2024年1月も、早くも下旬、新作タイトルの発売などに期待していたら、突然驚異的な勢いで売り上げを伸ばすおばけタイトルが出現しました。
連日SNSなどで話題に挙がるタイトルというのは、相乗効果で売り上げを伸ばしていく事が多いですが、今回の記事の主題もそんなタイトルですね。
というわけで今回は、発売4日で600万以上の売り上げを叩き出した新作タイトル「パルワールド」についての解説を纏めていきたいと思います。
パルワールドとは?
ゲームというのは、発売前から大きな話題を呼び、期待を持って発売が待たれる大型作品もあれば、突如として注目が集まるタイトル、というのもありますね。
特にいわゆるインディーズ系のゲームでは、配信が開始されて瞬く間に話題となり、人気タイトルとなる作品が時折生まれる印象があります。
今年2024年も、1月からそんな突然発売されて話題となり、あっという間に注目作となったタイトルがありますが、それこそが今回の記事の主題「パルワールド」です。
今回はこの「パルワールド」についてあれこれと解説していきますので、まずは「パルワールド」がどんな作品なのかを解説していきましょう。
「パルワールド」は、ポケットペア社が開発した「オープンワールド・サバイバル・クラフトゲーム」となっており、現在爆発的な売れ行きを見せている作品です。
プレイヤーは舞台となる「パルパゴス島」と呼ばれる島に降り立ち、そこに生息している「パル」と呼ばれる不思議な生物を捕まえたりしながらサバイバルを行う、というゲーム。
このパルは時に自分のパートナーとして戦闘を行わせたり、時に素材にするために解体してしまったりと、可愛らしさとは打って変わって無駄にリアルな所も特徴の一つ。
こういったオープンワールド型の作品で、いわゆるクラフトなどを行いながらサバイバルする作品という物は中毒性も高く、人気のほどが伺える作品でもありますね。
オンラインマルチプレイにも対応しており、4人協力プレイの他、サーバーを利用して32人同時プレイなども行えるようになっています。
ゲーム自体の発表は2021年時点で行われており、正式に配信を開始したのはつい先日、2024年1月19日となっています。
現在はXbox Series X/S、Xbox One、Windows、Steam向けで配信が行われており、他のハードへの移植などの予定は不明となっています。
ちなみに、同社が開発したタイトルとしては、ともかく色々な物をクラフトして、無茶苦茶な遊び方ができる、として話題となった「クラフトピア」が存在しますね。
その事も手伝ってなのか、非常に話題性は強く、今回の「パルワールド」もかなり自由度の高い作品として人気が出ているようですね。
公式的な発表では発売4日間の間に600万以上を売り上げ、Steamでの同時接続数は、Steam史上歴代2位となる185万人を記録した、との事。
昨今、突然バズッた作品というのは思い当たる物もそこそこにありますが、勢いという意味ではかなりの物があるのではないでしょうか。
ゲーム性に関してはArkなどに近いものもあるので、このタイプのゲームが好きな人は多いと思いますし、未経験な人はパルワールドからプレイしてみるのもアリではないでしょうか。
PCとXBOXではどちらがおすすめ?
さて、まさに人気爆発、という文言がぴったりなパルワールドですが、現在配信されているのはSteamなどのPCと、Xbox系のみとなっています。
こういう配信のされ方をする日本産のゲームというのはちょっと珍しい気もしますが、遊ぶ上ではどちらの方が良いのか、という点について解説していきたいと思います。
まず、現時点での話ですが、Steamと、他のXbox系などでの、ハードをまたいだオンラインプレイ、つまりクロスプレイについては未対応となっている点が注意点の一つ。
ただし、こちらは公式のDiscordサーバーにて、将来的には対応する予定はある、という発表もされているのであくまで現時点では、という感じでしょうか。
ただまぁ、オンラインプレイの人口などを考えると、Xbox版よりはSteam版の方が人も多く、プレイしやすい、という側面があるのは間違いないかもしれません。
そういう側面を考えた上で、プレイが捗るのはPC版の方、と言いたい所なのですが、問題点としてはスペックが立ちはだかる、という所でしょうか。
パルワールドはUnreal Engine 5を利用して制作されている事もあってか、推奨されているスペックは驚くほど高めに設定されています。
まぁ最大で32人の同時プレイなども可能なゲーム性を考えると、ある程度はスペックが要求されるのも仕方のない部分でもあります。
快適にサクッとプレイをしたい、という条件を考えるのであれば、スペックに左右されないXbox版を遊ぶ方が安定はするかもしれません。
あとはやはり、こういったゲームではつきものとなる「MOD」の存在を重要視するかどうか、という所も重要ではないかと思います。
案の定というか、これだけの勢いで流行った作品だけに、早速MODの話題などが出ていますし、そういった面もじっくり楽しみたいのであればやはりPC版の方が魅力的です。
要求されるスペック、という問題点を除けば、基本的にはPC版を遊ぶ方が、色々な利点のある作品なのではないかと思います。
そういう意味で、筆者的におすすめなのはPC版ではありますが、将来的にクロスプレイに対応する予定、という所も含め、どちらを選んでも問題はないのかもしれません。
遊べる環境が揃っている方で遊ぶ、という方面でも十二分に楽しめる作品だとは思うので、自分の環境に合わせて購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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ノートPCでもプレイはできる?
