昨今ではゲームハードやアプリなどに、様々な便利機能などが追加されている、というのはもはや一般常識となっています。
ワンタッチでゲーム画面を録画したり、といった事もできるようになったのも、技術の進歩の為せる技、と言えるかもしれません。
今回は、フォートナイトの特徴の一つでもある「リプレイ機能」と、ニンテンドースイッチの関連性について纏めていきたいと思います。
フォートナイトのリプレイ機能とは?
出典:https://www.epicgames.com/
ゲームをプレイしていて、自分でも思わず「めっちゃすごいプレイが出来た!」「今のはカッコ良かった!」と自画自賛したくなる時、ありますよね?
アクションゲームやFPSなどのジャンルでは特に顕著で、華麗なプレイや、思わず吹き出してしまう間抜けなプレイなどはもう一度見たくなる物。
現在ではSNSなども含め、そういったゲームプレイ動画をシェアする手段が多い事もあり、ゲームに「リプレイ機能」がついている事も多いですね。
様々なハードでプレイが可能で、当ブログでも何度も話題として取り上げている「フォートナイト」にも、実はリプレイ機能が存在します。
このリプレイ機能を使うとどんな事ができるのか、まずは詳しい内容について解説していきたいと思います、知ってる人は読み飛ばしてもOKです。
フォートナイトのリプレイ機能は、過去のプレイを読み込んで自分の視点、他プレイヤーの視点からなど、プレイを見直す機能の事です。
視点変更や、再生速度も変更できますので、それこそ上手なリプレイであれば映画のような楽しみ方もできる、というのが魅力。
リプレイ中には、それぞれ5種類の視点から動画を見る事が出来、一部の視点ではカメラ視点を変更できるのも特徴。
それぞれ5つの視点は以下のようになっています。
■ゲームプレイ
通常通り、ゲームプレイ時と同じ視点でリプレイ動画を見れる視点、カメラ操作は出来ないですが、ある意味リプレイとしては最もオーソドックス。
自分の立ち回りや、どこでやられてしまったのか、といったプレイのおさらいをするには最も適している視点とも言えるかも。
■三人称視点
プレイヤーに寄った形で見ることができる視点、カメラを回り込ませる事も可能なので、360℃プレイヤーを観察する事も可能。
プレイを反芻するため、というよりは面白いシーン、カッコ良いシーンなどを見るための視点とも言えるかもしれませんね。
■ドローンフォロー
プレイヤーを中心に据えた「ドローン」を操作する事が可能な視点、いつもとはかなり違う視点なので、見え方はかなり変わるでしょう。
プレイヤーから離れた位置を確認したり、上空からの視点に変更する事もできるので、マップの把握などにも役立てられるかも。
■ドローンアタッチ
こちらはプレイヤーを追従する形でドローンを操作する、という視点、フォローに比べてプレイヤーを中心に捉えない、というのが特徴。
より柔軟に視点を変更できるので、プレイの確認などにより役立てられる可能性があります、これも有効に活用したいですね。
■ドローンフリー
ドローンを操作する、という視点の中でも最も自由度が高く、様々なマップや建物まで確認する事ができる視点ですね。
こちらを利用する事で、マップの構造把握や、どういった所に陣取ると有利に動けるか、といった下調べに使えるかもしれません。
と、このような感じで視点をいじってリプレイをチェックする事ができるようになっていますので、色々な活用方法がありますね。
やはり、自分のうまいプレイを見るのもそうですが、上手く行かなかったプレイや、他プレイヤーのプレイを見直してみるのが一番。
どこが悪かったのか、どこが良かったのか、などを動画として見返して研究してみるのも、勝率を上げる方法の一つになるのではないでしょうか。
スイッチでは録画機能も無効に!
