ゲームをプレイする際に、最適な環境やツールを揃えてプレイしやすくする、というのもある意味ではゲームプレイにおける醍醐味と言えますね。
各ゲームハードにおけるアケコンなどの特殊コントローラーを利用するのも勿論ですし、PCではマウスキーボード以外のツールに目を向けて見るのもまたアリです。
今回はお絵描き伝言ゲーム「Gartic Phone」と合わせて使ってみたい「ペンタブ」についての情報をまとめていきたいと思います。
Gartic Phoneでペンタブは使える?
出典:https://garticphone.com/
ゲーム内でお絵かきをする、という要素が時に話題となる事もありますが、そのお絵かきを全面に押し出したゲームというのも中にはありますね。
以前にも当ブログで取り扱った事のある作品の中でも「Gartic Phone」はネット上などでも話題となった作品の一つです。
いわゆる「お絵かき伝言ゲーム」をオンラインのブラウザ上で楽しめる作品、という事で一種のパーティゲームとしても優秀な作品ですね。
このゲームをプレイする際、恐らく多くの人は「マウス」を利用してお絵かきをする、という操作方法になると思いますが、マウスでのお絵かきは中々難しい物がありますよね。
実際にペンを持って紙に字や絵を書くのとは訳が違い、どんなにレスポンスの良いマウスを利用しても意外なほど難しく感じるのではないでしょうか。
そういった意味では、絵心があるかないか、というのも重要なゲームではありますが、それ以上に「絵を書きやすいデバイス」かどうかも重要であると言えます。
そんな「Gartic Phone」で時折話題になるのが「ペンタブ」の存在ですね、PCなどで絵を描く際などに利用するデバイスの総称です。
実際に紙に字などを書くときと同じく、ペン型のデバイスを利用して実際に画面に文字や絵を描けるというような使い方ができるのが特徴。
現在ではプロのイラストレーターや趣味でイラストを描く人なども利用している人が多く、意外と名前を聞く機会は多いのではないかと思います。
マウスでカーソルなどを動かしお絵かきをするよりは、ペン型のデバイスを使う事で操作もしやすくなる、という感じです。
この「ペンタブ」はお絵かきが主題となる「Gartic Phone」でも利用できるのかどうか、気になる人は多いのではないかと思います。
結論から言えば、一応の利用はできる物の「Gartic Phone」側でサポートされているわけではない、という感じなので万全の状態で使えるわけではないという感じですね。
多くのペンタブでは「筆圧検知」といったような感じで、操作中の細かい筆圧なども伝えてくれる機能がある場合が多いです。
しかし正式的にサポートされているわけではない「Gartic Phone」では、マウスなどの代わりに使う事はできる、というぐらいの認識で居るのが正解でしょう。
普通のマウスなどを使うよりはお絵描きがしやすくなるとは思いますが、かと言って万全の状態で遊べるわけでもない、という感じでしょう。
極端な話、PCで利用するデバイスとしてペンタブを使うのはアリではありますが「Gartic Phone」だけに限って言うならiPadなどで遊ぶ方が遊びやすいかもしれませんね。
「Gartic Phone」においてはペンタブは絶対的にあれば遊びやすくなる、というほどの物ではないと思いますが、あれば便利ではあると思います。
普段はマウスで操作をしているという人も、ペンタブを用意してより上手なお絵描きへ挑戦してみるのもアリかもしれませんね。
ペンタブを購入する際の注意点!
出典:https://www.photo-ac.com/
さてさて「Gartic Phone」において必須ではない物の、あれば便利かもしれないペンタブですが、使用・購入にはいくつかの注意点があります。
今回はその点についてもしっかり解説していきますので、購入などを考えている人は参考にしてみてくださいね。
まず、上でも解説したように「ペンタブ」というツールは今や珍しい物ではなくなったと思いますが、反面安い買い物ではありません。
値段はピンキリにはなりますが、高い物では結構目玉が飛び出るかと思うような値段がする事もまぁある、とは言っておきましょう。
勿論お財布と相談して安い物を購入する、でも問題はないといえば無いのですが、スムーズな動作などを考えるとそれも考えもの。
高機能な電子機器が高いのにはそれ相応に理由がある、というのと同じ事で基本的に高いものの方が高性能ではある、という点が最大の注意点ですね。
また、当然ながらペンタブはその名前の通り「ペンとタブレットを使ってイラストなどを描く」というがの主目的の機械でもあります。
そのため、当然の事ながらある程度のスペースがなければ利用するのも中々難しい、という点があるのには注意したい所ですね。
まぁこれに関しては当ブログでも何度か取り扱っていますが、いわゆるアケコンなどと同じ事で、専用の機器をおくならそれなりのスペースが必要になるというのは当然です。
そのため、結局の所アケコンなどの特殊コントローラーと同様「それなりの金額」と「設置して利用できるスペースの確保」が必須となります。
また「ペンタブ」には大きく分けて「板タブ」と「液タブ」と呼ばれる二つの種類に分かれる、というのも重要なポイントですね。
板タブ、と呼ばれる物は安価で初心者でも購入しやすく、サイズ的にも比較的大きめなマウスパッドぐらいのサイズに収まる事が特徴。
ただし、キーボードなどと同様にPCに接続して使う物であるため、PCモニターを見ながら手元で線を描く、という使い方になります。
当然ながら普段ペンを握って文字や絵を描くのと同じような感覚で、とはいかないので慣れが必要になるのは覚えておきましょう。
対して「液タブ」の方は、液晶画面にそのまま画面を写し、そこにペン型の機器を滑らせて線を引いたりできるので、より直感的な操作が出来ます。
まぁようするにiPadなどのタブレットなどと同じような操作もできる、というのが最大の特徴とも言えるのではないかと思います。
ただこちらは当然高性能な液晶が組み込まれているため高価になりやすく、商品自体も大型化しやすいという難点もあります。
普段からイラストを描いたり、あるいはプロのイラストレーターを目指して練習も兼ねて、というような別の目的がない場合にはオススメしづらいでしょう。
それぞれペンタブ自体のサイズや使いやすさなど、メリットデメリットが双方にあると思いますし、安い買い物にはならない場合もあるでしょう。
「Gartic Phone」をもう少し快適にプレイしてみたい、という感じでペンタブの購入を考えている人は、この辺りの違いなどは把握しておいた方が良いと思います。
上でも挙げていますが、必ずしもペンタブが必要になるゲームというわけでもないですし、利便性を考えてiPadなどのタブレットでプレイするという手もあります。
購入を考える場合は、しっかりと値段や使い勝手を考えた上で、自分の環境に合わせて購入するのがオススメだと思います。
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オススメのペンタブを紹介!
