ゲームを遊ぶ際、友達と協力したり、対戦したり、といった要素を楽しめるゲームというのは昨今非常に多くなってきたと思います。
むしろ、スマホゲームの普及で、そういった要素を取り入れていないゲームを探す方が中々難しいかもしれませんね。
今回は、そんな要素に頼らず、一人でのんびり遊べそうなタイトル「ポケモンクエスト」についての情報や、課金要素などについてまとめていきたいと思います。
ポケモンクエストはどんなゲーム?
出典:http://www.pokemon.co.jp
まずは、今回の記事の主題である新作アプリ「ポケモンクエスト」がどういったゲームなのか、説明&紹介をしていきたいと思います。
「ポケモンクエスト」は、今更説明の必要もないほど有名なシリーズ「ポケモン」を題材にした、これまでとはまったく違うタイプのゲームです。
ニンテンドースイッチで配信中、スマホで後日配信、というちょっと変わった形式の「アプリ」となっていますが、システムなどは完全に新作といって良いと思います。
森や大地、全てが「四角」で構成された「カクコロ島」を舞台に「伝説のおたから」を探して探検する、というのが大まかなストーリーですね。
探検の拠点となるベースキャンプで、様々な素材を利用した「料理」を作ると、仲間になってくれるポケモン達が寄ってくる、という感じ。
この「料理」には様々な種類があり、勿論ポケモンによって好みが違うというシステムも組み込まれていますので、なんとなく来てほしいポケモンが絞り込めるかも。
登場するポケモンに関しては「初代」シリーズに登場した151匹、という紹介がされていますが、今後のアップデートなどで追加の可能性もあるかも。
勿論、ここで仲間ポケモンを増やす事で、探検する際には戦闘が楽になりますし、ベースキャンプでポケモン達を眺めるのも楽しそう。
ゲーム的な印象としては、戦闘要素のある「どうぶつの森ポケットキャンプ」みたいな感じではないかな、と思います。
最大の特徴は「全てがしかくい」と表現されているように、マップからポケモンまで、全てが四角いデザインで統一されている、という所でしょうか。
ポケモン達も、ひと目で「あのポケモン」と分かるようにはなっていますが、まるでサイコロのように四角くなっていて、何だか別の意味で可愛らしくなっています。
というか、昔こんな感じでポケモンを「サイコロ」にした玩具が発売されていましたね(筆者と年齢が近い人は分かる人も多そう)
それを知っている人はなんとなく懐かしさを覚えるのではないかと思いますが、それを抜きにしてもこのデザインは面白いと思いました。
スイッチ版・スマホ版が用意されていますが、残念ながら各端末間でのセーブデータ共有、引き継ぎといった事はできないとの事。
アカウント一つにつき、一つのセーブデータしか作れない、との事なので、この辺りは遊ぶ際には一応注意しておいた方が良さそうですね。
気になる課金要素は?
