皆様ゴールデンウィークは万全に過ごせましたか?中にはまだちょっと休みが続くという人もいるかも知れませんが、そろそろ終了間際ですね。
ゲームをプレイして満喫した、という人も多いと思いますが、ゲームの中にはある程度関連した作品が複数発売される事も多いですね。
今回は、人気シリーズ作品から更に派生して発売された「ペルソナ5スクランブル」についてまとめた内容となっています。
P5スクランブルとは?シリーズをおさらい!
出典:https://store.steampowered.com/
ゲームというのは、続編であったり、外伝であったり、ナンバリングタイトルであったり、シリーズとして展開される作品は非常に多いですね。
その全てが必ずしも良い評価を得られるとは限りませんが、まぁ人気の出た作品に関連した作品が制作されるのはファン的にも嬉しい事ではあります。
そんな人気シリーズでありながら、ナンバリングタイトルと同時に関連した作品が多く制作される作品といえば「ペルソナ」シリーズが挙げられますね。
特に「ペルソナ3」以降は、続編・ナンバリングタイトル以外に「関連作品」が多く制作されていて、多くのファンが追いかけている状態になっています。
そんな中でも、ナンバリングタイトルとして最新作にあたる「5」も、3以降の例に漏れず、関連作品が多く制作されています。
そんな中でも異色と言えるのが、コーエーテクモゲームスと共同で開発された「ペルソナ5スクランブル」ではないでしょうか。
今回は改めてこちらの記事で「ペルソナ5スクランブル」についてまとめていきますので、まずはどんな作品なのか、シリーズも含めておさらいしていきましょう。
「ペルソナ5スクランブル」は、アトラスから発売された「ペルソナ5」の続編に当たる作品で、原作とは違い「アクションRPG」作品となっています。
遊べるハードは多く、PS4・スイッチの他、PCでSteam版も配信されている作品なので、選択肢は多い部類ですね。
コーエーテクモゲームスとの共同開発、という事もあり、通称はいわゆる「ペルソナ無双」とも呼ばれる作品ですが、いうほど無双系のゲームっぽさはありません。
確かに大量の敵を相手に戦う、というシーンもありますが、どちらかといえばダンジョン探索と豊富な技や相性を利用したペルソナらしい戦いができるのが特徴。
ストーリー的にも「ペルソナ5」本編の終了後を舞台としており、一部のキャラは進学していたりなど、多少の変化もあります。
これ以外にもペルソナ5に関連した作品は発売されており、以下のようなタイトルが他にもある、という感じになっています。
■ペルソナ5 ザ・ロイヤル
ペルソナ5本編に、追加要素や後日談エピソードなどを追加して発売した、いわゆる「完全版」と呼べるタイトル。
既存のストーリーに変更はない物の、ストーリー部分のテキストは全面的に書き直されていて、一部印象の変わるシーンなども多数。
新キャラクターとして新たな怪盗団メンバー「ヴァイオレット」が登場するなど、追加部分も多く話題を読んだ作品です。
■ペルソナ5 ダンシング・スターナイト
こちらはペルソナ5を題材としたリズムダンシングゲーム、いわゆる音ゲーで、ペルソナ5の特徴的な楽曲に合わせて各キャラクター達が華麗なダンスを披露。
こちらも一応、ストーリーらしいストーリーは薄い物の、ペルソナ5の後日談となっており、ストーリークリア後のプレイが推奨。
■ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス
こちらはペルソナ3から5までのキャラクターが一同に介して共闘する、いわゆる「クロスオーバー」作品でダンジョン探索RPGとなっています。
直接的な関連作品ではありませんが、こちらにもペルソナ5のキャラクターが主要人物として登場しているので一応登場。
と、このような感じに、スクランブル以外にもこういった作品が発売される程度には、作品としての人気もある、という感じですね。
「スクランブル」自体も出来は良く面白い作品なのですが、これらの関連作品もファン的には面白い作品と言える作品ばかり。
今回はあくまでスクランブルについてまとめた記事ではありますが、機会があればこれらの作品にも触れてみるのをオススメします。
P5ロイヤルとの違いは?
