本格的に気温が上がってきた夏本番、ゲリラ豪雨や台風なども相まって何かと体調を崩しやすい時期だと思います。
ゲーム熱は上げても、熱中症にはならないよう気をつけたいこの時期、期待の新作の新情報なども続々と集まってくる頃合いです。
今回は、期待のかかるシリーズ完全新作「ポケットモンスター ソード&シールド」の新情報などについて纏めていきたいと思います。
ポケモン新作正式発売日決定!
出典:https://www.pokemon.co.jp
ニンテンドースイッチで発売される事がこれまで報じられてきた、ポケットモンスターシリーズ最新作となる「ソード&シールド」は皆様も楽しみなタイトルでしょう。
シリーズ作品、特にシリーズのメインタイトルとしては実質的に初となる「据え置き機」での発売となる、という点もこれまでの作品とは一味ちがう所ですね。
様々な点でパワーアップを遂げている所が、現時点で公開されている情報だけでも色々と垣間見えていますが、ついに発売日が正式に決定しました。
基本的に、任天堂のタイトルで発売日が発表後変更される、延期される、というのはあまりない事だと思いますので、ほぼ決定と見て間違いないでしょう。
まだまだ発売前、という事で、新情報の公開なども続々と、という感じではありますが、現時点でも気になる情報がいっぱいですね。
新ポケモンの登場はもちろんの事ですが、今回のポケモンソード&シールドでは、久しぶりに「じてんしゃ」が復活する様子。
初代などでも登場した伝統的な移動アイテムですが、何気に登場したのは久しぶりになるのではないでしょうか。
このじてんしゃ、今回はなんと水上を移動する事もできるとの事なので、この辺りもなんだかんだ作品がパワーアップしている事を感じさせますね。
ゲームとして新たに追加される要素などは、今回の記事の別項でまた取り上げますが、その前に作品的なおさらいを軽くしておこうと思います。
今回の「ソード&シールド」という名称もこれまでの作品とはうってかわったモチーフを使っている、という事もあり、雰囲気もまた少し変わりそうな気配。
舞台となるガラル地方は、前作時点の「アローラ」のような地域とはまた違った雰囲気になっており、これもまたポケモンらしさが出ているような気も。
シリーズおなじみとなっている、パッケージを飾る伝説のポケモンも公開され、ソードの方は「ザシアン」というポケモン、シールドは「ザマゼンタ」というポケモン。
それぞれ剣を口に加えていたり、盾のような装甲に覆われた顔を持っていたりと、タイトルのソード&シールドを良く表したデザインになっています。
これらの伝説のポケモンがどういった形でシナリオに関わってくるのかなど、ポケモンの新作が出るとき特有のワクワク感は健在ですね。
気になる発売日は11月15日、とまだもう少し期間が空きますが、予約特典なども公開され始めていますので、予約を検討し始めてもいい頃。
他のゲームをやりつつ待っていれば、3ヶ月から4ヶ月なんてあっという間に過ぎてしまう物、予約忘れなどはないように注意したいですね。
前作までとの違いや変更点は?
出典:https://www.pokemon.co.jp
さて、ここからは、気になる「ソード&シールド」における、変更点や追加要素などについて、現時点で判明している事も細かく纏めていきたいと思います。
当記事でいう、シリーズの前作は「Let's Go! ピカチュウ&イーブイ」と言いたい所ですが、これは実質初代リメイクの側面が強いですね。
といわけで、シリーズ前作、と今回記事中で触れるのは一応「サン・ムーン」及び「ウルトラサン・ムーン」という方向性で纏めていきたいと思います。
今回のソード&シールドで追加された新たな要素は、以下のような物が注目ポイントとなるのではないでしょうか。
■「メガシンカ」及び「Zワザ」が登場しない
ポケモンが戦闘中に全く新しい姿に変化してパワーアップする、という斬新な要素だった「メガシンカ」が、今作では登場しない事が確定。
また、ウルトラサン・ムーンにて登場したZワザも削除、こちらはZワザの設定がアローラ地方以外に登場しない、という設定になったからかも?
