ARKモバイル2が昨年12月に配信開始され、改めて「ARK」に興味を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ASE、ASA、モバイル2の違いについて簡単にまとめてみました。
これからARKの世界に足を踏み入れようとしている方は、どのARKから始めるのが自分に向いているのかがわかる記事になっていますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
目次
【ARK】ってどんなゲーム?
「ARK」といえば、強い恐竜が沢山いるオープンワールドで、生き延びるサバイバルアクションゲームです。
謎だらけの島で裸同然に放り出され、狩りや素材収集をしながら生き延びていきます。
その途中で恐竜を捕まえたり、自分の仲間にしたり、交配させて強い恐竜を生み出したりもできるので、恐竜好きにもたまらないゲームです。
2015年、最初に発売されたのが「ARK:Survival Evolved」(以下ASE)で、多くのファンがこの恐竜世界にはまりました。
建築も色々と自由に作れますし、恐竜世界で拠点を作りながらより強い恐竜を手に入れる旅に出て・・・なんていう楽しみ方もできるので、かなり時間が溶けていくゲームでもあります。
トリケラトプスに乗りながら草系素材を集めたり、翼竜の背に乗って遠征したり、仲間にした恐竜たちで軍隊を作ったり。
マルチプレイにも対応しているので、仲間とわいわい楽しみながらサバイバルをしていくのも面白いゲームです。
そして、2023年にリリースされたのが「ARK: Survival Ascended」(以下「ASA」)です。(PS5版は2024年)
こちらは、「ASE」のリメイク版という立ち位置になり、大きな違いとしてはゲームエンジンがUnreal Engine4から5に移行されました。
そのため、旧作の「ASE」のデータは「ASA」には引き継ぐことができません。
「ASE」はSream、Epic、PS4、PS5、Switch、XBOXにて遊ぶことができましたが、「ASA」はSteam、PS5、XBOX対応となりました。
グラフィックも旧作からかなりきれいだったので、かなりの重さのあるゲームでしたが、ゲームエンジンがUE5に変更となり、さらに要求スペックが高くなったため、PS4やSwitchではプレイするのが難しくなった印象です。
さらに、モバイル版「ARK」も発売されています。
2018年に「ARKモバイル」がリリースされ、現在では2024年12月に配信された「ARKモバイル2」が最新版となっています。
AppStoreとGooglePlayでインストールが可能です。
こちらは基本プレイは無料ですが、細かい設定やコマンド入力、アイランド以外のマップで遊ぶ場合には課金が必要となります。
細かい部分では違いはあるものの、基本的な操作やゲーム内容は本家「ARK」と変わりません。
【ARK】ASE、ASA、モバイル2での大きな違いはどこ?
ここからは具体的な違いを簡単にまとめて紹介していきます。
ASEとASAの主な違い
旧作となる「ASE」と「ASA」の主な違いは、いくつかありますが、総じて遊びやすくなったな、という感じがします。
変化した項目で注目したい点をまとめました。
変更項目 | ASAでの変更点 |
ゲームエンジン | Unreal Engine4から5へ |
クロスプレイ | 全機種でクロスプレイ可能に |
MOD導入 | 全ハードで対応可能に |
キャラメイク | ボイス選択や体型などの詳細調整が可能に |
地図表記 |
仲間の位置表示ありに |
通知 | 最新通知のみ詳細表示に |
建築 | 種類が増え、感覚的に建設できるように |
恐竜 | 子ども恐竜が野生で出現 |
ゲームエンジンがUE4から5に変更されたことで、グラフィックがかなりかわりました。
明暗もはっきりし、今まで夜になったり洞窟に入ると目の前が真っ暗で何も見えない!といった感じになりやすかったのですが、「ASA」になってからはかなり見やすくなりました。
クロスプレイが全機種で可能になったことで、PCとPS5どちらでも仲間と遊べるようになったので、友人とも遊びやすくなったように感じます。
MODも今まではSteam版のみでしたが、全ハード対応となり、自由度が増しました。
キャラメイクや建築の要素がより使いやすくなったのも嬉しいですが、何より地図表記が改善されたのは、遊びやすさを確実にアップしましたね!