出典:http://www.pokemon.co.jp
さて、配信されるタイプのアプリ、という事で昨今のゲーム事情を考えると、気になるのが「課金要素」ですね、基本無料とはいえ注意しなければいけません。
ポケモンクエストでも、勿論「基本無料」「課金アイテム有」という形式が取られていますので、それについてもしっかりと紹介する必要がありますね。
とはいっても、多くのスマホゲームにある「ガチャ」というタイプの要素ではなく、ゲームの進行を楽にするアイテムを販売、という形式を取っています。
この課金でしか手に入らないアイテム、というのは基本的に「ゲーム進行がちょっと楽になる物」といった感じで、なければゲームが進まない、という事はなさそうです。
気になる課金アイテムは、以下のような物があります。
■探検パック
ゲーム中のメインコンテンツといえる「探検」に役に立つアイテムの詰め合わせ、オマケにキャンプの模様替えに使える「特別なアイテム」も付属。
必ずしも買わなければゲームを進行できない、というわけではないですが、こういったアイテムがあるとゲーム攻略が楽になる、といった所でしょうか。
複数種類あるパックを全て購入すると、オマケで「マスターボールの模型」というもようがえグッズが貰える、という特典もあります。
■わざストーンセット
こちらは、ゲーム中でポケモンを育成する際に使う「わざストーン」の詰め合わせ、勿論、ゲームをプレイする事で入手が可能なアイテムです。
どちらかといえば育成に時間を掛けたくない時の時短用、といった所なので、サクサクとプレイしたい時に購入するのはアリなのではないでしょうか。
■特別なわざを覚えたポケモン
こちらは、上記のパックなどのオマケとして収録されている、ゲーム中とは違う「特別なわざ」を覚えた「特別なポケモン」が入手できるとの事。
このポケモンがいないと攻略できない、なんて事はないと思いますが、好きなポケモンが収録されているならこちらを目当てにするのもアリかもですね。
これら以外にも様々な種類のアイテムが配信される事が予想されますが、この課金でしか手に入らないポケモン、は基本的にいないと思われます。
また「もようがえグッズ」についても特別な物以外は、ゲーム中に手に入る「ギフト券」を消費して、ゲーム内ショップで購入可能。
上記の「特別なわざ」を覚えたポケモン以外は全てゲーム中で仲間にする事ができると思われますので、まずはプレイしてみてからでも遅くないと思います。
他のゲームでいう「ガチャ」ほどではありませんが、課金には直接お金が関わってくるわけですから、課金するかどうかはまず遊んでみてから。
後から「課金しなければ良かった」と後悔しても遅いですし、そうならないよう遊んでみて、自分の肌に合うゲームなのかをチェックしてみるのが大事です。
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対戦要素はある?
出典:http://www.pokemon.co.jp
ゲームの内容や課金要素についてここまでまとめて来ましたが、やはりポケモンを題材にしている以上、ユーザーの間で気になる要素がありますね。
ズバリ「対戦」に類する機能・要素はあるのか、という所ですね、ポケモンというゲームシリーズとは切っても切り離せない要素だと思います。
スマホ、ニンテンドースイッチとオンライン対戦などがやりやすそうなハードで配信されるアプリだけに、ここに期待していた人も多いのではないでしょうか。
しかし、残念ながら今回紹介した「ポケモンクエスト」は「一人プレイ専用」といった紹介がなされており、対戦や協力といった要素はありません。
昨今ではいわゆる「フレンド機能」や「対戦」「協力」といった要素が盛り込まれたゲームは珍しくないだけに、この仕様はちょっと驚きですね。
ゲームの仕様的には、そもそもゲームのダウンロード自体が完了していれば、プレイの際に「オンライン接続」は必要ないという仕様が影響していそうです。
とはいえ、常にオンラインに接続していないと遊べないゲーム、というのは不便な時もありますし、コレはコレで遊びやすい配慮がされているのではないでしょうか。
とはいえ、ゲーム的にはキャンプでわちゃわちゃしているポケモンを眺めたり、探検してアイテムを集めたりが主目的になりそうなので、コレはコレでアリだと思います。
ポケモンでそういったタイプのゲームがないわけではありませんが、珍しい部類になると思いますので、のんびり楽しみたい人には打って付けかもしれません。
時にはフレンドや対戦といった要素のない、一人で遊ぶゲームをのんびりプレイするのも楽しいと思いますので、まずは遊んで見るのが良さそうです。
ポケモンクエストまとめ
- 四角い世界と四角いポケモン!仲間を集めて探検しよう!
- 課金要素は控えめ、サクサクプレイしたい時に購入しよう!
- 対戦要素はなし!一人でのんびりまったり遊べるゲーム!
昨今では猫も杓子もオンライン要素、になってしまっている感もあるので、こういった一人で遊べるゲームというのは案外貴重な気もします。
ブロック的なデザインでより可愛らしく描かれたポケモンを愛でて冒険する、ある意味懐かしい雰囲気を味わえるかもしれませんね。