2月も間近に迫ってきましたが、皆様新作タイトルの発売予定などは把握していますか?購入の予定なども立てておきたい所ですよね。
そんなゲーム、いわゆる基本無料型のタイトルは、ある程度リリース時期は予定されていても、○月○日に配信、と予告される事は案外少ないものです。
今回は突然のリリース開始で話題ともなった作品「遊戯王マスターデュエル」について色々とまとめて行きたいと思います。
遊戯王マスターデュエルとは?
出典:https://store.steampowered.com/
ゲームと一括に言っても、TVゲームやPCゲームだけが全てではありません、中にはカードゲームやボードゲームなど非電源系のゲームも存在します。
そういったゲームも普段遊ぶTVゲームなどとは違う楽しみもありますし、根強いジャンルとして様々な人達に楽しまれています。
そんなカードゲーム、元々は紙などで印刷されたカードを揃えて遊ぶ物でしたが、昨今では「DCG(デジタルカードゲーム)」としてゲーム化などもされています。
「シャドウバース」や「ハースストーン」といったオリジナルタイトルや「マジック・ザ・ギャザリング」をDCG化した「MTGアリーナ」などが有名ですね。
そんなDCGに新たに参入し、早速話題となっているのは「遊戯王マスターデュエル」ですね、配信開始直後から話題となり、ツイッターのトレンドにも関連ワードが多数。
今回はそんな「遊戯王マスターデュエル」について色々と纏めた記事となりますので、まずは「遊戯王マスターデュエル」について紹介したいと思います。
「遊戯王マスターデュエル」は、漫画作品「遊戯王」を原作とする「遊戯王OCG(オフィシャルカードゲーム)」をDCG化した作品となります。
基本プレイは無料で、いわゆるカードパックなどの購入などに場合によっては課金が必要になる、というDCGとしてはオーソドックスな形式。
「遊戯王OCG」の歴史は古く、原作である漫画連載中の1999年からスタートして以降、現在もサービスが続いている息の長いカードゲーム。
世界大会なども開催され、トレーディングカードゲームの元祖「マジック・ザ・ギャザリング」と並んで競技人口の多いカードゲームとも言えるでしょう。
これまでにもこの「遊戯王OCG」を題材とした作品は複数発売されていますが、実際にはゲームルールが違っていたり、収録されるカードが違ったりといった状態。
ほぼ最新の状態のカードが収録され、ゲームルールも全てOCGと同じ、という形でゲーム化されるのは実質的に初と言っても良いかも知れません。
ゲーム的なルールとしては、40~60枚の決められた枠組みの中でカードを組み合わせてデッキを制作して対戦、という内容。
ゲーム中はモンスターを召喚したり、魔法・罠といったカードを組み合わせて戦っていき、相手のライフポイント8000を削り切れば勝利、という流れ。
20年続いているだけあってカードの種類も1万種類を超えるほどの数があり、マスターデュエルでは現在最低でも6750枚が収録済み。
流石に現実で発売されている遊戯王OCGの最新弾まで網羅しているわけではありませんが、基本的にルールは最新の物に準拠していると考えて良いですね。
カードパックを購入するためのジェムもサービスイン直後という事で、最初はかなり多めに手に入りますので、かなりの数のカードパックを購入可能。
特定のカードのみが収録されたパックも用意されていますし、所持しているカードを分解し、そのポイントで未所持カードを生成する機能もあり。
一つ二つデッキを組んで遊ぶ分には困らないレベルだと思いますので、無課金だとしても十分に遊べるのではないかと思います。
遊戯王OCGを遊んでいた、あるいは遊んでいる人は勿論、現実のカードは敷居が高くて二の足を踏んでいた人も、遊びやすく作られていると思います。
現在ではコロナの影響などもあって現実のカードゲームも中々対戦するのが難しい、なんて状況にもなっていますので、DCGを始める良い機会なのではないでしょうか。
Switch版とPC(Steam)版の違いは?
