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コンシューマーのゲームは、一部例外はあるとはいえ、ソフトやハードが壊れない限り、遊べなくなってしまう、ということはありません。

一方で、オンラインでサービスを続けるタイプのゲームは、当然サービスが終了すれば遊べなくなってしまうのが悩みのタネの一つでもあります。

今回はそんなサービス終了から「オフライン版」の配信開始を行った「どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート」についてまとめていきたいと思います。

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ポケ森コンプリートとは?

出典:https://x.com/pokemori_jp

日夜様々なゲームが発売・配信される昨今、遊ぶゲームには事欠かない、と言いたいところではありますが、時に遊べなくなってしまうゲームも存在します。

いわゆる無料スマホゲーなどでよく話題となる「サービス終了」という奴ですね、これにはそれこそ様々な理由や原因があるのですがそれはまぁ置いておいて。

 

どうしてもオンラインでサービスを続けていく都合上、ゲームとして売上が下がるなどする、あるいはサービス期間が長くなることでチラついてしまうものでもあります。

例え大手メーカーが運営するゲームであっても避けられない、ある意味いずれ訪れることが確定しているとも言えるのがサービス終了というものです。

 

そんな中、先日、惜しまれつつもサービスを終了してしまったのが、人気シリーズ作品のスマホ用アプリ「どうぶつの森 ポケットキャンプ」ですね。

「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は、2017年11月21日にサービスを開始、そして先日2024年11月29日に惜しまれつつサービスを終了。

 

まぁ7年続いたスマホアプリとなると普通にプレイヤーも多かったと思いますし、惜しまれるのも当然だと思いますが、嬉しいことにこちらはオフライン版の買い切り型アプリとして再配信

「どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート」というタイトルで、12月2日から配信を開始しています。

 

内容は当然「どうぶつの森ポケットキャンプ」を、そのままオフラインの状態で遊べるようにしたものとなっており、これまでと同じ遊び方ができると考えて問題はありません。

このように、サービスが終了してしまったスマホゲームを、買い切り型アプリとして配信し直してくれる、というケースは、昨今は増えてきたものの、それでも多いとは言えません。

 

新しく買い直しをする必要はあるものの、これまでに遊んできたデータを引き継ぐことも当然できるため、サービスを楽しんでいた人にとっては嬉しい話ではないでしょうか。

一応、新しい機能として、Nintendo Switchで発売済みの作品「あつまれどうぶつの森」との連携機能が搭載されています。

 

「あつ森」の方で制作した服などのマイデザインのIDを、ポケ森コンプリートのアプリ内で入力するだけで入手できるようになっています。

ただし、あくまで「あつ森」からマイデザインを共有できるようになった、というだけであり、ポケ森の新機能としてマイデザイン作成機能が追加されたわけではないので注意が必要です。

 

まぁそんなわけで、オンラインを利用してのスマホアプリではなく、買い切り型のゲームとして生まれ変わったということで、遊びやすくもなっていると思います。

「ポケットキャンプ」を遊んでいた人は勿論のこと、遊んだことがないという人も「どうぶつの森」の世界観に触れるのにちょうどいい作品になるのではないでしょうか。

ポケ森コンプリートはアイテム交換できる?

出典:https://x.com/pokemori_jp

さて、オフライン版として新たに新生した「どうぶつの森ポケットキャンプ コンプリート」ですが、既に遊んでいた人が気になるポイントがいくつかあると思います。

まず「フレンド機能」と「アイテム交換」ですね、こちらは「どうぶつの森 ポケットキャンプ」において、比較的重要なポイントでもありました。

 

フレンドになることでフレンドの「ハッピーホームアカデミー」を確認したり、ギフトと呼ばれる実質的なアイテム交換が行えるのが特徴でした。

しかし、今回紹介した「コンプリート」は、当然オフライン型の買い切りアプリとなってしまっているため、この辺りの機能が変わっています。

 

フレンド機能は、直接やり取りなどをして登録する方式ではなく「マイキャンパーカード」と呼ばれる、QRコードを読み込む方式に変わりました。ちょっと懐かしい雰囲気がありますね。

「マイキャンパーカード」とはまぁ要するにプロフィールのようなもので、他のプレイヤーがSNSなどにアップしたこのカードを読み込むことでフレンドとして登録できる、という感じです。

 

