古くから存在する、様々な世代に愛される物、というのはいくらでもありますが、ゲームにおいてもそれは同様ですね。
例えば、マリオに代表されるような2Dアクションは未だに遊ばれますし、様々なマイナーチェンジを繰り返しているゲームと言えるでしょう。
そんな中で、今回は意外なジャンルと組み合わさって世に登場した「テトリス99」についての情報をまとめていきたいと思います。
テトリス99とは?
出典:https://www.nintendo.co.jp
まずは、今回の記事の主題である「テトリス99」の紹介や解説をする前に、その前提となる原作「テトリス」について紹介から初めていきましょう。
といってもも、テトリスと聞いた時、恐らくゲームを普段やらないような人でもどんな絵面なのか思い出せるような作品なので軽めに。
テトリスは、まだロシアが「ソビエト連邦」だった頃に開発されたコンピューターゲームで、落ちものパズルというジャンルの元祖とも言える作品です。
ランダムに落ちてくる、様々な形をしたブロック「テトリミノ」を積み重ねて消していき、ハイスコアを狙っていく、というシンプルなゲーム性ですね。
これにアレンジや改良を加えた作品などが、この後続々と出てくるあたり、非常に完成度が高く、誰もが楽しめる作品といえるかもしれません。
ちなみに筆者の母親は普段ゲームをやらないのに何故かテトリスなどの落ち物パズルが異様にうまい、という現象が起こっていました。何でだろう(笑)
そして今回の記事の主題となる「テトリス99」は、そんな落ちものパズル「テトリス」に、とある要素をプラスした新しい作品、となるわけです。
そのプラスされた新しい要素、というのはなんと、
最近流行りの「バトルロイヤル要素」
で、これが思いの他白熱すると話題を呼んでいます。
2月14日のニンテンドーダイレクト配信後に、ダウンロード可能になったタイトルでスイッチオンライン加入者限定のダウンロード専用作品です。
ダウンロードの条件は加入者限定ではある物の、無料で遊べる作品となっている点は非常に遊びやすく有り難い内容ですね。
ゲームのルールとしては、タイトルの通り99人によるバトルロイヤル形式で、最後の1人を目指してテトリスをプレイしていくオンライン専用作品です。
「テトリミノ」を消した数に応じて、他のプレイヤーに対して攻撃を行うことができ、それによって人数を減らしていく、といった形。
また、どの程度「テトリミノ」を溜めて消したか、などによっても攻撃力が変動するので、ただ無闇に消すよりも上手な消し方が重要になってくるといった感じ。
自分の攻撃で他プレイヤーをKOした際には「バッジ」を入手する事ができ、このバッジの所持数によって攻撃力が上がっていく、といった特徴もあります。
しかし、このバッジの所持数は、攻撃力が上がるメリットだけではなく、他のプレイヤーから狙われやすくなる、といったデメリットも。
後述する特徴の一つである「作戦」にも影響してくるので、一概に有利になる、とは言えない事も駆け引きとして面白い要素になっているのではないでしょうか。
シンプルな落ち物パズル故に、ひたすら遊べてしまう魔性の中毒性がある作品となっていますので、皆様も是非今から挑戦してみてはいかがでしょうか。
作戦やバッジが勝敗のカギ!
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さて、オンライン対戦オンリーの作品、という事で、やはりただぼんやりとプレイしていても、最後の一人「テト1」へと上り詰める事は中々できません。
やはりこういった対戦型のゲームに関しては、ただ漠然とプレイするだけではなく、戦略などもしっかりと突き詰めていく必要がありますね。
テトリス99の4つの作戦
「テトリス99」では、前述したように「作戦」という戦略性のあるシステムが用意されていますので、これも把握しておく必要があります。
この作戦、というのは、ゲームの主な要素である「テトリミノを消した際」に、どのプレイヤーを狙って攻撃するか、という指針を表しています。
具体的には、以下の4種類が用意されています。
■とどめうち
現在ゲームオーバーになりそうになっている、つまり弱っているプレイヤーを優先的に狙う作戦。
自分が他プレイヤーを倒すことでバッジを入手することがきできるため、バッジ集めに適した作戦です。
基本的にはこの作戦で戦っていき、状況によって「カウンター」と使い分けるといいでしょう。
■バッジねらい
名前の通り、今現在バッジを一番多く持っているプレイヤーを狙う作戦。
KOに成功すれば相手が持っていたバッジも丸ごと貰えるので逆転狙いに。
ただ、バッジを多くもつプレイヤーは強者の可能性が高く、返り討ちに合う可能性大なので注意。
■カウンター
自分を狙ってきている相手を狙う、まさに名前の通りな作戦。
他の作戦と違い、複数人(自分を狙う敵全員)に攻撃できます。
自分が多くのプレイヤーにロックオンされているときはガンガン使っていきましょう。
