2021年も残りあと僅か、という時期になってきましたが、今年発売の新作もまだ遊び終わらない内から、来年の作品に目を向けてみましょう。
なんだかんだゲームというのは一年中どこかしらで新作が発売されるものですし、こればかりはゲーマーの性という事で諦めるしかありませんね(笑)
今回は2022年、来年発売予定のタイトルの中から「エルデンリング」について、類似シリーズと合わせて解説していきたいと思います。
エルデンリングとは?
出典:https://www.eldenring.jp/
現在情報が出ている期待のタイトル、というのはいくつもあると思いますが、暦も11月半ばになりましたし、そろそろ来年発売のタイトルにも目が向く頃ですね。
既に発表されているタイトルの中でも、特にゲーマーから注目を集めているのは2022年2月に発売が予定されている「エルデンリング」ではないでしょうか。
今回はこのエルデンリングについての記事となりますので、まずは作品の概要などについておさらいからスタートしていきましょう。
「エルデンリング」はフロムソフトウェアが開発中のオープンワールドアクションRPG、2019年のE3で発表されたタイトルです。
正式発表から既に2年が経過しているという事もあり、首を長くして待っているという人も多そうなタイトルの一つですね。
ゲームの内容としては退廃的な雰囲気の漂うファンタジー世界が舞台で「エルデンリング」と呼ばれる重要な物が砕かれてしまった事がストーリーの始まり。
プレイヤーは「褪せ人」と呼ばれる存在となり、このエルデンリングへと向かい旅をする、というような内容になるようですね。
概要などは違いますがフロムソフトウェアが開発した名作タイトル「ダークソウル」シリーズを継承したようなダークな世界観が特徴、という感じですね。
この世界観や設定の根幹にある神話には、日本でもヒットした「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作者「ジョージ・R・R・マーティン」氏が協力。
ファンタジー作品の大ヒット作家が協力している、という事もありこの辺りにもかなり力の入った作品となっているのではないかと思います。
これまでのフロムソフトウェアの作品も、世界観やシナリオが独特で魅力的でしたが、エルデンリングは更に壮大な神話なども含まれていてよりスケールアップしています。
既にネットワークテストなどが開催され、ある程度はゲーム性なども公開されており、システム的にはやはり「ダークソウル」などの高難易度死にゲーに近い物があるとの事。
システム的には過去の「ソウル」シリーズなどと似通った部分もある物の、ゲーム性は結構変わっている、という感じですね。
当然過去作品を遊んでいる人はとっつきやすい部分もあると思いますし、逆にシステム的に変わっている部分で戸惑う、という事もありそうです。
あくまで「ソウル」シリーズの「後継作」という印象が強く、決してシリーズ続編というわけでもありませんので、違う物として受け入れるのが良さそう。
逆に、これまで「ソウル」シリーズなどに尻込みして触れてこなかった、という人も心機一転して挑戦してみるのもアリ、という感じかもしれません。
特にこれまでのシリーズよりもよりファンタジー色が強くなっている感じもありますし、そういった雰囲気が好きな人にもオススメかもしれません。
ダクソやSEKIROとの違いは?
