ゲーム、と一言に言っても、そこには勿論開発を担当したスタッフや、それ以外にも販売を担当する小売店などの存在が必要不可欠。
これは勿論ゲームに限らず、全ての物事に言えた事ですが、どこか一箇所にトラブルが発生すると、商品の発売が遅れたりする事があります。
今回は、予約開始日が延期になってしまった「あつまれどうぶつの森同梱版」と、その理由などについて解説していきたいと思います。
どうぶつの森同梱版予約開始が延期!
出典:https://topics.nintendo.co.jp/
2月も中頃に近づいてきましたが、本格的に気温が冷え込んで寒くなるタイミングが増えてきました、なんだかんだで冬の寒さはこのぐらいがピークな気がします。
そんなタイミングではありつつも、ゲームの予約開始日や発売日を待ってワクワクしていた人には、ちょっと悲しいお知らせ。
以前当ブログでも取り扱った「あつまれどうぶつの森」の「ニンテンドースイッチ同梱版」が、予約開始日寸前に「予約開始日が延期」という事態になってしまいました。
詳しい理由は別項でしっかり解説していきますが、生産数の確保が難しくなった事などが原因、という事のようですね。
ゲームソフト本編の発売延期などは現状では大丈夫そうですが、今後問題が発生しない、という保証もない状態です。
また、それに付随した話になりますが、ニンテンドースイッチ本体自体も、新たに出荷などがされない、という事でもあります。
現時点ではまだそういった話は上がってきていませんが、ニンテンドースイッチの本体自体も品薄になってしまう可能性も出てきました。
ただでさえ最近は「リングフィットアドベンチャー」などの話題作もあり、また本体の売れ行きが伸び気味だった所に、これは少々困った事態。
既にニンテンドースイッチを所持している人は問題ありませんが、どうぶつの森同梱版を購入予定だった人などは困った事になってしまいますね。
予約再開についてなどはまだ未定、という状態ですので、場合によってはニンテンドースイッチ本体は別に購入するなど、予定を変更する必要もあるかもしれません。
無論これは、あくまで発売日にあつまれどうぶつの森を購入して遊びたい人に限った話ですが、そういう可能性も考慮に入れておいた方が良いでしょう。
現時点ではまだ影響はそんなに出ていなさそうですが、ニンテンドースイッチ本体も転売目的での買い占めなどがないとも限りません。
流石に今更ニンテンドースイッチを転売して儲けよう、というアホも早々はいないと思いますが、こればかりは筆者にはなんとも言えません。
品薄になる可能性も考慮に入れると、確保できそうな人は今のうちにニンテンドースイッチ本体を購入して用意してしまう、というのもナシではないでしょう。
勿論、転売価格で販売しているような物に手を出すのはご法度、転売目的での購入者をつけあがらせるだけですので、なるべく回避すべきでしょう。
何にせよ、品薄の可能性があるにしても、決して高値で転売するなどの目的で購入しないよう、節度を持った行動をゲーマーとして心懸けるようにしたいですね。
その理由はコロナウィルス?
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さて、ゲーム業界に置いても「発売日が延期」というのはそこまで珍しい事ではありません、まぁ良い事だ、とは言えませんが。
とはいえ、様々な事情で延期が告知される事はあれど、今回の「あつまれどうぶつの森」同梱版の予約停止などは、少々毛色が違います。
というのも、今回は「バグが見つかった」などの理由ではなく「生産ラインの確保が難しい」という比較的珍しい理由。
しかも、そうなってしまった理由は、主に生産を担当する工場が「中国」にあるため、という理由なのがかなり珍しいパターンです。
その原因は、といえば、最近毎日のようにニュースにもなっていますので「中国」と聞いただけでもピンと来る人も多いでしょう。
そう、最近恐ろしい勢いで感染者が増えている、と報道されている「コロナウィルス」がその大きな原因になっています。
中国で感染が確認された新種のウィルスで、SARS以来のパンデミック、と報道されているとても危険なウィルスですね。
これの感染を防ぐために、各国では中国への渡航を制限したり、中国からの入国を管理したりと、世界的に大騒ぎにもなっています。
中心地となっている中国でもそれは例外ではなく、中国国内では、感染を少しでも防ぐために外出を制限する声明を出したりもしています。
そうなるとどうなるか、というと、当然ながら会社はお休み、リモートワークで働ける企業はまだしも、工場などは完全に動きを停止する事になります。
で、ここからが本題、ニンテンドースイッチは、発売しているのは「任天堂」という日本国内の企業ですが、その全てを日本で作っているわけではありません。
部品などの細かい部分を見ると、その生産工場の多くは中国にあるので、こういった問題が発生すると、本体の生産自体に影響がでるわけです。
これにより、ゲームソフトの方には問題がなくても、ニンテンドースイッチ同梱版の生産数が確保できない、となったのが今回の「予約開始日の延期」という措置でしょう。
この辺りは最早誰の責任でもなく、仕方のない事、という感じではありますが、コロナウィルスの影響などが落ち着くまではどうなるかわかりません。
当初予定されていた2月8日から延期の運びとなった予約開始日、これも何時頃の再開となるのかは現状まったくの未定でしょう。
正直、こういった病気の流行で社会的な影響が出る、というのも早々ある事ではないので、見通しは難しいといった所でしょうか。
とはいえ、予約再開の目処が経った場合、恐らく突然予約開始、ではなくある程度以上余裕を持って告知されるのではないかと思います。
どうぶつの森ツイッターアカウントなど、公式サイドの発表を細かくチェックしていくのが大事ではないかと思いますので、今回は気長に待ちましょう。
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ソフトが発売延期する可能性は?
