新年もあけまして、皆様年末年始の休みはゆっくり休めたでしょうか、あるいは親戚づきあいなどで意外と疲れてしまった人も多いかもしれません。
とはいえ今年も楽しみなタイトルの発売予定は盛りだくさん、新作から過去作のリメイク・移植まで様々な作品が待ち受けているので楽しみにしていきましょう。
今回は、1月に発売が予定されている名作の移植「逆転裁判456王泥喜セレクション」についての解説などを纏めていきたいと思います。
逆転裁判456王泥喜セレクションとは?
皆様、あけましておめでとうございます、2024年になりまして、そろそろ年末年始のお休みモードから、仕事始めとなった人も多い頃でしょうか。
そんな時期ではありますが、今年発売のタイトルは早くも今月から注目したいタイトルが多く、ゲーマー的にはやはり時期も季節も関係なし、という感じです。
今月発売となるタイトルの中で注目したいタイトルといえば、人気シリーズの移植作である「逆転裁判456王泥喜セレクション」ではないかと思います。
今回はこの作品についてあれこれ解説していきますので、まずはタイトルについての紹介と、シリーズについての軽いおさらいからスタートしていきましょう。
「逆転裁判456王泥喜セレクション」は、その名前の通り「逆転裁判」シリーズの中から、ナンバリングタイトルの内「4・5・6」の3タイトルをセットにしたコレクションタイトルです。
逆転裁判シリーズは、ゲームの中でも珍しい「法廷」を舞台としたゲームとなっており、証拠などを突きつけて事件の犯人を暴く、というミステリー要素も強い作品。
とはいえ現実の法廷ほどお硬い雰囲気ではなく、アニメなどを見ているように楽しめる作品となっているのも特徴です。
特に「異議あり!」と勢いよく証拠を突きつけたりするシーンは、プレイした事がない人でも知っている、という人も多いのではないでしょうか。
4~6のタイトルは、逆転裁判のナンバリングタイトルの中でも、いわゆる「主人公交代」が行われた作品でもあり、新主人公「王泥喜法介」が基本的にメインとなります。
とはいえ、シリーズお馴染みの「法廷」を題材とした独特の世界観や、捜査パートなどの評価は高く、相変わらず人気は落としていない作品ですね。
今回の「王泥喜セレクション」はニンテンドースイッチやPS4などで発売され、地味に機種を跨いでしまっていた作品がひとまとめで遊べる、というのが大きなポイント。
実質的に前作にあたると言ってもいい「逆転裁判123 成歩堂セレクション」などと合わせて、逆転裁判の魅力が詰まった作品となっています。
実際、このセレクションシリーズを買えば、ナンバリングタイトルは全て揃う、という利点もあるので、プレイした事があるという人は勿論、そうでない人にもおすすめ。
ゲームとしてのボリュームもしっかりとありますし、ストーリー性の強い作品でもあるので、じっくりとナンバリングを楽しむ事が可能です。
年末年始でまだまだ大型のタイトルに手を出すのはちょっと……という人が、ゆったり遊ぶのにも向いている作品なのではないかなと思います。
原作との違いや追加要素はある?