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さてさて「ペルソナ5スクランブル」も込で関連作品のおさらいが済んだ所で、今度は「ロイヤル」と「スクランブル」についても解説していきたいと思います。
ペルソナ5ロイヤルとスクランブル、当然別作品ではありますが、一応どちらも「ペルソナ5」の後日談を描いた、という共通点が存在します。
それらの違いについて、まず把握しておくべき事柄としては「ペルソナ5スクランブル」は「ペルソナ5」の続編という立ち位置である事。
そして「ペルソナ5ロイヤル」の続編ではない、という所が最大とのポイントとなっていますので、これについて解説していきます。
「ペルソナ5ロイヤル」でも後日談は存在し、こちらは「ペルソナ5」ではとある事情から描かれなかった「3学期目」のエピソードとなっています。
それに対して「ペルソナ5スクランブル」で描かれているのは、ペルソナ5のEDから約半年後の夏休みが舞台、という感じです。
コレが何を意味するか、というと「ペルソナ5」のEDから「スクランブル」には繋がる物の「ロイヤル」で新たに追加されたEDからは繋がりが不自然になる、という事ですね。
これは開発期間などの関係もあって仕方のない部分でもあるのですが、一種のパラレルワールド的な扱いになってしまう可能性も高い、という感じですね。
具体的にスクランブルとロイヤルを見比べた際に、大きな違いは以下のような感じです
■怪盗団メンバーのペルソナが覚醒していない
ペルソナシリーズではおなじみになっている「仲間メンバー」のペルソナが覚醒して別の物に強化される、という展開があります。
「ロイヤル」の後日談では、本編から更に進んで怪盗団メンバーのペルソナが更に「覚醒」する、という展開が描かれています。
「スクランブル」ではこういったペルソナが変化する、という展開には触れられておらず、メンバー全員が初期ペルソナで固定されています。
■ロイヤルの新メンバー「ヴァイオレット」は登場しない
上でも書きましたが、ロイヤルで新たに登場した、5では地味に初となる主人公の「後輩」に当たる「芳澤かすみ/ヴァイオレット」が登場しません。
ロイヤルではかなり目立っていた存在である、というのもあってこの部分は残念であるという感じもありますが、まさにこれが開発期間の都合という感じです。
■そもそもゲームジャンルが違う
これはまぁ当然ではありますが、今となってはオーソドックスなRPG形式である「ロイヤル」に対して「スクランブル」はアクションRPGです。
アクション要素はかなり強化されていて、ペルソナらしさはしっかりある物の、ゲームとしての楽しみ方は別物とも言えるでしょう。
と、このような感じで、同じ続編・関連作品ではありながら、繋がりという点では少々微妙な所も増えてしまった、という感じですね。
流れとしては無印のED→スクランブル、という感じで遊ぶのが一番違和感が少なく、素直に展開を楽しめるのではないかと思います。
まぁこれは上でも書いたように「ロイヤル」と「スクランブル」の開発期間は実質的に同時進行のようなものだったので、仕方ない所もあります。
つながりとしてはちょっと微妙な所もある物の、ロイヤルもスクランブルも、それぞれでP5の後日談として面白いものになっている、という点は事実です。
幸いにして「ペルソナ5ロイヤル」では、いわゆる無印版のEDを見る事もできますので、この辺りはまぁ心配の必要はありません。
今からでも十分楽しめる作品ではあると思いますので、ロイヤル・スクランブル共に時間のあるときに遊んでみてはいかがでしょうか。
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前作やシリーズは遊んでおくべき?
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さてさて、今回はペルソナ5スクランブルについてまとめた記事でしたが、記事の〆として「シリーズ前作」を遊んでおくべきかという話で〆たいと思います。
まず、上でも紹介した通り「ペルソナ5スクランブル」で描かれるエピソードは、ペルソナ5のEDから半年後の夏休みが舞台、となっています。
当然、ゲーム一本分のシナリオがそれを前提とした話になっているので、ストーリー部分を十全に楽しむためには、プレイをしているのが前提、とも言えます。
ここで注意しておきたいのは、上でも触れたように「ペルソナ5のED後」であって、「ペルソナ5ロイヤルのED後」ではない、という所ですね。
つまり「ペルソナ5スクランブル」を遊ぶ際に前提になるのは「ペルソナ5のEDまで」を見ている事、という感じになります。
ですので「ペルソナ5スクランブル」を遊ぶ際にプレイしておくべきは「ペルソナ5」の本編ですので、この辺りは間違えないようにしたいですね。
幸いにして「ペルソナ5ロイヤル」では、作中で条件を満たす事でEDまでの展開が分岐するので、「無印版のストーリー」を遊ぶ事もできます。
今回紹介した「スクランブル」に限らず、基本的にはペルソナ5の関連作品は、無印のストーリーを知っている事、というのが前提になります。
やはりストーリー的に密接に関わっている、というのは作品の特徴として大きく、知らないままで遊ぶよりは、知った状態で遊ぶ方が楽しめると思います。
またネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが「スクランブル」で登場する主要な人物の一人は、ペルソナ5の核心的な部分に関わるキャラクターでもあります。
ですので「ペルソナ5」のストーリーを知らずにスクランブルを遊んでしまうと、ある意味特大のネタバレを食らってしまう、というのと同義です。
ですので、やはり「ペルソナ5スクランブル」を遊ぶのであれば、前提としてペルソナ5は最低限遊んでおくのがオススメ、といえると思います。
続編、と銘打たれている以上は、これ単体で遊んでも100%楽しめない、というのは仕方のない部分ではあるとは思います。
今回の記事中で紹介したように、ロイヤルでのエピソード自体は前提としては必要ないので、こちらを遊んでおくかどうかはお好みで、という所。
まぁ最終的に作品のファンであるなら、どれも遊んでおくのはオススメのタイトルではありますので、この辺りは深く考えすぎなくてもいいと思います。
前提となる作品を遊んで、それに関連する作品を遊んでいくのもそれはそれで楽しい事だと思いますので、深く考えず順番に遊んで見るのも良いのではないでしょうか。
P5Sまとめ
- ペルソナ5の続編!S以外にも関連作多数!
- 一部シナリオはパラレルに?キャラなどにも違いが!
- ペルソナ5は遊んでおくべき!関連作を遊ぶなら前提に!
ゲーム的には続編、という立ち位置ならまぁある程度原作を遊んでおく必要がある、というのは仕方ない部分ですね。
ナンバリングタイトルでも関係ない作品もあったりするので難しい所ですが、その辺りはゲームに寄るのである程度下調べが必要かもしれませんね。