【ドラクエ3】リメイクと過去作の違いや新たな追加要素を解説！

6月も終わりに差し掛かり、いよいよ夏が差し迫ってきたなという日が多くなってきましたが、今年発売の新作の情報なども色々と出てきましたね。

特に、長らく続報がなくファンをヤキモキさせいてた作品や、長年の沈黙を破ってまさかの続編発売など話題に事欠かない印象です。

今回はそんな中でもようやく発売日が決定し話題となった「ドラクエ3HD-2Dリメイク」についての情報などをまとめていきたいと思います。

ドラクエ3HD-2Dリメイク発売決定！

長年続報が発表されず、悶々としたまま待たされてしまうゲーム、というのは皆様意外と心当たりがあったりするのではないでしょうか？

まぁ昨今のゲーム開発規模など、色々な事情が絡んでくることもありますし、仕方のない部分があるというのも理解はできるのですが。

 

とはいえ、あのゲームはいつになったら発売されるのか、続報が発表されるのか、あるいはもしかして開発中止になってしまったのでは、という不安が出るのも当然です。

そんな長らく続報が出なかったゲームといえば、「ドラゴンクエスト3 HD-2Dリメイク」ではないかなと思います。

 

今回はこちらのタイトルについて色々と解説していきますので、まず無事に発売日が決定した「ドラクエ3HD-2D」について、改めて紹介していきましょう。

「ドラクエ3HD-2D」は、ご存知有名RPGシリーズ「ドラゴンクエスト」の「3」をリメイクした内容のゲームとなっています。

 

「HD-2D」、3Dモデリングなどを利用しつつも、ドット絵でグラフィックを書き込むことで画質の美麗さと懐かしさを両立させた手法が利用されています。

この手法でリメイクが行われ、改めて人気を獲得した作品といえば、同じくスクウェア・エニックスが発売した「ライブ・ア・ライブ リメイク」などがありますね。

 

実際、今のゲームのグラフィックというと「実写と見紛うような3Dグラフィック」ばかりが取り沙汰されがちですが、こちらの「HD-2D」もかなり人気が高いように思います。

古いゲームのリメイク作品などとはとても相性が良い手法ですし、今後もドラクエシリーズなどで多用されていきそうな雰囲気がありますよね。

 

まぁそれはさておき、そんな手法を利用してリメイクが行われる「ドラクエ3 HD-2Dリメイク」ですが、こちらは長らく続報がないままでした。

最初に情報が公開されたのは2021年、ドラクエシリーズ35周年を記念した番組内で開発中の映像とともに発表され、以降続報がまったく出ないままでした。

 

そのため、ファンからはドラクエ関連の情報が発表されるたびに「情報はないのか」という声が上がっている状態でした。

改めて2024年11月14日に発売、と発表され、ファンとしては安心すると同時に期待感が膨れ上がったタイトル、という印象ではないかと思います。

 

実際には開発が遅れていた、というような事情はなく、単純に開発中である、という情報発表があまりにも早すぎたのが原因と公式サイドも語っています。

何にせよ、無事に発売日が発表され一安心、Amazonなどでも予約1位を取るなどしている注目タイトルなので、是非皆様もチェックしてみてくださいね。

過去のドラクエ3リメイクもおさらい！

さて、今回は「ドラクエ3 HD-2Dリメイク」の解説ですので、まずは過去作、というかリメイク前の作品などについてもおさらいしていきましょう。

原作となるのは「ドラゴンクエスト3」、最初の発売は1988年に「ファミリーコンピュータ」で発売された「ドラクエ」シリーズの3作目です。

 

ドラクエ初期のシリーズとして知られる「ロト三部作」と括られたシリーズの最後の作品で、非常に人気の高い作品でもありますね。

ドラクエの中でも珍しく、固定で用意された仲間キャラクターが存在せず、プレイヤーが職業や名前を自由に選んでパーティーを組むというシステムが特徴。

 

それだけに、プレイヤーの想像力に任せて色々なシナリオを想像できる、という余地もあるのが魅力の作品ですね。

最初にファミコンで発売されて以降、様々な媒体に向けてリメイクが行われているのも特徴で、恐らくドラクエシリーズの中で最もリメイク数が多い作品ではないかと思います。

 

