続編と銘打たれた作品は世の中に数多くありますが、そういった作品を遊ぶ際はシリーズ作品も同じ様に気になる物。
既に遊んでいるならまぁあまり関係はありませんが、本数が少ないのであれば続編発売に近いタイミングで前作を遊んで見るのも乙な物。
今回は発売を控えた新作「ロストジャッジメント」と、前作「ジャッジアイズ」のおさらいなどについて纏めていきたいと思います。
前作「ジャッジアイズ」のストーリーをおさらい!
出典:https://blog.ja.playstation.com/
先日も記事の主題として取り扱った「ロストジャッジメント」ですが、人気作の続編という事もあってかなり注目度の高いタイトルといえますね。
主演があの木村拓哉氏のアクションゲーム、というだけでも例にない事ですし、今後も同じようなタイトルが出てくる事は早々ないでしょう。
そういった意味でも注目度が集まる作品というのは至極当然なので、続編発売のこのタイミングで、前作「ジャッジアイズ」にも焦点をあててみたいと思います。
このタイミングで前作と纏めて「ロストジャッジメント」を遊んでみよう、という人も多いと思うので、そのプレイの後押しになればと思います。
まずは前作となる「ジャッジアイズ」のストーリーなどについておさらいをする所からスタートしていきたいと思います。
「ジャッジアイズ」は、日本の東京都にある歌舞伎町をモデルとした架空の街「神室町」で起こるとある殺人事件を主人公「八神隆之」が追う、というストーリー。
主人公「八神隆之」は元々弁護士で、有罪確定と言われた裁判から無罪を勝ち取り、一躍時の人となる、という一見順風満帆な所からスタート。
しかし、その無罪を勝ち取った被告が釈放後間もなく、恋人を殺害しアパートに放火したとして逮捕されてしまい状況は一変。
インチキ弁護士のレッテルを貼られ、弁護士バッジを捨て神室町の片隅で「探偵」として過ごす事になる、というのが本編よりも前の話。
そして本編では神室町を舞台に、関西から進出してきた極道組織「共礼会」の組員ばかりが犠牲となる、遺体の目をえぐる猟奇連続殺人事件が発生。
これに関わる事になり、真相を追い求めて八神隆之が奔走する……というのが概ね「ジャッジアイズ」のストーリーという所ですね。
ここまで書いた内容でピンと来る人も多いと思いますが、神室町が舞台など世界観的には同じセガの人気シリーズ「龍が如く」と同一の世界観です。
「龍が如く」シリーズに登場したキャラクターなどが出演、という事はない物の、重要な組織である東條会の名前が出てきたり、という事はあります。
逆に、この「ジャッジアイズ」より後に発売された「龍が如く7」で神室町に行くと、やはりキャラクターは登場しませんが「八神探偵事務所」の看板を見れたり。
直接的に関わるわけではない、とはいえこういったスピンオフ的な演出が多く、龍が如くシリーズを知っているとより楽しめる側面もありますね。
龍が如くと同一の世界観でいわゆる「探偵物」のようなシナリオが楽しめるので、サスペンス系の作品が好きな人にもたまらない出来。
新作発売前に、チェックして遊んで見るのもアリなタイトルですね、新価格版として安く購入できる、という所も注目ポイントではないでしょうか。
続編「ロストジャッジメント」のストーリーなどを予想!
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さて、続編としての期待が高まる「ロストジャッジメント」は、タイトルこそ変わっていますがジャッジアイズの正統続編。
シリーズ物には意外とありがちな「世界観だけは共通しているけどシナリオは別物」というような事はどうやらないようですね。
ジャッジアイズと同様「リーガル・サスペンスアクション」と銘打たれているジャンルだけに、様々な思惑が絡み合うシナリオも重要ポイント。
前作「ジャッジアイズ」と同様に、主人公の「八神隆之」やその相棒「海藤正治」他、前作に登場したキャラクターを引き続き有名俳優が続投。
となるとストーリーはどうなるのか、というのがやはり続編として気になる所ですが、これについては公式にも紹介されています。
今作「ロストジャッジメント」は前作「ジャッジアイズ」の事件終了から3年後、メインの舞台は「神室町」から「横浜・伊勢佐木異人町」に。
たまたま「高校のいじめ調査」を依頼され「異人町」にやってきていた八神隆之が、弁護士時代の同僚でもある「城崎さおり」からとある依頼をされる、というのが発端。
横浜の廃ビルから発見された凄惨な腐乱死体、その身元はなんと八神がいじめ調査のために来ていた高校の教育実習生、という話に……。
こうして様々な角度から絡み合う事件を調査するために、再び八神隆之が行動を開始する……というような感じのストーリーのようです。
時系列としては前作から3年後、という事でしっかり地続きになっているようですが、流石に前作とは全く違う内容の事件に関わる事になるようですね。
無論まだ発売前で話の結末も分かりませんし、どこかでリンクするような話がある可能性自体は否定できないという感じではありますが。
とはいえ、話の発端も何もかも別物なので、前作の事件が実は解決しておらず……というような繋がり方は多分ないと思います。
ただやはり続編、という事もあり登場人物同士の関係性など、前作で起きた事やシナリオなどを踏まえた物に変化している、というような部分もあります。
例えば、前作「ジャッジアイズ」では八神隆之の贔屓の情報屋、として登場した「九十九誠一」が、今作では横浜で探偵事務所を開いているなどの変化が。
このような感じで、ストーリーのメインになるのは新たな事件、という感じではありますが、前作からの登場人物の関係などは継続、という感じ。
むしろシナリオ的にはあえて前作からの関係をいちいち解説する必要性はないので、その辺りは省略される可能性は高いですね。
何にせよ、前作も「リーガル・サスペンスアクション」というジャンルを掲げていただけの事はあり、シナリオ周りもかなり評価の高い作品。
今作でもその辺りに期待をしているという人も多いと思うので、発売後にプレイするのが楽しみなタイトルの一つと言えるのではないでしょうか。
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前作はプレイしておくべき?