出典:https://www.amazon.co.jp/
さてペンタブを購入する際の注意点などをまとめた所で、記事の〆としてオススメのペンタブをいくつか紹介して終わりにしたいと思います。
上で解説した「板タブ」か「液タブ」かについての分類も一応書いておきますので、購入の際の参考にしていただければと思います。
今回オススメのペンタブは以下のようになりました。
■Wacom Intuos Smallベーシック TCTL4100/K0
こちらはペンタブ系ではほぼ確実に名前が上がる「ワコム」製の「板タブ」ですね、価格としても比較的安い部類で初心者でも安心な価格。サイズも小さめで扱いやすく、入門編の商品としてはうってつけの商品だと思いますので、今回の「Gartic Phone」のプレイ用としてもアリではないかと思います。
なんだかんだでペンタブ関連では最大手のワコムなのも初心者入門として考えれば安心ポイントだと思いますので、今回のイチオシと言えるかも。
■HUION ペンタブレット H1060P
こちらも比較的安価な「板タブ」で、初心者にもそうでない人にもオススメしやすそうな商品ではないかと思います。特徴としては12個のショートカットキーと16個のファンクションキーが搭載されており、この辺りを用途に合わせてカスタマイズできるのが魅力。
自分が扱いやすいように様々なショートカットなども登録できるので、普段のお絵描きから「Gartic Phone」のプレイまで使いやすいのではないでしょうか。
■XP-Pen Deco Pro Small
こちらも「板タブ」ですが、今回紹介する「板タブ」の中では最も高価、その価格だけはありPC操作も行える「タッチパッド」が搭載されています。マウスと一緒に使わずともこのペンタブだけで全ての操作が完結できるので、慣れこそ必要だとは思いますが慣れた時の使い勝手は抜群でしょう。
ただこちらの板タブまで行くと、流石に「Gartic Phone」のプレイのため、というよりはイラスト制作などもしたい人向けになってくるかもしれません。
■XP-Pen 液晶タブ Artist 15.6 Pro
こちらも上記と同じ「XP-Pen」製の商品ですが、こちらは「液タブ」ですので、価格は跳ね上がりますがより直感的に利用が可能。画面もフルラミネートで光の反射などが抑えられており、長時間の作業などでも目が比較的疲れにくいような加工がされています。
当然ながら液晶を利用しているだけに価格は高く、ここまで来るとほぼプロ仕様のような物なので購入の際には慎重に検討した方が良さそうです。
■ Wacom Cintiq 16 DTK1660K1D
こちらもペンタブでは最大手「ワコム」が販売している「液タブ」ですね、今回紹介する中では最高額の商品となります。この価格ではありつつも、液タブとしては初心者入門の商品としてオススメされる事もあり、付属するペンはプロ仕様と同じ仕様。
ショートカットなどを登録できる2ボタンが採用されたペンが利用でき、これからイラスト制作に挑戦したいという人にもオススメだと思います。
とまぁ、今回紹介した5選はこの辺りですが、やはりというか価格的に「板タブ」と「液タブ」では場合によって10倍近くの差が付く事もあります。
その分液タブの方は紙に描くのと同じような感覚で描ける、という利点もあると思いますが、どちらにせよ慣れは必要になるのではないかと思います。
液タブに関しては特に高価な商品になりますし、流石に紹介してはみた物の「Gartic Phone」を遊ぶために購入するのはハードルが高すぎる気もしますね。
やはりゲームをプレイする際のツールの一つとして認識して購入するなら、安価な「板タブ」の方がオススメかなと思います。
「液タブ」を購入しても問題がないほど普段からイラスト制作をしていたり、それこそプロのイラストレーターを目指す、という人であればその限りではありませんが。
何にせよ価格としては高価である、場所を取ると言った問題もありますので、購入の際はよく考えて、というのは変わりませんね。
イラスト制作を行いたいついでに「Gartic Phone」を遊ぶならペンタブ、そういった事は考えておらず汎用性を考えるなら「タブレットPC」といった選択肢があります。
自分に合った環境整備をする事でよりゲームを楽しめると思いますので、まずは色々と検討してみるのが良いのではないでしょうか。
Gartic Phoneペンタブまとめ
- ペンタブは利用可!ただし筆圧検知などは未対応!
- 価格や設置スペースにも注意!購入の際には慎重に!
- オススメは板タブ!iPadなどの利用も視野に!
今回は結構特殊な形での紹介とはなりましたが、やはりペンタブ自体の利用は結構ハードルが高くなる傾向はありますね。
何にせよ、ただゲームのために購入する、よりはイラスト制作などもしてみたい人向けとは思いますが、そこから趣味を広げる意味でもアリではないかと思います。