7月も間近に迫ってきた時期で、いよいよ気温が30度を超えたりなど夏が近づいてきたことを実感する日も多くなってきましたね。
そんなタイミングではありますが、今年は何かとリメイク作品や新作の発売など、ゲーム関連の話題に事欠かない印象があります。
今回は新たにリメイクが発売される事が発表され大盛りあがりを見せた「スーパーマリオRPG」についての情報などをまとめていきたいと思います。
目次
スーパーマリオRPGとは?
昨今はユーザー側もメーカー側も、なんだかんだ昔発売されたゲームの「リメイク」に期待しているという所があるのではないでしょうか。
ユーザー側も昔の作品をもう一度遊んだり、あるいは遊んだことがない人が遊ぶ機会を作ったりという方面で利点が多いです。
またメーカー側も、当然出来が良い事がある程度前提にはなりますが、一定以上の売上が見込めるという利点がありますね。
そんなリメイク作品、先日配信されたニンテンドーダイレクトでもいくつか公開されていますが、中でも特に話題となったのは「スーパーマリオRPG」ではないでしょうか。
今回はこの「スーパーマリオRPG」のリメイクについての記事になりますので、まずは原作となる作品について色々解説していきましょう。
「スーパーマリオRPG」は1996年に発売された、マリオシリーズの内の1作品、最大の特徴はタイトルの通り、当時のマリオとしては初のRPG作品であるという所。
マリオといえば2D横スクロールなどのアクションゲーム、あるいはキャラだけを使ったパズルゲームなどが主流でした。
その中で大きくシステムを変更し、マリオたちキャラクターは変えずにストーリー性の強く押し出されたRPGをプレイできる、という点でもかなり画期的な作品だと言えます。
制作にはいつもの任天堂だけではなく、当時ファイナルファンタジーなどでRPGに定評のあったスクウェア(現スクウェア・エニックス)が共同制作しているのも特徴。
そのためマリオらしいアクションを取り入れたシステムなども盛り込まれていつつ、基本的にはファイナルファンタジーっぽいシステムが盛り込まれています。
マリオシリーズのキャラクターといえば今や個性的な人格を持ったキャラクターとして描写される事が多いですが、ピーチ姫やクッパなどのキャラクターが概ね固まったのもこの作品。
更にプレイアブルキャラクターとしてクッパが味方として登場する作品も、この「スーパーマリオRPG」が初、となっています。
このようにマリオシリーズでも初、という要素が色々と盛り込まれている作品だけに、思い出に深く残っているというゲームファンも多いことでしょう。
また、キャラクターとしてはこの作品オリジナルのキャラクター「マロ」や「ジーノ」など、やはり印象的なキャラクターも生み出しており、異色ながらも名作といっていいですね。
その他、スーパーファミコン本体が4,000円安く買えるクーポンが付属する、といったキャンペーンやパックンが歌うCMソングなど、何かと話題には事欠かない作品。
この作品が新たにリメイクされる、という事で、発表の際にはプレイした事がある人は勿論、存在自体は知っているという人もかなり驚いたのではないでしょうか。
今回のリメイクをきっかけに遊んでみるのは非常におすすめなタイトルでもありますので、未プレイの人は是非購入などを検討してみてはと思います。
リメイクと過去作の違いは?
さてさて、過去に発売されたSFCのゲームの中でも、未だ名作と名前を挙げる声も多い「スーパーマリオRPG」は、注目度も高いのが見て取れますね。
今回のリメイクに際して当然気になるのはやはりリメイク作品の宿命でもある「原作との違い」についてではないかと思います。
そのため、あくまで現状出ている情報などから推察した話も多分に含まれるのには注意が必要、と前置きしておきたいと思います。
今回のリメイクに関して、基本的には原作の雰囲気を大切にしてグラフィックをリメイクした、というのがメインになるようです。
単に昔のグラフィックを補正してHDリマスターした、というような内容ではなく、グラフィック自体は新しく描き起こした新規のモノになっているようです。
とはいえ、キレイなグラフィックに描き直されているものの、当時の「原作」同様独特なデフォルメ具合や質感自体は再現されている、という感じ。
つまり、当時の画質を現代で見ても違和感のないように調整し直した、という感じのグラフィックになっているのが特徴でしょうか。
その他、今作の特徴でもある戦闘中の「アクションコマンド」を成功させる事で「敵全体に攻撃できる」という新要素がプラスされています。
また、このアクションコマンドを成功させ続ける事で「チェイン」という効果が発生し、様々な恩恵を受けられるようになる、との事。
戦闘システム自体に大きな変更点はないのですが、この辺りの追加要素に関しては単純にゲームテンポも良くなりそうですね。
その他の点では、ありえるとしたら「テキスト関連の修正」がリメイク版であるかどうか、という感じではないかと思います。
というのも、スーパーマリオRPGの原作が発売されたのはもう27年も前の話、当ブログを読んでくださっている人の中には生まれていなかった人もいるのではないでしょうか(笑)
とまぁそれぐらい古い作品ゆえ、当時の時代ゆえに許された「パロディ」的な内容のテキストなどもゲーム中に存在しています。
この辺りに関しては、そのゲームの特色ともなり得るのであまり変えて欲しくはない反面、権利関係などがしっかりしている現代では怒られてしまいそうなモノもあるでしょう。
そういったいわゆるパロディネタなどに関してはリメイク版に置いて差し替えられたり、という事もありえるのかなと思います。
ある意味では、ファンが求めていた通りのリメイク作品、という形で落ち着きそうな雰囲気でもありますし、それほど違いについては意識しなくても良いのかもしれません。
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新要素などを予想!
