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昨今、ゲームの面白さなどの指標を立てる言葉の一つとして「没入感」という言葉がよく使われるようになったように思います。

これは、技術の発展によりCGのクォリティが上がって実写のようになった事、VRという体感型の作品に注目が集まった事に原因があると思います。

今回は、そんなゲームへの没入感を高める「VR」についに進出する「ニンテンドーラボ」についての情報をまとめていきたいと思います。

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ニンテンドーラボVRとは?


出典:https://www.nintendo.co.jp

様々な応用が出来たり、体感ゲームを作るためのキットが同梱されていたり、と中々に将来性を感じさせる周辺機器「ニンテンドーラボ」

以前、当ブログでも何種類かの商品を紹介、解説しましたが、そのニンテンドーラボに新しい商品ラインナップが追加されました。

 

その名も「ニンテンドーラボVR」と、名前の通り今流行りの「VR」を体験出来る内容が追加されたキットとなっています。

今回はこの「ニンテンドーラボVR」について解説するとともに、記事の主題として取り扱っていきますが、まずその前に「ニンテンドーラボ」も含めておさらいしていきましょう。

 

ニンテンドーラボは、ニンテンドースイッチのJoy-Conを利用して、様々な体感ゲームを制作できる、というのがウリの周辺機器。

体感ゲームをプレイするためのソフトとともに、ダンボール製の工作キットが同梱されているのが特徴と言えるでしょう。

 

普段からゲームに慣れ親しんでいるゲーマー向けの商品、というよりは、ゲームに親しみ始めた子供向けの製品、といえるでしょう。

とはいえ、任天堂が制作しているだけにその辺りは作りもしっかりしており、案外大人が本気を出して遊びたくなってしまう魅力があるのも事実。

 

これまでに、様々なバリエーションの物が発売されており、以下のような種類が存在します。

 

■01 「バラエティキット」

最初に「ニンテンドーラボ」に触れるならうってつけ、5種類の「Toy-Con」で様々な遊びを楽しめるスタンダードなセット

 

■02 「ロボキット」

こちらはロボットを操作して動かす、ニンテンドーラボの中でもかなり大掛かりなキットですね、背中に背負うようにして使う大型キットが特徴。

 

■03 「ドライブキット」

こちらはクルマや潜水艦といった「運転する」という操作に主軸を置いたキット、驚くほど本格的な内容で乗り物好きの人にはたまらない内容

 

と、このような感じですでに三種類のバリエーションが販売されています、ここに、新たに今回の主題である「VRキット」が追加されるわけですね。

 

では、肝心要の「VRキット」についても詳しく解説していきたいと思います、今回の「VRキット」は以下のような内容になっています。

 

■04 「VRキット」

こちらの最新作「VRキット」では、その名の通りVRに関連した内容の作品を遊べる、6つのToy-Conが用意されています。

具体的には「VRゴーグル」「バズーカ」「カメラ」「ゾウ」「トリ」「風」が用意されており、更に「Toy-ConガレージVR」という追加機能も用意。

VRを利用して遊べるサンプルゲームは全64種類、更にはサンプルゲームを改造して様々な遊び方を出来るというのが特徴となっています。

 

と、このような内容で、最近流行りのVRにスイッチもついに参戦、といった感じの商品になっていますね。

注目度は高いと思います。

 

やはり最大の特徴は、ニンテンドースイッチ本体を差し込んで使用する「VRゴーグル」でしょうか、同様の商品がスマホの周辺機器でもあったりします。

 

単純にゲームとしてだけではなく、注目度の高いVRにスイッチも参戦、というのはニンテンドーラボに限った話ではなく、かなり驚きの展開といえます。

今後の「ニンテンドーラボ」にも期待感の出るラインナップといえると思いますので、VR体験をしたいという人も含めオススメの商品ではないでしょうか。

 

今後対応タイトルは増えるか?


出典:https://www.nintendo.co.jp

さて、やはりVRゴーグル、や「VR」と聞いて頭に浮かぶのは「VR画面」でのゲームプレイ、というのがまぁ普通の感覚と言えるでしょう。

今回の「ニンテンドーラボ VRキット」の発売に合わせて、期待感のあるニュースが飛び込んできました、それは「VRゴーグル」への対応の話です。

 

というのも、今回の「VRキット」の発売に合わせて、ニンテンドースイッチの代表的なタイトルである二作が、この「VR」に対応したと発表されています。

 

その二作とは

「スーパーマリオオデッセイ」「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の2作品です。

これらはいわゆるオープンワールドに形式が近いアクションゲーム、かつ双方とも任天堂が開発したタイトルなのでまずは様子見で、といった所でしょうか。

 

これらのタイトルをVRで遊べるようになる、というのは非常に面白い試みだと思いますが、やはり気になるのはこれ以外の作品がどうなるか、といった所。

ただ、筆者の予想ではあるのですが、あくまで今回の「VRキット」に関しては、周辺機器としての発売というより「ニンテンドーラボ」の一貫でしかないと思います。

 