出典:https://www.epicgames.com/
さて、ここまで紹介してきた「リプレイ機能」ですが、機能としては非常に便利である反面、困った事に「スイッチ」と「スマホ」には同様の機能がありません。
これに関しては、色々な事情があるとは思いますが、まず第一にハードのスペック及び「容量」が問題になるからと思われます。
当然ながら、リプレイ機能を利用する際には、ゲームをプレイしている最中も「動画として保存しておく」必要があるため、容量が必要になります。
これに関しては、比較的大容量、かつHDDの交換などが容易にできるPC、及びPS4で問題視される事は少ないでしょう。
が、ニンテンドースイッチやスマホは、SDカードを記憶媒体として使用する都合上、どうしても容量が大きくしづらいという難点があります。
ある程度大容量のSDカードが安価になってきた、とはいえ、繰り返し繰り返しこういったリプレイ動画を自動保存していくと、あっという間に容量はパンパンでしょう。
また、リプレイ中に視点を変更する、というのも地味に高機能なので、この辺りがネックになっている、というのも考えられますね。
一応、これまでニンテンドースイッチに限って言えば、フォートナイトのゲーム内に用意されたリプレイ機能、ではなく、スイッチの録画機能を使うという手がありました。
これを使う事で、録画を開始した30秒手前からの動画を録画して保存する、という事が可能だったので、一応リプレイ機能の代わりとして使えました。
しかし、それも去年、2018年9月頃に、録画機能が使えないように無効化されてしまう、というアップデートが行われました。
これに関しては、公式サイドから一応の説明がされており、以下のような理由が提示されています。
「メモリ不足関連のクラッシュが頻繁に起きていたため、パフォーマンスと安定性の理由から録画機能を無効にした」と説明。
録画機能を無効にすると大量のRAMが節約され、全体的なパフォーマンスにもプラスの効果がもたらされる、との事。
要するに、スイッチのこの録画機能をオンにしておくと、ゲームをプレイする際のメモリが不足しがちになってしまう、という難点があった、という事ですね。
この辺りに関しては、据置機・携帯機両方の機能を利用できる代わりに、少々スペックが心許ない部分があるスイッチの弱点が出てしまった、といった感じです。
とまぁ、このような事情があり、現時点ではニンテンドースイッチ単体でフォートナイトの動画をリプレイとして録画する方法はない、という状態。
他の方法を利用すればまぁできない事もないかもしれませんが、あくまでグレーゾーンな方法になる可能性もあります。
そういったリプレイ動画などを現時点で録画して遊んでみたい、という場合、ニンテンドースイッチを使用するのはオススメ出来ないかもしれませんね。
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今後リプレイ機能はスイッチで実装される?
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と、いうわけで、ここまで「フォートナイト」のリプレイ機能や、スイッチの録画などについて書き連ねてきましたが、問題はそこではありません。
やはりユーザーの視点から見れば、一番の問題は「今後スイッチで録画・リプレイ機能が復活・追加されるのかどうか」という所ですよね。
これに関して、現時点でフォートナイトの公式からのアナウンスはなく、完全に予想での話になってしまう、という辺りはご了承ください。
まず、予想その1、上でも書いた「ニンテンドースイッチ本体の録画機能」が復活する可能性はあるかどうか、について。
これについては、上でも書いたように「メモリ不足関連のエラーを引き起こしやすくなる」という難点が理由で無効にされているわけです。
ニンテンドースイッチの後継モデルなどが出て、このスペック不足が解消される、というのが一番の解決策にはなりますが、それ以外では難しい所。
ゲームにおける要求スペック、というのは上げる事はあっても、下げるのはかなり難しいですので、ゲーム開発側だけではどうにもならない可能性も。
このことから、現時点では「ニンテンドースイッチの録画機能」に関しては復活の見込みはかなり薄い、と言わざるを得ないのが実情です。
では、それに対して「スイッチ版リプレイ機能」が新たに実装される可能性はあるのかどうか、という点についても予想を立てていきたいと思います。
現時点では実装されていないリプレイ機能、ではありますが、これが新たに実装される可能性は
「まったくないわけではない」
と思います。
やはりゲームプレイの都合上、自身のプレイや他の人のプレイを鑑賞するモード、というのは需要があるのも事実。
しかしながら、上でも書いたように、容量の問題やスペックの問題などがある、というのも事実なので「全く同じ機能が追加される」のは難しいかもしれません。
そうなってくると、可能性として一番ありえそうなのは「ニンテンドースイッチ専用のリプレイモード」が新たに開発される、という所でしょうか。
視点変更などに多少の制限を掛けるなどすれば、まったく出来ないわけではない、とも思いますので、そういう方向性であれば可能性はアリそうです。
ただ、これはあくまで「筆者の希望的観測」であって、実際の所がどうなるのか、という点についてはなんともいえません。
可能性は皆無、と断言する事もできませんが、代わりに「いつか実装されるかも」程度の話しか出来ないのが現状ではないかと思います。
何にせよ、現時点でリプレイ機能をスイッチやスマホで使う事が出来ない、というのは事実ですので、この辺りに関しては諦めるしかありません。
どうしてもリプレイ機能などを使って楽しみたい、というのであればPS4などを利用してフォートナイトを遊ぶしかない、といった感じになります。
今後のアップデートや、公式のアナウンスをチェックしつつ、他のハードで遊ぶのも視野にいれるのが一番ではないかと思います。
無論、こういったリプレイ機能などに目を向けなければ、スマホ版やスイッチ版を遊ぶ際には「手軽さ」という代え難い魅力があるのも事実。
せっかく様々なハードで遊べるタイトルですので、それぞれのハードで違う遊び方をしてみるのもアリなのではないでしょうか。
フォートナイトリプレイまとめ
- プレイを見直し!視点変更も出来る便利機能!
- スイッチでは録画も不可!スペック的な問題が!
- 今後実装される可能性はナシではない!他ハードを選ぶのもアリ!
様々なハードで遊べるタイトルが増えた一方、こういった機能差が生まれてしまう、というのはある意味弊害とも言えますね。
ゲームハードのスペックが違う都合上、仕方のない部分ではありますが、ある程度以上は足並みを揃えて欲しいのがゲームユーザーの本音ではないでしょうか。