さてさて、ここからは、あくまで公式の情報ではなく、リメイク作品などにお約束の新要素などについて、予想をしていきたいと思います。
ただまぁ上でも書いた通り、グラフィック周りの整備などがメインとなりそうなリメイク作品だけに、新要素に関してはそれほどないかもしれません。
少なくとも、現時点で公式サイトなどを見る限りでは、リメイクにあたっての追加要素・新要素などについては戦闘関連以外に押し出された紹介は行われていません。
仮にこういった新要素などが存在しているのであれば、公式サイドで紹介しない事は流石にないのでは、とも思えますね。
そういったところを考えると、分かりやすくリメイク版で追加されるような要素はなさそう、と見るのが自然ではないかなと思います。
その上で「新要素」がリメイク版にあるとすれば、以下のような要素はありえるかなと思います。
■「原作」には居なかった隠しボスの追加
こういったRPG系のリメイク作品などでよくある要素といえば、やはりやり込み要素の追加ですが、分かりやすいのが「新ボス」の追加ですね。
ネタバレになるので詳細は省きますが「スーパーマリオRPG」にも当然「隠しボス」に該当する敵が存在しています。
これとは別に、新しくリメイク版で戦えるようになる「隠しボス」が追加される、というのは可能性としてはそれなりにあるのではないでしょうか。
■新装備・アイテムなどの追加
細かい要素なので公式からはあまり紹介されないかもしれない、とも予想できる追加要素としてはアイテムや装備などの追加ですね。
RPGという都合上、ゲーム中で使用できるアイテムや装備というのはご褒美にもなりますし、これをコンプリートするのもある意味やりこみ要素。
シナリオなどの追加などがない分、こういった部分での追加要素があるというケースは珍しくないので、色々追加されている可能性はあるかなと思います。
■新しい仲間キャラクターの追加
これに関しても、やはりRPG系などがリメイク・移植された際などにありがちな要素ではありますが、マリオシリーズには多数のキャラクターが居ます。
これまでに登場していたけれども、仲間に加わることが無かったキャラクターが新たに仲間メンバーとして追加、という可能性はありますね。
これもまたネタバレになってしまうので伏せますが、原作では居るのに仲間にはならなかったあのキャラとかあのキャラとかに期待がかかります。
と、まぁこのような感じではないでしょうか、これもあくまで予想でしかありませんし、可能性自体はそこまで高くないかなと思いますが。
少なくとも、大きくシナリオ面での追加などはなさそうなので、新要素などがあると仮定してもこの辺りのオマケ的な要素が限度かな、と思います。
まぁ上で紹介した「アクションコマンド」における追加や「チェイン」システムの存在などで、結構プレイ感自体が変わりそうなのも事実。
それほど大きな追加要素自体はなくとも、十分に楽しめる出来にはなっていそうなので、この辺りはあってもなくても、という感じかもしれませんね。
とはいえ、隠しボスなどのやり込み要素などが追加される可能性自体は十二分にありえるので、原作をプレイした事がある人はその辺りも是非チェックしてみてください。
スーパーマリオRPGリメイクまとめ
- 任天堂とスクウェアがタッグ!マリオ初のRPG作品!
- リメイクでアクションが強化!グラフィックも美麗に!
- 大きな新要素は戦闘面のみ?隠しボスなどは追加の可能性あり!
こういった過去の名作系ゲームがリメイク、となるとやはりプレイした事のある人が盛り上がるのは当然として、知らない人にも遊んでほしくなりますね。
マリオRPGは特にマリオの中でも比較的珍しいゲーム性の作品、という事もありますし、普段RPGを遊ばない層にもおすすめできるかもしれません。