今までは仲間の位置がミニマップに表示されなかったり、死亡位置がわからなかったりしたので、不便だなと思う点が多かったのですが、これからはよりマルチプレイもしやすくなります。
また、通知の方式が変わったのも、地味に嬉しいです。
今までは全て詳細なログが流れていたので、キルログで埋め尽くされる、なんてことが日常茶飯事でしたが、「ASA」では最新のログだけが詳細表示となるので、画面が見やすくなりました。
恐竜にも変更点はいくつかあるのですが、一番面白いなと感じたのは、子ども恐竜が野生で出現することです。
卵から育てる、という方法しか旧作の「ASE」ではできなかったのですが、野生の子ども恐竜がいる「ASA」では子ども恐竜をテイムして大人になるまで育てる、という楽しみ方もできるようになりました。
主なゲームシステムなどは変わりませんが、グラフィックの向上と遊びやすさ向上が顕著だな、という印象です。
モバイル2の違い
モバイル版は、今まで紹介してきた「ASE」「ASA」と比べて、簡略化された携帯版なのか?というと、実はそうでもないので驚きです。
PC版でもかなりのスペックが必要となる「ARK」ですが、モバイル版であればスマートフォンでも遊べるし、ゲーム内容としてはほぼ変わりません。
「モバイル2」になってから、かなりグラフィックがきれいになったので、スマホの容量が結構必要になります。
なので、機種によってはゲーム落ちなどが起きる場合もあります。
とはいえ、設定で解像度をいじることもできるので、動作が重いと感じたら端末によって変更するのもありです。
無料でダウンロードできるので、まずは入れてみる、ということもしやすいですね。
無料でアイランドという基本マップはそのまま遊べますが、マップを追加したり、便利機能や詳細な設定をいじるためには課金が必要となっています。
課金方法としては、サブスクとなる「パス」と、1マップずつの「買い切り」が存在しています。
課金方法の詳細はこちらの記事にまとめているので、よかったら見てみてください!
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これから始めるならどれ?タイプ別おすすめ!
では、「ARK」をこれから始めるならどの「ARK」で遊ぶのがいいのか?ですが、結論から言えばゲーミングPCやPS5が手元にあるなら断然「ASA」の購入をおすすめします!
「ASA」で遊べるスペックのハードがあるのなら、「ASE」をわざわざ買う必要はありません。
ちなみに「ASA」の推奨PCスペックはこちらです。
- OS: Windows 10/11 with updates
- プロセッサー: AMD Ryzen 5 3600X, Intel i5-10600K
- メモリー: 32 GB RAM
- グラフィック: AMD Radeon RX 6800, NVIDIA GeForce RTX 3080
- DirectX: Version 12
- ストレージ: 70 GB の空き容量
もし、これからPC購入を検討しているなら、グラフィックボードの性能はよく確認して買うようにしてください。
推奨スペックだとRTX3080なのですが、どうせ今から買うなら、少し頑張ってRTX4060などのRTX40番台があると安心です。
RTX4000シリーズなら、ゲーム内の「FrameGeneration」という項目をONにできるので、フレームレートが安定するし、何よりゲームが軽くなるのでおすすめです!
そこまでのスペックPCが無い、PS5も買う予定が無い、でも「ARK」で遊んでみたい!という方は、一度「モバイル2」で「ARK」の世界を体験してみるのはどうでしょうか。
ダウンロード自体は無料ですし、無料でも基本的な操作・プレイは可能になるので、世界観を感じることは十分にできます!
はまったら、PS5購入を検討してもいいですしね。
そこまでPCゲームをしない、という方はゲーミングPCゲームまで買うのはハードルが高いと思いますが、PS5は価格も抑えつつゲーミングPCゲーム並の性能で有名どころのゲームで遊ぶことができるので、コスパのいい選択だと思います。
また、ちょっとスキマ時間に遊びたいだけ、というタイプの方もモバイル版が気軽に遊べていいですよね。
ソファに寝転びながらでも、出先でも遊べますし。
長時間遊ぶならPC版やPS5版の方がやりやすいですが、やる場所が固定されてしまうので、そこは好き好きですね。
【ARK】ASE、ASA、モバイル2の違いまとめ
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「ASA」は旧作「ASE」をより快適にしたリメイク版!
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手持ちのハードで遊べるなら「ASA」からスタートがおすすめ!
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気軽に体験したいなら「モバイル2」でスタート!
かなりグラフィックも美しく、恐竜の種類や建築要素なども盛り沢山な「ARK」シリーズ。
この記事が、これから始めるなら?という方の参考になれば嬉しいです!