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オンライン型の対戦ゲームにおいて、いわゆるプレイヤーの格付けというものはどうしても発生してしまうものですね。

実力が近い人同士を対戦させる、いわゆるマッチングにも関わる部分ではあるので現在ではごく当たり前の物ともなっています。

今回は新たなシステムとなって賛否両論を呼んでいる「スプラトゥーン3」の「ウデマエ」についての解説などを纏めていきたいと思います。

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スプラ3ウデマエについて解説!


出典:https://www.nintendo.co.jp/

対戦型のゲームを遊ぶ際、プレイヤーの実力を示す指標となるシステム、というのは結構多く見かけると思います。

最近発売されたばかりのスプラトゥーン3にも「ウデマエ」と呼ばれる、シリーズではお馴染みのまさに腕前の指標となるシステムが存在しています。

 

このウデマエ、スプラトゥーン3になって仕様が変更された事が賛否を呼んでいる、という状態になっているので、まずは解説から始めたいと思います。

「ウデマエ」は、スプラトゥーン3において「バンカラマッチ」をプレイしていくと貯まるポイントに応じて上昇していく格付けのようなものです。

 

格付け的には「C-、C、C+」→「B-、B、B+」→「A-、A、A+」→「S、S+0~50」という感じで上がっていくシステムになっています。

システム的には色々と変更されており、まずこの「ウデマエ」は前作「2」までは、各ゲームモード毎に存在していました。

 

しかし「3」では単純に「ウデマエ」というシステムとして統一され、バンカラマッチ内であればどのゲームを遊んでもポイントが取得できるようになりました。

その他「バンカラマッチ」内で「チャレンジ」と「オープン」という2つの遊び方が区分けされ、チャレンジの方がポイントが多く稼げるといった違いも出てきました。

 

また、最大の変更点としては「ウデマエ」の降格というシステムが無くなった、という点ではないかと思います。

「2」までは、一定以上のポイントを溜める事ができれば昇格、という一方で、連敗などでポイントが減り続けてしまった場合、ウデマエが下がってしまうシステムとなっていました。

 

今作ではこのシステムが撤廃され、一度上がったウデマエは下がる事がなくなったため、仮に連敗したとしてもウデマエの上下を気にする必要がなくなりました

上がる分にはまぁ良いですが、単純に連敗する事でウデマエ降格、となるとどうしてもストレスに感じていた人も多いと思うのでありがたい話だと思います。

 

代わりに、今作では「シーズン制」が導入され、3ヶ月毎に一区切りとして、ウデマエがリセットされるという方式に変更されました。

まぁリセットされるといっても、正確には「一度でも上がった事のあるウデマエ」から「2段階下がった状態」になって新シーズンを遊ぶ、という感じですね。

 

ウデマエを気にしなくて良くなった所もありますし、シーズンの切り替え時にはそれまで使っていなかったブキを試してみたりするのも面白いかも知れませんね。

誰でもS+になれる?


出典:https://www.nintendo.co.jp/

さてさて、降格というシステムがなくなった結果、ウデマエに関しては比較的カジュアルに遊びやすくなった、という説明をしました。

では、必ず誰でもS+になれるのか、という今回の記事のタイトルにもなっている話題についても解説していきます。

 

結論から書けば、時間さえ掛ければ、という前提は付きますが誰でもS+に上がる事は可能なシステムになったのは事実だと思います。

とはいえ、ウデマエというランクが降格するという事がなくなりはした物の、そのウデマエに関わるポイントという点では問題は残ります。

 

というのも、普通こういったランク降格等のシステムがないゲームでは、必要なポイントが減る場合でもゼロになったらゼロのまま進行するという事が多いです。

しかしスプラトゥーン3では、ランク降格はしなくとも、このポイントがゼロではなくマイナスの数値まで落ち込む事もあるわけです。

 

そういった状況が発生するがゆえ、結局ある程度は連勝してポイントを大きく稼がなければいけないタイミング、というのがあったりするわけです。

また、このウデマエが例えばCの区分からBの区分に上がる際などは、一人でチャレンジモードに挑戦しなければなりません。

 

