2月も終わりに差し掛かってきましたが、まだまだ寒かったり暖かくなったりと、落ち着かない気候が続いていますね。
コロナ関連は当然の事ながら、体調にも注意して健康にゲームライフを過ごしたいものですが、新作などの情報もしっかりチェックしたいですね。
今回は、人気シリーズの作品からHD版が発売される「ゼルダの伝説 スカイウォードソードHD」について纏めていきたいと思います。
スカイウォードソードとは?
出典:https://store-jp.nintendo.com/
ゲームにおいて、決して外す事のできない要素の一つ、それは「シリーズ作品」と言われる物ではないかと思います。
人気が出れば続編や外伝といった形で、ジャンルやシステム、世界観やキャラクターを継承して新たな作品が登場する、とういうのは最早定番ですね。
ある意味ではユーザーがゲームを購入する時の一つの指標となっている部分もありますし、必然的に「シリーズ作品」というのは注目が集まりやすい傾向があります。
そんな人気のシリーズ作品といえば、やはり日本国内・国外を問わず人気を誇る「ゼルダの伝説」シリーズですね。
筆者も例に漏れず好きなシリーズですし、昨今はスマブラシリーズに毎作出演、外伝作品やコラボ的な作品への登場など目にする機会が多いタイトルです。
長い歴史もあるシリーズだけに、昨今では最新作以外に「リマスター」や「移植」などが話題になる事が多いですね。
今回は、そんな人気シリーズ「ゼルダの伝説」から、Wiiで発売された「スカイウォードソード」がHD版で発売される事が決まりました。
前置きが長くなりましたが、今回はまず、この「スカイウォードソード」がどういった作品だったのかをおさらいする所からスタートしていきましょう。
「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」は、2011年11月23日に発売された、Wii用のタイトルで、モーションプラスに対応したタイトルでした。
実はWii用タイトルとして発売された前作「トワイライトプリンセス」は元々GC用に開発されていたタイトルなので、純粋なWii向けの開発が行われたのはこれが初。
気になるシナリオとしては、これまでのゼルダシリーズでも重要な物として扱われてきた「マスターソード」や「トライフォース」がどうやって誕生したのかに迫る内容。
これまで作品内の時系列で最も古い作品は「時のオカリナ」とされてきたシリーズですが、この「スカイウォードソード」がより古い時系列ということに。
今作でのグラフィックが全体的に幻想的な雰囲気の漂うグラフィックになったのも、この辺りが関係しているのかもしれませんね。
Wiiリモコンによる直感的な操作や、マスターソードの秘密が語られる、といったシナリオの内容からファンからもかなり注目されたタイトル。
しかしながら、Wiiで発売されたとは思えないほどアクション部分の難易度は高く、筆者もかなり苦戦してプレイした覚えがあります。
3Dグラフィックになってからのゼルダの中ではトップクラスの難易度ではないか、と未だに思っている思い出深い作品ですね。
そんな作品のHD版発売、筆者のみならず、楽しみにしているという人もかなり多いと思います、今回はそのHD版について色々解説していきましょう。
HD版とWii版の違いは?