さて、人気も沸騰中、という事で、様々な方面から注目を集める異色のダークホース「パルワールド」ですが、上でも解説したようにPC版の方が一応おすすめです。
しかしながら、毎度の事ではありますが、PCというのはスペックの壁という物がありますし、決してコストパフォーマンスが良い物とは言い難い側面もあります。
何よりハイスペックなゲーミングPCなどを購入しようと考えると、物理的に設置スペースが必要になるといった問題があるわけですね。
それを解消できるのはノートPCという選択肢なわけですが、パルワールドはノートPCでプレイが可能なのか、という問題に再びぶち当たる事になります。
これは、結論からいえば、別にノートPCだからプレイが不可能である、という事はありません、とはっきり明言しておきましょう。
なぜなら、今現在のPC事情では、ノートPCでも十分なスペックを備えた「ゲーミングノート」などと呼ばれる種類のPCも存在しているからです。
ゲーミングノートはノートPCながらしっかりとしたスペックを搭載した物であり、価格は当然それ相応の価格にはなりますが、ゲームを遊ぶという点では問題がありません。
まぁPC自体の寿命という観点を考えると、どうしてもノートの方が経年劣化が早い、といった問題がないわけではないですが、今回は割愛。
ともかく、ノートPCであってもスペックさえ満たしていれば十分に遊べますし、ゲームパッドの接続なども問題なく行う事が可能です。
もし、まだゲーミングPCなどを持っておらず、パルワールドを遊ぶためにPCの購入まで検討するのであれば、ノートPCの購入も視野に入れてみてはいかがかなと思います。
参考程度に、Steamに掲載されているパルワールドの推奨PCスペックは以下のようになっています。
・64 ビットプロセッサとオペレーティングシステム
・OS: Windows 10 以降
・プロセッサー: i9-9900K 3.6 GHz 8 Core
・メモリー: 32 GB RAM
・グラフィック: GeForce RTX 2070 以上
・DirectX: Version 11
・ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
・ストレージ: 40 GB の空き容量
と、こんな感じですね、スペック的には超ハイエンド、というわけではありませんが、現在の仕様から見るとミドルクラス以上は必須、という感じでしょうか。
とはいえ、ゲーミングノートでも十分まかなえる程度のスペックではあるので、もしノートPCを購入する際はこのスペック表を参考に、これ以上の物を用意するようにしましょう。
PCのスペックというのは、基本的に低くて困る事はあっても、高くて困る事はありません(お財布が困るというツッコミは抜きにしますが)
ここで記載されているスペック以上のPCであれば、ノートであってもデスクトップであっても、ゲームを快適に楽しむ事はできますので、心配の必要はありません。
ドスパラなど、各PCを取り扱っているショップブランドでも、ゲーミングノートPCというカテゴリが存在しているので、そちらをチェックしながら検討してみてはいかがでしょうか。
パルワールドまとめ
- 不思議な生き物とサバイバル!なんでもありの自由度がウリ!
- クロスプレイは現在不可!オンラインも考えるとPC版がおすすめ!
- ゲーミングノートなら十分プレイ可能!購入の検討をするのもアリ!
連日関連ワードなどがトレンド入りするなど、爆発的な売り上げを残して2024年早くもダークホースタイトルとなった「パルワールド」
とりあえず遊んで見る、というのにもちょうど良い価格帯の作品、という事もあるので、気になるのであればまず遊んで見るのがおすすめかなと思います。