭身程度にデフォルメされた、いわゆるSD体型でロボットが描かれる事が多かったシリーズでもあります。
昨今の作品ではデフォルメはされていつつも、流石に頭身が上がっていわゆるSD体型ではなくなってきているのは高画質化などの弊害もあるかもしれませんね。
今回の「スパロボ30」は30周年記念という事もあってか参戦作品にもお馴染みの作品と、初参戦の作品が多数。
特に初参戦作品に関しては比較的最近の作品が多く、まさに新旧入り乱れてのクロスオーバー作品、という感じになっています。
DLCなどもボリューム多めで用意されているので、シリーズに触れた事がある人は勿論、そうでない人も触れるには丁度いい作品と言えるかも知れませんね。
PS4やスイッチなどハード毎の違いは?
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さてさて、ゲーム的な内容については、いつも通りのシミュレーションゲームで、大筋としてはいつもどおり、という所。
今回のスパロボ30では発売ハードがPS4・スイッチ・Steam(PC)という感じになっていて、いわゆるマルチプラットフォーム形式になっています。
ただし、今回の作品ではクロスセーブに対応しておらず、各ハード間でセーブデータを共有する、という事は出来ません。
なので、プレイの際にどのハードで購入するか、というのも重要になるので、各ハードでの違いについて解説もしていきたいと思います。
とはいえ、当然ながら、ゲーム内容に関しては違いはありません、この辺りはまぁ違いがある方が珍しいと思いますが、どのハードでも内容は同じ。
ただし、ダウンロード版のデータ容量について僅かな違いがあり、以下のように差があります。
・PS4 14GB前後
・Steam 14GB前後
・スイッチ 11GB前後
スイッチ版の方がわずかにダウンロード容量が少ないですが、まぁゲームのデータ容量としてはそこそこ、という所でしょうか。
更に、それ以外の部分で大きな違いとなる部分としては、ゲームに直接的に影響があるわけではありませんが、こだわりのある人には重要な所。
最近のスパロボでは実装されている事が多い「エディットBGM機能」がニンテンドースイッチでは利用できない、という所ですね。
この機能はPCやPS4内に保存したMP3形式などの音楽ファイルを利用し、ゲーム中のBGMとして利用できる、という物。
つまる所カスタムサントラなどと呼ばれる機能なわけですが、この機能が残念ながらスイッチ版では利用する事ができなくなっています。
スパロボといえば、やはり各作品の印象的な楽曲が戦闘中のBGMなどとして聞ける、という所にも魅力がある作品。
しかし、参戦作品が多いことから当然、ユーザー側からは人気が高くても収録されない楽曲、というのも多く出てきます。
このエディットBGMを使えば、そういった「本来は収録されていない曲」などをゲーム中に流す事も可能ですので、需要自体はそれなりに高い機能と言えるでしょう。
逆にいえば、クロスセーブには対応していないこと、スイッチではエディットBGM機能が利用できない事、を覚えておけば他に違いは特にありません。
各ハードでゲーム本体の値段が大きく変わる事はありませんし、グラフィックなどが大きく変化する、という事もないと思います。
強いて言うなら、PS4版はPS5でもプレイが可能なので、ロード時間などが多少早くなったり、という恩恵はある、というくらいでしょうか。
その他の所では、まぁ大きな違いはないとも言えるので、選ぶ際のポイントとしてはこんな所ではないかと思います。
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購入するならハードはどれがオススメ?
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さて、ここまで各ハード毎に関する違いについて解説してきたので、最後にどのハードでプレイするのがオススメかという話題。
各ハードでの違いこそありませんが、ハードによってどんなプレイスタイルが向いているか、という違いは発生すると思います。
あくまでここでのオススメに関しては筆者の独断による物も大きいので、あくまで購入の際の参考程度にとどめておいてくださいね。
というわけで、スパロボ30をどのハードで購入するのがオススメか、筆者個人の意見としてはPS4版がオススメかと思います。
PS4版では上でも解説したエディットBGM機能を利用できる事、PS5でのロード時間短縮といった恩恵を受けられる事が大きな理由ですね。
また、筆者はどちらかといえばスパロボをプレイする際は、腰を落ち着けてじっくりプレイしたい派というのが大きいかも知れません。
逆にいえば、例えばスイッチ版であれば、Switch Liteでのプレイも可能なので、携帯機のような扱いでゲームをプレイする事が可能です。
出先や通勤通学の合間の電車など、スキマ時間でチマチマプレイをしたい、という人などはSwitchの方が選択肢としては大きくなりそう。
そういったプレイスタイルの差と、上で紹介した機能の差などで選ぶのが一番、という感じではないかと思います。
エディットBGMが利用したい、腰を据えてじっくりプレイしたい人はPS4版、機能に興味がなく手軽にプレイしたいならスイッチ版がオススメ。
Steam版は、当然ある程度高スペックなPCがないと安定して動作させるのは難しいので、今回オススメからはあえて除外しました。
ただ、Steam版はソフトの扱いが一応オープン価格なので、スイッチやPS4版などよりも、セール価格になったりするタイミングが多い可能性もあります。
とりあえず今すぐ遊ぶわけではなく、安くなってから買ってみようと考えている人はPC版をチェックしてみるのもアリかもしれません。
このように選ぶポイントはいくつもありますので、一概にどれがオススメ、とは言いづらい側面もありますが、筆者的にはPS4がオススメ、ということで。
まぁどのハードで購入しても楽しめる事に違いはないと思いますので、自分が一番良く使うハードなどで購入するのが一番ではあると思います。
ポイントとして挙げた機能面などの話も、利用しない人は利用しないでしょうし、そこまで深く考える必要性も特にはない、とも言えます。
購入の際はあまり悩まず、単純に自分の好みなどで選んでしまって問題ない、と思いますのでオススメポイントなどは頭の片隅程度で良いのではないでしょうか。
スパロボ30まとめ
- スパロボ30周年!新規参戦やDLCなども多数!
- 各ハード内容の違いはなし!エディットBGMに注意?
- オススメはPS4!機能やプレイスタイルなどで選ぶのが吉!
シリーズとして30周年を迎えるゲーム、というのは歴史を感じさせる部分もあり、思い入れの深いユーザーも多いのではと思います。
シリーズの途中から触れたという人も多いでしょうし、今後も新規ユーザーなどが増えてより長く続くシリーズになってほしいものですね。