さて、上でも解説した通りナンバリングの内「4~6」がひとまとめになった「王泥喜セレクション」で、逆転裁判のほとんどは最新ハードで遊べるようになりました。
原作からハードが変わっている事で、追加要素や違いも当然発生していますので、その辺りについてもしっかりと解説していきたいと思います。
まず、最大のポイントとしては携帯機ハードから別ハードに移植された事により、高画質化が行われている、という所ですね。
これに関しては実質的な前作「逆転裁判123 成歩堂セレクション」と同様で、システム的にも色々と便利な機能が新たに追加されています。
ドラマのように楽しめるオートモードの搭載や、既に調べた所にチェックマークがつくといったプレイのしやすさの向上も図られています。
また、ナンバリング毎で一部仕様が違っていた部分の統一化(4にはなかったバックログの追加など)も行われているため、遊びやすくなっている、という感じですね。
このように原作を単にポンと移植したわけではなく、しっかりと遊びやすくしている、という感じではあるので、原作を遊んだことがある人も気分を一新して遊べると思います。
ただし、ゲームの内容的な部分では、残念ながら追加要素や追加エピソードといった、新規要素は存在していません。
当時販売されていたDLCによる追加エピソードなどはしっかり導入されているので、そこは安心して遊ぶ事ができますが。
ここまで解説したのは、移植前の「原作との違い」についてですが、シリーズとしては前作となる「逆転裁判123 成歩堂セレクション」との違いは、当然ストーリーやキャラクター面です。
上でも触れていますが、4以降は一応主人公が交代されており、当然それに伴って登場するキャラクターも一新されている部分があります。
一応3までに登場したキャラクターの一部が続投して登場する、という事もありますが、その辺りに関しては好みが分かれる所もあるでしょう。
1~3までのキャラクターが好きだった、という人の場合、4~6は物足りない、と感じてしまうという事もあると思うので、一応注意、という感じですね。
とはいえ、しっかりと続編として世界観は地続き、ストーリーの繋がりなどもあるので、シリーズ経験者なら楽しめるようにはなっています。
やはりナンバリングタイトルを全て、通して最新ハードでも遊べるようになる、という所が非常に大きなポイントになる作品なので、購入する価値はあります。
シリーズが気になったのであれば、前作(123)と合わせて購入してみるのもアリ、という感じではないでしょうか。
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前作(123)は遊んでおくべき?
というわけで、前作・および移植前の作品について、解説が終わった所で、今回の記事の締めとして「逆転裁判123 成歩堂セレクション」にも触れておきましょう。
こちらはタイトルでも分かる通り、逆転裁判のナンバリングから1~3を纏めたタイトルとなっており、主人公も代表的なキャラクターの「成歩堂龍一」を主人公とした作品です。
直接的にこちらの作品を遊んでおかないと456で分からない話がある……というわけではありませんが、そこはやはり続編です。
456であっても成歩堂龍一は登場しますし、なんだったら6では王泥喜と成歩堂の「W主人公」といった感じのシナリオ構成になっています。
これらの事を考えれば、やはり王泥喜セレクションからスタートして遊ぶよりは、しっかりと成歩堂セレクションから遊んでおく方が、シリーズ自体を楽しみやすいと思います。
ストーリー的に連続した内容はほとんどなく、基本的には一作毎で楽しめるようになっている作品群ではありますが、プレイしておいた方がより楽しめるのは間違いないでしょう。
現在は「逆転裁判123 成歩堂セレクション」以外にも、外伝的タイトルである「大逆転裁判」などがセットになった商品なども登場しています。
これを機に、逆転裁判シリーズを順々に遊んでいく、というのも難しくないので、できれば同機種で揃えてみるのもアリではないかな、というのが筆者の意見ですね。
まぁとはいえ、6作もあるわけですから、気長にシリーズを追いかける、という感じでゆっくりと遊んでいくのが良いのではないかと思います。
必ず123を遊んでおかないと456が楽しめない、という程ではないと思うので、456を遊んでみて、それから興味があるなら123をプレイ、と逆行してもいいでしょう。
何にせよ、シリーズ作としてしっかり全ての作品が最新機種で遊べるシリーズ、というのは案外多くはないので、逆転裁判シリーズは恵まれている方ともいえます。
高画質化・機能の最適化などで遊びやすくなっても居るので、当時携帯機で遊んでいた人も、そうでない人にもおすすめできるのが強み、という所です。
王泥喜セレクションの発売前に、まず成歩堂セレクションを遊んで見るのは非常におすすめなので、興味があるのであれば是非、遊んでみてくださいね。
逆転裁判456 王泥喜セレクションまとめ
- 人気法廷ゲームコレクション!ナンバリング456がセットに!
- 原作から高画質化・機能など多数追加!新シナリオなどは流石になし!
- 123から遊んでおくのもおすすめ!最新機種でシリーズ制覇もアリ!
昨今では、携帯機ハードで発売された名作シリーズなどが、こういったコレクション形式で発売される、というケースが多くなってきました。
それだけファンが喜ぶ方法でもありますし、触れる機会を逃していたシリーズなどを遊べる良い機会なので、是非注目しておきたいですね。