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E3では、様々なゲームメーカーがこぞって新作の情報などを公開するのが通例ですが、任天堂は今年も濃密な情報が満載でしたね。

そんな中でも、これまで情報があまり出てきていなかった作品が、ドバッと新情報が公開されたことに驚いた人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな新作の中から「ファイアーエムブレム 風花雪月」についての情報などをまとめていきたいと思います。

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FE風花雪月とは?


出典:https://store.nintendo.co.jp

頭を捻って遊ぶゲーム、というと皆様は何を想像しますか?例えばパズルゲームなども、物によって感覚より思考の方が大事だったりしますね。

勿論アクションゲームやRPGなどでも、頭を捻ってプレイする必要がある、という場合も多くありますが、やはり頭を使うといえば「シミュレーション」というジャンル。

 

シミュレーションと一口にいっても様々な種類が一括りにされていますが、中でも古くから愛されているのは「ファイアーエムブレム」シリーズではないでしょうか。

特徴的なCMソングや、そんなCMソングで使われる「手強いシミュレーション」という謳い文句の通り、結構な歯ごたえなどが楽しめるシリーズです。

 

昨今発売されているシリーズでも新しい物は、カジュアルモードといった、手軽に楽しめるモードも用意されているのが特徴といえます。

というわけで今回は、発売が7月26日に決定し、いよいよ最新作として世に出る事になる「ファイアーエムブレム風花雪月」についての情報をまとめていきます。

 

とはいっても、ゲーム発売前ですし、あくまで風花雪月自体は紹介程度にとどめておいて、発売前に際しての注意などを含めた情報が多いと思います。

まず、作品の紹介・おさらいから始めていきたいと思いますが、今回の風花雪月はこれまでのシリーズに比べても変わった試みがなされています。

 

まず、今回の「風花雪月」は、ストーリーが二部構成、しかもストーリー中での年代経過がそれなりにある、と名言されているのが特徴の一つ。

二部構成になっているファイアーエムブレム作品自体はそこまで珍しくありませんが、今回の「風花雪月」のように5年もの期間が空く、というのは稀。

 

第一部ではプレイヤーは「士官学校の教師」として、士官学校の生徒たちを育てていく、というのが主な流れとなっています。

そして、そこから5年後へと時系列が飛ぶ「第二部」では、教師ではなく指揮官として、前線に経ちながら戦争の成り行きを見守るという形に。

 

更に、第二部のストーリーは、第一部開始時に選んだ「担任学級」によって分岐する、という形をとっているとの事。

ストーリー的な分岐がここまでクローズアップされる作品は中々珍しいのでは、と思いますので、これまでのシリーズファンも新鮮な気持ちで遊べそうです。

 

また、今作では「魔獣」と呼ばれる巨大ユニットが敵として登場、1ユニット1マス分、という不文律を超え、複数のマスを専有する強力な敵との事。

こういった戦闘面でもかなり様変わりしている部分もありますし、逆にユニット同士の「絆」システムなど、おなじみの物も多数

 

対応しているハードはニンテンドースイッチ、発売予定日は2019年7月26日発売予定、となっているので、あと1ヶ月と少し

以前当ブログで紹介した「ニンテンドーカタログチケット」にも対応との事なので、それを目当てに購入しておくのもアリかもしれませんね。

過去作とのつながりはある?


出典:https://store.nintendo.co.jp

さて、シリーズとして発売される作品では毎度気になる人が出てくるこの問題、しっかりと言及して置かなければいけないと思います。

「ファイアーエムブレム」シリーズ最新作として発売される「風花雪月」は、過去の作品とのつながりはあるのか否か、という所ですね。

 

これは予めわかりやすく説明しておきますが、恐らく「風花雪月」は過去作との繋がりはないと見て間違いないと思われます。

世界観設定などでも特に繋がりを感じさせる部分はありませんし、そうなると勿論ストーリーは今作で独立している作品だと思われます。

 

ですので、たとえ過去作を一切遊んだことがないけれど、興味が出てきたのでプレイしてみたい、という人も安心して良いでしょう。

というかそもそも、身も蓋もない話といえばそうなのですが、ファイアーエムブレムシリーズの作品は、ストーリーの繋がり自体はない事が多いシリーズです。

 

ごく一部の作品は、いわゆる続編という扱いで発売されている事もありますが(蒼炎の軌跡→暁の女神など)基本的には独立している作品がほとんど。

また、DLCシナリオなどで、過去作のキャラクターが登場する、といった事もありはしますが、やはりストーリー的にはまったく関係のない物である事がほとんどです。

 

