日夜色々なゲームが発売されたり、配信されたりしているわけですが、全てが日本でも発売・配信されているわけではありません。
特に、最近では海外メーカーが開発、発売したタイトルも多いので、日本で遊べるモノは一握りだったりする事もありますね。
今回はそんな海外開発タイトルの中から、先日リリースしたばかりの新作「VALORANT」についての情報を纏めていきたいと思います。
VALORANTとは?
出典:https://twitter.com/VALORANTjp
今となっては、海外で開発されたタイトルが日本で人気になる、というのは珍しい事ではなくなってきましたね。
PS初期の、いわゆるゲーム黎明期などはいわゆる海外タイトルといえば作り込みが甘かったりと問題も多かったのですが、今はそんな事はありません。
日本では生まれなさそうな独自的な発送やデザインなどが目を引くこともありますし、一風変わった魅力にあふれている作品も多数あります。
今回も記事の主題となるのは、そんなやっぱり魅力のある海外製タイトル「VALORANT」ですね、こちらを紹介していきたいと思います。
先日PC版がサービスを開始したばかりのタイトルなので、まずはどんなゲームなのか、という紹介から始めていきましょう。
「VALORANT」は「ライアットゲームズ」が開発・配信している基本プレイ無料のFPS作品で、現在はWindows向けのみが配信中。
舞台となるのは近未来の地球で、プレイヤーはそれぞれ現実にも存在する文化や地域出身という背景をもつキャラクター「エージェント」を選んでプレイします。
プレイヤーは5人一組のチームで2チームに分かれて対戦、「スパイク」と呼ばれる爆弾を設置・爆破する攻撃側とそれを阻止する防御側に分かれます。
最大で25ラウンド(12ラウンドで攻守交代、13ラウンド先取で勝利)を攻防する、というシステムになっていてかなり戦術や戦略が問われます。
操作するエージェントはそれぞれ、アルティメットアビリティを1つと通常アビリティを3つ所持していて、これらを駆使して戦っていく、という内容。
アルティメットアビリティは強力な代わりに使用条件が設定されており、一定の条件を満たすことで使用できるようになる必殺技、といった感じの扱いです。
それぞれのエージェントは4種類の「ロール」が振り分けられており、攻撃型や防御型などといったタイプに分けられます。
4種類のロールの名称と、役割的な部分は以下の通り。
■デュエリスト (Duelist)
攻撃系のアビリティを持ち合わせたロールで、名前の通り直接的な戦闘を得意としていて敵との交戦により前線を切り開くのが主な役割。
■イニシエーター (Initiator)
敵の行動などを阻害する事に長けたロールで、有利な状況を作り出しチームを支援する事が主な役割となっています。
■コントローラー (Controller)
視線を遮るなど敵との分断に長けたロールで、状況を操作し、味方を別方面から支援する、といった感じの役割、司令官的なポジションになるかも。
■センチネル (Sentinel)
こちらは防御系のアビリティを持ったロールで、味方を守ったり敵の進行を遅らせたり、といった役割をもっています。
と、このような感じの役割が割り振られたエージェントを選んでプレイ、という感じになっているのでプレイヤーの好みなどで向き不向きもあるでしょう。
開発の「ライアットゲームズ」は「League of Legends」の開発元でも知られており、その影響か「VALORANT」はeスポーツを強く意識して開発されています。
問題になりがちなチート対策などもかなり充実しており、人を選ぶ部分はあるかもしれませんが、かなりやり込めるタイプのゲームとなっています。
FPSに普段から親しんでいる人は勿論、あまり触れたことがない、という人も、基本無料ですしまずはプレイしてみてはいかがでしょうか。
VALORANTがPS4に移植される可能性は?
