【バルダーズゲート3】PS5版とSteam(PC)版の違い！どっちがおすすめ？

昨年12月に日本語版が発売された「バルダーズゲート3」は、世界最大級のゲーム表彰式典「The Game Awards 2023」で最優秀作品賞に選ばれたことでも有名ですよね。

賞を取った作品ということもあり、「バルダーズゲート3」をこれからプレイしてみようかな？と思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、日本国内で買えるPS5版とSteam（PC）版で、どんな違いがあるのかについて、ご紹介したいと思います。

これから購入予定の方はぜひ、参考にしてみてください！

【バルダーズゲート3】はこんなゲーム

まず簡単に「バルダーズゲート3」についてご紹介したいと思います。

「バルダーズゲート3」は、世界初のロールプレイングゲームと言われている「ダンジョンズ＆ドラゴンズ（D&D)」をベースに作られたRPGゲームシリーズの最新作です。

この「D&D」は、もともと「テーブルトークRPG」と呼ばれるゲームで、パソコンなどを使わずに、数人がテーブルを囲んで遊べるアナログなゲームでした。

テーブルトークRPGは、進行役とプレイヤーがいて、ルールブックとシナリオが事前に用意された状態でスタートします。

それぞれがキャラクターをどう行動させるか、を口頭で話しながら進めていくので、いろんな物語が生まれて面白い、と人気になったようです。

これが、いわゆるRPGゲームとして成長し、今のコンピューターによるRPGゲームへと進化していきました。

そんな「D&D」の世界をしっかりと受け継いで作られているのが「バルダーズゲート」シリーズなのです。

もともとのアナログなゲームでは、PCなどで遊ぶRPGと違い、セリフや行動に選択肢がないので、ゲーム進行を行う上で色々なアプローチができました。

この「バルダーズゲート」シリーズでも、かなりのセリフや行動が選べるようになっていて、テーブルトークRPGらしいゲームに仕上がっています。

また、ダンジョンに入るにしても何通りもの行き方が用意されているなどアプローチの自由さがあるのも、従来のRPGゲームとは違う点です。

シリーズ最新作となる「バルダーズゲート3」は、もともと8月に日本語未対応の状態でSteamにてリリースされました。

リリースされると、世界中で「ここ数年で一番の傑作だ」と噂されるほどのRPGゲームとして、一気に有名に。

そして、やっと日本語版としてPS5で発売されたのが2023年の12月でした。

同時に、Steam版も日本語対応となっています。

PS5版には規制が入る？PC版との違いをご紹介！

そんな「バルダーズゲート3」ですが、対象年齢が18歳以上と高めの年齢制限がかけられています。

さらに、国内版としてPS5から発売されるにあたり、一部露骨な表現の規制や、拷問を行う選択肢を削除するなどの変更が入りました。

ムービー内で裸体表現があったり、装備を外すと真っ裸になってしまったり、内蔵露出表現があったりするのがもともとの「バルダーズゲート3」なのですが、日本国内のPS5で発売されるにあたり、CERO審査のもと変更されたようです。

そうした性的表現やゴア表現の制限は、PS5版に限った話なので、PC版では制限がかからず遊ぶことができます。

ちなみに、設定でも変更できるので、そういった表現が苦手な場合でも安心してPC版も遊べます！

また、解像度やフレームレートの違いや、ロード時間の違いなども注目ポイントです。

例えば、PS5版では「クオリティ」と「パフォーマンス」という2つのグラフィックモードで選べるのですが、PC版では動作させるPCのスペックでグラフィックの差が出ます。

高スペックなPCで遊べば、PS5よりも美しいグラフィック設定で遊ぶことも可能です。

フレームレートにおいても、PS5のクオリティモードでは30fpsのフレームレートを目指し、パフォーマンスモードでは60fpsが出せる程度とされています。

言うまでもないことですが、PCではスペックによってゲームの快適度は変わってきます。

グラフィックもかなり美しく、色々な選択肢が選べて、1万通り以上のエンディングがあるとも言われる「バルダーズゲート3」は、かなり重い部類のゲームになります。

ロード時間なども、PC版と比べるとPS5版の方が長いと言われていますが、そこまで大幅な差があるわけではなさそうです。

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【バルダーズゲート3】を快適に遊ぶならPC版がおすすめ

PS5版とPC版とで比べると、快適さという点ではPC版に軍配が上がりそうです。

安定した60fps程度のフレームレートで遊ぼうとすると、PS5ではかなり苦しいですし、ロードが若干とはいえ長いのも、ゲーム展開が間延びしてしまい、好ましくありません。

また、PC版のいいところはMOD導入ができることでしょうか。

海外のゲームはMODがたくさん出るので、何度も同じゲームで遊べるという点でお得な感じもしますよね。

とはいえ、高スペックなゲーミングPCを購入するとなると、かなり予算が必要です。

「バルダーズゲート3」の推奨スペックは「RTX 3060」と同程度の「RTX 2060 SUPER」とされています。

せっかくなら安定した60fps以上で遊びたいところですが、ここは予算と要相談ですね。

もし今後もゲーミングPCを買う予定はない、という場合はPS5版で購入するのが無難です。

【バルダーズゲート3】PS5版とPC版の違いまとめ