ゲームに慣れている人にとってはそこまで気になる事はありませんが、慣れていない人にとってゲームには取っ付きづらい要素も多いです。
特に、コントローラーを使っての操作は、意外と慣れていないと難しく感じる物。それをより直感的に遊べるようにしたWiiなどの功績は偉大ですね。
今回はそんな直感的な操作も含んで遊べる任天堂の新企画「ニンテンドーラボ」についての情報や違いについてを纏めていきたいと思います。
ニンテンドーラボとは?
出典:https://www.nintendo.co.jp/labo/
さて、まずはニンテンドーラボをこれから購入する人に向けて、今回の記事の主題となる「ニンテンドーラボ」についての紹介からスタートしていきたいと思います。
ニンテンドーラボとは、ニンテンドースイッチの遊び方にバリエーションを持たせるものとして発売される、工作用キットの名前です。
ニンテンドースイッチは、2つのJoy-Conを駆使して、様々な動きを感知させる事でプレイできる、いわゆる体感型ゲームが多数発売されています。
これらを補助、あるいはまったく新しい遊び方を追求するために、ユーザー側が色々な形のコントローラーを作る、というのが大きな主目的になっています。
具体的には、ニンテンドーラボのキットはダンボールで出来ており、説明書通りに作るとバリエーション豊かなコントローラー「Toy-Con」が出来上がる、といった感じですね。
内容的には子供の頃自由研究などで作った工作キットに近い物がありますね、大人の人にとってはちょっと懐かしい雰囲気かもしれません。
ニンテンドーラボはJoy-Conやニンテンドースイッチ本体と連動するように作られているので、実際にキットを制作した後は、ゲームを遊ぶのにも使えます。
体感型のゲームが多いスイッチ的には、これらのキットを使ってよりゲームが楽しめるようになると考えると、結構面白い試みなのではないでしょうか。
ちなみに、ダンボールで出来たキット、とは書きましたが、組み立てにはノリやハサミといった物は必要なく、付属しているゴムなどを利用して制作します。
ハサミなどを必要としない、という点については小さなお子様にも安心して遊ばせる事ができるので、配慮が行き届いている、とも言えますね。
また、元々用意されている「Toy-Con」だけではなく、ユーザーが自由な発想でオリジナルの「Toy-Con」を作る事も可能だったりします。
「画面をタッチする」「Joy-Conを振る」といった「入力」と「音が鳴る」「振動する」といった「出力」を線で繋ぐだけで簡単に様々な遊び方を模索する事ができます。
このオリジナルの自作モード「Toy-Conガレージ」を利用して、誰も考えた事がないようなオリジナルな遊び方を考えて見るのも面白そうですね。
バラエティとロボ2つの違いは?
出典:https://www.nintendo.co.jp/labo/
さて、ニンテンドーラボについての紹介が終わった所で、4月20日に発売が予定されている2つのバリエーションの違いについても説明していきましょう。
付属のキットを組み立てる事で様々な遊び方ができる、という風に上で紹介しましたが、4月20日に発売されるキットは「バラエティ」と「ロボ」の二種類。
当然2種類発売されるという事は、組み立てられるキットもまったく別物になるので、興味のある方を購入して遊んで見る、という形になるかと思います。
2つの違いについては、以下のようになっています。
■バラエティキットの特徴
・Toy-Conは「リモコンカー」「つり」「おうち」「バイク」「ピアノ」の5種類が付属。
・付属しているソフトは「Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit」
・釣り竿を使った釣りゲームや、実際にピアノを引くなどの体感ゲームの要素が強い。
・色々な物が入っているので入門編として最適?
・価格は6,980円(税別)
■ロボキットの特徴
・Toy-Conはロボットの一種類のみ付属
・付属するソフトは「Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit」
・巨大ロボットになりきったり、音を変更して怪獣になりきるなどのゲームが遊べる。
・バラエティに比べて大掛かりなキットなので作るのは少々大変そう。
・価格は7,980円(税別)と僅かに高い。
とそれぞれこのような特徴を持っています、一つのもので色々遊べそうなのは「ロボキット」の方ですが、制作が簡単そうなのは「バラエティ」の方、といった所。
バラエティの方はシンプルなゲーム性がウリになりそうですし、まだゲーム慣れしていないお子様などに遊ばせるのにも良さそうな印象ですね。
ロボの方に関しては、キット自体が大きく、完成するToy-Conも少々大きめのようなので、バラエティより少し対象年齢が上がりそうですね。
付属しているソフトもそれぞれ別の内容のソフト、という事なので、どちらのゲームで遊んでみたいか、というのも選ぶ際のポイントになりそうです。
強いて言うなら、ロボキットの方は結構スペースを取りそうなので、片付けの際などに壊さないように注意が必要ではないかと思います。
物自体はダンボールですし、修理も簡単にできる、というのがウリになってはいるようですが、購入の際にはその辺りにも一応気を配った方が良いでしょう。
筆者個人の感想としては、ロボの方がゲーム好きな人にはウケが良いのではないかな、と思います、単純にゲームプレイの幅が意外と広そうですし。
どちらにせよ、子供と一緒に楽しむ、という点においても非常に期待が持てる物だと思いますので、お子様と一緒に工作がてら遊んで見るのが良さそうですね。
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様々な遊び方に期待!バリエーション追加も?
出典:https://www.nintendo.co.jp/labo/
ここまで紹介してきたニンテンドーラボ、どちらかと言えば普段ゲームを遊ぶいわゆる「ゲーマー」よりも、ゲームに親しんでいない子供向けといった印象です。
工作的な要素もかなりありますし、ゲームとそういった要素をかけ合わせて遊ぶ、というのは今までありそうでなかった物、といった感じですね。
とはいえ、体感型ゲームを補助する、という意味合いも含めて、大人と子供が一緒に遊べる、という方向性が狙いなのではないかなと筆者的には感じる所もあります。
自作で作れる「Toy-Conガレージ」に関してはむしろ大人の方が喜んで遊びそうですが、子供だからこそ出来る発想などで色々と新しい遊び方も発見できそうです。
単純にゲームを発売する、というだけではなく、こういった変わったアプローチで遊べるのもニンテンドースイッチの強みの一つではないでしょうか。
特に「Toy-Conガレージ」は、シンプルながらも一種のプログラムに近い物がありますし、こういった所から将来の天才技術者が生まれるかも、なんて期待も出来ますね(笑)
4月20日に発売が予定されているのは上でも紹介した「ロボ」と「バラエティ」の2つだけですが、今後新しいバリエーションが出るのにも期待できます。
というか多分、まだ発表されていないだけで十中八九バリエーションが出るのは確定なのではないかとも思いますが(笑)
何にせよ、新しい遊び方を模索する、という意味で色々と期待感の持てる「ニンテンドーラボ」は今後のバリエーション追加や発表などにも期待。
是非お子さんと一緒に遊んで見るなどして、今までのゲームでは出来なかった遊び方などを研究して見るのが良いのではないでしょうか。
Nintendo Labo まとめ
- 工作とゲームが一体に!スイッチがより遊びやすく!
- バラエティとロボ、それぞれに違い!ソフトもそれぞれ違う!
- 今後のバリエーションに期待!遊び方を研究してみよう!
普段ゲーム慣れしていない子供だからこそ思わぬ発想を生む、といった事もあるでしょうし、色々と面白さや可能性が詰まった企画ですね。
凝り性な大人が遊んでみたら驚きの物が出来上がった、なんてこともありそうですし様々な面で期待したいところです。