出典:https://twitter.com/VALORANTjp
さて、6月2日にスタートして以降話題になっているVALORANTですが、現時点ではPCのみでの配信となっています。
しかしながら、昨今のゲーム事情を考えると、PCだけでの配信というのはやはりハードルが高く、プレイしづらいと感じる人も多いのではないでしょうか。
では、この「VALORANT」が、今後PC以外でプレイできるようになるかどうか、というのは気になる人も多いのではないでしょうか。
このゲームに限らず昨今は基本無料プレイ、という形式を取っているゲームも多いわけですが、その多くは多様なプラットフォームで遊べるのもウリ。
PCのみならず、PS4やニンテンドースイッチ、タイトルによってはスマホ版なんかも存在したりする、という場合もありますね。
こういった多くのプラットフォームに対応している、というのは開発メーカー的には手間もあるとは思いますが、ユーザー的には嬉しい場合も多いです。
今回紹介した「VALORANT」はその可能性があるのかどうか、という話になるとまだ確定ではありませんが一応予定はある、という感じのようですね。
開発者がインタビューで答えていますが、まだ開発を始めたとかそういう段階ではなく、PC以外のコンソールで動かせるかテストをしている段階、との事。
ここから操作感やその他の環境を問題なく移植できるようであれば、本格的に他のプラットフォームでも開発を進める、という感じのようです。
開発側が問題視しているのは、どうやら「ゲームパッド(コントローラー)」での操作感がどうなるか、という所のようで、PCから違和感なく移植できるか、という所でしょうか。
上でも紹介しましたが「VALORANT」はeスポーツへの参戦も視野にいれて展開を考えている、という形式もまた慎重になっている理由だと思われます。
各プラットフォームでの操作方法で有利不利、といった違いがついてしまうと、この辺りで非常に困る事になる、というのも事実。
操作感といった問題が特になければ無事にコンシューマハードへも移植、という形になるようですが、そうでない場合は「別の作品になる」可能性もあるとの事。
現状ではまだ「可能性がある」という具合で、確定してはいないという感じなので、今後の公式からの発表を待つのが無難といった所でしょうか。
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発売日はいつ頃になる?
出典:https://playvalorant.com/
今回の記事の〆として「VALORANT」がPS4などで発売されるとしたら、いつ頃になるのか、という予想を立てていきたいと思います。
とはいえ、上でも書いたように、まだPS4などのハードで「VALORANT」が配信されるかどうか、という点については未確定です。
あくまで発売・配信されるとしたら、という前提の元で話を勧めていきますので、その辺りはご了承いただければ、と思います。
「VALORANT」がコンシューマハードで発売・配信されるとしたら、恐らく2020年内はなさそう、というのが筆者の結論です。
まず上でも解説した通り「あくまでまだテスト段階」を脱していない事と「VALORANT」自体が正式サービスが始まったばかり、という所が根拠です。
既に正式サービスを始めたとは言え、こういったオンラインゲームはバランス調整などのアップデートが比較的頻繁に行われる印象。
となれば、サービス開始直後だからこそ、様々な点でゲームバランスを見て調整を適宜入れなければいけない、という時期でもあります。
そうなると、最初から配信が予定されていたり、同時リリースだったならまだしも、他のハードへの移植作業は比較的後回しにされるのではないか、という話です。
また、2020年年末には、スムーズに延期などが無ければPS5の発売が控えている、というのも注目したい所。
発売がかなり近い最新作でもある「VALORANT」ですし、コンシューマー版はPS5が発売してから、という様子見が含まれる可能性もあると思います。
そういった事情を考えて、2020年内にはなさそう、という予想を立てましたが、まぁPS4などへ移植されるにしてももう少し先になるのは間違いないと思います。
今現在が6月と考えれば、どんなに早くても2021年春頃とか、そんな時期になるのではないかなと筆者は考えています。
コンシューマー版が出てから遊ぼう、と考えている人も多いかもしれませんが、現状ではまだ確証のない状態ですし、PC版を先に遊んで見るのもアリだと思います。
どちらにせよ、公式からの発表まちである、という所は変わらないと思いますので、コンシューマ版が出るにしろ出ないにしろ、しばらくはお預け、といった所でしょうか。
VALORANTまとめ
- 期待のFPS最新作!様々なロールが勝利の鍵!
- PS4などのコンソール用も試作中?まだ発売は未確定!
- 恐らく年内には発売ナシ?早くても来年春頃までは様子見?
こういった作品にはやはり様々なハードで遊べる、という期待がユーザーから掛かる印象ですが、やはり簡単な事ではないですね。
現状では希望はありそう、というぐらいに留まっていて、公式サイドから発表がない事には、という感じですので、気長に待つのが良さそうです。