ゲームにおいて人気のジャンルという物はいくらでもありますが、普遍的に人気が出やすい作品といえば「動物」を題材とした作品ではないでしょうか。
ジャンルは様々ではありますが、リアルであったりゲームらしくデフォルメされた物であったりとなんだかんだ動物好きな人は多いですね。
今回はそんな多くの動物好きが胸をときめかせた話題のゲーム「Stray」とそのパッケージ版などについてまとめていきたいと思います。
Stray ってどんなゲーム？
出典：https://www.playstation.com/
ジャンルだけを見てみても、多種多様なゲームが存在しますが、時には驚くようなアプローチ、あるいは驚くようなシステムなどで話題となる作品も生まれたりします。
そんな変わった作品はなんだかんだで多いと思いますが、最近話題となっている一風変わった作品といえば「Stray」ではないでしょうか。
情報が公開された段階でかなり話題となっていた作品でもありますが、先日正式に発売され多くのプレイヤーがプレイを楽しんでいるようですね。
今回はまずこの「Stray」がどういうゲームなのかを解説していく所からスタートしますので、興味のある人は是非御覧ください。
「Stray」はフランスを拠点として活動するクリエイター集団「BlueTwelve Studio」が開発したインディーゲームで、ジャンルとしてはアクションアドベンチャーといった所。
ゲームの目的としてはプレイヤーはサイバーパンクな世界観の街に迷い込んだ一匹の猫となって様々な謎解きなどをしながら脱出を目指す、という物。
この説明から分る通り、何よりも特徴的なのはプレイヤーが操作するのは「人間」などではなく、リアルに描かれた猫、という所ですね。
ちなみにタイトルとなっている「Stray」は「はぐれる」「迷い込む」といったような意味の単語で「Stray Cat」で「野良猫」と言ったような意味になります。
ゲームとしてみればアクション・アドベンチャー系なのでシステム的にはそれほど珍しくは感じませんが、プレイヤーが猫という事でかなり大きな違いがあります。
普通の人間であれば通れないような隙間や狭い所に入り込んでみたり、高い所の綱渡りを軽々と行ってみたり……ともかくリアルに描かれた猫の動きも特徴の一つ。
猫の可愛らしい動きや姿が好き、という方はそれこそ世界中に多く居ると思いますし、猫を操作して遊べるゲームという事で話題にもなりました。
ただまぁゲーム的には単純に可愛い猫を操作して遊ぶほのぼのしたゲーム、というわけでもなくかなりしっかりとしたアクション要素も多数。
また探索する事になる廃墟となったサイバーシティには、ロボットや危険なクリーチャーが跋扈している、という側面もあります。
最初の印象とは裏腹なほど割とガッツリしたホラーっぽい演出もあったりするので、そういった方面が好きという人にはたまらない作品だと思います。
ただ猫が可愛い！という所で思わず飛びついてしまった人はそういった演出などで結構ダメージを負っている、なんて話もSNSなどで散見されますね（笑）
そういう意味では猫好きなら必ず買い！とオススメするのはちょっと難しい作品な気もしますが、出来は非常に良いゲームだと思います。
タイトルの通り見知らぬ街に迷い込んでしまった猫を無事脱出させられるよう、気合を入れてプレイしてみるのがオススメですね。
対応ハードはSteamの他、PS4及びPS5という感じなので、どれかを所持している人はプレイしてみても良いのではないでしょうか。
Strayにパッケージ版はある？
出典：https://www.playstation.com/
さて、猫を操作してプレイするという珍しさで多くの人が注目していそうな「Stray」ですので、気になる人も多いと思います。
ゲーム的にはインディーズ作品という事もあって、様々なプラットフォームには対応しつつも基本的には「ダウンロード版」がメインとなっています。
では、パッケージ版は存在しないのか、というとそうではなく、海外版限定にはなりますが、一応パッケージ版の販売が予定されています。
iam8bit、という米国を拠点としてゲームなどを販売しているサイトで、2022年9月30日にPS4及びPS5版でパッケージ版が発売予定となっています。
このiam8bitというサイトは日本を拠点としたサイトも存在しており、まだ予約開始はしていませんが、日本でも取り扱いを開始するとの事。
公式での告知もこんな感じで紹介されていますね
iam8bitjapanでもstrayを取り扱い！
iam8bit特別エディション&アナログレコードです〜
詳細は数日お待ちくださいー😊 https://t.co/HEP081kKRw
— iam8bit Japan（アイアムエイトビット） (@iam8bitjapan) July 19, 2022
https://platform.twitter.com/widgets.js
