今月は何かと注目タイトル、大型タイトルの発売が多い印象ですが、秋も深まってきた印象ですし、長い夜にはちょうど良いのかも知れません。
大型のタイトルで盛り上がるのももちろんありですが、複数人でも、一人でもじっくり腰を据えて遊べるタイトルにも注目したいところ。
今回は、そんなマルチでもソロでも楽しめるインディーズタイトル「コアキーパー」についてと、各ハードでの違いについて解説していきたいと思います。
コアキーパーとは?
10月も下旬に差し掛かり、色々と新作タイトルなどで遊んでいる人は多いと思いますが、今月はともかく大型タイトルの発売が多かった印象ですね。
一方で、大型タイトルというわけではないものの、地味に注目されていたインディーズゲームがSwitchに移植されるなどもあり、ゲーマーとしては遊ぶタイトルに困らなかった印象です。
今回は、そんなインディーズゲームとして注目を集めていたタイトルの一つである「コアキーパー」について解説していきたいと思います。
まずは「コアキーパー」がどんな作品なのか紹介していきますので、気になる人は是非参考にしてみてください。
「コアキーパー」とは、美麗なドット風アニメで描かれる世界を舞台に冒険する、サンドボックス型のアドベンチャーゲームです。
プレイヤーは忘れ去られた未知の洞窟を冒険する探検家となり、資源を手に入れて様々な道具を作ったり、武器を作ったりしながら洞窟を探検していくという内容です。
まぁわかりやすく言うのであれば、舞台を洞窟に移したマインクラフトや、テラリアのようなゲームだと思っていただければ伝わりやすいかなと思います。
とはいえ独自性も強く、ゲーム性も結構違うのであくまで雰囲気はそんな感じ、というだけで、マイクラなどを遊んだことがない人も楽しめると思います。
舞台こそ洞窟の中ではあるものの、光源を作って植物を育てたり、自動化した基地を作ったりと、サンドボックスらしく自由度の高いプレイができるのも魅力の一つ。
更に、ソロで遊ぶのもよしですが、オンラインを利用することで最大8人でプレイでき、より大規模な冒険を繰り広げることも可能。
当然、洞窟内には未知の生物や怪物も存在するので、戦闘要素もあり、単に平和な洞窟探検だけを楽しめるというわけではないのも特徴です。
元々2022年にはSteamにてアーリーアクセスを開始していたタイトルですが、2024年になってから各コンシューマーハードに発売。
PS4・PS5版は8月に発売されていたのですが、Nintendo Switch版が遅れる形で10月に発売、様々なハードでも楽しめるようになりました。
海外製のタイトルではあるものの、日本語にもしっかりローカライズが行われているので、そこは安心してプレイすることができます。
マイクラやテラリアなどのタイトルが楽しめた人であれば、間違いなく楽しめる作品なので、また時間泥棒なゲームが増えてしまったのかもしれません(笑)
各ハードに移植されている、という点も遊びやすさに繋がっていますし、価格もそれほど高い作品というわけではないので、興味があれば是非遊んでみて欲しいタイトルですね。
それぞれのハードでの違いは?