出典:https://www.eldenring.jp/
さて、開発会社が同じ、そして現時点で発表されている情報からも、類似点や共通するシステムが存在する「エルデンリング」
では、有名タイトルである「ダクソ」や「SEKIRO」との違いはどのような所にあるのか、あくまで現時点で判明している部分を解説していきたいと思います。
まず第一に、上でも解説しましたが今回の「エルデンリング」は「オープンワールドアクションRPG」と微妙にジャンルが変更されています。
これまでの「ソウル」シリーズや「SEKIRO」は、エリア毎で区切られたマップを攻略していく、というゲーム性だったので、ここの部分だけでも大きく変わりますね。
SEKIROなどではオープンワールドで遊ぶたかった、といった意見も散見されましたし、ある意味時代に即しているとも言えるかもしれません。
このオープンワールド形式に変更された事で、これまでのシリーズなどとはゲーム性においても変化した部分があります。
まずこれまでの作品とは違い、マップ中での移動の自由度が上がり、ジャンプによる段差の移動、騎乗によるスピードアップなどが存在します。
この辺りは、これまでは段差の有無などでルマップの攻略ルートを制限したり、といった形式だった「ソウル」シリーズに比べて自由度がかなり高くなると言えるでしょう。
またゲーム中で騎乗したままでの戦闘が発生する事もあり、これまでの作品とは違った形式で敵を蹴散らす、といった事も可能に。
ただし、戦闘面においてはやはり「ソウル」シリーズの要素を引き継いでいて、無闇に攻撃するだけでは当然攻略は難しい難易度、という感じのようですね。
世界観的にも、亡者といった陰鬱な要素がメインだった「ダークソウル」や、和風な「SEKIRO」などとは全く違う世界観となるようです。
まぁこれまでも「ソウル」シリーズと他の作品に繋がりなどがあったわけではないので、今回も独立した全く新しい世界観という感じでしょう。
シナリオや世界観は当然ながら別のゲームなので違いは大きく存在しますので、やはり最大の違いは「オープンワールド形式」への変更でしょう。
オープンワールド形式ではありつつも、NPCが集合する街や拠点といった物は存在せず、基本的には廃墟やダンジョンをめぐる事になる、との事。
とはいえ作中には様々なバックストーリーを持つNPCが登場する、という辺りはしっかり健在ではある、という感じになるようです。
基本的な部分ではソウルライクなどの「高難易度」「探索」「死にゲー」といった要素を引き継ぎつつ、集大成のような作品になっているようです。
取っつきやすさ、という点では過去の「ソウル」シリーズなどを遊んでいる人の方が有利だと思いますが、それ以外の点では特に気にする必要はなさそうですね。
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難易度は他作と比べてどうなる?
出典:https://www.eldenring.jp/
さて、フロムソフトウェアが開発する高難易度ゲー、という事で待ち遠しい気分で楽しみにしているプレイヤーの皆様も多いでしょう。
しかし気になるのは、やはりその「難易度」が他のゲームなどと比べてどのぐらいになるのか、という所ではないかと思います。
筆者個人もソウルシリーズなどは遊んでいますしクリアもしていますが、やはりじっくり腰を据えて遊ばなければいけないシリーズ。
この難易度が気になる、というのはまぁシリーズ経験者なら尚の事、シリーズの噂を知っている人も同様、といった感じでしょう。
当然まだ発売前なので、詳しい内容などが判明しているわけではありませんし、詳しい難易度の比較は難しいとは思います。
ただ、現時点で判明している情報を見る限りでは、ゲームとしてのシステムは「ダークソウル」を発展させたような内容、という事ですね。
SEKIROも同じ開発会社で高難易度の死にゲーではありますが、厳密に言えばゲームシステムは「ソウル」シリーズとは違います。
当然戦闘の難易度も、高い事は高いですが「ソウル」シリーズと「SEKIRO」では、難易度の方向性が違う、とも言えます。
以前こちらの記事でも触れていますが、プレイヤースキルに重きを置いたシステムで難易度が比較的高めだったのは「SEKIRO」の方だと思います。
そういった観点から見ると、今回の「エルデンリング」の難易度は、ダークソウルシリーズに近い感じになるのではないかと思います。
勿論ソウルシリーズにはなかったジャンプ操作による攻撃、騎乗状態での攻撃などのもありますし、一概に同じだとは言えませんが。
ただネットワークテストなどを遊んだ人の話などを見ている限りでは、やはり戦闘の形式や難易度はダークソウルシリーズに近い、という感じのようです。
RPGである以上、レベルやステータス、装備である程度以上補うという事もできそうですが、やはり気を引き締めてプレイする事が重要な作品になりそうですね。
オープンワールドに変わった事でまた少しゲーム性も変わる事は予想できますが、難易度的な面ではそこまで大きく変わる事はなさそうな気もします。
当然、これまでのソウルシリーズやSEKIROを攻略した人なら簡単に攻略できる難易度、というわけでもないと思います。
何にせよ、過去作と比べてもキッチリ歯ごたえのあるゲームである、というのは間違いないと思いますので、期待しつつ発売を待ちたい作品ですね。
エルデンリングまとめ
- 高難度アクションがオープンワールドで更に魅力的に?
- 操作などはダクソに近い?世界観は更に壮大に!
- 難易度はダクソ級?オープンワールド化で変化もありそう!
元々アクションゲームとしてソウルシリーズの評価は高いうえ、それがオープンワールドに、というのは嫌でも期待値が上がりますね。
PS5で発売されるタイトルの中でもかなり注目されている一本だと思いますので、ソウルシリーズ未体験の方も挑戦してみるのが良いかもしれません。