極端な話ではありますが、上手い友人とチームを組んで「おんぶに抱っこ」状態で上のウデマエに上がるような事は出来ないわけです。

このチャレンジモードでは、そもそも挑戦する際に一定のポイントを参加料として支払わなければならないため、負けてしまえば当然ポイントが減る事になります。

 

結局の所、ウデマエ降格というシステムがなくなっただけで、練習してプレイヤー自身が上手にならなければ勝率も良くならない、という点は変わっていません。

実際、何も考えずにだらだらとプレイを重ねればウデマエS+になれる、というような状態にもなっていませんので、そこまで簡単ではないとも言えます。

 

カジュアルに遊んでいるだけ、というプレイヤーも間違いなく居ると思いますし、そういった人達も例外なくウデマエS+まで行けるか、と言われれば答えはノーになるでしょう。

そういう意味では、誰でもS+になれる可能性が高くなった、程度で確実になれる、というわけではない、といった感じでしょう。

 

ポイントは少ないですが、じっくりとオープンモードでポイントを溜めるという事も重要になってくると思いますので、焦ってチャレンジばかりを遊ばないようにするのも大事ですね。

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降格なしは賛否両論?


出典:https://www.nintendo.co.jp/

さてさて、ウデマエについては前2作に比べて変更された部分も多く、新規ユーザーよりもむしろ既存ユーザーの方が戸惑う所もあるかもしれません。

そんなシステム変更について「降格がなくなった」という所については、賛否両論様々な意見や感想が出ているようですね。

 

実際に頑張ってプレイしてみてもウデマエが中々上がらず、すぐに降格してしまってモチベーションが下がってしまうというような人にとっては嬉しいという意見。

しかし、時間さえ掛ければどうにかなってしまうのではプレイヤーの実力の指標として意味がなくなる、という意見もありますね。

 

ただ、実際の所、こういった意見はいわゆるガチ勢、と呼ばれるガッツリ遊び込んでいる人と、ライトに遊びたい人の間で温度差があると思います。

意見自体はどちらもまぁ理解は出来る、という感じではありますが、筆者的にはこの降格がナシになったというのは良い傾向だと思います。

 

実際にスプラトゥーン3自体が幅広い年齢層のプレイヤーに遊ばれている事を考えれば、ライトな客層も大事にするべきと言えます

そういった人達がプレイする意欲を削がなくなった、というだけでも降格がナシになった意味合いはあるのではないかと思います。

 

実際に降格はしなくともポイントが減っていく事でマイナスになったりもしますし、また今後やり込んでいる人達のための「Xマッチ」というコンテンツも予定されています。

こちらはS+0以上のウデマエになっている人だけが参加できる、いわゆる上位プレイヤー用のイベント、という感じですね。

 

そういったガッツリと自分の実力を試しながら、真剣勝負のように遊びたい人たちに向けてのコンテンツがあるのなら、特に問題はないと思います。

ゲームがプレイしやすいと感じる人が大いに越した事はないですし、ライトなユーザーもヘビーなユーザーも、棲み分けが出来るような仕組みも予定されているなら尚更ですね。

 

身も蓋もない言い方をすれば、発売からある程度経っても継続して遊んでいるような人は自動的に上手になっていくものでもあるでしょう。

実際に実力が伴わないまま、ゲーム上での「ウデマエ」だけが独り歩きしてしまう、というような事は早々多くはならないのではないかと思います。

 

今後フェスの開催や、ブキの調整なども当然アップデートされていくと思うので、問題があると判断されるならウデマエについても調整される可能性はあります。

何にせよ発売されてまだ1ヶ月も経っていない状況ではあるわけですし、オンライン周りに関係のあるシステムについては今後も様子見という感じではないでしょうか。

 

スプラトゥーン3ウデマエまとめ

  1. 「ウデマエ」には新要素も多数!シーズン制になったのも特徴!
  2. ウデマエ降格はナシ時間さえ掛ければS+も夢じゃない!
  3. ・降格なしは賛否両論!今後調整が入る可能性もあり

こういったランク制を設けているゲームというのはまぁ様々なプレイヤー層が居るので、万人が満足するシステムというのは中々難しいのかもしれません。

とはいえ、実際ライト層が遊ぶ分には遊びやすいシステムになったとも言えるので、悪いことではないのは間違いないと思います。

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