長い時間をかけてゆっくりと遊べる、というゲームは一度ハマり込むと病みつきになってしまう魅力というのがありますよね。
そんな魅力を持った人気ゲームといえば、様々なハードでも発売され好評の「マインクラフト」ではないかと思います。
今回は、アップデートによる各ハード間で遊べるようになる「クロスプレイ」について焦点を当てて纏めていきたいと思います。
マイクラが各ハードでクロスプレイ可能に!
出典:https://minecraft.net/
ブロックで表現された広大な世界を自由に冒険し、自由気ままに物を作って楽しめる人気作品「Minecraft」がついにクロスプレイ対応をはじめました。
これまで、様々なハードで発売されてきた作品だけに、ハードを跨いでのオンラインプレイが可能になるというのは非常に良いアップデートです。
このアップデートの目的としては、これまでハード毎でバラバラだった仕様やアップデートの進行状況を画一化するため、という目的もあるようです。
まだ正式なアップデートは行われておらず、ベータ版の状態ではありますが、現時点で対応が予定されているハードは以下の通り。
・Xbox One
・Nintendo Switch
・モバイル
・VR
・Windows 10
これらがクロスプレイに対応し、これまでバラバラだったタイトルも「Minecraft」で統一される、との事ですね。
この非常に嬉しいアップデートは、今年2017年秋を目処に実装される予定だそうですので、今しばらく待つ形になります。
マイクラは非常にボリュームが多く、一人プレイで遊んでいてもキリがない、と言われるほど要素の多いゲームでもあります。
今回のアップデートは基本的にこのクロスプレイに向けた物になるようなので、ゲーム的な追加はほとんどないかと思われます。
ですので、オンラインでは遊ばない、というマインクラフトユーザーの人にはあまり得のあるアップデートではないかもしれませんね。
PS4やVITAが対象にならないのは何故?
出典:http://www.jp.playstation.com/
このクロスプレイ用のアップデートに関して、気になる点といえば「PS4」や「PS VITA」といったハードが対象にはいっていない事。
その真相としては、対象にしていないわけではなく、現在ハードの製造元である「SONY」と協議を重ねている段階、という事のようですね。
この協議を重ねた結果、これらのハードも無事クロスプレイに対応する、という未来も有り得ない話ではありません。
現時点でSONYがOKを出さない、という理由については推測の域を出ない物の、様々な理由が考えられるかと思います。
まず第一に「オンラインアカウント」の処理が面倒、という可能性もあるのではないかと考えられますね。
現在、オンラインに接続して遊ぶタイプのゲームは大体の場合、ゲームやハードの提供元に登録する「アカウント」が必要になる場合が多いですね。
このマインクラフトのクロスプレイに関しては、どうやら「Xbox Liveアカウント」が必要になるという情報も出ています。
この辺り、オンラインゲームを遊ぶ際に「PSアカウント」が必要になるソニー系のハードでは処理が面倒、とかそんな理由もある気がしますね。
技術的には出来ないわけではないと思うのですが、まぁある意味商売敵であるSONYとMicrosoft間の軋轢もありそうだな、と思ってしまいます(苦笑)
もう一つ推測できる理由としては、SONY側でも何か作業をしなければいけないアップデートなのでは、という事ですね。
Microsoft側、ないしMinecraftを提供しているMojang側だけでなく、SONY側にも何かリソースを要求するというのは考えられる話です。
この辺りは実際の事情を聞いてみないことには分かりませんが、残念ながらユーザー側に説明される事は恐らくないでしょう。
今のところ予定が入っていないだけで、今後普通にアップデートの対象になるという可能性はゼロではありません。
SONY側との協議が上手く行き、無事にアップデートされる事を祈っておくしかできないといった所でしょうか。
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ワールドの制限はどうなる?
出典:https://minecraft.net/
さて、他ハードとのクロスプレイが出来るようになる事で気になる点、といえば「ワールドの大きさ制限」という所ではないでしょうか。
8/10 追記
秋に予定されている「Better Together update」により
「Nintendo Switch」と「Xbox One」でワールドの大きさが無制限に!
ハード本体やメモリーカードの容量が許す限り、新しい地形が無限に生成されることになります。
正直スイッチ版の広さ(3072×3072)でも十分だと思いますが、資源が実質無限になるのは大きですね。
ただ、バイオームや村の生成率はPEやPC版のようになるのかな?
今までは制限があった故に全てのバイオーム、建造物が一定の範囲内に生成されていました。
しかしこれからは運やシード次第!
ジャングルや村を見つけるのに苦労することになりそうです…
広大なフィールドがウリの一つであるゲームではありますが、各ハードのスペック等もあり各ハード毎に様々な制限が掛かっています。
例えば、ニンテンドースイッチ版のマップの広さは、ブロック単位で「3072×3072」という制限が掛けられています。
それに対して、今回クロスプレイの対象に入っている「Xbox One」では「5120×5120」とスイッチに比べて多く設定されていますね。
クロスプレイに対応する以上は、どこかで擦り合わせが行われると思いますが、残念ながらPC版のように無制限になる事は恐らくないと思われます。
それを行うには各ゲームハード間のスペック差が足を引っ張る形になってしまいますし、結局の所無制限で遊ぶためにはPC版が必要になるのではないでしょうか。
とはいえ、ニンテンドースイッチに合わせる形で「3072×3072」のサイズに制限が掛かったとしても、広大なフィールドである事に変わりはありません。
この辺りは無制限にならなくても十二分に楽しめる範疇ではないかと思いますので、そこまで気にする所ではないかもしれませんね。
マイクラクロスプレイまとめ
- 「Better Together update」ハードを跨いだオンラインプレイが可能に!
- 秋のアップーデートでスイッチ版とXbox One版でワールドの広さが無限に!
- SONYとはまだ話がついていないため、PS4とVITA版にこのアップデートは適応される予定はなし
- 今後も対応ハードは増えていく可能性も?
オンラインプレイではハードをあわせなければいけない、というのは大きな障害の一つだったと思いますが、非常に嬉しいアップデートですね。
PS4やPS VITAなども今後どうなるかは分かりませんが、是非このアップデートに対応して欲しい物だと思います。