子供の頃、ブロックを使って様々な物を作り、自分だけの世界を作り上げた経験がある、という人は結構多いのではないでしょうか。
物理的にスペースを取る事もなく、物を作る楽しさを存分に味わえるサンドボックス型ゲームの傑作「マインクラフト」は正にそういう人達にピッタリです。
今回は、熱望されつつも3DSで発売されない「マインクラフト」と、良く似た「キューブクリエイター」についての情報をまとめていきたいと思います。
9/14 追記
⇒発売されました。
DL版の配信日は本日9/14から。
パッケージ版の発売日は不明です。
クロスプレイで"ニンテンドースイッチ版と一緒に遊べるのか"が気になるところ。。
3DS版マインクラフトの詳細については、後日調べて記事にする予定です!
マインクラフトとは?
出典:https://minecraft.net
まずは今回の主題にもなっているゲーム「minecraft(マインクラフト)」についてのおさらいから始めていきましょう。
「マインクラフト」は「Mojang」が開発している、サンドボックス型ものづくりゲームで、現在では様々なハードで発売されていますが、大元はPC用のゲームです。
フィールドやプレイヤー、登場するモンスターなど、全てが四角いブロックで構成されている、どこかレトロな世界観とゲームデザインが特徴です。
フィールドに存在するブロックはほぼ全て自由に破壊する事ができ、プレイヤーの工夫次第で様々な「物」を作る事が可能です。
一応、ゲーム的にはエンディングは存在する物の、明確なストーリーは一切なく、何をしてもいいという自由度の高さは他では中々見られないのも特徴です。
物を壊す楽しさ、物を作る楽しさにとどまらず、非常に広大なフィールドを冒険するといった要素もあり、動画投稿サイトなどでも非常に盛り上がっているゲームですね。
「MOD」と呼ばれる、プレイヤーが有志で作ったプログラムを組み込む事で、本来はゲーム中で作れない物を作れるようにしたり、という点も人気が出た理由の一つでしょうか。
現在でも様々なアップデートが行われており、新たな要素の追加に余念がなく、単なる物づくりゲームとしてでなく、冒険を楽しむ要素も強化されていっていますね。
ゲームの内容はかなり膨大で、ここで紹介するのは到底無理なので省きますが、一度ハマると抜け出せない魅力を持った作品です。
現在ではPC以外にも、PS VitaやPS4、WiiUなどでも発売されていますので、気になる方は自分の持っているハードで触れてみるのもアリではないでしょうか。
マイクラが3DSで発売されないのは何故?
出典:https://www.nintendo.co.jp/
さて、今回の記事のタイトルにもあります通り、現在マインクラフトは様々なハードで販売されていますが、ニンテンドー3DSでは未発売となっています。
携帯機でも発売されている中、販売台数の多い3DSでも出して欲しい、という要望が多くなるのはまぁ当然の帰結ではあるのですが、何故販売されていないのでしょう?
実際の理由は開発元に問い合わせした所で正確な返答が得られるわけもありませんが、考えられる事としては「スペック上の問題」ではないかと思います。
マインクラフトはそのレトロな雰囲気とは裏腹に、結構重たい処理を要求されます、従ってPCで遊ぶ際にはそれなり以上のスペックを要求されるのです。
3DSは「携帯機」として非常に優れた部分を持っているハードだと思いますが、残念ながらこういった高スペックを要求するゲームとは噛み合いが悪く感じます。
また、3DSの特徴的な部分である「2画面構成の本体」を生かす事ができないのも、ネックとなっているのではないかと推測できます。
勿論、3DSに対応できるように「ゲームの仕様を変更する」「グラフィック等の質を落とす」などすれば3DSでプレイする事は難しくないと思います。
ただ、元々がPC用のゲームである上、対応ハードを増やすためだけにここまでの労力を開発側に求めるのは、少々酷なのでは、と思いますね。
実際、PC以外のハードで発売されている「マインクラフト」は、本家PC版とは違い、一部の仕様が実装されていなかったり、ワールドの限界サイズが狭いという違いがあります。
本家のアップデートが遅れるような事態は本末転倒になってしまいますし、残念な話ではありますが3DSでの「マインクラフト」発売は期待しない方が良さそうです。
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キューブクリエイター3Dって?
出典:http://www.arcsystemworks.jp/
よく「マインクラフトを3DSで!」という話題の際に上がる話の一つとして「キューブクリエイター3D」というゲームが挙げられます。
「キューブクリエイター3D」は、マインクラフト同様のサンドボックス型のゲームです、というか言い方は悪いですがほとんどコピーゲームと言っても良いと思います。
残念ながら余りに似すぎている、というか一部のグラフィックの違いを除いて「ほぼまんま」なので、この点に関しては否定しようがありませんね。
こちらは3DSのスペックに合わせて製作されており、現在のマインクラフトと比べるとゲーム性は少々シンプルに簡略化されている部分もあります。
とはいえ、この記事では「キューブクリエイター3D」がコピーゲームであるかどうかという是非を問う意図はありません。
著作権とかそういった問題に関しては、開発元同士で決着をつければ良い事なので、ユーザー側があれこれと騒ぎ立てる意味もありません。
現在ではアップデートにより「マインクラフト」とは違ったポイント等も生まれているようですし、そこについてとやかく言うのも野暮でしょう。
なんにせよ、この「キューブクリエイター3D」はDLランキングで1位になった事もあり、3DSユーザーには親しまれているのが事実。
個人的には「マイクラ」は長年のアップデートにより出来る事が増えすぎていて、新たにゲームを始めるに当たってはハードルが高くなった部分もあると思います。
そういった意味では3DS用として製作されているシンプルな「キューブクリエイター3D」は、サンドボックス型ゲームの入門編として価値があるのではないか、と思います。
それぐらいお手軽に遊べるようになっていますし、3DSの2画面を生かした設計は実際見事なのではないでしょうか?
さらに付け加えるなら「キューブクリエイター3D」は値段設定も800円と非常に低価格で販売されています、そういった意味でも手軽なんですよね。
「マイクラ」には「マイクラ」の良さがありますし「キューブクリエイター3D」にも良さがある、という事で気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
マイクラ3DSまとめ
- ブロックで世界を創造・冒険するサンドボックス型ゲーム!
- 3DSでの発売はスペック的・本体の仕様的に難しい?
- キューブクリエイターは入門編として最適!
動画投稿サイトなどでも実況動画が投稿され続けているなど、近年で最も話題になったゲーム、といっても過言ではないので、気になっている人も多いと思います。
操作感やゲーム性など、慣れるまで難しさを感じる所もありますので、キューブクリエイターで遊んでみて、それからマイクラも遊ぶ、というのもアリだと思いますよ。