出典:https://store.steampowered.com/
さてさて、リリース開始直後から話題となり、Steamにおける同時接続数もなんと26万人に達するなど一躍人気タイトルとなった「遊戯王マスターデュエル」
上では紹介しませんでしたが、対応するプラットフォームは多岐に渡り……というか、現在主要なハードでは全て遊ぶ事が可能です。
残念ながらAndroid及びiOSのモバイル版は後日配信開始という事で遅れる事にはなっていますが、ゲームをプレイするハード全てに対応。
そして、昨今では気になる「クロスプラットフォーム」にも完全対応しているので、どの機種でスタートしても全てのプレイヤーと遊ぶ事が可能。
勿論、データ連携する事で複数のプラットフォームを利用し共通のデータで遊ぶ事も可能なので、至れり尽くせりという所ですね。
とはいえ、全てのプラットフォームで全く同じ、というわけではなく、プレイするプラットフォームで多少の違いが発生します。
ゲームの内容は当然変わる事はありませんが、プレイ中の動作や操作などに多少の違いがあり、その辺りについても解説していきます。
今回比較対象として取り上げるのはニンテンドースイッチ版とSteam、つまりPC版の違いについてになりますので、プレイする際の参考にしてみてください。
まず、最も多くの人が現在プレイしているであろうPC、つまりSteam版はある意味最もオーソドックスなプラットフォームになると思われます。
こちらでは、快適な動作・美麗なグラフィックでプレイするためにはある程度スペックが必要になりますが、逆にグラフィック設定などを下げる事である程度は対応可能。
また、十分にスペックが足りているのであれば、4K画質にも対応しているので、美麗なグラフィックでゲームをプレイし楽しむことができます。
操作も基本的にはマウスキーボードになるのでプレイしやすく、ゲーム内チャットは勿論、Discordなどの外部アプリでボイスチャットがやりやすいというのも利点。
そしてニンテンドースイッチ版、こちらは現在モバイル版が配信待ちという状態になっている都合上、唯一携帯機で遊べるハードという感じですね。
TVモードに繋げば大画面で遊ぶ事が可能ですし、携帯機モードでは寝転がりながらでも気楽に遊べ、ネット環境が存在するなら外でも遊ぶことが可能。
難点としてはいわゆる4Kに対応しておらず、ともかくグラフィックなどにこだわって遊びたい人には不向きである、という所でしょう。
実はタッチ操作にも対応しているのでプレイ自体はしやすく遊びやすいのですが、配信直後の現在、少々ゲームの動作が重たくカクつく事があるのが難点。
この辺りは今後のアップデートなどで対応される可能性もありますので、今後に期待、という所ではないかと思います。
今後モバイル版も配信が予定されているわけですし、修正・調整が行われるのではないかと思われますので、今は多少我慢という感じでしょう。
現時点で存在する違いと言えそうな所はこんな所で、違いというよりはメリット・デメリットの方が正確かも知れませんね。
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プレイするならどちらがオススメ?
出典:https://store.steampowered.com/
さてさて、様々なプラットフォームでも配信され、新たな決闘者も増えていきそうな「遊戯王マスターデュエル」ですが、データ連携なども完備しています。
では、いざゲームを始めるとなった場合、今回の記事内で取り上げた「ニンテンドースイッチ版」と「Steam版」ではどちらがオススメか、という話題。
一応これから「遊戯王マスターデュエル」を始める人向けに、独断と偏見でオススメのプラットフォームとその理由を書いていきたいと思います。
まず結論から言えば、やはりオススメはSteam、つまりPC版になるかな、と思います、これについてはまず「操作性」ですね。
主にゲームをプレイする際にはマウスで操作する事になるわけですが、他ハードのコントローラー操作に比べて大分操作がしやすいです。
やはりコントローラーでカーソルをあわせて操作、よりはマウスで直接操作してプレイする方がより直感的に操作できるのは間違いないですね。
4K画質に対応している、というのはまぁ高スペックのゲーミングPCなどを持っていないと意味がないといえばないですが。
また、プレイする人全員にメリットとなるわけではありませんが、もしゲーム動画の配信などを行うのであればやりやすいのはPC版になるでしょう。
強いて問題点を挙げるとするならば、課金の際にPC版ではクレジットカードなどが必要になるため、多少敷居が高くなる、という難点はあるでしょう。
まぁSwitchでも課金する際には似たような事になるので、これはもうデメリットらしいデメリットとも言いづらい気もしますし、課金を考えていない場合は関係なし。
この辺りに関してはちょっとした程度の手間だと思うので、あまり深く考える必要はないとも思いますが、一応注意点ではある、という感じでしょうか。
強いてもう一つ理由を挙げるとすれば、プレイヤーの環境次第ではありますが、PCの方が有線LAN接続などがしやすく、回線を安定させやすいという点でしょうか。
当然オンライン対戦の最中に回線落ち、といった事になれば降参した扱いになり、本来手に入るポイントなどが手に入らなくなります。
白熱した対戦の最中、勝てそうな所まで行ったのに回線落ちで負け、では興ざめも良いところですし気をつけておきたい所。
ただこういったプレイ環境的な部分以外での違いはほとんど無いと言っても良いですし、Switchで遊ぼうがPCで遊ぼうが回線落ちなどがなければ関係ありません。
ですので、結局色々と書きはしましたが、あくまで筆者的にオススメなのはPC、というくらいで遊びやすいハードで遊ぶのが一番だと思います。
上でも解説していますが、より手軽なモバイル版の配信も予定されていますし、そちらを待ってプレイ開始、というのもアリだと思います。
遊戯王マスターデュエルまとめ
- 遊戯王OCGがDCG化!無課金でも十分遊べる!
- 4K画質対応など以外では違いはナシ!データ連携も完備!
- オススメはPC!モバイル版配信を待つのもあり?
昨今はカードゲーム業界も色々大変だなぁと思う状況ではありますが、こういったDCGも配信というのは流れとして続きそうですね。
遊戯王は歴史が長いだけに情報量も膨大なので、新規プレイヤーにとっては大変な部分もありますが、遊んで見る価値はあると思います。