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さてさて、作品の紹介が終わった所で、今度はHD版についての解説をしていきたいと思います、当然の事ながら、当時のままというわけではありません。
まず、HD版、と名前がついたように今作はリマスター作品なので、当然の事ながら画質が向上しており、より鮮明なグラフィックで楽しむ事ができます。
またゲーム画面の処理速度は60fpsに対応したとの事なので、当時よりも滑らかな動きでゲームプレイができる、という感じですね。
この辺りはまぁリマスター作品としてはよくある事ですし、当然といえば当然なのでまぁそこまで重要度は高くありません。
今回のスカイウォードソードではWiiからニンテンドースイッチにハードが変更、という事で、操作方法が大きく変わる感じですね。
原作ではWiiリモコンによる直感的な操作がウリでしたが、今回はJoy-Conを左右に分けて持つ、という形に変更されています。
右側がリンクの剣に、左側が盾に対応する形の操作方法に変わっており、より直感的に操作できるようになっているようですね。
また、今回はニンテンドースイッチでの発売ということで、ボタン入力による操作もできるようになっています、この辺りは「スイッチLite」との兼ね合いでしょう。
そんなこんなで、操作方法に関しての変更点が多く、ハードが変わった事による違いが大きく取り上げられているという感じでしょうか。
逆に言うと、当時Wii版をプレイしていた人達も、新鮮な操作感でプレイできるようになる、という事でもあるのではないかと思います。
勿論、当時プレイした事がない人にとってはより精細なグラフィックで名作を遊べる、というチャンスでもありますので、購入するメリットは大きいと思います。
現時点では、こういった操作方法以外の点での変更点などは特に言及されていませんので、大きな変更点はあまりないと見ていいと思います。
とはいえ、Wii版からはこういった操作方法も変わっている事もあって、変更点は多くない物の、決して小さくないという感じではないでしょうか。
よりゲーム中のリンクとプレイヤーが一心同体となって操作できる、というような紹介もされていますし、この辺りはかなり期待しても良さそうです。
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追加要素などはある?
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こういった移植版、リメイク版やリマスター版といった作品は巷に溢れかえっていますが、やはり気になるポイントがありますね。
それは、原作である作品と比べて「追加要素」や「追加エピソード」といった物が用意されているかどうか、という所だと思います。
昨今はいわゆるED後の追加エピソード、的な物が盛り込まれたり、当時は使えなかったキャラクターが使用できるようになる、といった要素が盛り込まれたりします。
ただ、今作「スカイウォードソード」はゲームとしての完成度は高く非常に面白い作品ですが、追加要素、となると色々と難しそうな気もします。
「夢を見る島DX」に関しては全編を通したリメイクであった事もあり、グラフィックや操作方法、更には追加要素の「パネルダンジョン」も存在しましたが。
他の作品はちょっとしたマップの追加、他作品の要素を逆輸入、といった物がほとんどで、大きな追加要素はあまりない、という感じですね。
まぁあくまでリマスター、という向きが強い作品の方が多いので、その辺りがあまり大きく変わっていても、という話にもなりそうではありますが。
ですので、今回のスカイウォードソードHDも、恐らくではありますが追加要素はあるとしてもそこまで大きな物にはならないのではないかと思います。
筆者的な予想としては
・ちょっとしたミニゲームの追加
・ちょっとしたサブイベントの追加
・amiiboとの連動要素
と言った感じで、ゲームの大筋などにはあまり関係ない、ちょっとしたお楽しみ要素が増える、という感じになるのではないかと思います。
特に、amiiboに関してはスカイウォードソード版の再販なども含めてちょっと期待してしまう所もありますし、是非盛り込んで欲しいですね。
まぁこの手のゲーム的な追加要素に関しては、あくまでリマスター、という感じの位置づけである以上多くを望むのは少々無理があるかな、とも思います。
あくまで今回挙げた予想も「このぐらいなら実装されても不思議はないかな」ぐらいの物になっているかと思います。
なかったとしても仕方のない部分ではありますし、今後の続報待ち、という感じになるかと思いますので、公式からの発表に注目してみましょう。
追加要素があるにしろないにしろ、スカイウォードソード自体が名作、という所は変わらないですし、スイッチ版を購入する価値はあると思います。
オリジナルデザインのJoy-Conなども発売されるようですし、関連商品と合わせて予約しておくのもアリなのではないでしょうか。
ゼルダの伝説 スカイウォードソードHDまとめ
- Wiiで発売したゼルダ!最も古い時系列に注目!
- HDではより直感的な操作に!ボタンでの操作も追加!
- 追加要素は多くはなさそう?今後の発表にも注目!
ゼルダも長い事続いているシリーズですし、こういったリマスターやリメイクなどが行われるとその歴史の重さをなんとなく感じてしまいますね。
新作にも期待したい所ですし、まだまだゼルダの伝説シリーズの勢いが衰える事がなさそうなのはファンとしても安心です。