すっかり気候も春めいてきて、年度末という事もあり色々な忙しさに追われている、という人も多いのではないかと思います。
そんな中、勿論ゲーム業界も新年度後を目処に発売される新作などの情報が公開され、賑わいを見せている所も多いのではないでしょうか。
今回は、6月に最新作として発売される「Newガンダムブレイカー」の情報について、色々考察も交えてまとめていきたいと思います。
ガンダムブレイカーシリーズをおさらい!
出典:https://www.amazon.co.jp
2018年6月21日に発売される事が決まったシリーズ最新作「Newガンダムブレイカー」に触れる前に、まずはシリーズについてをおさらいしていきましょう。
ガンダムブレイカーシリーズは、数あるガンダムを題材としたゲームの中でも唯一「ガンプラ」つまり「ガンダムシリーズのプラモデル」を題材にした作品。
プラモデルを作ったことのある人なら恐らく誰もが記憶にあるであろう「パーツを組み合わせて自分だけの機体を作る」ということにスポットを当てた作品です。
敵を倒すことで様々なパーツを手に入れ、自分だけのガンプラを組み上げて戦うアクションゲーム、というゲーム内容が非常に魅力的なシリーズですね。
いわゆる「ガンプラ」同士を戦わせる、という設定は古くは「プラモ狂四郎」や新しい物では「ガンダム ビルドファイターズ」などの作品を思わせる部分もあります。
また、パーツの組み合わせやカスタマイズ部分などはロボットゲームの名作「アーマード・コア」シリーズに通じる部分もあり、濃い内容となっています。
ガンダムシリーズが好きなら勿論、組み合わせやカスタマイズといったシステムが好きな人にはたまらない作品、と言えるのではないでしょうか。
シリーズとしては3作のナンバリングタイトルが発売されており、以下のようになっています。
・ガンダムブレイカー (PS3/PS Vita 2013年6月27日/10月31日発売)
・ガンダムブレイカー2 (PS3/PS Vita 2014年12月18日発売)
・ガンダムブレイカー3 (PS4/PS Vita 2016年3月3日発売)
シリーズとして共通しているのは「自分だけのガンプラを作って戦う」というシステムの根幹的な部分のみで、ストーリーなどはほぼ全て独立しています。
また、システムに関しても作を追う事に改善された部分などが多く盛り込まれているため、シリーズとは言っても殆ど別作品と言っても良いかも知れませんね。
印象としては作を追う毎に作品として成熟していっているイメージもあり、その点で3作目はかなり評価が高いのではと思います。
シリーズ最新作として発表された「New」にも、否が応でも期待がかかりますので、最新情報も含めてまとめていきたいと思います。
最新作「New」の前作との違いは?
出典:https://twitter.com/gundambreaker
6月に発売が決定したシリーズ最新作「Newガンダムブレイカー」ですが、やはりシリーズ作品として気になる所は前作との違いについてですね。
これまでにも様々な点を改善しゲーム性を高めてきたシリーズだけに、今作ではシステム面がどうなるのかなど期待が掛かる所。
現在公開されている情報の中で、システム的な点で前作までと大きく違う点は「カスタマイズ」ではないかと思います。
前作までは、敵ガンプラを倒すとパーツをドロップ、入手したパーツはバトル終了後にカスタマイズで使用可能、といった感じのシステムでした。
今作「New」ではここが大きく変更され「敵がドロップしたパーツ」を「バトル中にリアルタイムで変更可能」という大胆な変更が行われています。
この拾ったパーツ群はそのバトル中ストックされるようで、好きなタイミングで切り替えて使う事が出来る、といった内容になっています。
勿論、前作までと同様に「各パーツ」にはレベルが存在するので、必ずしも拾ったパーツが有利、というわけではないでしょう。
しかしながら、目当てにしていたパーツを拾ったらその場で使えて、なおかつレベルアップのための経験値も取得できる、というのは非常に嬉しいポイントです。
更に大きな変更点としては「今作ではパーツ毎にEXスキルという特殊アクションが設定されている」という点ではないかと思います。