ただ、パッケージなど自体は海外版と同じ仕様で、ゲームは「リージョンフリー」で国を選ばず動作する物が収録される、との事。
こちらで取り扱っているパッケージ版ではパッケージを保護するスリーブやアートカード、大判ポスターなども付属するようですね。
まぁ元々インディーズゲームなので、どちらかといえばパッケージはファンアイテム目的の商品、という感じになるのは仕方のない所もありますね。
このような感じでパッケージ版自体は発売されますが、日本国内の量販店などに流通する、という形は恐らくないと思います。
既に予約が開始もされていますし、こちらのiam8bitオンリーでの取り扱いになる可能性が高い、という感じではないかと思います。
パッケージ版の利点としてはある程度ゲームハードの容量を節約出来る、という側面もありますが、Strayではそれほど大きなメリットにはならなそうですね。
PS4版での容量は約13GB、PS5版では約7．5GBほど、となっているので容量節約目的で購入する意味はそれほどないかもしれません。
どちらかといえばゲームのパッケージを揃えるのが好き、特典などのグッズに興味がある人向けの商品、という感じではないかと思います。
何にせよ、海外での予約受付は既に始まっており、9月30日に発売が予定されていますが、恐らく日本での予約受付に関してはもう少し遅れるのではないかと思います。
気になる人は上でも紹介したiam8bitの公式ツイッターなどをフォローし、情報をチェックしてみるのがオススメではないでしょうか。
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Switch版が発売される可能性は？
出典：https://www.playstation.com/
さてさて、最初に公開されたPV時点からリアルな猫の動きや仕草で心奪われてしまった人も多そうな「Stray」ですが、今年の話題作とも言えるでしょう。
そんな「Stray」の対応ハードは上でも触れましたが、PS4及びPS5、そしてPC（Steam）となっているので、スイッチ版は？という声も散見されますね。
まぁ多くのハードで遊べる事に越した事はないですし、ユーザー側の意見からすれば多くのハードに対応している方が選択肢が増えるのでありがたい話。
しかしながら「Stray」に関しては現状では様々な理由から「ニンテンドースイッチ版」の発売はなさそう、と言わざるを得ないのでは、と思います。
まず、スペック的な問題についてですね、これは仕方のない事ではあるのですが、若干ニンテンドースイッチはゲームハードとしてのスペックが遅れを取っています。
これに関してはそもそも現在主流となっている最新ハードの中では最も古いハードである事、携帯機モードとの切り替え機能などとの兼ね合いもあって仕方のない部分。
ただそうなってくると、リアルな画質を追求し、かつ一度に多くのデータを取り扱う必要性のあるオープンワールド系ゲームになってくるとキツいという部分もあるでしょう。
今回の「Stray」はかなり画質も良く、同時に複雑で広大なマップの中を探索するという都合上、スペック的には厳しい物もあると思われます。
また、既に「Stray」はソニー側とPS系での独占契約を結んでいる、という話も海外メディアで報道されているようですね。
これは恐らくずっと、というわけではなく最近お決まりの時限独占だと思いますが、それがいつ頃になるかまではちょっと分かりませんね。
また「Stray」の販売を担当している「Annapurna Interactive」のこれまでに販売したタイトルを見ても、ニンテンドースイッチにまで販売が及んでいるタイトルはごく僅かです。
無論これまでがそうなので「Stray」も確実にそうなる、というわけではありませんが、判断材料の一つにはなりえるかなと思います。
とりあえず現時点ではニンテンドースイッチへの発売は公式サイドからはアナウンスされておらず、時限独占という話が本当なら向こう1年は話も出てこなさそうですね。
何にせよ、スイッチ版に関しては現状では「可能性は低そう」「発売されるにしても1年以上は後？」という感じだと思います。
発売されればより遊びやすくなるのも事実ですし、公式からのアナウンスが出る事を期待しつつ待つ、という感じになるのではないでしょうか。
Strayパッケージ版まとめ
- リアルな猫が魅力的！話題のインディーゲーム！
- パッケージは海外と同仕様で発売！日本ではちょっと遅れて？
- スイッチ版は望み薄？時限独占もあって時間がかかりそう？
猫を操作できる、というだけでも多くの人が惹かれそうな題材ではありますが、ゲームとしての出来自体も良いので今後もなんだかんだ話題になりそうな作品ですね。
昨今のインディーゲーはパッケージ版の販売なども意外と積極的ですし、他ハードへの移植なども期待できるのではないかと思います。