ざっと挙げるだけでも、以下のようなリメイクが行われています。

・スーパーファミコン ドラゴンクエストIII そして伝説へ…（SFC/1996年発売）
・ゲームボーイ ドラゴンクエストIII そして伝説へ…　（GBC/2000年発売）
・携帯アプリ版　ドラゴンクエストIII そして伝説へ…　（携帯アプリ/2009年配信）
・スマホ版　ドラゴンクエストIII そして伝説へ…　（スマホ/2014年配信）

コレ以外にも、他の媒体へ移植されたものなども多数あるため、大まかに分けましたが、これだけ様々な媒体に向けてリメイクが行われているのはかなりの異例。

 

そして初期のドラクエと相性が良さそうな「HD-2D」によるリメイクの中で、一番最初に選ばれたというのも何となく納得できるのではないかなと思います。

過去作のリメイクに関しては、グラフィック周りの変化などは当然として、一部のリメイクでは追加要素などが加えられているケースもあります。

 

例えば、初のリメイクとなったSFC版では、すごろく場というミニゲームの追加や、新たな職業として「盗賊」を選べるようになるといった追加要素がありました。

その後発売されたGBC版においては、上記の内容に加えて、モンスターメダルという収集要素が追加され、更に新たな隠しダンジョンなどが追加。

 

このようにリメイクされるたびに追加要素が加えられていたのが特徴でしたが、以降の携帯アプリ版・スマホ版などではこれらの要素が削除されていたりもします。

スマホ版を下敷きにしているPS4版・ニンテンドースイッチ版なども、すごろく場などは削除されたまま、と結構仕様に違いがあるのも特徴です。

 

HD-2Dの前にスマホ版などを遊んでみたり、他の媒体版を遊んでみて、違いを楽しんでみるのもおすすめかもしれませんね。

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過去作との違い・新たな追加要素などはある？

さて、過去のリメイク作・原作などについて解説が終わったところで、今回の主題であるHD-2Dリメイクでの違いなどについて、しっかり解説していきましょう。

まず大きな変更点としては、やはりグラフィック周りの変更が挙げられるでしょう、これはもう一目観るだけでも違います。

 

過去の作品では2Dグラフィックという都合もあり、キャラクターの頭身などは概ね2頭身程度で描かれていました。

HD-2Dでは解像度の変更やグラフィックの向上もあり、ドット絵風ではありつつも、キャラクターの頭身も4頭身程度に上がって少しリアルよりになっています。

 

更に、戦闘画面では、キャラクターのグラフィックが表示されるようになり、最近のドラクエシリーズに比較的近い画面構成に変更されていますね。

また、ドラクエ3では本来存在しなかった「とくぎ」コマンドも実装されているようで、これまでの「3」では通常攻撃しかできなかった戦士などの使い勝手が大きく変わる可能性が大。

 

これだけでもかなりの追加だと思うのですが、更に新たな職業と思わしきキャラクターグラフィックが追加されているのも印象的ですね。

これに関しては詳しい情報はまだ不明ですが、ドラクエ10の「魔物使い」とほぼ同じデザインであることから、魔物使いが新たに職業として選べるのでは、という考察もできます。

 

新たな職業が追加されれば、当然プレイヤーの自由度も上がりますし、攻略の仕方などにも幅が広がるので、ドラクエ3ならではの個性の出し方が広がるとも言えます。

戦闘システムの追加要素などを加味しても、かなり手が入ったリメイクになるのではないかなと思いますので、今後の続報にも期待ですね。

 

ストーリーに関しては恐らく変更される部分はないと思われますが、新たに追加されるサブストーリー的な部分や、より細かくなった描写などに期待が掛かります。

単にグラフィックだけを現代風にアレンジした作品、というわけではなく、割とガッツリと手を入れてリメイクされているのが期待できるのはファンとしては嬉しいところですね。

 

そして、何よりも大きな変更点としては、今回のリメイク版が対応しているハードですね、HD-2Dリメイクは現在の主要ハード全てで発売されます。

Nintendo Switch・PS5・Steamと、日本で現在主要となるハード全てで発売されるため、特定のハードでなければ遊べない、という難点がありません。

 

元々名作として名高い作品だけに、リメイクにも期待がかかるのは当然ですし、まだ遊んだことがないという人も、過去の作品を遊んだことがある人も、遊んでみる良い機会です。

筆者としても楽しみなタイトルの一つなので、今後の新情報公開などにもしっかりと目を通してチェックしていきたいですね。

 

ドラクエ3HD-2Dまとめ