本格的にVR対応のゲームの発売も視野に入れた展開を行う、いうのであれば、恐らくもっと単純にニンテンドースイッチのVR機器が発売されるのではないでしょうか。

そういった状況を考えると、今後この「VRキット」に既存のタイトルが対応するとしても、任天堂製のソフトに限られるのではないか、という予想です。

 

あくまで筆者の予想というか考えに過ぎないので確証はありませんが、任天堂以外のメーカー、つまりサードパーティ側の対応はまだ無さそう、という話です。

それらを踏まえて、今後この「VRキット」を利用した「VRでのゲームプレイ」に対応しそうなタイトルを予想してみましたが、以下のようになりました。

 

■ゼノブレイド2
ニンテンドースイッチの中でも新作タイトルとして人気を博したRPG、ゲーム中の設定をある程度いじれば「主観視点」でのプレイもある程度可能。

そういった部分を考えると、VRでのプレイが出来るようになってもおかしくは無さそう、といった所ではないかと思います。

ただムービーパートなどもかなりあるので、あくまで希望的観測を含んだ話、というのは忘れないようにしたい所ですね。

 

■スプラトゥーン2
こちらはニンテンドースイッチでも人気のカラフルでポップなTPS、こちらもVRでのプレイは中々親和性は高いのではないかと思います。

元がTPSという事で、VRを楽しむなら新しく主観視点でのプレイが出来るようになると、また一味違った遊び方もできるようになるのではないかと思います。

可能性自体は結構あるのでは、と思うのですが、カラフルな色彩も特徴のゲームなので、VRで遊べるとなったら目疲れには注意が必要になりそう。

 

■ARMS
こちらはどこかアメコミ的なデザインのキャラクターを使用した新感覚の格闘ゲーム、体感系ゲームとしても面白い作品ですね。

こちらも主観に程近い視点でのプレイが主軸となった作品ですので、VR自体との相性は良いのではないか、というのが予想の理由ですね。

とはいえ、操作自体に結構アクションを要求されるので、現状の時点ではまだ望み薄、の領域にある作品かも。

 

予想としてはこの辺りが妥当かな、と思います、まだまだサードパーティの参入はなさそうな雰囲気ですし、続報次第といった所でしょうか。

現状ではVRゴーグルも、頭に固定するバンドのような物は確認できないので、この辺りがどうなるか、というのも課題の一つかも。

 

あくまでVR風、を体験できるだけのキット、で終わってしまう可能性もなきにしもあらずなので、発売後のアップデートなどにも期待がかかります。

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ちょびっと版の購入はアリ?ナシ?


出典:https://www.nintendo.co.jp

さて、今回の記事の主題は「ニンテンドーラボVR」だったわけですが、最後に記事の〆として注目したい話題を取り上げたいと思います。

ニンテンドーラボシリーズは、ソフトと共に様々なキット製作用のシートが付属する、というのが商品の特徴となっています。

 

今回の「ニンテンドーラボVRキット」では、なんと付属するシートが少ない「ちょびっと版」というものが同時に発売することになっています。

この「ちょびっと版」では、本来「VRキット」に付属している「カメラ」「ゾウ」「トリ」「風」の4つが付属しない、いわゆる廉価版のような内容になっています。

 

単純にVRゴーグルを利用した、ニンテンドースイッチのVRプレイのみを体験してみたい、という人はかなりの数いると思います。

そういった意味ではこの「ちょびっと版」は入門編としての立ち位置も含めて、非常にお得な商品になっている、と思います。

 

加えて、こちらの「ちょびっと版」には付属しない4つのキットに関しては、別途追加で購入できる商品も用意されている様子。

最初に「ちょびっと版」を触ったあとで、他のキットにも興味がでる、というパターンでも安心なので、まずは「ちょびっと版」を購入するのがオススメかも。

 

価格は、通常版が「7,980円(税別)」に対して「ちょびっと版」が「3,980円(税別)」とかなりお得な価格設定になっています。

廉価版とも言える構成ではありますが、付属品は「VRゴーグル」「バズーカ」と2つの「Toy-Con」がつきますし、ソフトの方もしっかり付属。

 

こちらと合わせて、VRプレイに対応した「スーパーマリオオデッセイ」「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」を購入するのもアリかもしれません。

 

何にせよ、かなり手軽にスイッチでのVR体験に踏み込めるお得な商品になっていますので、購入を検討している人はこちらもチェック。

 

あとからキットを買い足す事も出来るわけですし、手っ取り早く体験してみたい人にはまさにピンポイントな商品、と言えるかもしれません。

後々VR対応が行われるソフトが増える可能性もありますしとりあえず購入だけしておいて準備しておく、というのもアリかもしれませんね。

 

ニンテンドーラボVRまとめ

  1. スイッチでVR体験ニンテンドーラボ第四弾
  2. マリオとゼルダがVR対応!今後増える可能性も?
  3. VR体験にはちょびっと版がオススメ!買い足しも可能!

 ニンテンドースイッチ自体が携帯機と据置機のいいとこ取り、といった印象のハードですが、遂にVR体験にも踏み切ったのは大きなニュースですね。

今後ニンテンドーラボの企画ではなく、周辺機器として独立、なんて可能性もありますし、いよいよVRがゲーム業界のスタンダードに近づいてきたかもしれません。

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