ただ、あくまで「読み込んだ側」に登録されるだけで、相互にフレンド登録される、というような感じの機能ではないので注意が必要となるでしょうか。

この「マイキャンパーカード」を登録しておくことで、「コンプリート」のもう一つの新要素である「くちぶえ峠」という新マップに登録したプレイヤーがランダムで遊びに来るようになります。

 

これを利用して、アイテム交換などもできるようになっているため、内容や機能の仕様は多少変更されているものの、オンライン版でできたことも一応引き継がれている、という感じです。

アイテム交換の他にも、ゴロゴロ鉱山のお手伝いをお願いしたりといった機能も搭載されているので、オフライン版ながらもオンライン版と遜色はないとも言えますね。

 

またその他にも、ソーシャルゲームにお約束の「季節限定イベント」などは、これまでに開催されたものがゲーム内の4年周期で繰り返し開催されるとのこと。

当時季節限定イベントなどを遊べなかった、という人も楽しむことができますし、当時を懐かしいながら楽しむこともできそうです。

 

また「コンプリート」のみの要素として、新イベントなども用意されているようなので、オフライン版として展開されるアプリとしては上々という感じではないでしょうか。

何にせよ、アイテム交換などの要素も形を変えつつ、しっかりと引き継がれているので、安心して買い切り型のスマホゲームとして遊べるようになっています。

 

価格は2,000円と、スマホアプリの中では比較的高い部類ですが、2025年1月31日までは980円で購入できるので、早めに購入するほうがお得ですね。

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今後フレンド機能が実装される可能性は?

出典:https://x.com/pokemori_jp

さて、ソーシャルゲームからのオフライン版買い切りアプリ、としてかなり理想的な仕様変更なども行われている「どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート」

上でも触れたように、一応フレンド機能「のようなもの」は実装されているのですが、お互いにIDなどを交換してフレンドになる、といった交流機能自体があるわけではありません。

 

上で説明した「マイキャンパーカード」も、誰かに登録された、といったような通知が行われるわけではないので、相互でフレンドになるには他でやりとりする必要があるわけです。

つまり、厳密にいえば、世間一般で言われるような「フレンド機能」とは少し違うものとなっているため、扱いには注意が必要、ということでもありますね。

 

そういった観点から、今後、本来の意味での「フレンド機能」が実装される可能性について、少し触れて今回の記事を〆たいと思います。

結論から言えば、恐らくではありますが、本格的な「フレンド機能」が実装される可能性は低いのではないかな、と思われます。

 

根拠としては、今回の「どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリート」は、あくまでもこれまでサービスを展開していた「どうぶつの森 ポケットキャンプ」のオフライン版という点ですね。

元々オフライン用の買い切り型アプリとして製作されたわけではなく、あくまでも元々オンラインゲームをオフラインで遊ぶために調整したものとなっています。

 

そのため、既に常時オンラインに接続せず、フレンド機能のような物を使える「マイキャンパーカード」というシステムが搭載されています。

そういった多少の仕様変更が加えられた上で配信開始されているため、新たな機能追加の可能性は低いのではないかなと思います。

 

恐らく、iOSやAndoroidなどの、スマホOSアップデートに合わせた修正などは行われると思いますが、それ以上の機能追加などは可能性が低いのでは、と思います。

とはいえ、要望などがあれば機能追加が行われる可能性もあるといえばあるので、公式サイドがどの程度修正やアップデートを行う気があるかによる、というところです。

 

あくまで「ポケットキャンプ」を楽しんでいた人に向けて、オフラインでも遊べるようにする、ということが主題のタイトルなので、大規模な変更などはないのではと思います。

これは筆者の推測なので、実際のところはどうなるのか、というのはわかりませんが、あまり大きな期待はしない方が良いかも、という感じですね。

 

まぁなんにせよ、こればかりは公式からの発表がないとなんとも言えないところなので、公式XやSNSなどで情報をチェックして待ってみるのが良いのかなと思います。

どうぶつの森 ポケットキャンプ コンプリートまとめ

出典:https://x.com/pokemori_jp

  • ポケ森がオフライン版に!サービス終了後も引き続き遊べる
  • マイキャンパーカード機能追加!アイテム交換なども可能
  • 正式なフレンド機能は追加なしの可能性大!公式SNSなどをチェック!

サービスが終了してしまったゲームを、オフライン版として残して遊べるようにする、というのも昨今それなりに聞くようになっては来ましたが、まだまだ数は少ないですね。

アップデートの多いスマホの環境だと難しいのもまた事実なので、買い切り型のアプリとして遊べるようになるのは単純にありがたいとも言えるのではないでしょうか。

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