どちらにせよ、対戦バランスを大きく変化させた要素の削除は、かなり思い切った判断だなぁ、と思うところもあり、注目したいポイントですね。
■新要素「ダイマックス」が追加
メガシンカ削除の代わり、という形でもあると思いますが、今作ではポケモンが巨大化してパワーアップする「ダイマックス」が追加。
こちらはメガシンカとは違い、姿はそのままに巨大化する事、使用できるポケモンが限られていない事などといった特徴があります。
ある意味対戦バランスを考えた上での要素、と取れなくもないので、新しい戦術などを考えるきっかけにはなりそうですね。
■新要素「ワイルドエリア」が登場
こちらは、様々なポケモンが生息する、いわゆるフィールドマップのような物、これまでに登場した道路などの代わりになるのかも。
ランダムエンカウントの他、シンボルエンカウントによる野生ポケモンとの遭遇も可能で、ポケモンとしては初のフィールド内でカメラを自由に動かせるように。
目当てのポケモンを見つけるためにカメラを回してみたり、遠くまで見渡したりする、という要素になりそうなので、より冒険感が増しそうな要素です。
■シリーズ初のレイドバトルが追加
上で紹介したワイルドエリアでは、時折巨大化した状態のポケモンと遭遇できる事もあり、こちらでは「マックスレイドバトル」がプレイ可能。
手持ちから一匹だけポケモンを選んでバトルに臨み、このバトルには他のプレイヤーも参加できるというレイドバトル方式。
これまでの作品にはなかった形式のバトルだけに、色々と試行錯誤が必要になりような要素なのではないかと思います。
■バージョンによってジムリーダーが変化!
これは、これまでのポケモンシリーズから見ても最も大きな変更点ではないでしょうか、複数バージョンを発売する事の意味が大きく追加された感じですね。
これまでにもバージョンによって登場するポケモンが違う、という事はありましたが、登場するジムリーダーが丸々違う、というのは初の試み。
格闘タイプの使い手「サイトウ」はソードバージョンに、ゴーストタイプの使い手「オニオン」はシールドバージョンに登場との事。
と、現時点で判明しているだけでも、これだけの要素が追加されており、かなりパワーアップしているのではないかと思います。
もちろん、今回は最初から据え置き機での制作という事もあり、3DS時代と比べても、かなりグラフィックもパワーアップしています。
シリーズ伝統のゲーム性は残しつつ、新たな要素もかなりありますので、シリーズファンはもちろん、新しくココからポケモンを始める人も増えそうですね。
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これまでの全ポケモンは登場しない?
出典:https://www.amazon.co.jp
さて、ここまで新要素などを紹介してきた「ポケモンソード&シールド」ですが、一つだけ残念といえば残念な話があります。
それは、残念ながらこれまでのシリーズで登場したポケモンの全てが登場するわけではない、という部分ですね。
これまでの作品でも、あくまで他の過去作からポケモンを送る事ができる、というだけで、ソフト一本のみで全てのポケモンを入手する事は不可能でした。
しかしながら、今作ではその「過去作から送る事ができるポケモン」にもある程度の制限がかかっており、全てのポケモンを使用する事はできない、という事に。
これについては、ファンから失望と批判の声も上がっていますが、しっかりと制作サイドからの説明がなされています。
まず、制作するハードが「ニンテンドースイッチ」に移行した事で、グラフィックが大幅に向上した事にその理由の大半があるようです。
「Let’s Go!ピカチュウ・イーブイ」までに登場したポケモンの総数はなんと「809匹」と、かなりの数のポケモンがいる状態です。
これら全てを向上したグラフィックで作り直す、というのはかなりの労力がかかりますし、また新しいポケモンを絡めた対戦バランスなどもかなり難しいでしょう。
今回の作品では、この辺りを加味して、全てのポケモンが登場するわけではない、という英断を取った、といった感じのようですね。
また、あくまで今作では登場しない、だけで、今後の作品全てに今作で登場しなかったポケモンが登場しなくなる、というわけではないようです。
今作でお気に入りのポケモンが登場しない、という人には少々残念な話ではありますが、正直に言えば仕方のない部分でもあると思います。
800を超えるポケモンが登場する、となればその分個性付けなども含めて、様々な部分でバランスも取りづらくなる事は明白です。
ですので、今後のメインシリーズでは、一部のポケモンが登場する、という形式で登場ポケモンは入れ替わり、のような形を取るのではないでしょうか。
以前当ブログでも紹介したポケモンホームなども含め、ポケモンを総合して遊べる、という計画もあるようですし、全てのポケモンを使用できるのはこの辺りに期待したい所。
何にせよ、全てのポケモンが今作「ソード&シールド」では登場しない、という事自体はもう覆りようがない事なので、受け入れるしかありませんね。
後は、どのポケモンが登場するのか、登場しないポケモンはどのポケモンなのかなど、早い所情報が出てくる事を期待したい所です。
ソード&シールド新情報まとめ
- 発売日決定!11月15日までに予約を検討しよう!
- 新要素多数!バージョンでジムリーダーまで変化!
- 全ポケモンは登場せず!今後のホームなどに期待!
新情報が続々と集まってきて、いよいよポケモンの完全新作が発売されるのか、とちょっとワクワク感もましてくる頃合いですね。
全てのポケモンが登場するわけではない、というのは残念ではありますが、その分新ポケモンなどに期待を寄せたい所ではないでしょうか。