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さてさて、俄然発売が楽しみになる「ロストジャッジメント」ですが、続編という事で、やはり前作を遊んでおく必要があるか、というのは気になる所。
こういった続編物にはありがちな悩みポイントではありますが、今回は
結論から言えば「前作も遊んでおいた方が良い」
と断言できると思います。
まず、上でストーリーの予想などの際にも書きましたが、続編とはいえ前作での事件を知らないと全く楽しめない、という内容には多分ならないと思います。
しかしながら、それは作品の主軸となる「事件」という部分に置いての話であって、前作から引き続き登場するキャラクター同士の関係性などを省いた場合。
例えば、前作で既にしっかりと解説し描かれている「八神隆之」がなぜ探偵になったのか、といった背景は恐らく今作では軽く説明される程度でしょう。
他にも前作で色々と交流した結果協力関係になった、といったキャラクターであれば、その交流の状況などはやはり軽く説明されるだけにとどまると思います。
そういった部分はやはり十全にシナリオを楽しむのであれば重要なポイントなので、前作をプレイしておくのはそういった人物の関係の予習にもなると言えるでしょう。
また、もう一つプレイしておくと良さそうなのは前作「ジャッジアイズ」だけではなく「龍が如く7」も該当するのではないか、と思います。
上でも解説したロストジャッジメントの主な舞台「横浜・伊勢佐木異人町」は、現実の横浜の関内辺りをモチーフにした街。
そして何よりこの架空の街は「龍が如く7」での主な舞台にもなった、という意味で今回も世界観的な繋がりが示唆されています。
ちなみに時系列としては、前作ジャッジアイズは「龍が如く6」と「7」の間、そして今作ロストジャッジメントは「7」から2年後という事も判明しています。
これまでの傾向から考えて「龍が如く7」の主要人物が登場する、というのは可能性が低いですが、舞台として繋がりがあるのは見逃せません。
そして既に解禁されている情報を見る限り、やはり「龍が如く7」で関わることになった「横浜流氓」や「コミジュル」といった組織にも関わる事になりそう。
そういった世界観的な繋がりを楽しむ、という意味ではロストジャッジメントの前に「龍が如く7」も遊んでおくというのはアリな選択肢でしょう。
恐らくゲーム的には、今作「ロストジャッジメント」から遊んでも十分楽しめるようにはなっている、とは思う所もあります。
しかしやはり、前作にあたる「ジャッジアイズ」及び世界観的に繋がりのある「龍が如く7」を遊んでおくのは必須ではありませんがオススメではあります。
流石に今から両方とも遊ぶ、というのは時間的にも難しい所はあると思うので、無理にとは勿論言いませんが。
ですが、例に挙げた2作を遊んでおいた方がより深く「ロストジャッジメント」を楽しめるのは間違いないと思うので、オススメはしておくという感じでしょうか。
幸いどちらも発売からそれほど間が空いている作品ではないですし、時折セール対象になったりもしていますので、そちらのタイミングを狙うのもアリではないでしょうか。
ロストジャッジメントストーリーまとめ
- 「龍が如く」世界で探偵物語!リーガル・サスペンスアクション!
- 新たな事件に八神隆之が挑む!舞台は横浜に!
- 前作と「龍が如く7」はプレイをオススメ!セールなども狙い目!
いよいよ発売も迫ってきていますし、今からであれば関係のある2作の内、どちらか一本ぐらいはどうにかプレイする事もできそうな気もします。
何にせよ、前作を遊んでからの方が楽しめる、というのは間違いないので、タイミングを見計らって遊んで見るのが良いと思います。