4月も下旬になりましたが、そろそろゴールデンウィーク、という時期になってきましたが、今年も外出はなるべく控えた方が良さそうですね。
となれば、お家で遊ぶゲームは時間が掛かりやすい「RPG」系の作品が良いのでは、と思いますが、最近はRPGの新作タイトルも多数。
今回はそんな中からリメイクとして注目を集めている「NieR Replicant ver.1.22474487139...」についてまとめた記事となっています。
ニーアレプリカントとは?作品をおさらい!
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4月も後半に入りましたが、まだまだ新作の発売や、期待のタイトルが発売を控えている、という感じのタイミング、ゲーム好きには嬉しい悲鳴ですね。
完全新作ももちろんですが、中には「リメイク」「リマスター」といった過去に発売された作品が改めて新ハードで遊べるようになるのも嬉しいですね。
そんな「リメイク」に当たる作品で、最近話題になっている作品といえば「ニーアレプリカント」ではないかと思います。
今回はこのリメイク版ニーアレプリカントについてまとめた記事ですので、まずは「ニーアレプリカント」がどういう作品なのかおさらいをしていきましょう。
「ニーアレプリカント」は2010年4月に発売されたPS3用タイトルで「ドラッグ・オン・ドラグーン」などを手掛けたスタッフによる作品。
ゲームジャンルとしてはアクションRPGで「ワードエディット」と呼ばれる、敵を倒した際に入手できる「言葉」を組みわせてステータスを変動させるというシステムが特徴。
また、ゲームとしてはマルチエンディング方式を採用しており、周回や特定の条件を満たす事でエンディングやシナリオが変わる、というのも印象的ですね。
主人公の少年は不治の病である「黒文病」にかかってしまった妹「ヨナ」を救うため、人の言葉を話す謎の書物「白の書」とともに、旅に出かける、という内容。
後年になって発売された続編「ニーアオートマタ」とも世界観を共有しており、どこか退廃的な世界観などはこの頃からの特徴、という感じでしょうか。
また基本的なシナリオは共通しているものの、一部登場キャラクターの関係性などが変化している「ニーアゲシュタルト」という作品もあります。
こちらでは主人公が中年の男性に、「レプリカント」では妹である「ヨナ」が娘に変更されていたりと、ちょっとした違いがあります。
これは海外市場も見据えた結果、Xbox360版などでは「ゲシュタルト」が、PS3の日本語版のみ「レプリカント」が発売される、というちょっと変わった経緯があります。
今回発売されるのは「ニーアレプリカント」のリメイク版、公式サイド的にはリメイクではなくバージョンアップ、との事ですが。
なので残念ながら「ゲシュタルト」の方には触れる事はなさそうですが、まぁニーア一作目というと「レプリカント」を思い浮かべる人も多そうなので仕方ないかもしれません。
重苦しい雰囲気もあるので、独特な世界観も含めて人を選ぶ所はある物の、知る人ぞ知る名作である、というのは間違いありません。
今回のリメイクで初めて触れるという人も、当時遊んだという人も期待出来る出来になっている事を祈りつつ、遊んでみてはいかがかなと思います。
リメイク版の違い・追加要素は?
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さてさて、原作「ニーアレプリカント」についてのおさらいが終わった所で、ここからはリメイク版の違いなどについても解説していきたいと思います。
まぁ上でも書きましたが公式サイドの発言によれば「バージョンアップ版」との事なので、厳密にリメイク版と呼ぶのは正確ではないかもしれませんが。
ともかく、新たに発売される「NieR Replicant ver.1.22474487139...」の、原作との違いについて解説していきますのでお付き合いください。
ここで紹介した以外にもサプライズ的な物が用意されている可能性はありますが、現時点では以下のような違いが発表されています。
■アクション部分の操作性変更
今回のリメイクにあたって、一番大きな変更ポイントはここではないかと思います、アクション部分の操作性が大きく変更に。
続編にあたるニーアオートマタに近い操作法に変更された事で、オートマタから入った人もスムーズに楽しめるようになりそうですね。
また「クイック武器切り替え」など、当時はなかったシステムも導入され、より遊びやすく調整が施されていると見ていいでしょう。
■フレームレートが60fpsに変更
PS3時代とは変わってフレームレートが大幅に強化され、よりスムーズかつスピーディーなゲームが楽しめるように。
この辺りはやはり新ハード向けに調整されるリメイク作品でも注目のポイントなので、鉄板どころではありますが嬉しいポイント。
■オートバトル機能追加
難易度「イージー」を選択している時限定ですが、AIがオートで戦闘を行ってくれるシステムが追加されています。