ただし、自分が誰にも狙われていないときは全く無意味な作戦になってしまうので、切り替え忘れに注意。
■ランダム
特定のプレイヤーを指定せず、攻撃が発生する度にランダムに相手を選ぶ作戦。
カウンターで狙われにくい代わりにバッチも集めづらい。
少しでも長く生き残りたいと思う方や、ゲームに不慣れな方にはアリかも。
「バッジ」についても詳しく解説しておきます。
バッジは他プレイヤーをKOすることで入手可能。
バッジを集めていくと、攻撃力が 25%→50%→75%→100% と段階的に上がっていきます。
攻撃力が上がると、相手に多くのダメージを与えらるようになり、相手をKOさせやすくなります。
逆にバッチがないと後半の殴り合いに勝てず、より多くのバッジを持つプレイヤーに押し負けてしまうことも…。
現時点では、普段は「とどめうち」でバッジを集め、狙われている人数によって「カウンター」に切り替える
という作戦が有効かなと思います。
勝ちたければT-Spinを覚えよう
ゲーム自体は「テトリス」という事で、どういった消し方をするかで相手に与えるダメージも大きく変わってくる、という特徴があります。
単に一段ずつ消していくやり方では火力不足。
だからかといって、一列の隙間を空けて組んでいって長いテトリミノで一気に消す、という定番の消し方だけでは勝てません。
より少ないブロックで組めて、ダメージも大きい「T-spin」と呼ばれるテクニックを覚える必要があります。
T-spinは、T字型のテトリミノを、回転を駆使して滑り込ませるようにしてブロックの隙間を埋めるテクニック。
T-spinにも色んな組み方があり、そのパターンを1つずつ覚えていくのが勝利のカギです。
この「T-spin」の上手な組み方などに関しては、他でもより詳しく理論的に解説している所が多くありますので、そちらを参考にしてみてください。
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上手い人のプレイなどを参考に!
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さて、今回の記事の主題である「テトリス99」に限った話ではありませんが、落ちものパズルというのはゲームとしてはシンプルではあります。
しかしながら、その分考えてパズルを組まなければいけないので、最初は中々勝ちに繋がらない事も多いかもしれません。
勝つためのコツとしては、素早く相手をKOして人数を減らしながらバッジを集めるか、という所がやはり重要になってくるかと思います。
このバッジを多く集めるための手法としては、やはり上でも書いたように火力が出しやすい「T-spin」を積極的に狙い、成立させていけるようにしたい所です。
「T-spin」という手法自体はとても古くからある戦法の一つでもあるので、調べればいくらでも出てくる、といった感じですね(笑)
また、落ち物パズル、というゲームジャンル上、上手い人のプレイなどを参考にしてみる、というのもかなり有効ではないかと思います。
パズルゲームは他のアクションゲームなどよりも「どうやってプレイしているか」などが画面からわかりやすいので、かなり参考になると思います。
昨今では特に、Youtubeなどでも上手なプレイヤーさんがたくさん動画をアップ、あるいは配信などを行っているので、より情報を集めるのが簡単ですね。
特に、この「テトリス99」では、テトリスやぷよぷよといった落ち物パズルで活躍するプロゲーマー「あめみや たいよう」氏が動画配信を行っています。
一線級のプロがプレイしている動画をあっさり見れるようになったのは非常に良い時代になったと言えるのではないでしょうか(笑)
ゲームダウンロードが可能になってからそこまで日は経っていませんが、早速ものすごく濃密な動画を配信していらっしゃいます。
彼は多くのT-spinを組み、「テトリス99」で何度も1位を勝ち取っている猛者中の猛者。
ものすごい速さで組まれて消されていくブロック、狙ってきたプレイヤーをカウンターで蹴散らしていく爽快感。
眺めてるだけでも楽しい、そんな配信になっております(笑)
「テトリス99」で最後の一人になってみたい、やりこんでみたい、と思っているプレイヤーの皆様はぜひ一度、動画配信をチェックしてみてはいかがでしょうか。
テトリス99まとめ
- 落ち物パズルとバトルロイヤル!異色の組み合わせで中毒性抜群!
- 勝ちにこだわるなら駆け引きも重要!作戦選びで有利な状況を!
- プレイ動画など参考にすると上達への近道!テクニックなどを身に着けよう!
落ち物パズルという形式のゲームと対戦は切っても切り離せないものですが、まさかバトルロイヤル形式での作品が登場するとは思いもよりませんでした。
しかしながら、遊んで見ればこれまたものすごい中毒性で、ついつい遊んでしまう魅力があります、ぜひ皆様も対戦に明け暮れてはいかがでしょうか。