PS4やXbox One、ニンテンドースイッチなど、ゲームハードも多岐に渡る昨今ですが、よく話題に上がるのは「PCゲーム」ではないでしょうか。
コンシューマーに移植される事も多いですが、やはり盛り上がっている間にPCで遊びたい!と考える人は多いと思います。
今回は、そんな期待のゲーム「PUBG」と、快適にプレイするための「PCスペック」についての情報を調査していきたいと思います。
PUBGとは?
出典:http://store.steampowered.com/
今回の主題となる「PUBG」がどんなゲームなのか、まずはその説明・おさらいから始めていきたいと思います。
「PUBG」とは正式名称「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」という、合計100人のプレイヤーが競い合う「バトルロイヤル」ゲームです。
ゲームシステムとしてはプレイヤーキャラの後ろにカメラが配置された三人称視点、つまり「TPS」の体裁を取っています。
何より特徴的なのは、広大なフィールドに配置された武器や移動用の車などを奪い合い、より戦略的なプレイを行った方が勝利に近づく、というゲーム性ですね。
極端な話をすると「最後まで生き残れば勝ち」なので、誰も殺さず、逃げ回って勝ちを拾う事も出来る、というのは非常に面白い試みだと思います。
FPS・TPSというと、そう広くはないフィールドで撃ち合い、多く倒した方の勝ち、というゲーム性が多い中、このシステムは中々斬新に感じるかもしれません。
中には銃器を一切使わず、移動用の車のみで優勝を飾った人もいるという事で、話題性もばっちりのゲームです。
ゲームとしてはまだ開発中で、正式リリースに向けて様々なアップデートを繰り返している、という状態ですがかなり盛り上がっているようですね。
PUBGの推奨PCスペックは?
出典:https://www.amazon.co.jp/
現在はベータ版、正式リリース待ちという事で、残念ながらPS4やXbox Oneといった主要なハードではなく、PCでのみ遊ぶ事ができます。
最大100人のプレイヤーと同時に競い合う、というシステムや広大なフィールドなど、かなり高いスペックを要求されるのが難点といえば難点です。
日本語版Wikiからの引用ですが、最低限動作に必要なスペックは以下のようになっています。
OS: 64-bit Windows 7, Windows 8.1, Windows 10
CPU: Intel Core i3-4340 / AMD FX-6300
メモリ: 6 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 660 2GB / AMD Radeon HD 7850 2GB
DirectX: Version 11
ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
ストレージ: 30 GB 利用可能
これだけ見ると「あれ?そんなに言うほど高くないじゃん?」と思うかもしれませんが、あくまで「最低限の動作に必要なスペック」です。
つまり、これだけあれば「動くけど快適にプレイできるかは知らん」というレベルの話ですので、ギリギリコレを満たす程度のスペックでは快適なプレイはまず不可能です。
経験上、公式に発表されている「必要動作環境」から、性能的にほぼ倍ぐらいのスペックがあってようやく「快適なプレイ」が出来るようになります。
PUBGのWikiを参考に、快適なプレイにおいて必要なスペックを書き出していきましょう。
・OS
こちらは64bitのWindows7以降であれば問題ないようですね、とはいえ自作を行うのでもなければ現在はWindows10が主流です。
・CPU
ゲームプレイの際、ここがヘボいと快適なプレイとはほど遠くなりますので「Intel CPU Core i7-7700」など、最新機種か、1ランク下げた物ぐらいは必要です。
・メモリ
これもゲームプレイの際には非常に重要です、最低でも16GB、可能なら32GBなど、多く搭載する事でプレイは快適になります。
・グラフィックボード
高クォリティなゲームをプレイする際にはこれがないとお話になりません、快適なプレイを望むなら「GeForce GTX1060 6GB」と同等かそれ以上のスペックが必要です。
・電源
ゲームのプレイに直接は関係ありませんが、高スペックなパーツを使う=高い電力がないと安定してPCが動きません。600W~700Wはあると安心です。
この他にも、ゲームをプレイする上では使いやすいマウスやキーボードなども考慮に入れる必要はありますが、その辺りは好みもありますので割愛。
新たにPCを購入、あるいは組み替えを行う際など、ここに列挙した辺りのパーツは入念に選んで購入する必要があるかと思います。
とはいえ、PCの性能と値段は比例して上がっていく物ですし、上を見始めたら青天井な物ですので、現実的な範囲で考えるのが良いですよ。
ちなみに、ですが置き場所がコンパクトになる「ノートPC」を使いたがる人も多いかと思いますが、きっぱり言うと「無理」です。
ノートPCでゲームをプレイするのが無理、という話ではありません、あくまで「快適なプレイ」を望むなら無理、という意味ですよ。
昨今では一応「ゲーミングノートPC」といった商品も販売されていますが、やはりゲームをプレイする際のスペックなどを考慮すると「デスクトップ」に軍配が上がります。
ノートPCは本体が小さい事もあり、非常に熱が篭り易いので、ゲームプレイ時の安定動作などを考えるとやはりオススメはできません。
精密機械であるPCに熱は大敵、排熱が重要になるゲームプレイ時ではより顕著に差が出ますので、なるべくならデスクトップをオススメしておきます。
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快適プレイのPC購入にはいくらかかる?
さて、必要なPCのスペックについては触れましたが、やはりここで頭に浮かぶのは「値段」ではないかと思います。
既に「PCを既に持っていて自作の経験がある」か、あるいは「新しくゲーム用PCを買うか」でかなり値段は前後すると思います。
が、今回は単純に「ゲーミングPC」を購入した際の価格を見ていきたいと思います、自作用、となると値段が大きく変わります。
今回参考にしたのは、ゲーミングPCで有名な「ex.COMPUTER」を参照していますが、恐らくどこのメーカーやサイトで購入しても値段に大きな違いは出ないかと思います。
先に提示したスペックなどを考慮にいれると、大体この辺りの商品が要求に合致するのではないでしょうか。
価格としては税別229,800円、自作ではなく丸々購入するとこのぐらいの値段が大体ボーダーではないかと思います。
勿論、これ以上の値段のPCを買うのは「今後も長く使う」「今後の最新ゲームを快適にプレイしたい」と考えた場合の先行投資としてはアリです。
とはいえ、PCというのは所詮消耗品、どんなに大事に使っても10年以上使うのは無理がありますね、故障もしますし。
決してお手頃な価格、とは言い辛い高価な商品になってしまいますが、PCでゲームを快適に、と考えると仕方のない部分です。
ただ、PC関連の部品は、値下げも非常に多いのが特徴です、最新機種が出ればその分前の商品は値下がりする傾向があります。
必ずしも最新機種で揃えなければいけない、という訳ではありませんので、もうちょっと安くなってから、と考えるのも勿論アリですよ。
PUBGまとめ
- 「PUBG」は最大100人のバトルロイヤルゲーム!
- かなり高スペックのPCでないと快適プレイは難しい。
- 高スペック=高級品なので購入は計画的に!
やはり昨今の高クォリティなグラフィックなどをPC上で過不足なく動かす、となるとそれ相応の出費になってしまうので、多少敷居が高いですね。
しかしながら、自作が行えるようになると、PCの故障時など、下手に修理を頼むよりも安く済む事もあるので、これを機に挑戦してみるのは如何でしょう?