アクションゲームが苦手でどうしてもプレイが難しい、という人向けの機能だと思いますが、これでシナリオなどを純粋に楽しみやすくなるのは事実。
「オートマタ」でも初心者救済のシステムが多く実装されていたので、この辺りは続編にならって、という感じでしょうか。
■グラフィックの向上
当然ながら、原作発売当時に比べてリメイク版ではグラフィックも綺麗に向上していて、これも魅力の一つになりますね。
今作「リメイク版レプリカント」では、ほぼ全てのグラフィックにモデルの段階から作り直しているので、かなり綺麗になっていると思います。
ありがちなテクスチャを変えただけ、というような変更ではありませんので、現代でも十分に通じるグラフィックに進化していると言えるでしょう。
■BGMが新アレンジ版に
ニーアシリーズといえば、音楽関連の評価も高く、世界観によくマッチした楽曲が好き、という人も多いのではないかと思います。
リメイク版レプリカントでは、このBGMも新しくアレンジした物に変更されているので、この部分を新しい楽しみとするのも良いですね。
■新たなエピソードを追加
原作発売後の小説で公開された「人魚姫」のエピソードなどを、ゲーム内で遊べるように新たに追加されているのも魅力的。
この「人魚姫」以外にも追加エンディングなどが含まれる可能性もありますし、この辺りにも期待したいところですね。
■フルボイス化
PS3版でも一応ボイスはありましたが、今回はストーリー部分も含めフルボイスになっているので、また一味違う雰囲気でゲームを楽しめそう。
また、オートマタでメインキャラクターを演じていた声優が新たにキャストとして発表されるなど、オートマタと繋がるエピソードなども期待が出来るのではないかと思います。
とこのような感じで、原作からは結構変更されている部分も多く、バージョンアップと称されているものの、リメイクと言って差し支えない内容ですね。
特に新規シナリオの追加などはやはりゲームとしては楽しみなポイントの一つですし、まだ公開されていない物もあるのでは、と期待もかかります。
オートマタでシリーズに初めて触れた、という人も楽しめる内容になっていそうですし、これは様々な点で期待できるのではないでしょうか。
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オートマタは遊んでおくべき?
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記事の最後ですので、今回は「リメイク版レプリカント」を遊ぶ前に、「ニーアオートマタ」を遊んでおく必要はあるか、という話をしていきたいと思います。
「ニーアオートマタ」は2017年に発売されたタイトルで、直接的なストーリー部分に繋がりはありませんが、世界観を「レプリカント」と共有しています。
「レプリカント」に登場していた一部のキャラクターが「オートマタ」側に登場する、といった事もありますし、つながり自体はかなり深いと言えます。
逆に、今作「リメイク版レプリカント」では、恐らくこのオートマタに関係した演出などが追加されている可能性もありますね。
ですので、時系列的には「レプリカント→オートマタ」ではありますが、リメイク版を遊ぶ前にオートマタを遊んでおくのもアリではあると思います。
ただまぁ事前に書いた通り「ストーリー的なつながり」は薄く、あくまで世界観的には共通している、という側面の強い作品です。
なので、どちらかを遊んでいなければここが楽しめない、といったような事は基本的にないと思いますし、あくまで「気になるなら遊んでおく」程度で良いと思います。
ただ、筆者的にはやはり時系列順に遊んだ方が楽しめる側面もあると思いますので、オートマタも遊んだことがない、という人はこちらを優先しても良いかもしれません。
何にせよ、ゲーム的にはオートマタに触れた事があってもなくても楽しめるとは思いますので、この辺りは個人の好き好き、という所でしょうか。
ゴールデンウィークも近いですし、レプリカントを遊んでからオートマタを遊んで見る、というシリーズを一挙に楽しんで見るのもアリではないかと思います。
「NieR Replicant ver.1.22474487139...」の発売日は4月22日、つまりこの記事を投稿した日から見て「明日」という事になります。
この記事を見て興味を持った人も、是非購入などに踏み切ってみてはいかがでしょうか、好き好きはありますが、筆者的にはオススメの名作の一つです。
ニーアレプリカントPS4まとめ
- 「DoD」から続く「ニーア」第一作!世界観などが特徴的!
- リメイク版は変更点や追加も多数!オートマタとの関連も?
- オススメはレプリカントからオートマタプレイ!GWを利用するのもアリ!
いよいよリメイク版の発売、という事でここからニーアレプリカントに初めて触れる、という人も多そうな、ある意味期待のタイトルですね。
PS3版からは大きく変更されている部分も多いですし、改めて遊ぶのも有りな作品だと思うので、皆様も是非遊んで欲しい作品です。