出典:https://twitter.com/doubutsuno_mori
さて、ここまで書いてきた「ニンテンドースイッチ本体」の生産の遅れや、それに伴う予約の停止など、様々な問題が発生しています。
では、ゲーム本編の方が発売延期する可能性はあるかどうか、というのも気になるポイントになってくるのではないでしょうか。
これについては、あくまで筆者の私見ではありますが、
ゲーム本編のみであれば、恐らく延期はしない
と考えられます。
上でも書いたように、同梱版の予約が停止している、といった問題は、「ニンテンドースイッチ本体」の生産の遅れによる物です。
これは、結局の所ゲームハードの部品などを生産する工場が中国に集中している、という関係のためで、普段聞く「延期」といった事態とは事情が違います。
あつまれどうぶつの森の発売予定が3月、現在が2月と考えると、発売までの残り1ヶ月ほどの間に、発売延期します、というお知らせは考えづらいですね。
例えば発売寸前になって重篤なバグが見つかる、とか、何かしら重大な事件が起これば話は別ですが、現時点ではそれは心配のし過ぎという物でしょう。
少なくともニンテンドースイッチ本体の生産遅れといった理由と、同じ事情での発売延期、というのは可能性的にはかなり低いと思われます。
無論、何が起こるかわからない、というのが世の中という物なので、今後何かしらの問題が発生する可能性がまったくないとは言い切れません。
ただ、昨今ではゲームタイトルのほぼ全てが「パッケージ版」と「ダウンロード版」に分かれている、というのも注目ポイントです。
仮にゲームプログラムに関する内容とは関係のない、今回のような事態で発売延期、となる場合、恐らく「パッケージ版」のみが対象になると思われます。
ダウンロード版ではいわゆる「物を用意する」「流通に乗せる」といった部分が省かれるというのも大きな利点ですね。
なので、バグなどが原因の延期でない限り、ダウンロード版に関しては特に問題なく発売されるのではないでしょうか。
この辺りに関しては、ぶっちゃけ今回の「あつまれどうぶつの森」に限らず、常に何かしらの事態は可能性がある、という所でしょう。
とはいえ、そろそろ出荷ラインの確保や予定なども組み終わっている頃だと思いますし、この辺りは流石に杞憂と言っていいでしょう。
同梱版を購入予定だった人は、残念ながら待つ事になってしまいますが、ソフト本編のみを購入予定だった人はそこまで心配はいらないと思います。
既に予約を済ませている人などは、発売日に備えて、SDカードを新調したり、スムーズにゲームをプレイできるように用意をしておきましょう。
どうぶつの森同梱版予約延期まとめ
- 予約開始日が延期!本体の品薄にも懸念が!
- コロナウィルスの影響大!様々な方面にも影響が?
- ソフトの発売延期はなさそう!準備は怠らずに!
ここまで問題が大きくなってくると、ゲームの発売延期が、というだけの問題だけではありませんが、どちらにしろ大変な事態ですね。
勿論、日本も他人事ではありませんので、皆様も手洗いうがい、マスクの用意などはなるべく忘れないように気をつけておきましょう。