さて、様々なハードに移植が行われているコアキーパーですが、それぞれのハードで違いなどがあるか、という点についても当然気になるところだと思います。
今回も各ハードでの違いについて解説していきますので、購入・プレイする際の参考にしてみてください。
とはいっても、当然ながら昨今のゲーム事情的に、ゲームシステムや内容自体はどのハードで遊んでも同じなので、そこは安心して平気です。
最初に発売されたのがSteamというところもあって、一応注意しなければいけないのは「操作方法」でしょうか。
Steamは元々ゲームパッドにも対応している上、キーボード及びマウスでのキーマウ操作にも対応しています。
しかし、コンシューマーハードの場合、キーマウは別個で用意しなければいけない上、対応していていないケースもあるので注意が必要です。
まぁFPSなどのキーマウ操作が有利になる要素があるゲーム、というわけではないので、そこまで気にする必要はないですが、一応操作を気にする人は注意しておきましょう。
また、オンラインプレイについては、現在他プラットフォーム間でのクロスプレイに対応していませんが、今後のアップデートで対応予定があるとのこと。
ただ、これはSteamとEpic Gamesなどの、PCの異なるプラットフォーム間でクロスプレイができるようになる、という話のようにも思えます。
とはいえ、PS5版はPS4と、といった感じでいわゆる「縦マルチ」には対応しているため、そこまで気にならない可能性もありますね。
そして、一番注目するべき各ハードでの違いとしては「マルチプレイ時」の参加可能人数ではないかなと思います。
上では最大8人でのマルチプレイが可能、と紹介しましたが、Nintendo Switch版のみ、最大4人とマルチプレイに参加可能な人数が減少しています。
これはハードのスペック的な部分も関係しているかもしれませんが、一応多くの人数で遊びたい人は注意が必要です。
また、公式的には正式バージョンリリースの時点で、新たなワールドを作成して遊ぶことを推奨していますが、Steam版はセーブデータの引き継ぎが可能。
当然ながら、新たに発売された各コンシューマーハード版へ、Steamのセーブデータを引き継ぎすることはできませんので、ここも注意が必要です。
とまぁ、各ハードの違いについてはこんなものではないでしょうか、ゲームのグラフィックに関してはドット風アニメとなっているので、各ハードでそれほど違いはないでしょう。
やはり各ハード間でのオンラインプレイができないこと、操作方法にキーマウがあるかどうかが一応の差異といったところでしょうか。
とはいえ、ゲーム内容自体への違いはなく、あくまでプレイ感の違いが発生する程度なので、どのハードで遊んでも楽しめるのは間違いありません。
それほどプレイするプラットフォームを気にしなくても良いタイプのゲームでもあるので、その辺りは安心して遊べるのではないかなと思います。
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プレイするならどのハードがおすすめ?
さて、各ハードの違いについて解説した「コアキーパー」ですが、今からプレイするのであればどのハードがおすすめか、という話題で記事を〆にしたいと思います。
ここまで解説してきた内容を踏まえた上で、筆者的にはどのハードで遊んでも問題はないと思いますが、あえておすすめするならSteam版かなと思います。
ゲームとしてはそれほどスペックを必要とするゲームではないですし、キーマウやゲームパッドでの操作方法の選択で、色々と選択肢が多いのが特徴です。
コンシューマーハード版でも十分楽しめる作品ではありますが、なんだかんだで最適化されているのはPC版かなとも思うので、基本はSteamで購入するのがおすすめだと思います。
ただ、発売は11月に延期されてしまいましたが、各コンシューマーハード版は今後「パッケージ版」が発売される予定があるのは見逃せません。
DL版を購入するのが全盛期となっている時代ではありますが、なんだかんだで根強く需要があるのがパッケージ版。
ゲームを買う時はパッケージ版が良い、という拘りがある人なら、11月以降の発売まで待ってPS5版辺りがおすすめかなと思います。
Switch版がダメ、というわけではないのですが、上でも解説したように唯一オンラインプレイの最大参加人数が減少している点がちょっとだけマイナスポイントになっています。
とまぁ一応のおすすめを書きはしましたが、基本的にはどのハードでも楽しめるタイプの作品ですし、各ハードで極端に違いが出るタイプの作品でもありません。
極端な言い方をしてしまえば、自分が遊べるハードで遊べば問題はないタイトルなので、特別おすすめしやすいハードがあるとも言えないタイトルかなと思います。
まぁその上であえておすすめするならSteamかな、というのが筆者の意見ですが、やはり自分の好みで選んでしまって問題ないと思います。
各ハードに移植されているゲーム、というのはこういう時悩んでしまいがちですが、結局のところ、遊べる環境が整っていて、自分が良く遊ぶハードで購入するのが一番です。
PS5を良く遊ぶ人ならPS5、Switchで良く遊ぶ人ならSwitch、PCで良く遊ぶ人ならPC、という感じで選ぶのが一番ではないでしょうか。
コアキーパーまとめ
- 洞窟探検サンドボックスアドベンチャー!各ハードで遊べる注目タイトル!
- 各ハードの違いは大きくはなし!Switch版のみマルプレイ人数が少ない!
- おすすめはSteam版!基本は好みのハードで選んでOK!
大型タイトルとは言い難い作品ではありますが、インディーズの中でも評価が高く、遊んで損をすることはないタイトルですね。
各ハードに早くも移植されている点も遊びやすさ、というところでもおすすめしやすいタイトルなので、サンドボュクスタイプの作品が好きな人は是非遊んでみてください。