これまでの作品でも該当する要素はありましたが、今回はそれがパーツ単位で設定されているので、一箇所パーツを変更するだけでガラッと戦法が変わります。
戦っている最中でもパーツを変更できる、という点も含めてリアルタイムに戦況を把握し、適切な戦術を取る、という要素も盛り込まれているように思いますね。
また、今作では協力プレイの他に「3vs3」のプレイヤー同士による「チーム対抗戦」も楽しめるとの事、自分だけのガンプラを自慢するチャンスです。
このようにシステム面でもかなり前作と変更されていますし、ゲームバランスや登場するガンプラの種類なども期待しても良さそうですね。
更に加えて、システム的な部分とは関係ありませんが、今回の「New」の発売ハードは「PS4」及び「Steam(PC)」となっていて、携帯機での発売がありません。
手軽に遊びたい携帯機派の人には少々残念な部分ではありますが、据置ハード及びPCのみに焦点を絞ったという事はグラフィック面にも期待できるという事でもあります。
様々な点で進化をしている事が期待できる「Newガンダムブレイカー」の発売は繰り返し書きますが6月21日、あと三ヶ月前後です。
まだまだ新情報なども隠されていそうな感じですので、新たな情報の公開にも期待してしまいますね、続報が楽しみなタイトルとして注目です。
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なぜタイトルが4ではなくNewに?
出典:https://gb.ggame.jp
さて、ここまで紹介してきた「Newガンダムブレイカー」ですが、気になるのはどうしてタイトルが「4」にならなかったのか、という点ですね。
順当にいけばナンバリングタイトル4作目、として発売する方がシリーズファンとしても取っ付きやすいのでは、と思う疑問点の一つでもあります。
恐らくではあるのですがタイトルをわざわざ「Newガンダムブレイカー」としたのは、やはり「シリーズの刷新」が大きな目的として含まれているのではないでしょうか。
これまでのシリーズでもゲームシステム部分やバランスの改善などは行われてきた物の、今作では上でも書いたようにこれまでとは大きく変わった部分が複数存在します。
とはいえ、ゲーム的には「ガンプラ」を題材とした作品だけに「ガンダムブレイカー」のタイトルを外すわけにはいかない、という葛藤が何となく見て取れる気がします。
同じく上でも書きましたが今作「New」はこれまでと違い、携帯機への対応を敢えて切った、とも取れる発売形式なのも関係があるのではないでしょうか。
実際、前作までは据置機と携帯機の両方で発売していた物の、マルチプレイを双方のハード間で遊ぶ、いわゆる「クロスプレイ」が不可という問題もありました。
オンラインでの対戦要素も盛り込むためなどの理由から、敢えて据置ハード及びPCのみの対応、としたとするならそれなりに説得力もあります。
そういった「プレイ環境の整備」や「ゲーム部分のクォリティアップ」を目的として様々なテコ入れを行った結果ついたのが「New」というタイトルなのではないでしょうか。
勿論、これはあくまで筆者の憶測でしかないですし、実際の所は深い意味はないのかもしれませんが、事実は開発側にしか分からない事ですね。
とはいえ、現時点で公開されている情報を見ても「New」とタイトルを銘打って「シリーズを刷新する」という意気込みや熱意はかなり感じます。
最終的にはゲームなのですから「面白いか」「面白くないか」が最も重要な点になるのは間違いないので「New」の名前に恥じない出来を期待したい所です。
Newガンダムブレイカーまとめ
- 自分だけの「ガンプラ」で戦うアクションシリーズ最新作!
- システム面も大幅進化!オンライン対戦も可能になりより熱く!
- 「New」の理由は「シリーズ刷新」?ゲームの進化に期待!
実際のプラモデルを綺麗に作るにはそれなりに技術が要りますし、組み合わせてオリジナル機体を作るとなればより難しさを増す物ですね。
しかしながら、そういった所を手軽に楽しみつつ、ゲームで実際に動かして遊べるという点は他の作品では中々真似できない魅力が詰まっているのではないでしょうか。