そういった意味での過去作との繋がりは、基本的には薄いシリーズとなっているので、基本的にはどこから遊んでも楽しめるようになっています。

特に、今回の「風花雪月」は、何気に久しぶりの据え置き機でのファイアーエムブレム、という事もあって、シリーズ入門にはかなり打って付けかもしれません。

 

ちなみに、上では触れませんでしたが、今作「風花雪月」では、難易度の選択方式も組み合わせが可能になっているという遊びやすさが特徴。

具体的には、難易度ノーマル及びハードと2段階の難易度と、2つのモードが選択可能で、難易度の方はゲーム開始後も変更可能という嬉しい仕様。

 

2つのモードの仕様は以下のようになっていますので、遊ぶ前に良く吟味するのが良さそうですね。

■カジュアルモード
戦闘中に倒れてしまった仲間も、戦闘終了後に復活するので、多少無茶な戦い方をしても問題ない、初心者などにもオススメのモード。

歯ごたえ、という部分では微妙になってしまいますが、ストーリーが分岐する今作では、軽くプレイしたいときにもオススメかも。

 

■クラシックモード
古くからのシリーズ同様、戦闘中に倒れてしまった仲間は例外を除いて永久離脱、まさに手強いシミュレーションを体現するモードですね。

シリーズに古くから触れてきた上級者や、ともかく難易度を高く遊びたいという人はこちらを選んで頭を悩ませるのも醍醐味かもしれません。

 

こういったモード選択の部分でもしっかり遊びやすくなっていると思いますので、過去作を遊んだことがない、という人も心配せずプレイしてみてはいかがでしょうか。

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前作や過去シリーズは遊んでおくべき?


出典:https://store.nintendo.co.jp

過去作との繋がりはストーリー部分ではない、と断言した「風花雪月」は、過去作をまったく遊んだことがないという人でも安心設計

と、そう上で紹介しはしたのですが、では過去作やシリーズを遊んでおく必要はないのかどうか、というとそういうわけではないと思います。

 

どんなに難易度を選択できるようにモードも追加されている昨今、とはいえ、それでもファイアーエムブレムはそれなりに難しい部類に入る作品。

普段からこういった、ユニットを動かしてマップをクリアする、という形式のシミュレーションを遊びこんでいる人ならいいですが、そうでないなら注意は必要です。

 

極端に複雑なゲームシステム、というわけではありませんが、兵種ごとの相性相関など、様々な面で頭を働かせる必要があるからです。

そういった意味で考えれば、たとえストーリー的には繋がりはなくとも、過去作を遊んで「ああ、こういうゲームシリーズなのか」と慣れておく意味はあると思います。

 

現在、3DSで発売されたシリーズ作品や、バーチャルコンソールで配信されているタイトルも複数ありますので、遊んで見るのも手。

現在、中古などの手段以外、ニンテンドーeショップで購入して遊ぶ事のできるファイアーエムブレム過去作は以下の通りです。

■3DSタイトル
・ファイアーエムブレムEchoes もうひとりの英雄王
・ファイアーエムブレムif
・ファイアーエムブレム 覚醒

■バーチャルコンソール
・ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣
・ファイアーエムブレム 外伝
・ファイアーエムブレム 紋章の謎
・ファイアーエムブレム トラキア776
・ファイアーエムブレム 聖戦の系譜

バーチャルコンソールで配信されているのはエムブレムシリーズでも古い作品なので、難易度はかなり高めです。

 

逆に言えば、この辺りを遊んで慣らしておけば、最新作で、新システム以外の所で面食らう、といった事は避けられるのではないでしょうか。

最新作に合わせて遊ぶ、というのも勿論アリですし、何より面白くやり応えのあるシリーズですので、今からでもこの辺りを遊ぶのはアリだと思います。

 

FE 風花雪月 まとめ

  1. 士官学校から始まるストーリー!二部構成にも注目
  2. ストーリーの繋がりは過去作とはなし!心配ご無用!
  3. 過去作を遊んで慣れておくのはアリ!VCなどで遊んでみよう

数年に一度、くらいのペースで発売される印象のシリーズでしたが、最近は何かと展開が早くて、シリーズファンとしてはありがたい限りですね。

今回も、既存のシリーズとはまた違った雰囲気で楽しめそうですので、シリーズファンの人も、ここからシリーズに触れる人も期待して良いのではないでしょうか。

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